純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

タグ:痴漢

 電車の中で再び身体が硬直された桃に痴漢男は容赦なく弄ってくる。試合で負けて気分も最悪なうえで、素直に帰宅することも出来ない。それでも、桃は心まで完全敗北を味わいたくはなかった。
 試合でも本調子じゃなかったと言い訳できた。それなのに、電車内で痴漢をされている自分が悦んでしまったら、誰が桃を救えるというのだろう。
 快楽堕ちなんかならないと、桃は身体を触られても心はずっと抵抗していた。

「(どんなに卑劣なことをされても、屈したりなんてするもんか――)」

      なにが起こっているのか外からではわかりません

 それは桃が初めて抱いた、怒りというものだった。
 どうして自分が試合に負けたという悔しさも、身体に刻まれた違和感と言う苦しさも、苦痛を味わったことも全部――桃の感情を奮い立たせるものだった。

「(こんな・・・最低な人になんかに・・・私は負けない――!)」

 触っていても抵抗が分かるのか、痴漢男の手に愛液の濡れ具合が少ないと気付く。男が待っているのは、桃が快楽に堕ちた瞬間なのだ。その顔を見たくて仕方ないことを知っているからこそ、桃は平常心を崩さない。それは、桃が開閉ドアに手を置いたことに勝機の可能性を見出しているからだ。桃の身体は動かない。しかし、その身体は開閉ドアに身を預けたまま固まっている。つまり、開閉ドアが開けば桃の身体はバランスを崩し、ホームに転がり落ちると踏んでいた。そして、そのホームは桃が帰ろうとしている自宅のある最寄り駅のホーム。どんな体制で転がろうと、痴漢男から逃げてしまえば桃の勝ちだった。
 そして、その時間は刻一刻と近づいているのである。

「(隣駅までガマンすれば・・・!んっ、くぅ・・・)」

 痴漢男が前戯で時間を取れば取るほど、桃を犯す時間はなくなっていく。活路を見出した桃はブラを捲られ、直接乳首を弄られようと、ショーツを下ろされて直接クリ〇リスを弄られようと、必死に耐え続けていた。

「(もうすぐ、あと少し・・・!)」

 ここまで来て負けたくないという一心で桃は声なき抵抗を示していた。しかし、遂に痴漢男の前戯が終わり、ズボンのチャックを下ろし、中から勃起した逸物を覗かせてきたのだ。

「さあ、これからおま〇この中にぼくのおち〇ち〇が挿入るから・・・優しく受け入れてくれよ」

 満員電車の中、桃の秘部に逸物を擦りつけながら挿入しようと試みている。桃の腰を掴んで固定させて、桃の膣口に亀頭を宛がい、腰を押し込んでいくと、ビリビリと、昨日と同じ快感が桃の体内に流れ始めたのだ。

「(んああぁぁああっっ―――)」

 声を荒げなくちゃいけないのに、声が出てこない。

 ビリビリビリ―—。

 膣内にオジサンの逸物が脳を貫く勢いで刺激を送り込んできた。

「(おじさんのが・・・一気に奥まで・・・!)」

 身体が硬直し、思考も停止する。嗚咽を吐き出しそうな苦しさが込み上げてくるのだった。
 その時、電車が最寄り駅に到着し、桃の目の前で扉が開いたのだった。寄りかかったはずの身体は、自然に倒れるかと思ったが、桃の腹筋はその体勢を維持したまま固まったままだった。いや、挿入されているん分、オジサンが桃の身体を押さえつけているのは間違いない。しかし、桃の上半身は倒れるでも、転げるでもなく、扉が閉じている時と同じまま硬直し、そして、最寄り駅で人の出入りを終えた電車は桃を載せたまま扉が閉まったのだった。
 そして桃は、 再 び 寄 り か か る こ と が で き る よ う に な っ た。

「フー・・・フー・・・」

 桃は自分ですら訳が分からなくなった。逃げ出さなくちゃいけない。逃げないといけない場面を逃してしまったのだ。苦しくて嫌でたまらない状況を、どうして逃げ出すことが出来なかったのか自分に後悔してしまっていた。

「自宅を過ぎちゃったねえぇぇ~?」
「(あ・・・あ・・・)」

 それがどういうことなのか、オジサンは分かっているかのような笑みを浮かべている。桃もその笑顔を見て予感してしまう――。

「きみは、快感を欲していたわけだよ」

 オジサンの言葉を受け入れたくない桃。しかし、耳を塞ぐことも出来ず、オジサンの逸物を受け入れ始めていた。

「ようやく、グチュグチュになってきたね。きみの身体が受け入れ始めたようだねぇぇ~」
「(ぃゃぁ・・・言わないで・・・んっ・・・あぁぁっ・・・)」
「うっ・・・これは狭い。じゃあ、しっかりほぐしてやらないとな。気持ちよくならないと痛くしちゃうからね」

 ズン、ズンと、身体の奥に突き刺さる刺激が何度も蓄積されるたび、脳がぐちゃぐちゃにかき混ぜられる感覚が溢れていく。昨夜と同じ、思考も出来ない中で快楽だけを求めるもう一人の桃が蘇ってくるのだった。

「(もっと・・・もっと欲しい・・・!もっと・・・奥までちょーらい・・・・・・らめぇ!こんなことに悦んじゃ・・・・・・みんなに申し訳が立たなくなる・・・!)」

 日向子の泣き顔が蘇ってくる桃。自分のせいで敗北けたのに、チームをまとめるリーダーとして自分の責任に転嫁して耐えきれなくて涙を流していた日向子のためにも、自分が快楽に堕ちるわけにはいかなかった。

「(私のせいで敗北けたんだ・・・!なのにまた快楽に堕ちちゃったら、私はただの大馬鹿になっちゃう・・・・・・!)」

 自分のミスすらも誰かのせいに出来ないのに、再び同じミスを繰り返したら誰かに迷惑をかけてしまう――それだけは絶対に嫌だと言う意志で桃はオジサンに耐え続け、快楽に酔う自分を封印していく。
 しかし、その反骨精神のせいで涙が止まらなかった。

「うーん・・・あんまり奥まで入らないようだ。でも、大丈夫。心配しないでくれ。ゆるゆるのびちゃびちゃになるまでしっかり気持ちよくしてあげるから」
「ぅ・・・ぅ・・・っ!・・・ぁ・・・・・・」

 パン、パン、と激しくお尻を打ち付けるオジサンのピストンに耐えきれず声を荒げてしまう。自分を殺しても何度も頭を出して桃を引きずり込もうとする快楽の連鎖が、桃の口から涎を零させる。

「(熱くなって・・・濡れてきちゃう・・・こ、これって・・・)」

 口だけじゃない、膣口からも愛液を零して電車の床に水たまりを作っていく。我慢がストレスになり、素直な桃を認めざるを得ないとばかりに、今まで出てこなかった桃の一面が浮かび上がってくるのである。

「ふあああっ!(これ・・・きもちいい・・・壁に擦れると・・・んっ・・・あっ、ここ・・・はぁぁ・・・!だめなのにっ・・・こんなことしちゃダメなのに・・・)」
「いいんだぞ。もっと気持ちよくなるんだ。恥ずかしがらずに、ぼくのおち〇ち〇をんもっと深くまで呑み込ませていくんだ。さあ――」

 ズブブブ――と、オジサンに言われた通りに呑み込み始める桃の膣がさらに濡れて奥へと滑り込ませていく。下半身に違和感を覚える感覚が再び蘇り、顔を蕩けさせて快感に打ちひしがれる。

「(す・・・すごいっ、どんどん気持ちよくなっちゃう!とまらないよぉ・・・)あっ・・・あんっ・・・んあああっ・・・」

 膣内で暴れる逸物が桃の壁を押し広げる。ビクンと震えた桃の身体が痙攣を起こして、火照った身体が辿り着く最高潮の頂まで強制的に昇らせていた。

「はーっ!はーっ!」

 桃の中でアクメに達して膣内を思い切り収縮させていた。オジサンはそれに気づき、桃が絶頂に達したことを悟っていた。

「イっちゃったんだねぇ・・・・・・でも、もっと欲しいだろ?」

 小さなアクメで感度の上がった状態はこれからもっとイキやすい身体になっていることを桃は知っている。そして、オジサンは桃をさらに快楽に落とそうとしているのだということを悟らせる。
 あれだけ拒んでいたはずの快楽に強制的にイかされ、さらに意地悪にも同意を求めてくるのである。同意をすることはチームメイトに対する裏切りだった。自分のために全員を悲しませることをしていいわけがなかった。
 だけど、桃は逆らえなかった。何故なら、桃の身体はオジサンに堕ちていたのだ。
 桃の精神力を越えて、快楽に堕ちてしまっていたのだった。

「もっと・・・私にシてください・・・」


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 翌日の練習。男子バスケ部のリベンジ戦を女子バスケ部は受け入れて連戦で試合は行われていた。
 昨日の勝利で余韻に浸っているのは一人もいない。むしろ、男子全員の意気込みを悟り、櫻井日向子は百鬼桃の早めの投入を図った。
 油断を見せない日向子。不安材料は可能な限り取り除き、確実に勝利を手繰り寄せていく。女子バスケ部は正攻法なスタイルだ。
 しかし・・・この試合、終了に近づくにつれ、女子バスケ部全員が不穏な空気を感じ取っていた。

「・・・点差が、拡がらない・・・・・・」

 予断を許さない拮抗状況。普段と違い男子バスケ部が女子バスケ部に食い下がる。

「二度も敗北けてたまるよおぉぉ!!」
『武井!!』

 武井真彦の渾身のインターセプトで攻守逆転し、男子は前進し、女子は後退する。一斉に心を一つに叫ぶ。

「俺が勝つんだ!今日!ここでぇえええ!!」

 スリーポイントラインから飛躍し、宙を舞う。
 踏み込んだ跳躍力からもう一度宙で飛び、誰も届かない天まで到達する。
 そこからの急降下でゴールリングへ急降下を始まる。

「うおおおぉぉぉおおあああぁぁぁああああ――――!!!」
「うっ!!?そんな・・・これは・・・」

 ブロックするために飛ぼうとしても、天から隕石が振り落ちるのを止められるはずがない。
 小鳥遊楓子が間に合ったところで飛ぶことすら出来ない。
 初めて、勝負を諦めた――。

 ドギャン――!!!

 ゴールリングを激しく揺らす真彦のダンクシュートが決まり、しばらく女子バスケ部のゴールリングが揺れていた。
 男子バスケ部のはじめての逆転だ。時間との勝負に、女子バスケ部も焦りを始める。
 その
不穏な空気を出す仲間に、楓子も苛立ちを見せ始めていた。

「なんなの、今のパスは!?」

 真彦にパスカットされた百鬼桃に対して楓子が詰めかかっていた。

「さっきから酷いパスして、こっちがストレス溜まるのよ!戻りも遅いし、動きが散漫!いい加減にしてほしいわ!」

 PG選手の善し悪しがチーム全体に影響を与えることはチームの誰もが分かっていた。慣れあい以上に、冷徹な一面も持たなければやっていけない場所だ。百鬼桃はそれを買われていた。しかし、今日の桃は冷静さを欠けていた。
 時折に足を止めて、引きずりながら下腹部を気にしながらプレイしている。具合が悪いのは一目瞭然だ。
 櫻井日向子は桃が本調子でないことを知っていた。しかし、勝つためには桃の力が必要だった。
 しかし、勝利を急ぎ過ぎたかのように、その判断は今は間違っていると後悔していた。

「岡先生・・・あなたは一体・・・・・・」

 男子バスケ部の顧問は女子バスケ部の乱調に頷くような仕草を見せていた。
 昨夜、岡先生と桃の間でなにがあったのか――そんなことを知らない男子バスケ部は女子バスケ部に勝つことにだけ神経を集中し、調子を上げていく。

「もうすぐ終わる・・・全部終わる・・・」
「あと少しで、勝てる」
「勝つ・・・来い、女子バスケ部・・・俺たちが勝つ!!」

 時間進行とともに初勝利に向けて研ぎ澄まされていく感覚に、ボール運びが苦しくなる。ドリブルも出来ず、桃のパスワークも使えない。残された手段はシュートのみだ。楓子はパスを出し、櫻井日向子のシュートを信じるのみだった。
 日向子がシュートモーションに入り、何万と打ってきた感覚で距離感を調整し、ボールを軽く放り込む――刹那、真彦がゴールに影を作り、距離感を曇らせた。

「――っ!!?」
「ふんがぁーーーー!!!」

 日向子のボールに真彦の指が触れ、ボールはゴールリングに弾かれて地面に落ちた。
 その瞬間、ゲームセットの笛が鳴り、試合終了を告げられた。
 男子バスケ部が女子バスケ部に勝ったのだ。

『おおぉおおおおおおぉおおおおぉぉぉ―――――!!!』

 男子バスケ部が勝利を吠え、讃え合う。
 逆に女子バスケ部が初めて味わう敗北だ。いつも笑って許している東雲椿ですら笑みを繕っているように見えた。

「あはは・・・これはひどい、例えようがない痛みだね。過呼吸になりかけるほどの胸の苦しみだよ」

 その言葉通り、楓子は口元に手を抑えて吐き気を我慢しているようだった。

「・・・・・・・・・ぐッーーーッ!!」

 嗚咽するメンバー。日向子ですら涙を滲ませて悔しがっていた。

「私が・・・あと少しでも、早く放ることが出来れば・・・・・・」

 何万回でも足りない、基本姿勢の反復練習。その頂きを身体に覚え込ませているはずなのに、時間を縮めることを怠ったのだ。過信、慢心、余裕が敗北を招いたのだと日向子は分析した。

「そうじゃない。最後に託すのは日向子しかないのは分かっていた。だから俺は間に合った」

 真彦以外なら日向子を注視しなかった。最後は相性だったと真彦は言う。
 しかし、それすら計算に入れて行動するべきだったのだと、あと0.1秒縮めてさえいれば勝敗は分からなかったと日向子は悔やんでも悔やみきれない。
 苦汁を呑まされる今日を忘れることは出来なかった。

「・・・・・・私が至らないばかりに勝ちを取れなかった・・・ごめんなさい」

 桃は淡々と言葉を発し、頭を下げる。潔く敗北を認める桃が女子バスケ部の中でこんな場面でも一番冷静だった。
 練習試合、しかもリベンジマッチ。記録には残らない試合だ。
 しかし・・・それでも、記憶には焼き付く試合結果だった。

「次はもう負けないよ。何度でも、私達が勝ち続ける」

 斎藤玲唯佳が真彦と握手を交わし、成績1勝1敗という同点スコアに追いついた男子バスケ部の功績も、スカウトの目に映ることになったのだった。


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 翌日である。時刻は同じ時間、普段は人も疎らになり始めていた電車内が、今日に限って紳士たちで溢れかえっていた。
 24時間もあれば電車内で起こった事実が、ネットの海を駆け巡る。
 面白半分、興味半分でやってきた紳士たちに、車両が一つ埋め尽くしていた。

「次は~、陣保市。陣保市。お出口は左側です」
「いたぞ!!」
「マジだ!あれか!?」

 電車の中で騒ぎだす紳士に、全員が彼女に顔を向ける。昨日の顔を見つけた紳士たちが、安堵の表情を浮かべて、下種な笑い方をした。

「本当だ!ヤバい、可愛い」
「えっ……若い?じゃあ、彼女本当に……学生なのか?」
「えーい、早く開け!開け!」

 電車が到着し、扉が開いて優雅に登場する瑛美。
 男性陣を引きつけたのは、若さだけじゃなく、彼女の着ている衣装もだった。
 レオタードと網タイツ。頭にうさ耳カチューシャを付けた彼女は、バニーガールとして今日はやってきたのだ。
 子供には見えず、むしろ大人びた容貌で化粧までしてきているのか、淫妖とした雰囲気が電車内に漏れ出し、紳士は歓喜の声を荒げた。

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『みなさん、今日も私のために、こんなに大勢集まってくれてありがとう!短い時間だけど、いっぱい楽しんでくださいね!』

 早速男性陣が瑛美を囲みだす。瑛美も最初からそのつもりなので、抵抗もしないで身体を差しだすので、紳士は好き勝手に瑛美の身体を弄り始めた。
 発車した電車の中で男性たちは日常から脱却したように、自由に瑛美を犯していた。

『ああっ!胸ぇ!駄目ですよ、そんな、激しく揉んじゃあ!』
『うひひ。そういうお嬢ちゃんだって、激しくされるの好きなんだろ?昨日の一部始終見てたからお嬢ちゃんがエッチなの知ってるんだよ?』
『そうなんだぁ』
『このバニーは自前?それとも調達したの?ピッタリフィットしていて凄くイヤらしいね』
『きゃはぁ!は、はひぃ…これは、ここに来る前に、雑貨屋で買ってきたんです。電車が来るまで駅員さんに見られてて、もうとっても恥ずかしかったです』
『むふ…。どおりでお嬢ちゃんのアソコ、さっきから濡れてるとおもったんだ。濡れるのも早いね』

 瑛美の着ていたレオタードの一部が濃く変色していたので、紳士たちはソコをなぞって指でスジをつけていた。生地に染みだした瑛美の愛液が、レオタードを通って紳士の指に付着していた。それほど瑛美の陰部はぐっしょり濡れていた。

『ちゅぱちゅぱ……うぅん、うまい!お嬢ちゃんの味いい酸味が効いてるよ』
『あぁぁ…』
『さて、それじゃあ今日も挿入させてもらうよ?』

 紳士はレオタードを引っ張り、瑛美の股間部分をうまく切り取るとおま〇こが露出して愛液が滴り落ちる。瑛美に電車の座席に手を付けさせると、後ろから一気に挿入した。

『あ、ああああっ…!』

 ゾクゾクとした声で震えて悦ぶ。太い逸物が膣内を満たしていくことに、瑛美は馴れてしまったように快感に酔いしれた。

      ハート目

『こんな気味悪い相手に、今わたし、犯されてます!オチ〇チ〇、私の子宮に入っちゃってます!』
『言うねえ、お嬢ちゃん』

 瑛美を犯していることに男性たちも興奮を覚える。幼い瑛美が強がったところで男性の力には敵わない。愛くるしく狂気に満ちた膣内で悦ばあげることが、瑛美にとって快楽へ繋がることだった。

『ああんっ…ああんっ!おにいちゃんのオチ〇チ〇太くて硬くて、わたし大好き!もっと奥までズボズボ突いてぇ!』
『そんなこと言われたら、すぐイきそうになるじゃないか!うっぁぁ…きもちいい』

 紳士の逸物を飲み込んでは何度も痙攣して絶頂を味わう瑛美。バニーガールの格好のまま、紳士の集まった車両に入ろうと思う女性などいるはずがない。
 それこそ見られることでエクスタシーを感じる痴女じゃなければありえない話だ。
 見ず知らずの紳士たちを悦ばせるため、自らの身体を差しだす瑛美に疑問を持つ男性もいた。例えば偶然、この車両に居合わせた男性だ。

『……きみは、本当に、こんなことを望んでいるのか?』
『あんっ、あっ…、はぁ……えぇっ……』

 紳士に犯されながら、それでも瑛美はその男性を見つめてイヤらしく微笑んでいた。そうされるのが自分の望みであることを、男性にしっかり分からせるように。

『そんなことどうだっていいじゃない……。おにいさんも、私の口で気持ち良くしてあげよっか?』
『違う!きみの身を案じて言っているんだ。こんなことをいつまでも続けていたら、きみは絶対不幸になるよ?』
『…………ふぅん。おにいさんは優しいんだね?』

 次から次へと挿入されながら、男性との会話を続ける瑛美。ソープ嬢のように男子の扱いに慣れている中、諭されることを面白くなさそうに呟いた。

『くひっ。だったら、おまえが望むようなことをしてあげようか?』
『俺が望むこと……?』
『そうさ。おまえがこいつを助けたいと思っているんなら、次の駅までの到着時間内にこいつを助けて見せろよ』
『き、きみは一体――っ!?』

 ニタリと、少女が浮かべるような笑みではない下卑た嗤いで男性を煽ると、次の瞬間瑛美は大きな声で叫び声をあげた。

『助けてええぇ!なんなの、これぇ、いやぁぁ!!』
『なっ!?』

 急に今までとは対照的に、しおらしくなって紳士たちから逃れようとし出した瑛美。
 態度が急変したことをおかしいとは思わず、他の男性たちは一種のプレイなどだと勘違いしてさらに躍起になった。

『放して!なんで私、こんな格好してるの?だれか…、誰か助けて!』
『うほぉっ!次は痴漢プレイか?そうだよな?女が誘うのも良いけど、逃げる女を追うのもまた一興だよな?』
『逃がさないよ、バニーちゃん!』
『こんなにヌレヌレの小股でどこにイクつもりかね?クヒャヒャ――!』

 なんだか本気で嫌がり始めた瑛美に、男性が声を荒げて静止させた。

『やめろ!彼女嫌がってるじゃないか!』
『あんっ?』
『彼女は正気に戻ったんだ!今までが全部おかしかったってどうしてそれを理解しない!?』

 男性の中の正義感が紳士たちの変態行為を静止させる。だが、狂気の淀む空間では男性の声は紳士には届かなかった。

『へっ!今更遅いんだよ!犯れる時に犯っておく!今度いつこんな境遇に巡り会えるか分からないからな!』
『正気とか関係ねえ。誘ったのはその娘の方だ!今更怖いとか言ってるんじゃねえよ!』

 激しく紳士が腰を振り、今にも中に吐き出しそうな顔をしていた。表情を蕩け、嫌々と言いながら、逸物をこれでもかと締めつける瑛美の感覚に酔い、腰を打ちつけて全身を麻痺させていた。

『やあぁぁ!やめてぇ!な、中で出さないでっ!ひっ…』
『うはぁ…!ほら見ろ!締めつけがまた強まった!うぐぅっ!ああっ……でるぅ!うおおぉっ――!!!』
『やめろーーーー!!!!』

 『きゃああああ!!!』という瑛美の悲痛の声が響き、紳士が瑛美の子宮に大量の精液を吐きだした。ポタポタと、床に零れる精液と愛液の混合液が垂れ、瑛美の足がガクガクと震えていた。

『こんなに出て……これ絶対赤ちゃん出来てる…いやっ……嫌ぁぁぁぁっ!』
 
      こう見えてもJCです。痴漢が怖いです

 車内に響く瑛美の泣き声。異変に気付かず、狂気に走った車内に、惨劇を止められなかったことに男性は同じように悲しんだ。

『なんてことだ……なんてこと……』

 目の前で少女が絶頂を味わっている。涙を流し、望まない性行為に歯止めが効かなくなったことに今更ながらに気付いたことが遅すぎたなんて報われない。
 まるで誰かが少女に乗り移っていたかのように急変した。狂気に走らせた原因が他にあるならと、そう願わずにはいられなかった。
 ――少女はなにもわるくないって、ただそれを願いたかった。

『へへっ!おまえだって、犯されてる彼女見てペ〇ス膨らましてるんじゃねえよ!どうせおまえも犯りたかったんだろ?』
『彼氏でもいないおまえがしゃしゃり出てくるんじゃねえよ!次、彼女と犯りたい出てこいよ!!』
『俺だ、俺!』
『さっさと犯らせろ!!目的地に着いちまうじゃねえか!!』
『おまえたち……ふざけるなあああああああああ!!!!』

 男性がこれ以上瑛美に罪を犯さないようにするために、紳士たちを引き剥がそうとするが、逆に男性は紳士たちに捕まってしまった。
 男性の見ている前で、瑛美は次々と紳士たちに犯されていった。

『ふああッ……あんっ……あっ…はぁんっ!ぅぅっ、くぅ…』
『やめてくれ!もうやめてくれ!』

 瑛美の悲痛の声、苦痛の声が漏れる。甘い喘ぎ声にしか聞こえない紳士たちとは違う声を男性は聞いて、自分のことのように叫んでいた。
 だから紳士は瑛美に問いかける。男性に向かって、彼女の口から希望を打ち砕くために。

『おまえだって、犯されることを望んでいたんだよな?だから、電車に乗ってきたんだよな?』

 逸物を突きあげながら、挿入された状態のまま瑛美は男性を瞳に映す。瞳に輝きのない、死んだような目で男性を見つめて。

『はひぃ……そうれすぅ……わらし……ぇぐっ…だえでもひいから、おかひてほしくて……ぁぅぅっ……』
『心が満たされるんだよな?おじさんたちのペ〇スが好きな淫らん女だもんな?』
『そうえすぅ!!わらひ……変態の淫らん女れすぅ!!』
『うおおおおおおっっ!!!!』

 犯されることが快感だと、瑛美が望むことだと言わせて――。
 瑛美の救いの道は絶たれたと、自ら宣告させて男性はうなだれた。

      
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 そうして、電車が次の目的地へ到着した時には――一人の少女が裸の状態で床に転がっていた。
 満足そうに車両から降りていった紳士たち。
 少女が気を失い、駅員たちに発見されて保護されたのは、もう間もなくのことだった。


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 絢香はいつも電車通学である。
 今日も帰りは電車を使って家路につこうとしていた。

「(なんで、わたし……この時間まで教室に残っていたのかしら……?)」

 帰ろうとしたはずなのに、気付けば夕方遅くまで教室に一人残っていたのだ。
 一体今まで何をしていたのか覚えていない。記憶がなくなっているのだ。

「(……んん~、ダメ!思い出せないわ。昨日の夕ご飯は何食べたかはすぐ思い出すのに~)」

 普段は亜由含め友達と一緒に帰る絢香だ、一人で帰るのは珍しい。こういうときは時間があまって余計なことを考えてしまう。大勢の人混みの中でドンドンと隅に追いやられていることにも気付かない。
 その中には、絢香を監視する悠一の姿もあった。

 悠一は満員電車の中である男性を既に用意していたのだ。その男性は静かに動きだし、狭い人混みを掻い潜り絢香の背後に付くと、悠一の合図を受けて不意に絢香の手に触ったのだ。

「――――っ!?」
「(いやっ、痴漢!?)」

 絢香が男性に目を向ける。俊敏な反応を見せた絢香だが、男性のしれっとした態度に、一度は電車の揺れで触れただけかもという考えに思い至った。
 一度は顔を俯き手すりにつかまった絢香――。

 さわさわ――

 しかし、男性は再度絢香に触ってきたのだ。今度は大胆にも絢香のスカートに隠れたお尻を触ってきたのだ。スカートの中で絢香のお尻を揉んで弾力を確かめているように弾ませている。男性の大きな掌が滑るようにお尻を撫でられていく。

「(やだっ!このおじさん、本物の痴漢……手慣れてる!)」

 誰の目にも見えないよう、自分の身体で絢香のお尻を人目から隠している。一見、絢香の身にお尻を触られていると気付くものはいなかった。

「(声をあげなきゃ…叫ばなきゃ、『この人、痴漢です!』って)」

 男性の手首を掴んで上にあげて叫ぶ姿を想像する。絢香は女性だが、自身を守るために助けを求めることは造作もなく声を荒げることが出来る。
 イメージを膨らませ、思い描いた通りに声を上げようとした。
 それを見た悠一は、『MCアプリ』で絢香の音量をOFFにしてしまったのだ。

      
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「――――!?」

 口をパクパクと動かして叫ぶ絢香。しかし、声に音が入っていないことに気付いて驚いていた。

「(ちょっと、やだぁ、声が出ない!?)」

 小さく震えながら絢香は自分の身に起きたことに怯えていた。
 それは、痴漢以上に恐ろしいっことだった。
 声を出せない。それはつまり、助けを呼べないのである。満員電車の中、大勢の人ごみに囲まれているにも関わらず、助けを求めることが出来ないのだ。

「(わたし…、痴漢に襲われて怯えてるの……?ううん、そんなこと、ないのに……)」
「助けを呼ばないのかい?」

 触られているのに、声をあげずに震えて我慢している絢香に男性はニヤリと口元を釣り上げていた。

「きみ、ひょっとして痴漢してもらいたかったんじゃないの?」
「(なっ!?そ、そ、そんなわけないでしょう!)」
「こうして人知れず弄られることに快感を覚えているんじゃないのかい?きみも俺と一緒だ。ばれるかばれないかの瀬戸際の緊張感を愉しんでいるんだ」
「(きゃあ――っ!)」

 男性が絢香の両胸を掴んでくる。制服越しに男性に揉まれる胸は、制服に皺を付けるほど強く揉みほぐされていた。

「きみ、柔らかいね?Dカップはありそうだね。この感触たまらないね」
「(やっ!触らないでよ、変態……!――なんで声が出せないのよ!?)」
「制服越しでも乳首がコリコリになっているのがよく分かるよ」

 今頃大声で騒いでいるはずが、声がなくなったことで電車内には静かな空間が流れていた。皆が帰路を目指して、たまたま居合わせていた者たちが肩を並べているのだ。
 会話もなければ、小説を片手に没頭する者やイヤホンを付けてゲームに夢中になる者たちでごった返す。
 その中で絢香が痴漢の被害に出くわしていると気付くものなど一人もいなかったのだ。
 胸を揉まれていた男性の手が今度は制服の中へと忍び込もうとしていた。
 
「(このおじさんから距離を取って逃げないと――!)」

 絢香が動こうとした瞬間――、悠一は絢香の位置を固定させた。ピタッと止まる身体に、絢香は動揺を隠せなかった。

「(ななな、なんで動かないのよ!?どうしてよー!!)」

 その間にも男性が絢香の制服の中に手を忍ばせてきた。ブラをずらされて乳房を直接触られると、絢香の身体が大きく反応した。

「(んんんっ!!やぁ……おっぱい、いじらないでぇ)」
「きみ、敏感だね?乳首が硬くなってるよ?」

 絢香だけに聞こえる声でささやいてくる。自分の状況を知らされて絢香の表情も次第に赤く染まってくる。乳首を人差し指で激しく擦られて上り詰めてくる快感を、絢香は必死に耐えるように唇をかみしめた。

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「おい。さっそく電車で都内まで行こうぜ。こんな田舎町じゃガキとババアしかいねえ」
「賛成。県内から放れて顔見知りのいないところに高飛びしようぜ」

 陽乃と晴海に成り済ました犯罪者が県内から逃亡しようとしていた。二人の捜索願が届け出たところで、発見される頃には既に別人と入れ替わっている予定だ。
 『粉薬』があれば絶対に警察が追いつくことができない。建物の中ではなく人の中に隠れているなど誰が考えつくだろうか。

 好美駅から都内では電車の本数が限られており、また新幹線に乗り降りする本数が極端に少ない。ここは一度陣保市に降り立ち、快速急行で都内に行くのが一番早いとみた陽乃(犯罪者)たちは普通列車に乗って陣保市を目指した。

「ちっ、おっそいなあ。しかも混雑してやがるぜ」
「なあに。あと少しすれば本当の意味で自由の身だ。誰の目にも付かずに入れ替わり三昧。都内の人混みの中で俺たちを見つけられることなんかできるわ訳がねえ。犯罪者に最も安全な楽園に旅立とうじゃないか」

 電車内で仲良く笑いながらも会話は女性のするものではない。この窮屈な時間さえほんの少し我慢すれば、おもいっきり羽根を伸ばすことにしよう。
 好美町の景色をドアから眺めながら陽乃は感慨にふけっていた。停車駅に人が流れ込む。また一段と車内が窮屈になっていた。

 ――サワサワッ

「おぅっ!?」

 陽乃が驚いた声を上げた。誰かに足を触られた感触があったのだ。ゾクゾクと足が硬直し思わず振りかえり見渡してみるがそこにいるのはすべて女性。痴漢されたかと思ったが早とちりだったようだ。

「おい、どうした?」
「わからねえ。偶然、手が当たったのかもしれないしな。いま痴漢されたのかと思ってよ」

 アハハと笑う晴海。

「馬鹿じゃねえの。痴漢されたい願望でもあるのかよ?」
「ちげえよ。この身体敏感すぎるんだよ。ちょっと当たっただけで感じやがって―――」

 と、小声で話をしていた二人に再び魔の手が襲いかかったのは同時だった。

「おい、マジかよ……」
「ああ……」

 スカートの中に手を入れられている。ショーツに包まれたお尻を揉まれる感覚が二人に襲いかかっていた。
 一瞬だけ躊躇いてしまうのは、犯罪者と手同じ。相手の顔を伺う為にゆっくりと背後を剥きたいがそのタイミングがつかめない。
 揉まれる手の感覚が成人男性に比べて小さく思えるが、痴漢している人物をあまり怒らせてはいけない。被害を受けた者の鉄則として相手の行動に従い穏便に事を乗り切ることが肝心である。そうすれば、必ず相手の隙をついて逃げ出すことができるはずだ。
 相手は遂に陽乃の身体を抱くように手を前に差しだしてきた。そして胸に手の平を擦り寄せると、大胆に乳房をいじり始めたのだ。

(おい、この手の細さ……まさか、痴漢してくる相手は――)

 陽乃はゆっくりと相手の顔を見た。すると、陽乃の身体をいじっていたのは、なんと女子高生だったのだ。

「きみ、おとなしい子だね。それとも女性の私にこんなことされるのが好きなのかな?ブラをつけていないみたいだけど、そろそろつけないとエッチなおじさんたちにも狙われちゃうかもしれないよ、こんなふうに」

(んっ・・・)

 きゅっと乳首を摘まむ女子高生に反応してしまう。

(おい、女子高生が痴漢してきてるぜ?康、おまえもな)
(ああ――。まったく、物騒な世の中だな)

 にやりと黒い笑みを浮かべ会う二人。相手が男性でないと分かった今、心に余裕が生まれたのかもしれない。この場は女子高生の言いなりになって『痴漢プレイ』を愉しむということを決めたようだった。

「いま反応したね。私、反応してくれる女の子大好きなの」
「ああ、や、やめてください……」
「口ではそう言ってても私を拒まないんだね。嬉しい。もっと感じさせてあげるからね」

 女子高生がポケットからピンクローターを取り出した。

(おいおい、女子高生がそんな如何わしいもの持ってるのかよ?こいつ、本当は男だったりしてな)

 (まさかな)と、自分の妄想に笑った陽乃。女子高生がストッキングをずらしピンクローターをショーツの中に押し入れた。クリトリスにローターが当たっている感触がある。尻尾のように伸びるピンク色の紐が女子高生が手にするローターの電源と繋がっていた。

「ローターを見るのは初めてだったりして。・・・じゃあ、その感覚を存分に味わいなよ」

 女子高生がスイッチを入れると、ぶううぅぅんという低い音が陽乃の耳にだけ確かに聞こえた。電車内でレールに揺れる音が振動音をかき消してしまうが、動いている刺激が陽乃のクリトリスに当たって崩れ落ちそうになった。

「くすっ、どう?皮の上から刺激されている感覚は。この振動がたまらないでしょう?これが、快感だよ」

(ああ、気持ちいい。身体の奥から疼いてくる振動が刺激を求めちまう……)

 乳首が自然に硬くなってくる。女性の感覚に酔いしれる克昌は声を出すこともできずに顔を蕩け出していた。

「その表情イイね。抵抗しないで感じてくれているんだね。私の行動を受け入れてくれているんだね?」

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 ショーツをぐいっと持ちあげてローターとクリトリスの間隔を狭めると、さらに低いくぐもった音になり、ジジジジと刺激を容赦なくクリトリスに擦りあてる。
 震える足、気を抜いたら崩れ落ちそうなくらい感じている陽乃の身体を、精神的に踏ん張って耐え抜いていた。

(へへ。やっぱり無口な子を演じれば相手は口数多くなってくるな。こんなにさベって、周りに気付かれちゃうんじゃねえの?)

 これは一種の公開プレイだ。車内に乗っている人も女子高生の痴態を曝して感じているに違いない。犯罪者にとっても犯されていると同時に痴漢プレイを見て貰いたいという欲求が生まれていたのだ。

「そんなに気張らないで、抵抗しないで逝っていいんだよ?……アハッ、それとも、私にもっといじめてもらいたいのかな?女性が痴漢してくるなんてそう滅多にない経験だもんね」

(いまだけだぜ。これが終わったら、次は……)

「いじめ甲斐があるなあ。じゃあ、もう一つローターを増やしてあげるよ」

 ビクっと身体が反応してしまう。女性の手に握られたもう一つのローターが、今度は陽乃おま〇こにローターを押し当てた。愛液で濡れているおま〇こはローターを簡単に膣内に滑り込ませ、いつ振動に揺れるか分からないのに今かと待ち侘びているように昂っていた。そして、ローターが振動し始めると、二つのローターによって身体が自然とくの字に折れ曲がった。

「はぁ……はぁ……」
「さっきと反応が全然違うね。息が荒くなってきてるよ。いつまで耐えることができるかな?アハッ乳首が完全に勃起したね」
「~~~~っ!」
「頭ボーとしてきてるね。もう我慢でいないんだね。じゃあ、逝っちゃいなよ」

 女子高生が勃起した乳首に爪を立てた瞬間、身体が限界を迎えたように痙攣を起こした。逝かされたのだ。

「アハッ!逝った逝った。ローターがきみの愛液でびしょ濡れだよ。こんなに濡れてたらアソコはもうすごいんだね?……アハハっ、ぐちょぐちょだね。こんなになるまで我慢して、触れば触るだけ溢れてくるね」

 女子高生の手が陽乃の膣内をかき混ぜる。ショーツが愛液で濡らしシミを広げる。女子高生の手は細くて小さいので、奥まで飲み込んでいくのが良く分かった。

(逝った身体が、また、逝っちまう……。この女、うますぎる……っ!)

 横目で晴海(康)に振り向いた陽乃(克昌)だが、晴海(康)も同じように女子高生に犯されて目を蕩けて逝かされていた。
 完全に骨抜きにされた二人は情けないと思いながらもすっかり女子高生の虜にされていた。

「へへ。じゃあ次は――」

 女子高生が鞄からすっとあるモノを見せた。ディルドーである。男性の性器の形をした特注品である。陽乃(克昌)がそれを見ると、目を見開いて驚いてしまった。

(おいおい、マジかよ。あんな大きなもんを挿入れられたら、流石に声が漏れちまうぞ!ヤバすぎる……)

 もっとこの女子高生と楽しんでいたかったが、陽乃の身体では隠すのに限界があった。その時、電車が停車して陣保市へと到着したのだった。

「降りて」

 命令口調の女子高生。年齢が年下だと知っているのか、陽乃に強制する。

「もっと逝かせてあげる」

 目を怪しく光らせて笑う女子高生。この時初めて面と向かって対峙することとなった。

(ああ、その言葉、そっくりそのまま返してやる。――俺たちが今度は逝かせてやるよ)

 陽乃の目も怪しく光り同じ笑みを浮かべていた。
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 少女、相内紗里奈は一日中電車の中にいた。一時間で一周するように作られている電車線は乗っていても全然飽きることがなく、また降りなければ乗車券分以外にお金もかかることはない。こうして紗里奈は一日中電車の中で乗っていることが日課だった。
 ニートだった。記憶を読んでいくと分かってきたことだが、自由にあこがれた毅に紗里奈は馴染む身体だった。
 そして、さまざまな人間を観察し、男女問わず機会があれば痴漢行為に走る。
 毅は紗里奈の記憶を見様見真似に実行すると、本当に成功してしまった。一度成功すると、二度目の実行にはさほど時間がかからなかった。
 そして、電車が5周するまでには成功した回数は二桁を超えていた。

 紗里奈が提示した自由を噛み締める毅。
 ――本当に苦しくてにがい、白濁の自由だった。

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「あん…あ…………ハァ」

 あまりの気持ちよさに潤が失禁してしまう。
 その瞬間、毅の視界は真っ暗になってしまった。

「(うわっ、なんだ!?)」

 突然のことで困惑したが、おそらく失禁とともに毅自身も流れ出てしまったのだろう。

「(早く戻らないと……でも、何も見えない)」

 手探りのように潤の身体を探すが、何も感じないというのは非常に困るものだ。潤の体温すら感じないのだから。

「(きっとすぐ近くにあるだから、飛び込んでみればいいんだ。てやっ!)」

 手当たり次第に飛び込み台からプールに飛び込むように(イメージ)跳ねては落ちる。すると、ようやく視界が戻った。
 目の前には息を切らして失神していた潤がいた。

「………………あれっ?」

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 潤のつもりだったのに、目の前には潤がいる。毅は芹香の中に入ってしまったのだった。
 ゆっくり起き上がって鏡の前に、ツインテールを揺らした少女が映っていた。

「間違えたけど、彼女も気持ちよさそうにしてたしな。あんなに感じるのに性交嫌いなんて絶対損してるよ。……決めた!しばらく彼女の身体で遊ぶとしよう」

 満面の笑顔で鼻歌を交えながら服を着替え終えると、未だ眠っている潤を置いて一人ホテルを出て行こうとする。

「きっと潤もびっくりするだろうな。目が覚めたらホテルで、裸になってたら考えることは一つだもの。ごめんね、潤」

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 そう思いながらも考えることは自分の体とのセックスしかない毅は笑顔で電車に乗り込んだ。知らない間に4駅先の町まで来ていた毅は戻らなくてはいけなかったのだ。
 電車に乗るのも久しぶりの毅は満員電車ではなかったが、座ることに抵抗があり、ドア前の鉄棒につかまりながら外の景色を眺めていた。

「(やっぱ景色は動いてた方が面白いな。……本当に自分の身体に戻らないといけないかな……)」

 こうして飲み薬でいろんな子に乗り移っていれば、自分の体なんかいらないんじゃないか。不自由あって過ごすよりも、何不自由ない人の体を借りて過ごした方が楽じゃないか。
 そして、その方が面白いじゃないか。

「(……いっそ、帰らないで旅にでも出ようかな…この身体で)」

 ドアに映る自分の姿を見て考えてしまう。可愛い子だ。助けてと叫べば誰かが助けてくれるような気がした。
 身体を売ればお金にもなるじゃないか。きっと何処へでも行けるような気がした。

「……」

 そんな考えがしているときにメールが届く。潤だった。

「 芹香どこにいるの?もう帰っちゃった?連絡ください 」

 ごめんなさいしている絵文字が入っている潤らしいメールである。

「(……そっか。人にはそれぞれの人生があるもんね…俺が決めちゃだめだよね……)」

 人を好き放題にできる理由はない。人生をめちゃくちゃにする権利は誰にもない。
 芹香にとって潤が必要なように、潤にとって芹香はやっぱり必要なんだ。

 ――不自由な身体だ。でも、そうやって人は過ごしているんだ。

「 急用ができたから午後から遊ぼう。連絡遅れてごめんね 」

 送信ボタンを押して潤に連絡する。
 乗り移る時間はたっぷりあるけど、現実と戦おう。
 リハビリをして自分の身体で歩けるようになろう。
 毅の身体が待っている医院へ早く戻ろう。

 電車は時間通りに動いている。

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 電車に揺られて通勤するのが日課だ。しかし、毎日混雑している中揺られると良い気持ちは全くしない。

「きゃっ、すみません……」

 一礼して去っていく女の子。こんなことなら車通学に変えようかな。

 ――フワッ


「――っ!?」

 誰かに足元を触られた気がした。ストッキングに包まれた足を、ごつい感触が確かに触った。

 ――フワワッ

 まただ。間違いない。この中に痴漢がいるんだ。目だけを動かして私の近くに不審な動きをしている人がいないか確かめる。
 すると、私の隣にいるおじさんがカクッと動いた気がした。――来る!!

 ――ガシッ

「この人、痴漢です!」
「な、なにいいいいい!!?」

 男は若かった。すぐさま彼の周りに長身の男性が包み込んだ。

「触るつもりはなかったんだ!なんとなく形だけやってみようかなと思っただけなんだ!」
「うそよ!彼は私の足を触ったもの」

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「急に思っただけなんだ!!!」

 ――扉が締まる。彼の最後の言葉は私の頭に残った。



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