純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

タグ:快楽落ち

 私はサキュバス。名前はまだない。
 現代-いせかい-に飛ばされた私の活躍はまだ終わらないわよ♪魔界の力を取り戻して今日も元気に男性の精液を搾取していくわよ♪
 さ~て、今日はどの子を標的にしようかな~♪

「クンクン・・・におう。におうわぁ~。濃くてあま~い男性の性欲のにおい~」

 男子が一途に追いかける恋愛のにおい。そこにいた男子生徒、小久保利典-こくぼとしのり-から漂う香ばしい性欲のにおいだ♪
 最近は魔力が高まっているせいで彼の取り巻く環境をにおいで察することが出来るようになっていた。それだけ現代社会は欲望に忠実な世界だということね。
 しかし、その欲望の先が破滅なのかもしれないけどね♪

「ふんふん・・・なるほど、なるほど~。きみはこの子が好きなんだね」

      運動しよう

 私が向く視線の先。それが彼の見ている片想いの相手だった。
 斎藤波奈-さいとうはな-。陸上部の部長であり、学年が上がるたびにメキメキと頭角を現してきた努力家さんね。抜群のプロポーションと人一倍努力をして勝ち取った部長の立場に、顧問の信頼度や部員の好感度はどの部よりも高い。
 彼女の取り巻くファンクラブはもちろんあり、将来彼女を教えたいという有能なコーチまで既に現れているみたい。
 将来のオリンピック選手確実の彼女に対し、ただ好きというだけで魅力が皆無の帰宅部の利典くん。告白したいみたいだけど、玉砕されることが目に見えているわね。
 そんな中で利典くんに声をかける友達、水引将平-みずひきしょうへい-くんと高田望-たかだのぞむ-くんがやってきた。

「利典!待てって!」
「放せ!」
「本当にやるのか?」
「止めたって無駄だぞ!お、おれは・・・もう、これしか残ってないんだ」

 まるでこれが失敗したら後がないみたいなことを言うわね。ふぅ~ん・・・。

「彼女にしておまえらを見返すんだ!」
「待て!早まるな!笑ったのは悪かった!」
「無茶するな利典!行き付く先は地獄だぞ」
「死なばもろとも当たって砕けろ!」
「誰と共倒れするつもりだよ!?」
「おい利典!としのり~!!」

 無理やり引っ張る袖を引き剥がして波奈ちゃんのいる部室へと飛び込んでいく利典くん。
 よく分かんないけど、男の子が女子更衣室に入って大丈夫なのかしら?
 私と同じ顔をしながら残された二人は静かに更衣室の前で固唾を呑んで見守っていた。
 お先に私は二人の横を通り抜けて女子更衣室の扉をすり抜けていく。そこには鼻息を荒くしている利典くんと驚いている波奈ちゃんの二人の姿があった。

「え・・・誰?」

 告白するだなんて思わない波奈ちゃんが突然の訪問者に動揺していた。そんな空気を読まずに利典くんは勢いで口を開いていた。

「さ、さいとーさん!えっと、その・・・ぼ、ぼぼぼ、ぼく、その、はなちゃんのことが・・・しゅき!」
「・・・・・・え?手記?」

 伝えたかった言葉を伝えられず、その場で過呼吸に陥ったように息苦しそうに崩れ落ちていた。

「く、くそ・・・ここまできて限界が・・・」

 どうやら陰キャくんにはここまでが限界みたい。恋バナには弱い私にとって彼のことを応援したくなっちゃった。

「あー。ほんと焦れったいな!男女があったら即パコで十分よ。形や体裁なんて要らないでしょ。結局、好きかどうかなんか関係ないっしょ。ぶっちゃけヤリタイだけでしょう?はやくやりなさいよ!」

 彼の代わりに私が背中を押してあげる。魔力を放出して異空間を作り出し、夢見心地の環境を作り出す。

「うっ」
「うっ」

 二人は同じタイミングで意識を失った。夢に落ちた二人の身体にちょっとした工夫を加える。
 それはサキュバスとしての能力の解放よ。

 私が力を貸してあげるわ。では、よい夢を――


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 私はサキュバス。名前はまだない。
 サキュバスというのは種族で名前じゃないことくらい知ってるわ。私は悪魔族の中では中級クラスにいるのよ。高い知力と能力を兼ね揃えているんだからそれくらいのこと分かって当たり前よ。
 だからこそ、困惑しているの。
 生息地は魔界のはずなのに、何故か現代に転生しちゃったみたいなのよ。
 一体なんの因果があったのかわからないけど、好色な顔つきなのに独身の男がいっぱいいるし、そんな男に限って学校から帰ってくればゲームして眠るだけの生活しかしていないのよね。
 それって私にとって『恰好の餌食』なんだけどね♪

「クンクン・・・におう。におうわぁ~特濃の男性の精液のにおい~」

 翼を靡かせて夜空を飛ぶ。そして、においを漂わせる場所めがけて一直線に飛行する、一軒の二階の窓を突き抜けた先に、自分の逸物を扱いている若い男性の前に現れた。

「うおぉぉっ!!?」

 突然『悪魔』が現れたから驚いているのか、

「ば、バケモノ!?」
「カッチーン。私をバケモノ扱いしないでよ。私はこう見えて高貴な悪魔だぞ」
「バケモノじゃないか!?」
「畜生の分際で口は達者だな。下半身丸出しなのも頷ける」
「自慰行為中にお邪魔してきてどっちが失礼だよ!?」
「取り乱すな。アンタがナニをしていたか私はわかってるわ。ずばり、オナニーしていたでしょ?」
「自慰行為してたって言ったばかりだからな!」
「むっ?G行為とはなに?」
「何故通じない?!」

 異世界と現代じゃどうも環境が違うらしい。苛立つと余計に腹が減ってしまう。私、自分のことを良く知っているって言ってるじゃない。当然、自分の好物がなにかなんてよく知ってるわ。
 私の好物が目の前にあるというのにお預けなんてもう我慢できない!男性の精子が大好きなの~!

「まあいいわ。アンタには他の男には持っていない、私の好物を持っているみたいね。最近は食料に有り付いていなくて死にそうだったの。悪いようにはしないから大人しくしなさい」

 そう言って襲い掛かると彼は私の望みとは逆の行動を取って暴れ出す。

「アンタ、男の癖にサキュバス-おんなのこ-に手を挙げるの?サイテーじゃない!」
「さっき悪魔って言っただろ!?悪魔が悪いようにしないなんて信じられるわけがない!」
「疑うのもいいけど、私はサキュバスよ。・・・実はこういう方がよかったりする?」
「うわっ、ちょっ、ちょっと!?」

 私が彼の粗チンに触れると彼は腰を引いて逃げようとする。でも、私の手はしっかりと彼のチ〇ポを掴んで御挨拶に扱いてあげる。それだけで彼は気持ちよさそうな声をあげた。

「あっ、あっ、あっ、あっ」
「そういえば言ってなかったわね。私の好物・・・それは男性の精液よ。アンタが呑ませてくれるというなら特別に私との交わりを許してア・ゲ・ル♡」
「えっ・・・そ、それってつまり、け、契約ってことですか?」
「はあ――。はあ――。こういうのは嫌いじゃないわよね?」

 彼の心がドキっと一段高く脈打っていた。契約という言葉にときめいたのか知らないけど、都合が良かったのでそのままキスを交わそうとしたら、彼は最後の抵抗とばかりに私を引き剥がしにかかった。

「んもぅ~」
「や、やめろっ!お、おれには・・・付き合ってる子がいて・・・あっ!」

 彼がオナニーの時に使っていた写真を滑らせる。そこには制服姿で笑顔で手を振る女性の姿があった。見た目からして同年齢なのかしら?

「へぇ――付き合ってるのね・・・・・・それにしては結構溜めているように見えるけどぉ?」
「結婚するまでの辛抱だし、真剣に付き合ってるからセックスもしないだけで・・・。だからと言って、いま他の子に心変わりするつもりもないし・・・」

 なるほど、彼の心の支えが彼女の存在ということか。純愛らしく学生の付き合いをしているみたいだけど、彼の見た目から本性を隠せるようには見えなかった。
 思わず私は嗤ってしまった。

「だから写真を片手にオナニーとはね!アンタ面白い人ね!」
「・・・なにがおかしいんだよ?」
「ううんっ、そういうことなら良い手があると思ってねー!」
「なっ!?」

 私がダッシュして彼にぶつかってきたことで彼はバランスを崩しベッドに崩れ落ちた。そして、そのまま私と唇を交わした。
 一瞬でもいい。彼の体液、粘液を奪い情報が手に入れば、彼の記憶からこの女に変身することが可能だからだ。


     メタモルフォーゼ

「えっ、ゆ、夢子さん!?」

 突然私が木更津夢子-きさらずゆめこ-に化けたことで彼は動揺していた。

「どうだ?ビックリしたか?」
「えっ、あっ、さ、サキュバスなのか・・・?それとも、これは夢なのか・・・?」
「これでアンタは恋人とセックスできる。私は心おきなく精液-こうぶつ-を味わえるわね。遠慮はしないし、遠慮はしないわよ?」

 そう言い私は改めて彼の粗ちんをしゃぶり始めた。手コキの時よりもさらに膨張し完全に勃起したチ〇ポから先走り汁が零れてくる。

「じゅぼっ♡じゅぼっ♡ぬぽっ♡はぁん・・・こうしてもらいたかったんでしょ~?」
「あっ。すっ、すごい吸い付き・・・あっ!」
「ほらっ?いっぱい出しなさい♡」

 上目遣いでチ〇ポを音を出しながらしゃぶっていく。彼は言葉を失いながらもしっかりと感じ、口の中でチ〇ポを暴れさせていた。先ほどオナニーしていた時から溜めていた射精感は一度起こしてあげると簡単に波立たせてきていた。

「ふあっ」

 びゅるるるるぅ~~~!!!ドピュドピュ、ドピュルルル~~~!!

 彼の亀頭から特濃の精液が噴きあがり、私の口の中に流れ込んでいく。

「おふぅ♡でてる、でてる♡♡」


      悪魔は魔力が回復した

 私はソレをひたすら飲み干していく。

「美味しいぃ~♡」

 彼の精液を吸い取った私は魔力が回復し、体内が熱く火照っていくのを感じていた。



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 アクメに到達した自分に呆然としていた桃。試合中でもかかない冷や汗を全身から流し、愛液と供にベッドシーツを濡らしていた。脱力を越えた放心状態の桃を、英吉が放っておくことはなかった。

「あれ?いまイったよね?初めてイケた気分はどうだったかい?」

 ニタニタと笑みを浮かべて、桃を侮蔑している英吉に初めてイかされたことを知られてしまうのが恥ずかしい。

「・・・何を言っているの?・・・私が・・・・・・イったですって?」

 普段のポーカーフェイスの表情を思い出したかのような冷ややかな対応を取ろうとする。

「そんなはずがない・・・そんなはず・・・」
「じゃあ、試してあげようか?」
「えっ・・・?」

 そんな桃の心境をすべて熟知しているかのように英吉は面白がっていた。人形化した桃を引き寄せると、本当に身軽く桃は英吉の腕の中に飛び込んでいった。
 英吉に抱かれることなど嫌だけど、腕一本動くことはない。英吉は桃の身体を容赦なく触り、イったばかりの秘部を再びかき混ぜていった。

 びちゃびちゃびちゃびちゃ――!!

 桃の膣内は英吉が弄れば弄るほどよく濡れて解れていく。その度に桃の表情が英吉の目の前で快感で蕩けていく。

「ふーっ‼ふーーーっっ‼‼(何なのよ・・・・・・なんなのよ・・・・・・これぇ!?)」

 ふにゃぁっと、英吉の指にかき混ぜられて脳が痺れて洗われていくような感覚に陥っていく。
 普段なら親父顔の英吉に弄られるのでさえ嫌だったはずなのに、桃の身体は良いように英吉の指に愛液を絡みつかせていく。
 膣肉の中を拡げる指と、抵抗するように閉じる膣内の攻防を、どうすることもできずに桃は愛液を吐き出していた。

「(今までこんな熱くなったことがない・・・先生の手でぐちゃぐちゃに掻き回されてるのに、解らされて・・・・・・びちゃびちゃに・・・・・・‼‼)」

 自分の愛液の吐き出していく音が大きく響かせていく。触手に触れられて痺れが走り、立っていられないはずなのに、桃は体勢を崩すことが出来なかった。ただ桃の中で快感が蓄積していくだけなのだ。

「(お願い・・・耐えて・・・っ!耐え、て・・・・・・‼‼)」

 再び走る痺れに再び桃のスイッチが強制的に入れられてしまう。無意識にアクメに達した一回目と違い、その類まれなるスポーツセンスは、アクメに達する瞬間と喘ぎ声を最高潮に高める瞬間を合わせることが出来たのだった。

「・・・イ゛ッッぐぅぅぅ――――!!!?!?」

 一度ならず二度までも絶頂に到達してしまう。今日まで不感だった自分の身体が嘘のように快楽に目覚めてしまっていることに驚愕してしまっていた。
 これは一種の敗北感だった。負けたことのなかった桃が人形化のように動けない身体で弄ばれて喜んでいる――イヤだと突っぱね、相手にイニシアチブを取られることを嫌っていたはずの桃が、相手の言いなりにされた方が身体が悦んでいるのである。
 心と体が乖離し、自分自身に下唇を噛み切りたくなってくるほどだ。自分のものじゃないような感覚、別の身体のようになってしまった肉体が、甘美なお汁を垂らし零していた。

「そうそう。身体から水滴が出来てたね。ようやく感情が出てきたようだねえ。私の指もきみのお汁でびしょびしょだ」

 愛液を身体に塗りたくられて、光沢ができたように輝いていた。
 それでも桃の身体から出てきた愛液は自分と同じ匂いがした。

「は・・・っ!はっ・・・!はっ・・・!はっ!」

 乳首を摘まみながら、クリ〇リスを捏ねられる。先ほどよりも鋭い刺激は、触っただけで今までの湿った刺激とは違い直情的な快楽を脳天に直撃させていた。

「(うううっ、イヤなのに!!?)これ・・・・・・っ。また・・・・・・っ!!?っっいぐんぅううう―――!!!!?」

 一度イってしまえば、二度、三度と――こんな簡単にイけるようになってしまうのだろうか。
 涙を愛液に変えて、潮を噴き出すたびに疲労感も同時に蓄積される。快感との波状攻撃が桃の精神力を蝕んでいく。

「(また・・・わたし・・・イっちゃって・・・・・・おかしいよ。潮まで噴いて・・・・・・)」

 水分を大量に吐き出した後で、後は乾くだけしかないはずなのに、膣内は潤いで満たしていた。英吉はこのタイミングで逸物を持ち上げ、二回戦目を始めるように桃の身体に勃起した逸物を差し向けた。

「こんな状態になって・・・また膣内に挿入してみようか」
「んっ、ぐうぅっ、うぁああ・・・・・・」

 桃は英吉の行動に直感的に察してしまった。必死に抗おうとしているけど、その身体は火照りと脱力感が桃の精神力を拒んでいた。
 自らがもっと快感を味わいたいと言おうとしているように、動けない身体から動かない身体へ誘導させようとする。

「せめて、先生・・・考え直して・・・」
「抵抗しても無駄だよ。諦めなさい」

 ささやかな桃の抵抗を差し置いて、英吉の逸物が再び桃の膣の中に挿し込んでいく。一度目で感じなかった刺激を完全に感じるようになっていた。

「はいっちゃううぅっ・・・ぃゃぁ、感じすぎちゃう」

      にゅぷぷぷぅ

 まるで、濡れた膣の中で子宮が落ちてきたように、英吉の亀頭に子宮口が当たりに行くように簡単に触れたのだった。

「まるで自分で呑み込んでいるかのようじゃないか?それほど感じているんだよ」
「感じてない・・・!感じてなんかない・・・っ!」

 英吉とくっついたまま、それでも桃は最後まで抵抗を示し続けた。

「イクわけないっ!イってない・・・っ!この私が、イクわけないじゃない!!こんな程度で――!!」

 ぐぷっ、ぐぷっ・・・グチュグチュグチュ!
 英吉の動きで膣全体で扱かれ、たまらない快感に襲われながら快楽を受けていた。桃の膣を弄ばれ、オナホのように扱われることに、涙がとまらなくなっていた。

「ん゛や゛ぁ゛ぁぁ!!もう、いいでしょ!?終わりにして!いい加減にしてよぉ!!」

 桃が根をあげ、英吉を拒みながらも、英吉の思うがままに扱いている。それがまた、英吉の劣情を掻き立てていた。

 ズボッ!ずぶぶっ!じゅぶっ!じゅぼっじゅぼっ――!

「んふぅ――。今まで未使用だっただけあって、なかなか具合が良いマ〇コだ」
「・・・やめて。おかしくなっちゃうからぁ!やだぁ!こわいの!お願い!もうやだぁ!ほんとに、それ、駄目だって・・・ダメなんだってば!ねえ、きいてよぉおお!!」

 聞き耳を持たずに桃の身体を持ち上げては叩き落とす。

 ――ジュブブブブ!!!パン!パン!パン!パン!

「い゛―――――‼‼‼‼‼」

 目の前でフラッシュバックする桃が嗚咽を漏らしながら絶叫する。

「い゛っ゛く゛ぅ゛う゛うう――――ッッ!!!!」

 獣のような声を荒げ、苦痛を訴える。それでも、まだまだ英吉の動きは止まらない。
 桃の精神が快楽で壊れるまで。
 ズブブッ・・・じゅぶぶっ・・・ズブブッ・・・じゅぶぶぶっ・・・

「はぁ・・・!はぁ・・・!もうやらぁ・・・っ!もうやらのにぃ~っ‼」

 過呼吸になりそうに息を絶え絶えにしながら、感情を爆発させる桃。
 普段の桃では見られない瞬間――

「やめ――!!!」

 桃が精神力だけで肉体を動かそうとした瞬間、桃の中で最も強いフラッシュバックが起こったのだった。


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「ンっ・・・」

 失神から目を覚ました私に、お姉はずっと寄り添っていた。長く寝ていたのか、それともすぐ起きたのか、時刻は何時で、今日は何日?時間の感覚が麻痺していて頭が痛かった。

「おはよう、楓子」

 私の記憶にまた新たな記憶が植え付けられる。お姉とレズ行為をしたという記念日だ。そして、新しいことを覚えると同時に、昔の記憶を一つ忘れていた。
 大切なことだったと思うのに、この身体には不要な情報を選んで捨てる。思い出したくて必死に躍起になろうとしても、既にその記憶は霞がかってしまい、もう二度と思い出すことはできなかった。

「私、お姉と・・・」

 古い記憶なんて覚えていても大したことがないものだ。実際私の記憶の話なんてどうでもよかった。今はお姉とレズ行為を及んだことで頭がいっぱいだった。
 姉妹で味わう性行為が強く印象に残って恥ずかしさでいっぱいだった。でも、背徳感を味わった私はアクメして失神してしまうほど感じてしまったのだ。
 それくらい、お姉とのレズ行為は気持ち良かったのが私の本音だった。

      レズ

「私っておかしいよね・・・女の子同士で、姉妹なのに・・・こんな行為を犯しちゃうなんて・・・」
「いいよ。私も楓子と結ばれたかったから」
「お姉・・・あっ・・・」

 お姉はそのまま私のあごを持ち、フレンチな口づけをする。蕩けた表情を浮かべた私はそのまま受け入れていた。
 すると、お姉が態度を変えて再び舌を入れてきた。私の小さな口の中を隅々まで舐め回し、じっとり、ねっとりと舌に絡みついてきた。お姉のキス顔を細目で見ながら、なんてキスが上手なんだと思っていた。

「クチュクチュ・・・」

 いやらしい音を立てながらディープなキスを続けている。私もおずおずと小さい舌をお姉の唇に這わせていく。お互いが舌を出し、今度は外で交わり合う。二人の唾液が糸を引いて滴り落ちていった。
 すでに私はかなり興奮している。姉妹で交わす熱い口づけに顔が熱くてたまらなかった。運動以上に鼓動も早く、なにもしていないのに股間が再燃してウズウズしてきたかもしれない。
 お姉はそのまま首筋から勃起している乳首へ舌を向かっていった。

「はぁあん!!」

 全身に雷を受けたように私は身体をのけぞり取り乱した。私の胸を気に入ったのか、そのまま乳首を嘗め回していく。コロコロと舌先で突起を転がされたり、甘噛みされたり、もう片方は指で摘まれたりして勃起した乳首を弄ばれる。
 お姉は同時に乳房全体を揉みしだいて、私の胸を弄ぶ。

「あっ、ああん・・・あんっ・・・はあっ!す、すごい気持ちいい。胸だけでイッちゃいそうだよ」

 お姉が私の胸を吸って、揉んで、弄んでいた。お姉の愛撫で私の秘部は愛汁でぐちょぐちょになっていた。 

「楓子のおっぱいって小さいのに敏感ね。気持ちよかったでしょ?」
「・・・うんっ!」
「じゃあ、今度はお姉ちゃんも気持ちよくして欲しいな・・・・・・」

 お姉は私の顔に自分の乳房を押しつけるようにして抱き寄せた。

「・・・ちろ、ちろ、れる・・・ちゅぱ、ちゅぱ」

 私はお姉がしたことを真似るように、耳から首筋、喉元へと唇、舌を這わせていった。

「あぁ・・・うんっ。上手・・・・・・気持ちいいわ」

 露出した腹部に舐めている私の頭に手を添えて、目を細めて快感の表情を浮かべている。

「お姉のおっぱいも、吸ってあげる・・・」

 今度はお姉の豊かなお椀型の乳房が、私の手によってゆっくりとその形を変えていく。

「お姉のおっぱい、おっきい・・・・・・」

 感嘆の息を吐いて、その胸に顔をうずめ、感触を味わい、手のひらで心ゆくまで弄んだ。

「んっ・・・んんんっ・・・んぅっ!」

 ビクンと私の愛撫でお姉は鼻にかかったセクシ-な声を殺していた。私よりも上品で大人の声を響かせてベッドの上でお互いの身体は組んず縺れていた。
 私の愛撫でお姉の秘部も愛汁がたくさん溢れていた。お互いとろとろになった秘部から愛液を滴り零し、個性的な体臭が鼻をついていた。私もお姉も、お互いのにおいを嗅いだことで下半身に性的刺激を覚おり、どこからともなく自然に指がお互いの股間をまさぐり始めた。

「あっ・・・!」
「んっ・・・」

 両足をがに股に開き、少し腰を浮かせて淫唇をこじ開け、肉芽を弄ぶ。お姉に弄られる女性器がとても気持ちがよかった。お姉も私と同じような表情を浮かべて一心に私の秘部を掻き出していた。
 お姉の人差し指が膣穴に出し入れするたび、透明な液が溢れ出る。姉妹で淫れる姿に、私も興奮を抑えきれなくなった。

「シックスナインしましょう」

 お姉の提案で、私は上に乗る。お姉は鼻先を私の股間を持っていった。同じように私も顔をお姉の股間に持って行き、鼻先で濡れている淫唇のにおいを嗅いで性的刺激を高めていた。

「一緒にイきましょう」

 お姉は私の秘部を激しく刺激し始めた。舐めたり、指を出し入れしたりして快感を強めていった。

「あぅ・・・んっ・・・すご・・・熱い・・・」
「ふにゃぁ!もっと、激しくして!」
「私のも弄ってくれたらね」
「いやぁぁぁん!お姉ったらずるい・・・」

 手が疎かになる私に釘を刺しながら、お互いが秘部を弄っていた。とめどなく熱い愛液が流れ出て、ぴちゃぴちゃと音をたてていく。全裸で、お互いの股間を貪り合っている姉妹――こんな愛情が他にあるだろうか。

「んふっ・・・くう、うぅん・・・・・・楓子。もっと、奥まで掻き回して」
「いやん・・・お姉・・・あんっ・・・はあっ・・・・・・こ、こう?」

 言われたように濡れた指をさらに奥まで挿入していく。温かく湿った膣内の肉壁が私の爪で引っ掻いてしまいそうで心配していたことを、むしろお姉は引っ掻いてしまったらその痛みが快感と捉えられるほど淫らに喘ぎまくっていた。

「ああんっ!いい。このまま出し入れしていって!私もしてあげるから!」
「あんっ!あんっ!お姉ぇ!」

 姉妹の甲高い喘ぎ声が部屋に木霊した。ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃと愛汁の音が絶え間なく響かせていた。

「あっ、ああ・・・いい・・・・・・はっ、ふうぅん・・・・・・イク・・・イキそう・・・」
「くふうぅん。私も・・・・・・お姉に・・・クリ、いじられてぇ!・・・・・・いきそう、なの・・・・・・んああっ!」
「楓子。あっ、あっ、一緒にぃ・・・いこ・・・イ、イク・・・・・・イクぅ!」
「んんんぅ、あ、あ、あん・・・あああっ!!んんんぅ!!」
「あああああっ――――!」
「んんんんんっ――――!」

 私もお姉も同時に全身をビクッと強ばらせ、狂ったように叫び崩れ落ちた。

「いやぁあああん・・・でちゃう!」
「ああぁぁぁ!・・・・・・恥ずかしい・・・」

 アクメに達したお互いの秘部からはビクビクと激しく痙攣し、とめどなく愛液が滴り落ちている。私はお姉の隣で息を弾ませていた。
 アクメの余韻で不規則に小さく痙攣を繰り返しながら、股間は愛液でぐっしょり濡れ、乳首は痛いほど勃起したままだった。
 だけど、私もお姉もしばらくの間お互いをしっかりと抱き締め合っていた。

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      戦闘民族が混じってる!?

 これから少しの時間、私と妹の話をしたいと思います。

 私は小鳥遊鈴子‐たかなしすずこ‐。楓子‐ふうこ‐の姉でチアリーダーをやっています。
 楓子はうちの学校の女子バスケ部に所属していて、今年の新入部員が入った女子バスケ部は県大会を優勝して全国大会に出場してしまいました。その輝かしい功績は讃えられるべきで、多くの取材人・マスコミ関係者が校内でも多く出入りするようになりました。
 特に全国大会に出場した立役者が全員一年生と言う話題性があり、その中に私の妹も居ることは姉としても誇りだと思っています。
 でも、輝かしい才能は時に妬みや僻みを生むもので、それを面白く思わない人だって当然いるのです。

「楓子。待って」

 練習前に自主練に行こうとする楓子に声をかけます。

「なに?」
「お姉ちゃんね。楓子が頑張っているってことは良く知ってるよ。・・・でも、最近調子に乗ってない?」
「ハア?」
「先輩たちもバスケが好きで辛い練習を頑張ってきたんだよ。楓子の発言はもう少し謙虚になった方がいいと私は思う。いつ誰が聞いてるか分からないよ」

 私は先週、楓子を取り上げた雑誌の内容を読んでしまった。楓子は硬派な実力階級主義で才能がない人はどれだけ好きでも、否定するようなことを言っていた――。

『1%の才能しか持たない人が99%の努力を持ってやっても、99%の才能を持っている人の方が勝つに決まってるでしょう?99%の努力をするなんて誰もがやって当たり前の話でしょう?器が違うってわかんないかな?』

 部活をしているなら選手として選ばれて、試合に出て結果を残すことができなければ意味がないと、部活において日和見主義派を全否定する意見を飛ばして物議になった。それからうちには脅迫文が送られるようになっていた。

『調子に乗るな』
『ブス』
『死ね!』
『家庭崩壊させてやんよ』
『才能の無駄遣い』

 楓子に対する侮蔑を並べる単語を送りつけられていることを楓子はまだ知らない。

「昔はそんなんじゃなかったよね?楓子だってバスケが楽しくて続けられたでしょ?才能は後から付いてくるものだし、楓子が選ばれたわけじゃなくて、みんなが気付いていないだけなのよ。だから、もう少し謙虚でいて――」
「あーもう、うっさい!!!」

      5番・・・

 私の話に楓子がキレた。

「私は誰よりも厳しいポジションを勝ち取ってきたわ。外野にとやかく言われる筋合いはないわ」

 楓子はSF。最も運動量が多く、最も機敏で大胆さを求められる花形と言われるポジションだ。点を取る場面が最も多く、リバウンドやポストプレー、カットインなど、ゴール下での活躍が必須なうえ、試合を沸かせるためのパフォーマンスすら要求される場所だからです。3PなどのSGのような働きも兼ね備えている性質があって、漫画を見て憧れて入部した生徒に対して残酷なほどの厳しい現実を叩きこんで篩に落とす様な場所です。
 そのうえで生き残った者が最後にSFのポジションを勝ち取るために戦う。既にその場に甘えや相手に対する同情などありません。
 勝った者が強く、負けた者が弱い実力主義の世界。相手に対する非情の精神が楓子に植え付けられていた。

「お姉‐ねえ‐みたいな優しさなら応援なんていらないわ。だって私は絶対に勝つから。勝つことが当たり前なの!私たちチームは学校のために勝たなければならないんだもの」
「そんな重荷を背負わなくても良い。お姉ちゃんは楓子が一生懸命やってる姿をいつまでも応援しているから。辛かったりしたら休んでいいのよ。少し息を抜いて、助けを求めてくれたら、お姉ちゃんはすぐに楓子のために駆け付けてあげるから」
「わかんないかな?誰も私の代わりは務まらない。私に勝てるのは私だけよ」
「楓子・・・」

「いってきます」と、楓子は玄関を飛び出して行ってしまう。この子の中で私なんてどうでもいいのだ。
 昔は楓子の後ろで応援しながら一緒に走ったころを思い出す。チアの格好して応援する私を恥ずかしがって逃げるようにスピードをあげる楓子を追いかけるのが楽しかった。
 でも、既に楓子の目は私を見てはいなかった。高校に入って大好きなバスケは目標ではなく目的になってしまった。連戦連勝して狂喜乱舞する学園の生徒と先生の裏で、姉妹の絆は完全に崩壊してしまっていた。
 意思疎通はそこにはない。それでも私は楓子を見守りたい。姉の活躍をすぐ近くで応援したい。私たちは姉妹なんだからそんなこと当然でしょう。
 一方的な愛だと思う。それはとても悲しいことだと最近特に涙脆くなっていた。妹のすぐ近くに危険が迫っていると思っていても、楓子本人は自分で対応するつもりなのだろう。なにかあったらどうしようと、私は一人悩み続けることしかできなかった。
 私の意見を聞いてくれて、微笑んでくれていた時は素直だったあの子が変わってしまった。私にはどうしたらいいのか分からなくなってしまっていた。妹のために悩み、苦しみ、涙し、それでも守りたいと思う私――この気持ちに嘘はなかった。

「そうか・・・私。楓子のことが好きだったんだ・・・」

 妹として、人として・・・一生懸命頑張る楓子に惚れていたんだ。
 嫌われてもいい。うざがられてもいい。唯一の妹である楓子と心まで放れることが怖かったんだ。
 この気持ちを好きと――異性に抱く感情と同じ気持ちを私は肉親に持ってしまった。妹に。同性に。
 それは、悪いことなのでしょうか?姉として間違ってますか?
 妹を守りたい・・・外部の敵から守る方法がありますか?あるのでしたら、是非私に教えてください――


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 ひかりを選んだか。
 お嬢様学生なんて言ったら男性とは全く疎遠の関係だ。その分、欲には非常に飢えている。キミが応えられるかな?

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「あなたが私を満たしてくれるの?」

 ほお、きみのその表情。挑戦を真っ向から受けてやるくらいの強い意志が良いよ。これならひかりと対等に渡り合えそうだ。

「じゃあ、いくわよ」

 ひかりがきみの上に乗ったね。おいおい、女の子に押し倒されるなんて思わなかった顔をしないでくれよ。ひかりは本気だぞ?きみはまさか冗談でひかりを選んだわけじゃないだろ?これじゃあひかりに弄ばれるか。さっそくひかりがキミを裸にしたね。

「おくち開いてよ。あなたの蜜を味わいたいの…………あは、大きなおくち。舌が私を味わいたいって伸ばしてくる。おくちを満たしているあなたの涎、私が飲み干してあげる。んん……くちゅ、ぴちゅくちゅ、あーー。あふっ、ん」

 ひかりの舌軟らかいだろ?これが女の子の感触だぜ?ああ、そんなに近いんだから全身を触ればいい。スク水に包まれていても肌の軟らかさや温かさぐらいは感じることが出来るだろう?

「――んんっ!!?……ちくび、つまないで?」

 いいぜ。俺が許すよ。キミのテクニックを使って彼女を喜ばせてよ。上半身を起こして抱いてみてもいい。彼女の小ささや重さを感じながらも甘い魅惑が脳天をくすぐってるだろ?
 その誘惑だけを感じてればいい。
 もっとちくびを親指と人差し指で潰してみろよ。……はは、ひかりがキミの上で跳ねたじゃないか。いいよいいよ。

「ちゅっ、レロ、レロ、んふっ、ん……」

 キミとひかりの胸が当たってる。スク水越しにひかりの乳房を感じているかい?かたちの良いひかりの乳房だ。
 ……キミは感じているかな?ひかりを乗せている太股に濡れた感触。
 俺は見えるよ。ひかりのスク水が濃く変色しているのが。

「んっ、んっ、んんっ、ちゅぷっ……あはっ、ひかりのあそこ、もうこんなに濡れてきちゃった。あなたはどうなの?わたしに見せてよ?
 ――――わっ、すごい大きい。硬くなってる。私に触れられて感じちゃったの?よかったあ。気持ち良くされたの私だけだと思ってたから嬉しくなっちゃった。じゃあ、あなたのおちんぽ、挿れていいよね?良いわよね?あなたもその気だったんだもの。じゃあ、いただきます――――んんん……」

 ひかりの顔が歪んでる……。キミは本当に凄いものを持ってるね。どうだい?ひかりの膣内は?ヌルヌルであったかいだろ?キミの表情を見ればわかるけどね。

「いや、すごい。くるしい……でも、これが欲しかったの。私を満たしてくれるおちんぽ。がんばって、奥まで咥えるの……ああ!!待って!!突かないで!私のペースでやらせて――」

  ……聞いちゃうんだ。優しいんだね、キミは。

「――はああぁ……ぜんぶ入った。気持ち良い……もうなにも入らない……」

 じゃあ、そろそろキミの番だ。腰を動かして彼女の奥まで貫いてあげよう。

「えっ、ま、待って!!うごかな――ひゃあ!!ああん。おくが、奥が!ジンジン響くよお!お、落ちちゃうよお!!――激しい!激しいの大好き!もっとバコバコ突いてほしいの!!」

 ひかりを狂わせるだけでキミの勝ちは決定かな?でも、俺はひかりに勝ってもらいたいんだ。主からひかりに少し手を貸してあげても良いかな?

「ごしゅじんしゃま、なにを?」

 なにって、ひかりの好きなローターだよ。いまクリトリスに宛ててあげるからね。

「そ!そんなことしたら!わたし!!――――ひゃあああああああ!!」

 あははは。その顔、いいよ。ひかり、もっと狂ってくれよ。ひかりの快楽はそのままキミへと流れ込むんだ。締めつけてくるだろ?うねってくるだろ?良いよ、キミの表情も凄く素敵だ!

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「あ゛あ゛あ゛あ゛。ごしゅじんしゃまぁ。わらし、いっちゃううああ。イクヴヴヴヴヴ―――!!!」

 キミも逝っちゃいなよ。ひかりと同じ表情、同じ快感を共有して、最高の顔を俺に見せてくれよ。

      
「――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」


「STOP。――止まれ」

 ひかりと供に固まるキミ。繋がった二人のオブジェも飾らしてもらおう。
 キミも永遠に俺の家から出ることはできなくなったね。

  

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 看護師のちずるの診断を受けながら桜やひかるを相手している日が続いた明くる日、

 ピンポーン

 玄関のベルが鳴る。ドアを開けると、先日の警察官が訪ねてきたのだ。彼女には催眠をかけていたはず。彼女が来たということは――

「先月、バイクにひき逃げされましたね?その犯人を捕まえてきました」
「でかした」

 グッと俺は拳を握りしめた。
 俺を轢いた奴の顔を見る。一体どこの誰か、ちずるに頼んで莫大な慰謝料を請求してやろうと考える。
 ぐいっと警察官が犯人の腕を引っ張る。グローブをつけた犯人が俺の前に姿を現した。

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「なにするのよ!!?放して!!」

 彼女を見た瞬間、俺は不覚にも呆然としてしまった。

「おまえ――」

 俺は彼女を知っている。知っていると言ってもテレビの中だ。円谷良子じゃないか。出演した作品は今も多くのファンを持つ人気アイドル。彼女はその服装で現れたのだ。

「そうか。だからニュースにもなってなかったのか?目撃証言もなく、事件自体を闇に葬っていた。――合致したよ。やはり有名人は怖いね」

 俺は不敵に笑った。

「私は、事件なんて起こしてなんか――」
「嘘は辞めた方が良いぞ?」
「全ての供述が物語っている!」

 俺と警察官に言われ、良子が言葉を呑みこんだ。事実だろうが嘘だろうが、もう彼女が俺の家に来てしまった以上、表舞台に立つことは二度とない。

「中に入りなよ」

 俺は良子を迎え入れる。警察官に押され、良子は仕方なく家にあがった。
 目指す場所は一つ。良子はただ後ろからついてくるしかしない。外見とは裏腹に歩いた先、大きく開いたその部屋は、バイブや大人の玩具が置いてある説教部屋だった。

「なに、この部屋・・・」

 良子は怪訝した表情を見せた。

「時を動かしたままこの部屋に誰かを招いたことはなかったよ。――歓迎するよ、円谷良子さん」

 俺を迎えるよう桜やちずる、ひかるが待っていたが、良子の姿を見ると状況を察し、良子を睨みつけた。

「あなたがご主人さまを轢いた人?」
「キツイお仕置きが必要かしら?」
「さいてえ!あんたも同じ目に逢えばいい」

 三者三様に良子を罵倒する。一瞬表情を曇らせた良子だが、俺は良子だけさらに奥へと続く部屋へ招き入れる。

「なに?」
「こっちに来い」

 良子は怯えながらも部屋に入る。暗闇だったから良子は最初なんの部屋かわからなかったが、俺が電気をつけると良子はこの部屋に入ったことを後悔していた。
 
 言葉を失う。その部屋は先程の説教部屋が甘く思えるほどの拷問部屋だった。

「誰にも入れたことのないお仕置き部屋だ」

 拷問器具と怪しい道具の数々に、良子は足がすくんで動けなくなった。
 
「さて、本当のことを言ってもらおうか?俺を轢いたのが運の尽きだった」

 この男はヤバイ。
 誰が見ても思うことを、ようやく肌で感じ取った。

「・・・仕方が、なかったの」

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 遂に良子が白状する。

「急いでたの!どうしても遅刻する訳にはいかなかったの」

 「だから許して」と、うっすら涙を滲ませて請う。俺は腹の底から笑った。

「あはははは。そんな理由がまかり通ると思ってるの?やっぱ世間と考え方がずれてるよね?まあ、まわりからちやほらされてれば仕方ないよね?」

 俺の戯言にぎりっと良子が唇を噛みしめた。

「あなたの方が、よっぽど世間体からずれてるわ」
「同感だ」

 俺は『時計』を握りしめる。

「俺は俺の信念を貫く。世間の声すら届かずに動き続ける俺の行動は、もう世間と同じ考えがまかり通るとは思わない」
「狂ってるわ」

 良子が背を向ける。

「あなたのこと、世間にばらしてやるんだから!」

 捨て台詞を残して部屋から抜け出そうとする。
 ――許さない、絶対に。良子はこの部屋から逃がさない。

「円谷良子よ、止まれ」

 『時計』を押した瞬間、良子はピタッと動きを止める。眉毛を吊り上げ、大きな口を開けている状態で止まる良子の身体を抱き寄せる。

「逃げられると思うなよ?」

 俺は良子を処刑する準備を時の止まった状況で着々と進めた。




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 先生の愛液塗れになった義也であったが、下半身は萎れることことなく勃起状態が続いていた。

「貴明。俺のおち〇ぽだってもう我慢できないよ」

 肩で息をしている杏(貴明)に向けられた逸物をズボンから取り出す。彩夏での疲れをもろともしないように勃起した逸物を見せる義也は、椅子に座ると杏の身体を抱きしめた。

「・・・・・・先生っ!」

 手を回すと背中にかかったホックを外し、勝手にブラジャーを取り外していく。ブラジャーに包まれていた杏の大きな乳房がエアバックのように飛び出してきて、義也の顔に優しく包み込んだ。鼻を鳴らしてにおいを嗅ぐ義也に、逸物はさらに天井に向かってそびえ立つ。

「すぅ~はぁ~・・・・・・先生の匂い~ぬくもり~たまらないよ」
「ちょっと、やめなさい。くすぐったいってば」

 クスクスと笑う杏(貴明)だが、嫌がっている様子ではない。杏(貴明)でさえ、先程イったばかりの身体で疼きはまだ冷めていない。逸物を挿入したいというように愛液を充満させているのだから、いま杏(貴明)が腰を滑らせれば簡単に義也の逸物を呑み込んでいくに違いない。

「まったく、しょうがないわね」

 杏(貴明)が腰を逸らしてお尻を浮かせる。そうすると自然と義也の逸物が滑り込んだ。

「先生を満足させなさい。わかったわね」
「わかったよ」

 義也が了承すると、杏(貴明)が腰を下ろして逸物を呑み込んでいった。

「ん・・・・・・はぁあああん!!!」

 ヌルリと亀頭を包み込む膣内の温かさ。そして、愛液に満ちた空間のねっとりさが二人の息を熱くさせた。

「ハァ・・・ハァ・・・先生の膣内すごい、あつくて・・・きもち、いいよ」
「くふぅん・・・あっ、あっ、布施くんのおち〇ち〇・・・とっても大きいわ。私の膣内を満たしてく・・・」

 痛がる様子もなく、竿の付け根まで全部飲みこんだ杏の膣内を義也は全体で味わっていた。太腿に座らせる杏(貴明)の体重を感じながら、二人は挿入した快感を共有していた。どちらが先に動くかを目で合図しながら、呼吸を合わせるように息を整えていた。
 そして、義也が杏の身体を持ち上げた。

「あん・・・ああぁん!」

 腰が浮くと杏(貴明)がたまらず声を喘いだ。体内に埋まっていた逸物が外に抜け出そうになる感覚に声を震わせながら、それを思わず引き留めようと膣内が蠢く様を感じていた。しかし、逸物が外に出そうになったところで再び一番奥まで押し付けられる。再び体内が逸物に埋め尽くされることに頭からビリビリと電気が伝っていた。

「うぅん・・・あっ、あっ、あぁん!」

 パンパンパン――と、何度も同じ動作を繰り返し、杏の身体が上下に揺れる。それと同時に杏の乳房が義也の顔に上下に当たる。身体が落ちる瞬間とタイミングがずれながら、追うように乳房が義也の顔を撫でていく。乳首の硬い感触が鼻に当たりながら、義也の目の前で流れる姿は圧巻だった。

「先生、俺、もう出すよ」

 義也が先にイこうとした瞬間。杏(貴明)が「ま、待ちなさい」と声を荒げた。
 何事かと思った義也に杏(貴明)が不敵な笑みを浮かべた。

「このタイミングで俺は引っ込むぞ」
「えっ、また?」
「当然だろ。後はお前に任せる」
「ちょっ、それは困る――」

 彩夏のように杏の意識を蘇らせようとしている貴明だが、先程とは状況が違うことに義也は一瞬躊躇した。
 彩夏のように愛撫のみとは訳が違う、既に本番が始まっているのだから一万円以上の差があるのは自明の理。許す許さないの問題ではなく、許されない問題なのだ。
 しかも相手は先生。常識では覆らないこの状況下で杏の意識を呼び覚ますのは自殺行為の何者でもなかった。
 しかし、貴明はやろうとしているのだ。義也に任せてこの状況を楽しもうとしているのだ。

 無理を無理と言うことくらい誰にでも出来る。それでもやり遂げるのが優秀な人物――。

「ち、畜生!!!」

 ――それでも、義也は叫ばずにはいられなかった。

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