純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

タグ:絵師

 花蓮に“憑依”し、自慰を味わった紀仁だったが、その快感は未だ満足できるものではなかった。ゆっくりとベッドに眠る自分の身体に近づき、しっかりと身体をベッドに仰向けに寝かせる。

「…ねえ、紀仁。寝てるの?」

 花蓮になりきって紀仁は耳元で囁く。当然、自分の身体が起きることはない。

「ほらっ。紀仁が見たがってたユニフォーム姿だよ?起きないでいいの?早くしないと私、脱いじゃうよ?」

 どうしてもやりたかったコスプレに積極的になっている花蓮と、対照的に眠り続ける紀仁。こんなことを言われたら飛んで布団から起きるだろう。しかし、今の紀仁の魂は目の前にあるのだから仕方がない。
 つまり、紀仁は目覚めないと分かっていながら演じているのだ。自分が後で楽しむ様に、ビデオカメラを部屋に仕込んで準備は完了している。

「それでも起きないんだ……だったら、んっ……先輩の服を脱がしちゃうんだから」

 ユニフォーム姿のまま、花蓮の手で紀仁の布団を肌蹴させる。すると、前もって準備していたように紀仁の身体には公式ユニフォームを着ていたのだ。花蓮と同じ生地で作られたユニフォームだ。ポリエステルの生地の上からペニスを撫でると、すぐに反応を示して誇張していく。ショートパンツの上からでもくっきり分かるペニスの形を浮かび上がらせると、パンツをゆっくり脱がしていった。
 ヌルンと、生地に滑るように現れたペニスは、赤く膨れていて可愛かった。

「えへへっ。全部脱がしちゃった♪」

 花蓮が笑いながら自らもショートパンツを脱いでいく。そしてタンクトップも脱いで全裸になると、眠っている紀仁の上に跨りペニスに自分のお股を擦り合わせた。

「私のココと紀仁くんのおちんぽが……んっ、こうしてキスしちゃってるよ。あんっ♪」

 全裸で紀仁の身体の上に跨った花蓮が、微笑みながら嬉しそうに腰を振る。いきり立つペニスに割れ目を密着させて、既に蜜で蕩け始めているおまんこを惜しげもなく擦りつけた。

「ほら…感じるでしょ?私のおまんこ、早く紀仁の赤ちゃんが欲しくてキュンキュン疼いてるのっ。あっ、はぁんっ♪」

 甘く声を上ずらせながら、花蓮が肉竿の裏筋をなぞるように割れ目に押し付ける。しっとりと濡れ蠢くクリトリスに敏感な部分を当て、心地よい痺れを我慢できなくなっていた。意識がなくても感じる紀仁のペニスは、すっかり勃起して普段の硬さを保っていた。

「あはっ。紀仁のおちんぽ、早く私の中に入りたいって震えてる。私の子宮、紀仁のおちんぽでメロメロにしてほしいの」

 花蓮本人でも言わないだろう溺愛の言葉を惜しげもなく投げかけていく。その言葉が示すように、花蓮の秘部は既にぐっしょり濡れていた。

「ああ、早く私のおまんこで先輩のおちんぽ扱いてあげる。もう私も挿入れたいの。限界なのぉ♪……先輩の硬いおちんぽでおまんこいっぱいにしてぇ♪」

 軽く腰をあげ、蜜を滴らせる膣口へ亀頭を宛がいながら促していく。

「あはっ、私の愛液でおちんぽ滑り込ませてっ♪はぁ…んんん――!あぁ!はぁん、…はいったぁ♪硬いおちんぽ、ズボズボするぅっ!」

 幸せそうに声を震わせる花蓮が躊躇いなく腰を落とした。既に大量の愛液で濡れ解けていた膣内へヌプリと挿入したペニスがスムーズに呑み込まれていく。

「あああ…私のおまんこ。挿入れられただけで子宮も降りてきてるのぉ♪私のおまんこで先輩のおちんぽいっぱい扱いてあげるから、濃厚な精液をいっぱい子宮に流してね♪私のおまんこでおちんぽをズボズボ気持ちよくして、思い切り出させるのぉ♪気持ちよくしてあげるっ!はぁんっ、ああっ!」

      hyoui_after_03

 嬉しそうに紀仁の身体の上で跳ねながら、引き締まったお尻を弾ませるように大きく動かして激しくピストンする。
 じゅぶ、じゅぶと盛大な水音が結合部から漏れ、愛液と先走り汁が入り混じったものが辺りに飛び散る。振りまかれる淫らな香りと躍動する花蓮の乳房。実際下に敷かれた自分の視点から見ることができないの非常に残念だが、自分のことを考える暇もなく、花蓮のセックスによる快感が体内に蓄積されて何も考えられなくなっていった。

「ああん!擦れば擦るほど、おちんぽが私の中で大きくなってるぅぅ!好きぃっ、大好きなの先輩のおちんぽぉ!はぁんっ♪はぁ、あははっ♪」

 きゅうぅぅと膣が締まり、ペニスを強く扱く。紀仁の身体が呻き声をあげた気がした。

「はんぅっ!ああっ!おぉ、奥で…ずんずん気持ちよくて…力が抜けそぉになりゅぅ…でもぉ、頑張るぅ…はひぃ、はぁっ、はぁぁ、んふぅっ!」

 鍛えられた体力を限界まで絞り出し、甘く喘ぎながら腰使いを加速させる。きゅっときつく締まる膣壁がペニスに絡みつき、亀頭は窄む子宮口に狂おしく吸われていく。摩擦に合わせて竿の芯が膣壁を抉る甘美な快感に、小さな絶頂の勢いも止まらない。狭い肉壁を押し返すように幹胴が膨らみ、亀頭の先からカウパー液もだらだらと滴り溢れだしていく。

「はぅっ!くぎゅうぅぅ!!ぃぃっ…先輩のおちんぽ汁が子宮に塗られてりゅぅ。ああっ、これ好きぃっ…もうすぐ射精すりゅぅっ!嬉しくて、いっぱい…排卵すりゅぅ♪好きな先輩のおちんぽ汁でぇ、私孕むからぁ!だしてぇ、いっぱい精液だしてぇっ!ドロドロのおちんぽ汁ぅ!子宮にいっぱい注いでぇぇ!」

 花蓮が淫らに腰を振る。ぬちゅっと肉をかき分ける音とともに、亀頭がすっぽりと子宮口にはまり、強烈な刺激を二人に与えた。先っぽが噛みしめられるような強い圧迫感に眠っているはずの紀仁の身体が背筋を駆け上がってくる射精衝動を耐えきれなくなって跳ねる。

「イク!わたしぃおちんぽぉ…イクぅっ…イッくううぅぅ!♪!あふぅ、奥に熱いのビュルビュルくりゅう!!すごぉっ…先輩のおちんぽ汁がわたしのおまんこにぃっ…子宮に注がれてぇ…ああぁっ。らめぇ…イイッ…イキ過ぎて腰が抜けるぅっ…気持ちよすぎて、受精しちゃうぅ……!!♪」

 嬉しそうに背筋を仰け反らせて絶頂する。膣内がずっと締まりっぱなしで紀仁の身体が無条件に一方的に射精し続ける。その拘束を振りほどくように雁首でゴリゴリと壁面を抉りながら動くと、射精の波が引いた瞬間、また次の絶頂が込み上げてきた。

「あはぁへ…、あああっ!きたぁっ、またせーえきがしきゅーに流れてくりゅぅ……ダメ押し種付けぇ、あひゃぁぁぁーーーっ!!!……しゅごぉっ、は、はひぃぃぃぃ……」

 幸せそうに身震いする花蓮に立て続けに二度の射精を注ぎ込む。既にいっぱい満ちている子宮へさらに大量の白濁が流れ込み、入りきらない精液は愛液と混ざり結合部から噴きこぼれていった。二人の身体もぐしょぐしょに濡れている。激しい絶頂と幸福感が何度も襲い掛かった。

「はぁはぁ…子宮の中で泳いでいる先輩の精子がぁ…わらひの卵子を犯してるよぉ…んぅっ……先輩ぃ凄すぎりゅぅ……えへへっ。先輩のおちんぽでいっぱい孕ませてもらえるなんて、しあわせらよぉ……」

 余韻で恍惚としている花蓮。そして、体力が有り余っている二人の身体は、『飲み薬』の効果が切れるまで夜な夜なセックスをし続けたのだった。
続きを読む

 澤谷賢一郎が手に入れた『飲み薬』はエムシー販売店というネット販売で購入できるものだった。しかし、そのサイトは紀仁が新社会人を迎える前になくなってしまい、事実上ネット購入が不可能となってしまっていた。紀仁の夢が潰え、茫然自失となっていた時期もある。『飲み薬』が残してくれた地位と名声が支えになり、今までやっていくことができたのだ。
 しかし、最近になって一度だけネットオークションに『飲み薬』が出品されたのだ。価格は購入時の10倍。その競合倍率は熾烈を極め、0.006%という入手超難関の道具になっていた。紀仁は今まで貯めた金額をすべて賭けて挑んだ。試合以外で手に汗握ったのはこれが初めてだった。
 紀仁は入手したのだ。お札での殴り合いに打ち勝ったのだ。かつて人生を狂わされた怪喜の味をもう一度堪能できるのだ。
 その商品はすぐに送られてきた。紀仁の元へ届き、大事に保管されている。
 早速紀仁は準備に取り掛かる。当然、“憑依”しようと考えているのは花蓮だった。
 他の誰かにするつもりはなかった。一度“憑依”したことのある花蓮にもう一度“憑依”しようと思った一番の要員は、やっぱり他の誰よりも花蓮のことが好きだからだ。

「花蓮っていい女っす」

 そうつぶやく紀仁を尻目に、花蓮は練習とセックスに疲れて寝てしまっていた。 

「すぅ…すぅ…」

 あどけない表情を俺に見られていることなどお構いなしに、すやすやと寝息を立てている。花蓮が眠ったのを確認した紀仁は顔を近づけしばらく観察する。そして、当分起きないと判断すると、計画を実行に移すことにした。 

「よし、やるか。花蓮に憑依するんだ」

『飲み薬』の封を開け、その味を喉に流し込む。高校時代の時に飲んだ、炭酸が強い薬品の味が蘇る。あの時と全く同じである。
 全てを飲み切ると、紀仁の意識がすぅっと薄くなる。花蓮の眠っている隣で紀仁の身体も眠るように倒れこんだ。
 しかし、あくまで身体のみであり、紀仁の精神は天井に浮き上がり二人の身体を見下ろしていたのだ。そう、幽体離脱ができたのである。

「やった。できたっす!」

 紀仁は一人喜んでいた。『飲み薬』の効力は色褪せることなく幽体離脱を可能にしていた。身体から精神を切り離して紀仁の魂を飛ばしていた。このままどこかへ飛んでいきたいと思いながらも本来の目的を忘れてはいけない。紀仁は泳ぐように宙を飛び、ベッドに寝ている花蓮の上空に浮かんだ後、静かに 身体を降ろしていった。

「失礼します」

 紀仁の魂が花蓮の身体に触れると、そのまま溶け込んでいくようにめり込んでいった。花蓮は紀仁の魂が身体に触れた時から、小刻みに震えていた。

「うぅん…」

 少し苦しそうに声が漏れる。それを聞いた紀仁は急いで花蓮の身体へと入り込んだ。そして、完全に花蓮の身体の中に紀仁の魂が入った。 

「……はっ」

 ぱっと紀仁が目を開けると、明かりのついた天井が見えた。そして、視線を横に向けると眠っている紀仁の身体を見ることになる。客観的に観る自分の身体だ。
 紀仁はむくりとベッドから起き上がる。普段より身体が軽く感じた後、掛け布団が滑り落ちて男性にはない胸の膨らみと重みを感じることができた。 
 視線を落とすと、ほどよく膨らんだ黒く焼けた肌と同じ色した二つの乳房が見えた。

「ニヒッ」

 この胸の持ち主が誰のものか紀仁には分かっていた。紀仁は立ち上がり、立てかけた鏡をベッドに向けると、先程までセックスしていた皇花蓮の姿で映っている自分を見た。眠っている紀仁の身体を鏡の反射で見ながら、花蓮の視点で自分の身体を見る。まるで二人の精神が入れ替わったかのような錯覚に陥った。

「す、すごいな、これ。どこから見ても皇花蓮っすね」 

      hyoui_after_01

 視線も身長も体重も筋肉も声色も、全て紀仁のものではない。皇花蓮という女性の物だ。それをすべて支配して自分の身体のように動かすことも出来る。誰にも制御されることなく、誰の許可も要らずに、花蓮の胸を見ることができる。見下ろしている花蓮は、その見慣れない角度からのまぶしい肢体に、ただ感動の声をあげるばかりだった。 

「はぁぁ~。花蓮の胸に太もも、それに脹脛……二の腕、指、足~」 

 しかし、驚いている理由は、そのまぶしい肢体だけではない。憑依したことで花蓮と全く同じ体型になったということであり、せり出した胸、くびれた腰、大きなお尻などが備わっている、ということでもあるのだ。鏡で何度も花蓮の裸体を視姦する。高校時代の記憶よりも大人びた、皇花蓮の身体を手に入れたのだ。

「これが自分の身体だなんて、考えただけでもわくわくするっす」 

 改めて花蓮の身体を観察してみると、こんなに素敵な女性になったんだ、ということが改めて分かる。世界で誰よりも素晴らしい身体の持ち主であり、紀仁の彼女であることに誇りに思う。 

「あぁー、花蓮になってみて、本当によかった!」 

 花蓮に“憑依”してさらに快感が押し寄せる。だがしかし、ぶるっと震えた身体は決して感動を覚えたわけではない。

「女になった以上、いつまでも裸のままっていうのもまずいっすよね」 

 花蓮の身体を堪能した紀仁は、花蓮に身に着けようと脱いだ下着を身につけていこうとした。女性物の下着を身につける興奮に紀仁は興奮を覚える。すると、普段から身に着けているはずの花蓮の身体でさえ興奮を覚えているのがわかる。乳首は勃起し、子宮が疼くのを感じた。このまま着替えて花蓮として外に出て行くと考えただけで女装癖の可能性があるんじゃないかと緊張してしまう。 と、そのとき紀仁はあることを思い出した。

続きを読む

↑このページのトップヘ