純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

タグ:復讐

「梨央!」

 伊集院詩奈-いじゅういんしいな-が目を覚ますとすぐに弟の梨央-りお-の部屋へと向かった。怒りのままに扉を開け放つ。部屋には、梨央のベッドの上でオナニーの真っ最中の梨央がいた。学校から帰ってきた制服姿のままで自慰行為をしている詩奈の姿をした梨央に、詩奈は絶句した様子で眺めていた。

「なにしてるのよ?」
「あっ、お姉ちゃん」

 突然の来客でオナニーを辞めた梨央。スカートを正してベッドから起き上がった梨央は詩奈を見ながらニヤニヤと笑っていた。
 詩奈に対して侮蔑な笑みを浮かべている梨央。その表情を詩奈の顔が繕っていた。そう、二人の身体は入れ替わっているのだった。

「アンタ、私の身体返しなさいよ!」

 普段なら弟というだけで詩奈の尻に敷かれていた梨央。そんな彼が学校から帰ってきた詩奈に対して渡してきた『粉薬』。その匂いを嗅いでいくうちに意識が遠くなり、二人の身体は入れ替わっていたのである。
 梨央の策略に嵌った詩奈。弟の身体にされてしまったが、怒りをみせつけて詩奈(梨央)を叱りつけるように怒声を張り上げていた。

「最初はお姉ちゃんになって立場が変わればいいなって思っただけなんだ」

 姉に対しての不満をぶちまけながら『粉薬』を使った経緯を話している。しかし、梨央は詩奈が知らない事実を既に掴んでいるように態度を改めようとしなかった。

「なんのこと?」

      強気でいこう!

「でも、やーめた。お姉ちゃんはこんな気持ちいいことを知っているんだもん」

 突然、梨央(詩奈)の目の前で両手で胸をがっと揉みし抱く。制服の上からでもわかるくらい柔らかな乳肉の形が手の動きでプリンのように柔らかく崩れていた。もともと自分の身体を好き勝手に扱われている――普段の詩奈なら取り乱して怒鳴りつけるところだ。

「なにしてるのよ?」

 しかし、それを見ながら梨央(詩奈)は冷静に訪ねる。
 まるで詩奈(梨央)がなにをしているのか分かっていないように。

「・・・くすっ。忘れちゃったんだね、お姉ちゃん。当然か。ぼくだって知らなかったことだからね」

 憶測は確信に変わる。詩奈(梨央)が優しく梨央(詩奈)に答える。

「オナニーって言うんだけど。知ってるよね?」

 その響きを詩奈は知っているし、一人夜な夜なやっていた行為だ。
 しかし、今の詩奈はオナニーがなんのことだか完全に忘れてしまっていた。

「知らない・・・ううん、知って・・・・・・わからない!」
「オナニーだよ。オナニー。お姉ちゃんが大好きなオナニーってなんだったっけ?」
「いや・・・やめて!言わないで・・・・・・あっ、あっ・・・」

 自分でも何故思い出せないのか分からず困惑している。ただ、答えられないという事実に詩奈は自分の身になにか大変なことが起こっていることに気付き始める。
 梨央が先に知った事実とはこれだ。

「じゃあ、赤ちゃんがどうやってできるかも忘れちゃったんだ。自分の身体に知識置いてきちゃったもんね!」

 身体が入れ替わっただけで知識はその身体に残ったまま。詩奈の知識はもともとの梨央の知識にまで減ってしまい、逆に梨央の知識は詩奈の知識まで得たことになる。『粉薬』によって詩奈は立場だけじゃなく、知識まで奪われてしまったのだ。

「あ・・・あ・・・」
「お姉ちゃんが教えてあげようか?」

 意気揚々と梨央(詩奈)の前に立った詩奈(梨央)はおもむろに上着とズボンを脱がして全裸にさせて、小っさな男性器を取り出した。

「ちょっと!?」

 恥ずかしそうに逸物を隠した梨央(詩奈)だったが、詩奈(梨央)の手に阻まれてしまうと、そのまま逸物を刺激される。

「れろ」

 詩奈(梨央)の舌に舐められた逸物がビクンと反応を示す。それは梨央(詩奈)にとって初めての刺激だった。

「な、なに・・・?この感じ・・・」
「こうするとおっきくなるんだよね?お姉ちゃんだってよくやってたんでしょ?」

      ふぇら

 梨央(詩奈)の逸物を咥えて顔を前後に動かし呑み込んでいく。すると、逸物は詩奈(梨央)の口の中で勃起していき、成人男性のように太くて硬いものとなっていった。

「ぢゅぶぢゅぶ・・・れろれろ、ちゅっ、ちゅぅっ・・・・・・はぁ・・・いまならぼくにもわかるよ。おちんちんすごい興奮するよね?このにおいでお姉ちゃんのお股もジンジンしてくるんだよね?」
「あっ、あんっ、やあっ・・・なにこれぇ・・・いやぁっ!」

 逸物を美味しそうに頬張りながら敏感な性器を刺激していく。それに耐えられずに梨央(詩奈)は苦しそうに呻くも、詩奈(梨央)のフェラが止むことはなかった。

「はむっ。ちゅぱちゅぱ・・・ぢゅるるる・・・ぢゅぶ・・・ちゅぶちゅぶ」
「あっ・・・やっ・・・やめっ・・・ああああっ!」

 ドビュドビュっと、梨央にとって初めてとなる射精をしてしまう。口の中で受け止められる濃い精液に眉間に詩奈(梨央)は皺を寄せていた。

「うえっ・・・なんだよこれ・・・自分のものなのに美味しくないな。記憶だと美味しそうに飲みこんでいたのに・・・・・・」

 舌に粘つく精液の滓を取り払いながら高揚とした表情を浮かべていく。詩奈は初めての射精感に動揺しながらも、自分がいま何をしたのかさえ分かっていない様子だった。それくらい性知識を失ってしまったのだ。

「いまのなに・・・?おしっことは全然違う・・・」
「でも、射精できた。人生で初めての射精だ」
「しゃせい?射精ってなに?」
「あとで教えてあげるよ・・・」

 戸惑いを見せる梨央(詩奈)の顔は普段の梨央そのものだった。
 詩奈-あね-の言いなりになった梨央(詩奈)の逸物は、一度の射精だけじゃまだ硬さを保ち続けていた。

「じゃあ次は本番。ここにおち〇ち〇を挿入れるわよ。・・・いいわよね?お姉ちゃんの言うことは絶対よね?」

 梨央(詩奈)をベッドに押し倒し、詩奈(梨央)は上に跨る態勢を取った。
 オナニーと立場が逆転した興奮で詩奈(梨央)の秘部はぐちょぐちょに濡れていたのだった。続きを読む

 その日、丸山伸生‐まるやまのぶお‐はクラス委員長である角田喜代美‐すみたきよみ‐に怒られていた。

      屑はどっちだ?

「毎日毎日遅刻遅刻。授業態度も不真面目。提出物もまともに出さない・・・丸山くんって学生だからって甘すぎじゃない?よくそれで平気でいられるわね」

 自分と全く性格が違うせいか、不規則な生活リズムで輪を乱す伸生に対して喜代美は初めから険しい目つきで対峙していた。

「おお、こわ。委員長はお堅いなあ」
「私だったら恥ずかしくて生きてられないわ。本当信じられない」
「ぐ・・・ぐぬぬ」

 冗談として流すことも通じず、喜代美に対して面倒だと感じる。たまたま同じクラスメイトになっただけでどうしてそこまで生活リズムを指摘されなければいけないのだろうか。
 他人のくせに自分の都合に合わせて無茶苦茶言ってくる喜代美を伸生もまた毛嫌いしていた。

「委員長だからって好き勝手言ってんじゃねえぞ!クソがクソが糞があああ!!」

 学校が終わり、家でゲームをやっていてもふと喜代美の言葉が突き刺さる。その度に伸生にふつふつと怒りという感情が湧き上がってきてゲームが面白くなくなっていく。楽しい学校生活も一人の行動次第でまったく楽しくなくなるものである。
 ゲームをしているのにストレスを感じる伸生を見て母親は深いため息を吐いていた。

「イライラしてないで、さっさとお風呂入りなさい。後が遅くなるでしょう」
「くっそぉぉぉ!!」

 負けた腹いせにゲームを一時やめて母親の言う通りにお風呂に入る。
 浴槽に入る前に身体を洗い、頭からシャワーを被り、シャンプーを出して髪の毛を洗い汚れを落とそうとした。
 しかし災難というのは続くもので、そのシャンプーもまさかの空っぽだった。
 伸生に再び苛立ちが募る。

「シャンプーないとか、補充しとけよ!」

 浴室から脱衣所に戻ってシャンプーの詰め替えを取り出す。そして、大股で歩いて浴室へと戻っていった。
 浴室へと踏み込んだ伸生の足元には、まさかの石鹸が落ちていた。
 つるっ――!ガンッ!!!
 まるでバナナを踏んだかのように見事なサマーソルトを噛ましながら、頭から地面へ落ちていった。

「いったあぁぁぁ~~!!」

 浴室で悶絶する伸生。学校からの一日の災難はプライベートの至福の時間まで汚していく。
 人生最悪の厄日だと伸生は思っていた。

「誰だよ、こんなところに石鹸置いたやつは・・・俺じゃねえかああぁぁぁ!!」

 一人ツッコミするほど怒りが湧いていく。こうなってしまうと悪いのは自分と分かっていながらすべては喜代美が悪いのだと責任転換をしてしまう。

「あいつのせいだ!今日は俺は人生最悪の厄日だ!!」

 ぶつぶつとつぶやいた伸生は自分の手に持っていた詰め替え用の袋を無くしていたことに気付いた。その液体はお湯が溜まった浴槽の中に沈んでいた。中身は既に漏れて液体は白くなっていた。こうなってしまったらもうお湯を抜いて入れ直すしかなくなっていた。シャンプーは翌日に買い直すしかない。今日は石鹸で我慢するしかなかった。間違いなく母親に怒られるだろう。

「角田のヤロー・・・あんにゃろ~ぶっ〇してやるぅ!!」

 白くなった水槽の湯。底が見えなくなってしばらく経つと――なんと浴槽から角田喜代美が現れたのだ。

「ぎゃああぁぁぁああああぁぁぁ!!!」
「うわああああ!!?」

 突然、丸山の家に現れた委員長に驚いてしまう伸生。しかも何故か喜代美は競泳水着の格好で現れたのだ。底が見えなくなった白い浴槽の底から生まれた喜代美に心臓が飛び出すほど驚いていた。

「なんでこんなところに委員長が現れるんだよ」
「知らないわよ。っていうか、ここどこよ?あんた、なんで裸なのよ!?」
「なんでここに居るのか分かってるのか?」
「知らないわよ。っていうか、なんで私こんな格好してんのよ。意味わかんない!」
「・・・はぁ?」

 しかし、それは喜代美も同じだった。まるで競泳水着を着ているのも自分の意志じゃないようなこと言っている。意味が分からず混乱する俺はふと浴槽から拾い上げた『柔軟剤』に書かれている一文に目を通していた。

【この『柔軟剤』は入れる時に頭の中で想像した人物に変身する不思議な液状が含まれています。変身した『スライム』はあなたの命令に逆らえません。早速オナホにしたい人物を想像して身体を綺麗にしましょう――】

 そこには摩訶不思議な説明文が書かれている。伸生は焦りと動揺の中で冷静に状況を見定めるように頭の中を整理していった。

「(つまり、なんだ・・・こいつは俺は想像した委員長だって言うのか・・・・・・)」

 見た目もそっくりだけど、突然競泳水着を着て浴槽の中に現れるなんて喜代美本人がするわけがない。喜代美が競泳水着を着ている理由も伸生には心当たりがあったのも、状況証拠を固めるのに十分認める素材になった。
 目の前に現れた喜代美は本人すら認識していない偽物だということを伸生は理解した。伸生が手にした不思議な『液状‐スライム‐』で喜代美のコピーが浴槽で作られたのだ。彼女は俺の命令には逆らえないとも書いてある。
 なんの理由で――?それは説明文に書いてある通りだろう。

「(『柔軟剤』って、そういう意味かよ!?)」

 伸生は思わず興奮を昂ぶっていった。

「あ、のさ、委員長?」
「なによ?」
「おまえ、誰か分かるのか?」
「はぁ?当たり前じゃない。角田喜代美じゃない」

      水着はサービスかな?

 声も性格も見た目も委員長の貫禄をもって答えている。しかし、普段の委員長なら伸生の言葉を素直に聞くとは思えない。名前を答えたということは、喜代美は伸生の命令を聞いたということだ。
 ムクムクと、伸生の中に復讐心が沸き起こっていった。

「私なんでここに居るの?・・・帰る」

 浴槽から出て行こうとする喜代美に対して俺は肩をつかんだ。思った以上に肩幅の小さい喜代美をその場に座らせ、いきり立った逸物を目の前に見せつけた。

「俺の身体を洗うためだろ?」
「・・・は?・・・なによ、それ?」
「そうだな。まずはフェラチオでもしてもらおうかな」

 いきなり横暴なことを言われながら男性器を突きつけられた喜代美があからさまに嫌な表情を浮かべていた。

「は、はあ?こんな汚いの舐められるわけないでしょ!」
「いいからしゃぶれよ」

 トーンを落として伸生は喜代美に命令する。すると・・・威厳のあった委員長が見せたこともない小さく口を開けて、舌を差し出して伸生の逸物をペロペロと舐め始めたのだった。
 ピチャピチャと、舌で叩きながら逸物を竿から亀頭の先まで舐めあげていく。喜代美にフェラチオをさせていることに伸生は今まで感じたことのない高揚感を感じていた。

「んっ・・・おぇ・・・アンタ、わらひに・・・はぁ・・・あにしたのよ・・・ちゅぶぶぅ・・・」

 まるで自分の意志じゃないものに命令されて勝手にフェラチオをしているとでも言うように目に涙を浮かべている。喜代美が伸生を睨みつける強気な姿勢がゾクゾクと背筋を震わせた。

「文句言ってないで俺を満足させろよ。ほらほら。ち〇ぽ噛み切るなんてこと考えるなよ」
「じゅぶ、じゅぶ、か、らだが・・・勝手に・・・ぢゅぶぶぶぅ!!」
「ウィッヒッ!フェラてのはこうやって喉の奥まで使ってしゃぶるんだよ!」

 喜代美の頭を持ってガンガン逸物を喉奥まで突っ込んでいく。亀頭の先が喜代美の口内粘膜に触れて温かく気持ちいい。対して喜代美は苦しさと臭さにむせ返り、唇の端から粘ついた涎を垂らしていた。

「んごっ・・・んぼぉっ・・・ぐぼっ・・・ぐびっ・・・」
「うおおおお!最高だ!委員長にフェラしてもらってるよ!!」

 彼女の頭を押さえつけながら乱暴に腰を振って逸物を呑み込ませていく。彼女の口マ〇コの気持ちよさに思わず伸生は一発吐き出してしまった。

「ンンぅ・・・・・・!んぼぉおおおっ!!?」

 ドビュルルッ!!と、口の中で大量に吐き出されていく精液の流動に耐えきれずに涙を流す。逸物を取り出すと、白い舌に乗ったままの精液が床に落ちて排水溝へと流れていった。

「ん・・・おぇえ・・・」

 思わず感極まって一発吐き出してしまった。競泳水着が精液で汚れる喜代美は衝撃を受けるも、既に伸生は次の命令を差し向けていた。

「角田さんの口オナホとっても良かったよ。それじゃあ、そろそろ下のオナホも使ってみようかな」
「・・・・・・へ?」

 苦しさが抜けない喜代美に対して競泳水着を脱がせていき、伸生はお尻を突き出させて彼女のオマ〇コをのぞかせたのだった。


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 純粋とは矛盾色をご覧の皆さまへ
 エムシー販売店総支配人の村崎色です。

 いよいよ明日、『エムシー販売店』最新作MCモノ同人誌が2作同時発売になります!
 怒涛の連鎖の同人作品の一作目を告知させていただきます。


『エムシー販売店』新作同人誌第Ⅸ弾!小説版 グノーグレイヴ『アプリ―催眠生徒会編―』!!!

      哀を叫ぶ

◆学園モノ完全女性’催眠’オリジナル小説◆
◆たむポ~サ様監修の完全オリジナル挿絵36枚収録(表紙絵含む台詞有無各18枚)◆
◆シーン紹介◆以下タイトルと簡易説明


第四章 催眠アプリとなりすまし彼女――『アプリ』使いこなし、風紀委員長の憧れの生徒会長に成りすましてセックス。
第五章 催眠アプリと催眠人格彼女――生徒会長に別人格を『アプリ』で作り出しながら、お尻をメインに肉体調教。
第六章 催眠アプリと洗脳彼女――いじめられていた副会長に復讐催眠。
第七章 催眠アプリと催眠生徒会――催眠をかけたヒロイン達との小説版オリジナルエピソード。

◆要素◆

『催眠アプリ』を使ってやりたい放題。
被写体のデータ化・記憶改竄・状況改変・常識変換・認識不可視・調教・立場変換なんでもありのどSコア要素満載の一冊。

◆今作の『催眠アプリモノ』は生徒会役員をメインで送る常識変化ストーリー。前回の『催眠教室編』の続編としても楽しめる作りになっております◆
◆全193ページ、80,000字を越える催眠・洗脳作品◆
◆小説版でしか読めない、展開有り!!!◆
◆『催眠』要素を盛り込んだ挿絵を多数収録。多彩な催眠シチュエーションにお気に入りのシーンが必ずあります!◆

さらに背徳感を無視して調教度を増すサディスティックな展開。罪悪感が薄くなった先にある一つの感情の犠牲。

小説だからこそ味わえる大大ボリューム!!!

 明日(11月7日)発売です!どうぞ、皆さま。よろしくお願い致します!

『エムシー販売店』の販売する商品には摩訶不思議な能力が備わっている。スマホを購入したお客様には当社が開発したアプリが自動インストールされていた。それは、被写体を’催眠状態’にすることはできるアプリだった。

――『エムシー販売店』新作同人誌第9弾!――同時発売同人誌第10弾!!

”小説版 グノーグレイヴ『アプリ―催眠生徒会編―』”
”CG集版 グノーグレイヴ『アプリ―催眠Ⅰ前半―』”

――――11月7日 木曜日 発売!!!

      詳しくはpixivへ


◆学園モノ完全女性”催眠”オリジナル小説◆
◆たむポ~サ様監修の完全オリジナル挿絵36枚収録(表紙絵含む台詞有無各18枚)◆
◆今作の『催眠アプリモノ』は生徒会役員をメインで送る常識変化ストーリー。前回の『催眠教室編』の続編としても楽しめる作りになっております◆
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DLサイト(本登録申請済)

FANZA(旧DMM)(本登録申請済)
https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_164053/

DiGiket(本登録申請済)



 発売まであと2週間です!
 ”催眠アプリ”でさらに展開は波乱になる今作をよろしくお願い致します!

 純粋とは矛盾色をご覧の皆さまへ
 エムシー販売店総支配人の村崎色です。
 同人誌『アプリ―催眠教室編―』が発売して興奮冷めやらない私ですが、ハイテンションを維持した状態で次回作の宣伝を始めたいと思います。


      今回は三人のみ!

”『エムシー販売店』新作同人誌第Ⅸ弾!小説版 グノーグレイヴ『アプリ―催眠生徒会編―』”


◆学園モノ完全女性”催眠”オリジナル小説◆
◆たむポ~サ様監修の完全オリジナル挿絵36枚収録(表紙絵含む台詞有無各18枚)◆
◆今作の『催眠アプリモノ』は生徒会役員をメインで送る常識変化ストーリー。前回の『催眠教室編』の続編としても楽しめる作りになっております◆
◆全193ページ、80,000字を越える催眠・洗脳作品◆
◆小説版でしか読めない、展開有り!!!◆
◆『催眠』要素を盛り込んだ挿絵を多数収録。多彩な催眠シチュエーションにお気に入りのシーンが必ずあります!◆

 さらに背徳感を無視して調教度を増すサディスティックな展開。罪悪感が薄くなった先にある一つの感情の犠牲。

 小説だからこそ味わえる大大ボリューム!!!

DLサイト(予告宣伝中)
https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ267443.html

FANZA(旧DMM)(予告宣伝中)
https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_164053/


 読んでみればきっと分かります。是非お求めくださいませ!

 放課後の教室で、石川類は高鷲奈桜を催眠術にかけていた。
 一度イかせた身体の火照りに疼いた奈桜は仕事どころではなくなっていた。
 身体をくねらし、うずうずしながら目を閉じて呼吸を整えている様子は、放っておいてもこのままオナニーをするのではないかという気さえ思えてくる。
 しかし、類は背後から両手をまわし、ブラの上から乳房を揉みし抱く。

 むにむにむにゅん――

「はぁん!・・・くぅっ・・・あっ!んんっ・・・・・・っ!」

 類の思いのままに奈桜の乳房を弄ぶ。奈桜は既に成すがままの状態である。

 クリクリ、くりゅん――

「くぁあんっ!・・・ひゃうっ!!・・・・・・んっ、んんっ!」

 すっかり硬く尖っている乳首を、ブラの上から摘んでみたりする。直接触るのも類にとってはたまらないのだが、

 キュッ――

「くぁあんっ!!」

 布地が擦れながら痛くされるのもまた奈桜には気持ちがよかった。奈桜はすっかり昂ぶっていて、喘ぎ声を抑えることができなかった。ここまで来たらプリントの仕分けなんてとっくに投げ出しているようなものだ。

「高鷲さん。そんな色っぽい声出して、いったいどうしたんだい?」

 類は奈桜を弄る手は止めずにそう問い掛ける。

「あぁあんっ!そっ、そんなことぉ、なっ・・・くぅ・・・ないっ!・・・変なことっ、んっ・・・言わないで。んひっ!」

 類の愛撫と奈桜の昂ぶりの関連性を認識できない。色っぽいを荒げていることを否定してくる。そういう認識なのだ。誰が聞いても、誰が見ても、色っぽい様子を見せているのだけど。

「ふぅん、そう・・・・・・」

 類は奈桜の下着を剥ぎ取ってしまう。色っぽい、白い肌が薄く赤に染まる裸体を見せつけている。奈桜の肉付きは良く、類は触れば触るほど思いは強くなっていく。
 太ももだけでなく、乳房も・・・・・・

 もみもみ、もみゅん――

「あっ!んっ!あんっ!あんっ・・・んんっ、ああっ!」

 今度は直接乳房を揉んでみる。直で分かる乳肉の異様な柔らかさを体感する。揉んでみた感じだと、95cmくらい有りそうな胸だ。類の目にも明らかになった奈桜の胸の大きさは、Eカップを彷彿とした素晴らしい大きさを保っていた。
 幼馴染という立場でいながら女性として意識していなかった奈桜に対する誤解。この胸を見て考えを改めた類は想像もしないくらい自らの男性器を勃起させてしまったのだ。
 幼馴染を催眠術にかけた興奮と、幼馴染を感じさせた興奮――そのまま左手を乳房に・・・そして右手を下ろしていき、太腿の付け根にある部分に這わせる。

「ひゃうっ!んっ・・・・・・あっ!やあっ・・・・・・!」

 一度イっていている奈桜の秘部を愛撫する間もなく、ぐっしょり濡れていることが指の腹から伝わってくる。ビチャっとした感触に思わず類はニヤついてしまう。

「・・・なんだ、もうぐっしょり濡れてるじゃん」 
「あんっ!あっ!・・・あ、ぁぁっ・・・・・・はぁん!」
「やっぱり普通じゃないよね・・・高鷲さん大丈夫?」
「ああっ・・・だ、大丈夫っ!んっ・・・だ、だからっ!石川君は、ああっ!きに、気にしないで、くぅっ!!」

 そのまま割れ目に沿ってスリスリと擦る。奈桜が耐えるように身悶えていた。全然大丈夫じゃないのに、無理して誤魔化そうとしている奈桜に類は愛おしさを覚えてしまう。
 類は奈桜とこの場でセックスしたくてたまらなかった。
 しかし、このままセックスしても、奈桜は類とセックスすることに疑問を抱かない。翌日にはセックスした事実が何事もなかったように過ぎていくだろう。他人事ではなく当事者として奈桜にもセックスしたことを覚えていてもらうように、類は奈桜に対する暗示をかけ直すことにした。

「高鷲さん。聞いて欲しいことがあるんだけど」
「はぁ・・・ん、なっ・・・あんっ!・・・・・・なに?」

 後ろを振り向こうとした奈桜に向かって、

『これから、俺は高鷲奈桜に催眠術をかける!』

 囁いたその瞬間、奈桜の行動はピタリと止まり、催眠状態に陥った。
 類は前回のことを踏まえて、早速暗示をかけ直した。

『高鷲奈桜は石川類の言う事に絶対に従います』
「私は石川くんの言う事に絶対に従います」

 そう暗示をかけたのだった。

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「きゃぁぁぁ!!」

 休み時間に突然廊下から悲鳴が聞こえた。それに驚いた教室内のクラスメイトの視線は、慌てて教室に駆け込んでくる本庄‐ほんじょう‐まるかと、その後をぴったり張り付いてくる石川類‐いしかわるい‐に向けられていた。

「助けて!石川くんが・・・石川くんが・・・」
「ちがう!これは違うんだ!」

 教室のみんなに聞こえる声で泣き叫ぶまるかと、何やら弁明をしている類に何が起こったのかと思い、クラスの委員長である宝城千尋‐ほうじょうちひろ‐が二人に駆け寄った。

「なに?なにがあったの?」
「知らない!俺は知らない!」
「これ、これ・・・」

 首を振ってなにかを否定する類の尻目にまるかは見てと言わんばかりにお尻を突き出していた、千尋が見ると、そこにはまるかのお尻に添えられた類の右手があったのだ。類は白昼堂々と女の子のお尻を触っていたのである。

「あんた、なにやってるの!?」

 状況を理解した千尋が激情する。

「誤解だ!俺はただ心優しく――」

 こうなったのも、類のもとへやってきたのはまるかの方だ。しかも――、


「ねえ、石川。私のスカートになんか気味悪いシミがあるの」

 と言って、わざとスカートを翻して類にお尻を突き出す。

「ちょっと、触って確かめてくれない?」

 とまでまるかは言ってきたのだ。クラスメイトで昔からの好として訪ねてきたのかと類は思った。

「それなら、高鷲‐たかす‐さんの方がいいんじゃないか?俺でいいのか?」
「ううん。石川がいいの。はやくぅ~触ってぇ~」
「なんで猫なで声だしてんだ、こいつ?」

 よくわからないが、言われたように類はまるかのスカートを触った。お尻でもなく、あくまでスカートを触るイメージで、薄い布切れに添えるように触り、それ以上当てないようにしてやるつもりだった。
 だが、まるかは自らお尻をぐいっと持ち上げて類に宛がってきたのだ。

「おいおいっ!」
「いいからぁ。もっと思いっきり触ってぇ~~・・・・・・あっ・・・」

 お尻を振りながらシミ部分に石川の手が馴染む様に押し付けてくる。そんなイヤらしい腰使いをしても類は平常心を持っているからまるかの色仕掛けは効かなかった。
 ・・・・・・効かないようにしていた。

「確かに濡れてるけど、・・・・・・なに付けたんだ?ん・・・・・・んん・・・・・・?」

 類が何かに気付いた瞬間、まるかは腰を振るのをやめた。そして、おもむろにクラウチングスタートの体勢だった姿勢を起こして、全速力で走り出した。

「・・・ふぁっ!ふあぁぁぁ~~~!!?」

 すると、まるかが走り出すと同時に、類まで一緒になって走り出していた。
 類が走りたくてそうしているわけじゃない。まるかが走るから類も走らざるを得ない状況に陥ったのだ。
 なんと、類の右手がまるかのお尻からくっついて離れないのだ。嘘みたいな話だが、まるかのお尻を触った状態で廊下を走る類は、生徒たちにすれ違うとそのばつの悪さに温厚な類がいよいよ焦り始めた。

「まるか、おい!おま・・・!なに付けたんだ!?接着剤か!?」
「ああぁん!助けて~~!石川くんがぁぁ~~!!」


 ――そして、現在に至る。
 スカートにくっついて離れないという言い分をする石川の話にクラスの皆が白い目でみていた。
 何も言わなくても言おうとしていることが分かる。
 誰も類の話を信じていないのだ。

「そしたら、手が放れないんだよ!で、ご覧の有り様だよ!」
「石川くんが私のこと突然好きって言ってきて、『ハァハァ・・・お尻揉ませろ。おっぱい触らせろ』って、掴んで放さないのよ!私必死に抵抗したのに、まだ触ってきてるし!」
「言ってない!触りたくない!本庄さんの言ってること全部間違ってるんだ!」
「石川くん。放してあげてよ。本庄さん困ってるわよ」

 同じクラスで類の幼馴染の高鷲奈桜‐たかすなお‐も一緒になって類を非難する。
 類の視点が奈桜に注がれた瞬間、まるかがスカートと類の右手の隙間になにかを注ぎ込んだ。

「だから、放れたくても取れな―――うおっ!!?」

 突如、あれだけくっついていた右手はまるかのスカートから放れた。その勢いで類は転んでしまった。ようやく解放された類であったが、クラスの状況はさらに悪化していた。

      委員長の貫禄
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        この画像はBISHOPの著作物です
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「なに、やっぱり放れるじゃない。やっぱり嘘じゃない」
「違うんだって!委員長も奈桜も!俺は間違ってない。俺が正しいんだ!」
「ええ~ん!お尻触られて、名誉も傷つけられて・・・もうお嫁にイケない身体になっちゃったぁ!」
「あんたね。いい加減にしなさいよ!まず謝るのが当然じゃないの?」

 類は間違っていないと思っていても、ここは一先ず謝り状況を緩和させるべきなのかもしれない。たとえ自分が間違っていなくても、謝らなくてはいけない不条理。
 類にとってしてやられた感が強く、ここで謝ってしまったら間違いを認めたことになる。それこそクラスメイトの笑いものにされてしまうと思った。

「俺は間違っていない。間違っていないんだああぁぁぁ!!」

 類は一人教室を飛び出していってしまった。
 まるかに対する怒りに燃える類。身の潔白を証明するために、まるかに復讐を決意するのであった。


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 職場にて――
 今日も失敗をやらかしてしまった昌広は事務所へいき始末書を提出していた。

「まーたお前か。いったいいつになったら気を使って仕事するようになるかね?」
「この時間も作業の時間は止まってるんだけど。誰がきみの穴埋めすると思ってるの?」

 分かっているけど、失敗は起こるものではないだろうか。昌広の憤りの無い苛立ちが溜まりながらもただ謝ることしかできなかった。
 特に――

「本当に、これでも40代なんですね」

      クールビズになりたい

 まだ入社2年目で仕事が分かり始めてきた事務の女性、円谷玲子‐つぶらやれいこ‐にぼそっと言われる。

「今までなにを考えて生きてきたんですか?仕事中もボーっとしているから失敗するんじゃないんですか?」
「難しいことやってるんだ!お前になにが分かるっていうんだ」
「言い訳ですか?皆自分の仕事をやっているのに柴田さんだけ失敗が多いのは何故ですか?それって、責任感が他の人よりないって言うことではないですか?」
「こ、の・・・」
「よく言った、円谷君。・・・言われているぞ、柴田。これを励みに頑張ってくれないと給料でないよ」

 課長がフォローを入れるも、昌広の立つ瀬がない。
 昌広の仕事嫌いも、玲子が職場に来てから拍車がかかったのは間違いない。仕事を覚えて、めきめきと腕をあげ、若くして頭角を見せ始めてきている。評価されればそれだけ上司に言いやすくなり、課長や部長に言い合う姿を見ると、それだけ信頼を勝ち得ているのだろう。しかし、それは昌広には辿り着けない領域であり、まだ玲子を認めるわけにはいかないと、捨てられない意地を持ち続けていた。
 おめおめと引き下がるわけにはいかず、トイレに駆け込むと『デリヘルフォン』で電話をかける。

はい、エムシーデリヘルセンター。オペレーターのセンリが承ります』

 彼女の声を聞くことが、今の昌広の心のオアシスになっていたのであった。
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「はぁ~~はぁ~~・・・・・・♡」

 前川先生の身体で絶頂を繰り返し、噴き出した愛液で指がベトベトだ。艶らかに光る先生の指を見つめながら、アクメの心地よさに酔いしれる。

「こんなに感じるのか・・・・・・病みつきになりそうだぜ・・・・・・」

 保健室に香る静けさの中に、自分の出した女の匂いまで漂っているみたいだ。その匂いを嗅いでいると発情してくるのか、再び下腹の辺りが熱くなってきた。
 ぶるぶると震える前川先生の身体に、込み上げてくるものがあった。

「はっ・・・!そんだか急に、おしっこしたくなってきたな」

 オナニーした後で感じる尿意。おしっこの穴のすぐ近くを弄っているせいか、緩んだ穴から感じる尿意に、慌ててスーツを穿きなおした。このまま女子トイレに向かい駆け足で廊下をひた走る。保健室を出てまっすぐ進んだ先が女子トイレだ。
 しかし、あと少しというタイミングで二階からおりてくる人物が現れた。それは紛れもなく、前川保奈美だった。

「どひぇ~っ――ほ、本人!?」
「・・・・・・あん?」

 声が聞こえて振り返る。俺はすかさず柱の影に隠れて見つからないことを祈った。なにをしに降りてきたのかと思ったが、前川先生も何事もなかったように歩みを進め、女子トイレへと入っていった。

「なんだ・・・・・・たまたまトイレが重なっただけか・・・・・・」

 本人と一緒に女子トイレで済ます。一枚壁の向こうに同じ人物が用を足しているなんて想像も出来ないだろうが、それは逆を言えば大変リスクが高い行動であり、鉢合わせするより安全を心掛ける俺は、別の方法を模索することにした。
 ここから次に近いトイレは二階にある。しかし、階段を昇る手間が面倒だと考えているとき、俺の中でナイスアイディアが頭の中に閃いたのだ。

「そうだ!せっかく今俺の姿は前川先生なんだし、少しくらいみんなを驚かしてやるとしよう。むふふふ・・・・・♪」

 あくどい笑い方を見せて肩を揺らすと、俺は女子トイレとは別の方向へと歩みを進めていった。


※以降、放尿シーンありますので、閲覧にはくれぐれもご注意してください。続きを読む

 授業が終わるとすぐに奈多妓は千恵美へと駆け寄った。

「有賀さん。ちょっとお話があります」
「はい?」

 教室に入ってくるなり大股で近づく奈多妓に恐れる。今日の奈多妓には『近寄るな』と『動くな』の二つのオーラが垣間見えた。そして、

「一体どういうつもりですか!?私に、なんの恨みがあってあのような醜態を!!」

 千恵美にガンガンと言葉をぶつける。当然、千恵美本人は全く身に覚えがない。知るはずがない。

「えっ、ちょっと!?何の話!?ぜんぜん分からないんだけど……きゃあああああ!!」

 押されるままに下がった千恵美がつまずき転ぶ。それでも奈多妓の腹の虫は収まらない。足で踏みつけるかのように足を上げていく。

「まあまあそう怒るなよ、樋渡さん」

 そこに救いの神、柏木剣参上。名前に負けない登場に剣自身が惚れ惚れしていた。

「柏木さん……馴れ馴れしくしないで!!だいたい、あなたとも今朝から顔を合わせて、とっても不愉快なのよ!」

 怒りの矛先が変わっただけであった。しかも、理由になってないほどのとばっちりである。

「ひっでぇ!!毎朝顔を合わすだろう!!」
「目に入れたくないわ!このゴミクズ!!」

 剣に対する態度が露骨に嫌がっているのだと、剣が気付いてしまった。

「カッチーン!」

 口に出てしまうくらい、剣の中で何かが切れた。

「てめえは俺を怒らせた。ちょっと、来いやー!!」
「ちょ、ちょっとー!!」

 物凄い力で奈多妓を引っ張っていく剣。千恵美は未だ目がテンの状態で固まっていた。 


 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 体育館裏まで奈多妓を引っ張り連れてきた剣。

「放して!」

 そこでようやく奈多妓は剣の手を解いた。信じられないというように完全に怒りが見えている。

「あなたといい有賀さんといい、人気のない場所が本当に好きね。おかげ様で私は嫌いになりました。今度から多くの人ともっと交流していきたいと思います」
「それは殊勝な心がけだな」

 怒りと怒りの状態では会話も一触即発である。ここで剣が言う。

「じゃあ、まずは俺と交流を深めようじゃないか」
「はぁ、冗談でしょう?」

 どちらかといえば敵である。交流も何もあったものではないのである。子供のような剣なんかよりは大人の付き合いをしたいというのが奈多妓の思いだ。
 だからと言って、奈多妓の目の前で天を仰ぎながら腕を絡ませている男のような人も絶対イヤだ。剣の行動が全部嫌なのである。

「神に誓ってもらおうか。『わたし、樋渡奈多妓は柏木剣の雌奴隷であり、これから毎朝おはようございますから、夜のおやすみなさいまで尽くすことを誓います』とな」

 しゃべる言葉も嫌である。気持ち悪すぎると表情が物語っている。

「………馬鹿じゃないの?誰がそんな下劣な言葉を言うもんですか」
「サン、ハイ――!」


わたし、樋渡奈多妓は柏木剣の雌奴隷であり、これから毎朝おはようございますから、夜のおやすみなさいまで尽くすことを誓います


 今までの怒りをなくすほどの静けさが、奈多妓の全身を駆け巡った。
 
「な、なによ、いまの……?」

 自分が発したとは思えないのだが、いま、奈多妓が口ずさんだのは、剣が発した言葉そのものだった。
 剣が目の前で音楽プレイヤー『Iチュン』を取り出してイヤホンを耳に当てていた。
 剣が頷き、奈多妓の声をばっちり確認していた。

「テープ録音完了。裁判でも使える物的証拠だな」
「ふ、ふざけないで!それを渡しなさい!」

 襲いかかりプレイヤーを取りあげようとする奈多妓。剣は楽々避ける。

「冗談を言わない方が良いぞ。おまえの身体はもう俺のものなんだぞ?」

 剣が指を鳴らす。すると、再び勝手に奈多妓の口が動き出す。

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わたしの身体、好きに使って下さい……あ、そんなぁ……」

 剣の言うとおりであることがはっきりとわかった。何の力か分からないが、奈多妓は自分の口が剣に奪われているのだということが分かってしまい、地面に膝をついた。
 逆に剣は悪役のように高笑いで奈多妓を見下していた。完全勝利であった。

「これから奈多妓の声が録音されていくのか。いったいどんな声が入るんだろう。楽しみだなぁ」

 これから起こる奈多妓の恐怖は、剣にとって歓喜以外の何物でもなかった。

 
 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

「ありがとな、勉」

 放課後が終わり、一日の締めくくりを勉の家で迎える剣。『コピーキャット』を夜遅くまで借りてしまったが、勉はそれほど怒っていなく、むしろ剣の仕返しの方が上手くいったかどうかが気になっていたようだ。

「これで満足か?」
「おう、バッチリ」

 Iチュンを手に再生ボタンを押す。

剣くん、朝だよ。目を開けて……
剣くん、たまご焼きと目玉焼き、どっちが好き?
……おまん、じゅう!

 間違いなく奈多妓の声である。絶対言わないような台詞と甘い声が見事に録音されていた。
 奈多妓の声とは思えないくらいに可愛らしい声だ。剣を少し見直していた。

「くはあ!!奈多妓CDにして出せば売れるかも!?俺の宝物にしよう」

 声を録音して大満足の剣である。『コピーキャット』はずっとそれに付き添っていたのか。少し疲れた顔をしている気がしている。というか、きっと剣のことだからお預け状態で放置していたに違いない。『コピーキャット』の猫目が怒っているようにも見えた。

「おまえ、もっとやるべきことがあるんじゃねえのか?」
「なにさ?」
「いや、いいよ……」

 終始ご機嫌の剣には、『マウスピース』の方がお気に入りらしい。なるほど、ペットはそれぞえれ愛される主人につく方が幸せだ。
 勉には『コピーキャット』。最愛のペットだ。

「あ、そうそう。ちゃんと奈多妓に仕組んどいたんだよな?」
「あの件かニャ?大丈夫ニャ。おまえさんの言われたようにしといたニャ」
「へへ。サンキュウ、ネコ」

 剣がいなくなったあと、

「うにゃあ!!!ネズミに敗けた気分ニャ!ちっとも面白くなかったニャ」
「そういう約束だったからな。正直すまなかったと思っているよ」
「そうニャ!ご主人様に慰めてもらうニャ!今日一日の愛情を全部注ぎ込むんだニャ!!」
「そ、その気迫、おまえ絶対にネコじゃなくてウサギだろう!?うおおおお――!!!」

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 勉は剣が残した奈多妓に擬態した『コピーキャット』と供に、楽しく身体を交えるのだった。


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