純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

タグ:女体化

 純粋とは矛盾色に足を運んで下さった皆さまへ。エムシー販売店総支配人の村崎色です。
 本日同人誌の新刊が発売になりました!今回も是非よろしくお願い致します!

 ”新作同人誌 グノーグレイヴ『鏡―他者変身Ⅰ―』”

      人形も登場してるよ

◆学園モノ完全女性‘他者変身’オリジナルCG集◆
・本編コミックCG集含めた総ページ数×302P
(表紙文字有1P、文字無し1P、本編台詞有150P、台詞無し150P)

◆シーン紹介◆

シーン1 鏡に映ったアイドルの秘部に触って悪戯
シーン2 鏡の中からアイドルを操り秘部を弄らせオナニー
シーン3 アイドルの姿に変身してオナニー。
シーン4 帰ってきたアイドル本人と同一CPセックス。
シーン5 本人を鏡に封印してアイドルになりすまし。
シーン6 好意を持つアイドルを誑かしてレズセックス。
シーン7 『人形』と『名刺』を使ってアイドル達を好き放題にセックス
シーン8 アイドル達とハーレムセックス

◆今作の魅力◆
『鏡』を使った数々のシチュエーション搭載!
また、『名刺』、『人形』も登場して様々な遊びを取り込んだ多種多様なエロ要素満載!

鏡に映った秘部に悪戯、快感共有、鏡を通して操り、オナニーの見せ合い、
アイドルの子に変身!なりすまし!鏡封印!レズ、百合セックス
立場変換、コピー人形、ハーレム!


他者変身を愛する方が納得する最高の一冊ここに完成!

◆たむポ~サ先生監修。『 鏡 』による”他者変身” ”遠隔” ”肉体操作” を盛り込んだシーンを多数収録。多彩なシチュエーションにお気に入りのシーンが必ずあります!◆

CG集だからこそ味わえる大ボリューム!


DLsite

メロンブックス

FANZA
https://al.dmm.co.jp/?lurl=https%3A%2F%2Fwww.dmm.co.jp%2Fdc%2Fdoujin%2F-%2Fdetail%2F%3D%2Fcid%3Dd_174041%2F&af_id=murasakisiki-002&ch=toolbar&ch_id=link

DiGiket
https://www.digiket.com/work/show/_data/ID=ITM0200044/


4社にて本日(木曜日)同時発売!!

14作品目となりました。ここまで発売できましたことに大きな感謝を!
今後ともお付き合いをどうぞよろしくお願い致します!


是非『グレイヴ』の世界をご堪能ください。

 エムシー販売店、総支配人の村崎色です。
 コミックマーケット98の前に、『エムシー販売店』同人作品第14弾の紹介をさせて頂きます!

”CG集 グノーグレイヴ『鏡―他者変身Ⅰ―』”

      ブログのみ先行公開

◆学園モノ完全女性‘他者変身’オリジナルCG集◆
・本編コミックCG集含めた総ページ数×302P
(表紙文字有1P、文字無し1P、本編台詞有150P、台詞無し150P)

◆シーン紹介◆
シーン1 鏡に映ったアイドルの秘部に触って悪戯
シーン2 鏡の中からアイドルを操り秘部を弄らせオナニー
シーン3 アイドルの姿に変身してオナニー。
シーン4 帰ってきたアイドル本人と同一CPセックス。
シーン5 本人を鏡に封印してアイドルになりすまし。
シーン6 好意を持つアイドルを誑かしてレズセックス。
シーン7 ???
シーン8 ???


今作は『 鏡 』だけじゃ終わらない!!『 鏡 』以外にも魔道具が多数登場――!?

◆たむポ~サ先生監修。『 鏡 』による他者変身” ”遠隔” ”肉体操作を盛り込んだシーンを多数収録。多彩なシチュエーションにお気に入りのシーンが必ずあります!◆

CG集だからこそ味わえる大ボリューム!

DLsite(予告宣伝中)

DMM(予告宣伝中)

DiGiket(予告宣伝中)

3社にて予約受付中!
4月2日(木曜日)同時発売!!


是非『グレイヴ』の世界をご堪能ください。

 エムシー販売店、総支配人の村崎色です。
 今年も新たな試みに挑戦し、読者とともに制作者も楽しみながら同人誌を制作してまいります。
 今までと同じでは面白くない!それは『エムシー販売店』の信念であります。
 TSF王道を行くジャンルの根幹ともいえる今作品、力の入る新作を発表させていただきます。

”『エムシー販売店』新作同人誌第14弾!CG集 グノーグレイヴ『鏡―他者変身Ⅰ―』”

      タイトル


 今回はたむポ~サ様のお力を借りてのアイドル『女体化作品』を発売致します!

 初の『他者変身』シリーズの同人誌。TSFの魅力を存分に描いた新作をお楽しみに!
DLsite』、『DMM』、『DiGiket』にて販売を致します。
 販売日は上旬予定。


 毎週続報を掲載していく予定でございます。
 大まかな発表ですので、次回から細かい情報をお届けしたいと考えております。
 今作も『エムシー販売店』をよろしくお願い致します! 


      戦闘民族が混じってる!?

 これから少しの時間、私と妹の話をしたいと思います。

 私は小鳥遊鈴子‐たかなしすずこ‐。楓子‐ふうこ‐の姉でチアリーダーをやっています。
 楓子はうちの学校の女子バスケ部に所属していて、今年の新入部員が入った女子バスケ部は県大会を優勝して全国大会に出場してしまいました。その輝かしい功績は讃えられるべきで、多くの取材人・マスコミ関係者が校内でも多く出入りするようになりました。
 特に全国大会に出場した立役者が全員一年生と言う話題性があり、その中に私の妹も居ることは姉としても誇りだと思っています。
 でも、輝かしい才能は時に妬みや僻みを生むもので、それを面白く思わない人だって当然いるのです。

「楓子。待って」

 練習前に自主練に行こうとする楓子に声をかけます。

「なに?」
「お姉ちゃんね。楓子が頑張っているってことは良く知ってるよ。・・・でも、最近調子に乗ってない?」
「ハア?」
「先輩たちもバスケが好きで辛い練習を頑張ってきたんだよ。楓子の発言はもう少し謙虚になった方がいいと私は思う。いつ誰が聞いてるか分からないよ」

 私は先週、楓子を取り上げた雑誌の内容を読んでしまった。楓子は硬派な実力階級主義で才能がない人はどれだけ好きでも、否定するようなことを言っていた――。

『1%の才能しか持たない人が99%の努力を持ってやっても、99%の才能を持っている人の方が勝つに決まってるでしょう?99%の努力をするなんて誰もがやって当たり前の話でしょう?器が違うってわかんないかな?』

 部活をしているなら選手として選ばれて、試合に出て結果を残すことができなければ意味がないと、部活において日和見主義派を全否定する意見を飛ばして物議になった。それからうちには脅迫文が送られるようになっていた。

『調子に乗るな』
『ブス』
『死ね!』
『家庭崩壊させてやんよ』
『才能の無駄遣い』

 楓子に対する侮蔑を並べる単語を送りつけられていることを楓子はまだ知らない。

「昔はそんなんじゃなかったよね?楓子だってバスケが楽しくて続けられたでしょ?才能は後から付いてくるものだし、楓子が選ばれたわけじゃなくて、みんなが気付いていないだけなのよ。だから、もう少し謙虚でいて――」
「あーもう、うっさい!!!」

      5番・・・

 私の話に楓子がキレた。

「私は誰よりも厳しいポジションを勝ち取ってきたわ。外野にとやかく言われる筋合いはないわ」

 楓子はSF。最も運動量が多く、最も機敏で大胆さを求められる花形と言われるポジションだ。点を取る場面が最も多く、リバウンドやポストプレー、カットインなど、ゴール下での活躍が必須なうえ、試合を沸かせるためのパフォーマンスすら要求される場所だからです。3PなどのSGのような働きも兼ね備えている性質があって、漫画を見て憧れて入部した生徒に対して残酷なほどの厳しい現実を叩きこんで篩に落とす様な場所です。
 そのうえで生き残った者が最後にSFのポジションを勝ち取るために戦う。既にその場に甘えや相手に対する同情などありません。
 勝った者が強く、負けた者が弱い実力主義の世界。相手に対する非情の精神が楓子に植え付けられていた。

「お姉‐ねえ‐みたいな優しさなら応援なんていらないわ。だって私は絶対に勝つから。勝つことが当たり前なの!私たちチームは学校のために勝たなければならないんだもの」
「そんな重荷を背負わなくても良い。お姉ちゃんは楓子が一生懸命やってる姿をいつまでも応援しているから。辛かったりしたら休んでいいのよ。少し息を抜いて、助けを求めてくれたら、お姉ちゃんはすぐに楓子のために駆け付けてあげるから」
「わかんないかな?誰も私の代わりは務まらない。私に勝てるのは私だけよ」
「楓子・・・」

「いってきます」と、楓子は玄関を飛び出して行ってしまう。この子の中で私なんてどうでもいいのだ。
 昔は楓子の後ろで応援しながら一緒に走ったころを思い出す。チアの格好して応援する私を恥ずかしがって逃げるようにスピードをあげる楓子を追いかけるのが楽しかった。
 でも、既に楓子の目は私を見てはいなかった。高校に入って大好きなバスケは目標ではなく目的になってしまった。連戦連勝して狂喜乱舞する学園の生徒と先生の裏で、姉妹の絆は完全に崩壊してしまっていた。
 意思疎通はそこにはない。それでも私は楓子を見守りたい。姉の活躍をすぐ近くで応援したい。私たちは姉妹なんだからそんなこと当然でしょう。
 一方的な愛だと思う。それはとても悲しいことだと最近特に涙脆くなっていた。妹のすぐ近くに危険が迫っていると思っていても、楓子本人は自分で対応するつもりなのだろう。なにかあったらどうしようと、私は一人悩み続けることしかできなかった。
 私の意見を聞いてくれて、微笑んでくれていた時は素直だったあの子が変わってしまった。私にはどうしたらいいのか分からなくなってしまっていた。妹のために悩み、苦しみ、涙し、それでも守りたいと思う私――この気持ちに嘘はなかった。

「そうか・・・私。楓子のことが好きだったんだ・・・」

 妹として、人として・・・一生懸命頑張る楓子に惚れていたんだ。
 嫌われてもいい。うざがられてもいい。唯一の妹である楓子と心まで放れることが怖かったんだ。
 この気持ちを好きと――異性に抱く感情と同じ気持ちを私は肉親に持ってしまった。妹に。同性に。
 それは、悪いことなのでしょうか?姉として間違ってますか?
 妹を守りたい・・・外部の敵から守る方法がありますか?あるのでしたら、是非私に教えてください――


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 休みの日を利用して久志は俺の家に遊びに来ていた。

「例のものは持ってきたか?」
「ばっちりだ」

 久志は計画通りに一枚の写真を手渡した。そこに映っていたのは、今日体育館で試合を行っている女子バスケットチームの様子だった。
 わざわざ撮影しに休みの日に体育館に行った久志は、何枚か写真を撮って会場を抜け出してきたのだ。試合をしている女子バスケ部の子一人一人を写真に収めている。ベストアングルと言わんばかりに、現像した写真一枚一枚に女の子はその子しか映っていないように撮影されていたのである。

「おっ!この子――」

 俺が一枚の写真を手に取り、映っている女の子に思わず喉を鳴らしてしまう。

      写真加工

「――可愛い・・・可愛くない?」
「1年C組の櫻井日向子‐さくらいひなこ‐だな。身長169cm 体重45kgのSG。うちの高校の主力選手だな。100m走は平均タイム――」
「どこから調べてくるんだよ?」
「えっ?スリーサイズが知りたいって?」
「知りたいけどまだ聞いてないね」

 久志に対する調査能力に脱帽してしまう。俺はお気に入りの子を見つけると、『柔軟剤』を取り出して、ゼリー状の固形物を喉へと流し込んでいった。
 途端に感じる身体の熱さ。あまりの熱さに身体が溶けそうな想いだ。
 いや、実際、そうなっている。『柔軟剤』を飲んで俺の身体は”スライム状態”へと成り果ててしまったのだ。
 いつも通りのことだ。俺たち二人は既にこのことに慣れてしまっていた。

「よし、いいぞ。写真をよく見せてくれ」
「ほいよ」

 肉体という物質はなくなり、柔軟性物となった俺はタイミングを計り久志に合図を送ると、櫻井日向子の写真を見せてくる。
 身体の再構築が自由になったことで、俺は誰にでも変身することが出来るようになっていた。今やその時間はどんどん短縮して、被写体を見せてもらえばものの10秒でその写真にうつる相手を完璧に模倣することが出来るようになっていた。

「お待たせ」

      TSF堕ちしてますね…

 日向子に変身して現れた俺の出来栄えさに静かに賞賛するように久志は頷いていた。
 今回は写真だったが、テレビであれど俺は変身することが出来るようになっていた。テレビを通せば街角でインタビューを受けるOL、ニュースキャスター、お天気お姉さん、一般の子供からキッズアイドルまで、誰でも変身でき、そして久志と供にセックスをして汗を掻く。
 これが俺たちの休みの日のスタンスになっていた。

「重た・・・彼女、こんな胸を持ちながらバスケやってるのか」

 着やせしているのか、裸の日向子の胸は普段より大きく見える。俺はたわわに実った胸を揉みし抱きながら感度を確かめるように優しく乳首を摘まんでいた。

「実際はそんなに無いと思う。2~3割増しで誇張しているがな」
「あっ、おまっ!この写真加工しやがったな!」
「いいだろう。巨乳の方が俺は好きなんだ」
「あっーー」

 日向子に変身した俺に対して即座に襲い掛りベッドに襲い掛かる。強引で乱暴で久志の腕の中で抱かれる。
 良いように振り回される俺だが、久志に逆らわないのは――久志が労力を見合った女性を探してきて、変身した美女の快感を知ることが出来るからに他ならなかった。



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 若菜の身体でオナニーが済んだ後、俺は久志の提案で待たされることになる。なんでも、しばらくここで待っててくれと頼まれたからだ。
 なんで?と聞き返す暇もなく教室を飛び出した久志は全速力で学校を後にして、30分ほど経った後で同じ教室に戻ってきたのだ。
 大粒の汗をかき、手にはショッピングモールで買ったビニール袋を持って、俺に渡してきたのだ。この中身を買いにわざわざ駅前まで走ったか――

「なにを買ってきたんだ?」
「競泳水着だ」

 久志は俺に何の躊躇いもなく言い放った。わざわざ女性ものの、ハイレグ仕様だ。

「たぶん柊さんと同じサイズのやつ。着てみてくれ」
「こいつ、相当の変態だぞ」

 既に変態であることを隠そうとしなくなっていた。若菜(俺)に着せるために購入してきたその執念が逆に怖い。
 新品だけどピッチピチだ。伸縮性があるのはわかっているけど、こんな小さいサイズが着れるのかよ。

「なんなら、今からプールに行こうか。この時間なら誰もいないだろうし」
「空いてるのかよ!?」
「それは大丈夫。鍵盗んできた」
「変態で犯罪者だった」

 久志の言う通りに学校のプールを無断で解放し、中に侵入して着替えを済ませた。
 競泳水着と肌との密着感がすごい。全身で包まれている女性用水着に身体が無理やり抑え込まれてしまう。それにも関わらず、はち切れんばかりに無理やり収められている胸の膨らみに谷間がくっきり深く刻まれている。
 久志の買ったサイズは確かに切れた。それでも、キツい。乳首が中から押し上げてボッチを作っていた。

      透視眼

「来たか!」

 久志が着替えた若菜(俺)を見つけて手を振っていた。わざわざ自らも男性用の競泳水着を買ってきている丁寧さを見せつけている。

「うん、いいね。身体のラインがくっきりみえてエロいね」
「そういう事本人の前で言う?」

 若菜を前に言ったらドン引きだ。いや、もし柊若菜本人に競泳水着を着させようとしたら、若菜だってさすがに逃げるレベルだ。あえて親友だから言わせてもらう。

「お前、やっぱ変態だ」
「いいじゃないか。おまえは柊さんに成りすましているだけであって若菜じゃない」

 そうだ。俺は花野翔だ。柊若菜じゃない。
 
「若菜じゃないのに、女性ものの競泳水着を喜んで着て乳首を勃起させてる姿は俺より変態だろ?」
「そ、そういうこと言うのか?!」
「・・・敏感になってるくせに、本当は期待してるんだろ?」
「ばかっ。やっ?!」

 競泳水着に沿って指を這う久志が、股座に手を差し込みながら秘部を上から弄る。若菜の競泳水着に包まれた恥丘がくにくにと久志の指に擦り弄られて濡れていって力が入らなくなっていく。久志に腕を絡めて体重を預け、自然と顔を近づけていった。

「んっ・・・んはっ・・・んちゅっ・・・くふ・・・・・・んっ・・・・・・」

 舌を絡めるディープキス。俺は男でありながら、久志の行動を受け入れていってしまう。
 久志の指が敏感な部分を弄る度に、水に入っていないのにぴちゃぴちゃとイヤらしい音が響いてきていた。

「ちゅぅ・・・ちゅむ・・・ンっ・・・はぁ・・・こんなことして、誰か人が来たらどうするんだ?」
「気にする余裕あるのか?・・・俺はもうない」
「あっ!」

 久志が若菜(俺)の弄っていた部分を直接見始める。水着をずらして秘部を外気に曝し、愛液の滑りを指の腹にのせて糸を引いて見せていた。

「見ろよ。柊さんの身体・・・こんなにヌルヌルになってる。これじゃあプールに入れないな」
「・・・入るつもりだったのか?」
「さあ、どうだったろうな」

 久志は最後の最後で誤魔化してみせた。競泳水着を購入しに走り、プールを無断使用しているくせに、その目的をはぐらかすなんて悪いヤツだ。
 若菜(俺)に言わせる気なのか、おま〇こをこんなにしたやつの手の平の上で踊らされるのは悔しいが、それ以上に久志を求めてしまう身体が熱くなっていた。

「こ・・・ここまでしたんだから。ちゃんと最後までしろよ」
「最後まで?何をすればいいんだい?」

 そう言いながら水着から滾った逸物を取り出す。

「なにをして欲しいんだ?」

 勃起して亀頭を剥き出しにしてみせる久志。すでに先走り汁も噴き出しており、ヌルヌルの逸物をみているだけでおま〇この奥がきゅんと疼いていた。

「・・・こ、ココに入れてくれよ」

 自ら秘部を拡げて久志を招いて見せる。しかし、久志は気に食わなかったらしく、駄目出しを告げた。

「柊さんの身体になってるって自覚してるんだから、口調も柊さんになってくれよ。頼むよ~」
「え~・・・」

 散々俺を男として意識させていた癖に、ここでも突き放して若菜に成りすますように命令する。この時ばかり強気に見える久志に普段とのギャップを抱かずにはいられなかった。
 まるで、俺を通して本物の柊若菜を見ているようだった――

「(久志・・・お前・・・・・・)」

 そのことに気付いた俺はしばらく黙り、静かに若菜に成りすましていったのだった。

「・・・・・・宇田くんのチ〇ポ。私のおま〇こに挿入して・・・」
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 俺はスライムになっていた――。

 試しに買った『柔軟剤』を飲んだ瞬間、俺の身体は溶けて、液状の化物としてぶよぶよした魔法生物と化していた。
 場所が学校だったとはいえ、放課後だったことが幸いして見られている人物は少なかったのが幸いだった。

「唐突になんでこんな姿になってるんだよー!!」

 俺、花野翔‐はなのかける‐に対して親友の宇田久志‐うだひさし‐は叫んでいた。

「大声出さなくても聞こえてる」
「うおっ。脳内に直接声が」
「いや、直接喋っているんだ」

 スライム状態になっても、俺には目や耳、口といったものはどこかにあるらしく、見たり聞いたり、話したりすることが可能だった。

「人間の姿じゃなくなったくらいかな」
「楽観的だな、おい」
「ほふく前進すればちゃんと前に進めるぞ」
「おそ!!とりあえず、はやく人間の姿に戻れよ」
「おっ。そうだな」

 実際、購入した目的は別にあるのだが・・・使うタイミングを間違えてしまったと反省しよう。スライムの姿を見られても色々と厄介事が増えそうだし、いまは誰にも見つからないように元の姿に戻ることを第一に考えるべきだろう。

「ちなみに、どうやって戻るんだ?」
「確か説明書には、時間が経過するか、自分の姿を思えば自然と姿が戻っていくと・・・」

『柔軟剤』の解除方法を呟くと、久志は首を傾げた。

「時間経過はなんとなくわかるけど、後ろのはわかんねえな。自分の姿を想えば戻っていくってなんだそれ?それ戻ったっていうのか?」

 ニュアンスとして俺の説明が悪かったかもしれない。実際、描かれていた説明はこうだ。

 ――”スライム状態”では被写体の姿を想うだけで、その姿に形成していきます。

 一応、それが姿を急いで戻る方法なのかと思ったのだ。実際は”スライム状態”が解除される方法は時間経過しか書かれていない。しかし、緊急の場合のことを考え、但し書きのように書かれていた一説なのである。

「俺もよく分かんねえけど、とにかく相手の姿を想えば戻るって」
「ふぅん。・・・じゃあ、まあやってみてくれよ」

 とにかく、校内で”スライム状態”でいることは緊急事態なので、久志は何も言わず人間の姿に戻るよう催促した。俺は自分の姿を思い出そうとしていた。
 俺の姿、花野翔の姿・・・

「えっと、俺の姿ってどんなんだったっけ?」

 自分が一番分からないものである。その時――

「宇田くん」

 教室に誰かがやってきたようだ。後ろにいたスライム(俺)に気付かなかったようで、相手は久志に気付いて声をかけたようだ。

「ひ、柊さん?!」

 相手はクラスメイトの柊若菜‐ひいらぎわかな‐だった。委員長でクラス内でお嬢様と仇名がついている彼女が何気なしにこっちに向かって近づいてきていた。

「(マズいですよ)」
「(ヤベっ!隠せ隠せ)」

 俺と久志は隊列を入れ替え、久志の足元に身を寄せることで若菜から見て影になるよう移動した。足元に隠れる俺のすぐ近くに若菜がやってきた。

      お嬢様、学生だったのか。

「まだ教室に居たの?用事がないなら早く帰らないと勿体ないよ」
「柊さんこそ、まだ残っていたんだ」
「図書館でお勉強してたの。家でやるより集中できるから」
「へぇ~そうなんだ~」

 久志はまるで緊張しているように若菜と会話していた。その要因の半分は、俺が足元に居て気付かれないことを祈っているからだろう。
 若菜のようなお嬢様がスライムを見つければ、G-ゴキブリ-を見た様な断末魔をあげるのは必至だ。ここはなんとしても気付かれたくないと、久志は決して足元に気付かれることがないよう直立不動を保っている姿を俺は黙って見上げていた。
 その後も意味がありそうでない会話を交わしていく若菜。久志もまた早く行けという不愛想感を滲ませながら相槌を打っていた。それでも相手の気持ちに気付かない若菜におっとり感が溢れ出ていた。見た目と性格、仕草が相まっており、さすがお嬢様と言われる所以である・・・・・・・・・。

「それじゃあね」

 長々と会話した後に去る若菜。最後まで足元の俺に気付かなかった。俺は若菜が去った後でも久志の足元にくっつくようにその場に立ち尽くしていた。

「ふぅ~危なかったな。・・・翔?翔!?」

 一向に動かない俺に対して、様子がおかしいことに気付く。俺はポツリと、自分の目で見た彼女のスカートの中を思い出していた。

「薄ピンクのパンツ・・・えへへへ・・・」
「こいつ!裏山けしからん!」

 不可抗力、ラッキースケベ。偶然の産物で若菜のスカートの中が俺の頭から放れなかった。
 不幸中の幸い、想定の範囲外の出来事に一人悦に浸り、人間形態なら逸物フル勃起になっていただろう。

「もう許さん!早く元に戻れって」
「おう!」

 一刻も早く元の姿に戻るよう久志に促される。俺は頭が元に戻らないまま、人間の姿を形成していった。

「・・・はい、これで元通りっと」

 元通りに戻った俺。その姿を久志に見てもらう。すると、久志は言葉を失い硬直していた。

「俺の顔に難かついてるか?・・・・・・ン?それにしてもさっきからなんか声がヘンだぞ?なんだか、声がたけえ」

 軽くせき込んだ俺に喉の違和感はない。しかし、さっきから甲高い声がまるで自分の元の声に聞こえない。それに喉を抑える手も普段より細い気がする。”スライム状態”だったせいもあり、人間の姿に戻って裸になっているとはいえ、目線を落とせば目に入る胸の膨らみが、どこか普段の自分の姿と違って見えた。
 やべ。元の自分の姿に戻っていないのだと気付かされた。人間の姿になったとはいえクリーチャーのようになっていたらどうしようかと逆に心配してしまう。しかし、今の俺には自分で確認する方法はないので、久志がなにか言ってくれないと俺が今どんな姿になっているのか分からなかった。

「いい加減になんか喋ろよ。・・・久志?・・・・・・久志!?」

 呆れる俺に対して、少しずつ久志が肩を揺らし始める。硬直が氷解し動き始めた久志が、今の俺を見て断末魔の如く叫んでいた。

「お、おまっ、おまっ!!柊さんになってンぞ!!?」
「・・・・・・・・・へ?」

 俺は彼女の声で素っ頓狂な声を荒げた。

続きを読む

 イったばかりの早織の乳首を念入りに舐める。吐き出したばかりの早織の母乳は濃い目で美味だった。

「あ・・・んっ・・・やぁあ・・・やめて・・・・・・あっ・・・はっ・・・そ、そんなに・・・ち、乳首ばっかりされたら・・・んあっ・・・ああっ・・・やっ、あっ、あっ、あっ、あぁあぁ・・・・・・」
「早織はわたしの人形なんだから。恥ずかしがらなくていいよ。感情なんて欠落していいんだよ」
「ああっ、はぁん・・・・・・恥ずかしくないなんて・・・・・・んっ、ふ、ふああぁ・・・・・・」
「ん・・・ちゅばちゅば・・・・・・でも、早織の恥ずかしい顔とても可愛いね・・・・・・とてもそそられる表情が見れるなら、その感情は生かしてもいいかもしれないわ」

 赤らんだ顔が淫らに崩れ、豊かな身体がいやらしく踊る。抵抗するかのような声をしながら、求めるかのような瞳がわたしを見つめる。

「いいよ、その表情・・・・・・んちゅ、あむっ・・・・・・ちゅば、ちゅるる・・・・・・」
「うく、ああっ、ダメぇ・・・・・・そんなに強く吸われたら・・・・・・ち、乳首も、搾られたら・・・・・・いやあぁぁあああ!!!」

 ひときわ高い嬌声の後、隆起した乳首から滲み出てきた母乳。まだまだ出てきそうだ。

「うふふっ。いっぱい出たね。どう・・・・・・連乳は気持ちいいでしょう?」
「んんっ・・・・・・はぁっ!くぅっ・・・・・・んぁあぁぁあああ――――っ!!」
「ほらっ。もっとイかせてわたしの奴隷にしてあげる」

 母乳射精を続け、体力をなくさせるまで早織の精力を飲み干していく。身体の奥から湧き上がる興奮とみるみる元気になって行く肉体。快感と性欲で生きることが出来るんだと、この時のわたしはそう理解したことを悦んだ。

「ふふっ。ミルクごちそうさま・・・」

 魔力が満ちたり、尻尾の形状を変化させるように意識する。すると、お尻に生えていた尻尾は正面に伸びると、まるで男性の性器と同じ形へと変貌させた。かつてわたしが持っていた男性の逸物と同じ脈動を感じ、軽く擦っただけでも快感という神経は繋がっていることが伺えた。
 これで、早織を犯せるんだと――口の中で涎が溢れて止まらなかった。

「そろそろこっちも欲しくなってきたんじゃない?」

 まだまだ、されるが侭のぐったりとした肢体を引き寄せて、力任せに腰を突き上げていく。ねっとりといやらしく早織を起こし、硬くなった亀頭をグイグイのめり込ませていく。
 力の抜けた肢体にビクンと力が入ったように感じられた。

「っ!!そこは・・・・・・」

 さんざん弄られたせいで、すっかり蜜が溜まっていた。グチュッと濡れた音が湧いた。

「敏感になってるのにそこ挿入れられたら・・・・・・い、痛っ、痛ぁあああっ・・・・・・!!」

 グググッと力の入った本格的な挿入が始まる。叫びも虚しく、無防備な姿で押え込まれた早織の膣穴めがけて、いきり勃つち〇こがずどんと深く押し込まれていった。
  ズググッ、グチュううぅぅ――!

「ああああああああああ!!!」
「き、きつきつおま〇こ・・・・・・まるで処女穴みたい・・・・・・へへへ!!」

 どんなに叫ぼうとも、先程の行為で早織のま〇この中はもうグチョグチョ。どれだけ力んで抗っても、わたしを止めることなんてできやしない。

「うぐっ、ひぐぐっ、突き刺さるっ・・・んぉお!!そんな、お、お腹の中ぁ・・・・・・ふぐっ、うぐぐぅう・・・・・・!」

 わたしのち〇こは好きな形状に変形できる。長さだって自在で太さだって変えられる。それってつまり、早織の好きなところを弄れるってこと。
 痛みや苦しみを超えて、すぐによがり狂わせてあげる。

「おま〇こが・・・・・・快感で焼けちゃううぅぅう!子宮が、勝手におりてきて・・・・・・んわぁあああっ!」
「早織・・・気持ちいいよね!?いま、おま〇こがきゅんって締まったよ・・・・・・イったんでしょう?素直になってよ・・・・・・ねえ、さおりぃ・・・・・・」

 グッチュ、グッチュ、ヂュグッ、ズチャ、ズグチャッ!

「んぅ、あはぁぁあっ!!そんなっ・・・・・・イヤなのに・・・・・・感じて・・・・・・きちゃう・・・・・うああ!!」

 ビクビクといやらしい反応をみせる早織に対してさらにち〇こを貫き掻き回して、膣内をえぐり摩擦し続ける。

「あ、あっ、あっ・・・・・・いやぁ・・・・・・ああっ・・・・・・そんな・・・・・・ひぃ、はぁ、はぁ・・・・・・、私・・・あ、いやぁあああ・・・・・・!!」
「早織。わたしも・・・気持ちよくして」
「ンーっ!ンンー!!」

 唇を奪い、エナジードレインを行う。早織の抵抗もしだいになくなり、わたしと同じように瞳を蕩けさせて快感に従僕する。
 わたしの手の動きと同じように早織の手が動き、母乳を吹き出す早織と同じようにわたしの乳首からも母乳を噴き出させる。
 手だけじゃなく、わたしと同じように早織の腰もぶつけ合わせる。貝合わせのように腰通しをぶつけさせ、ち〇こを咥えた状態で出し入れする早織の動きもしだいに早くなっていった。

「ダメ・・・身体が勝手に求めちゃう」

 クチュクチュ、グチュゥゥゥ――――

 ドスドスと上下に子宮を押し上げ、痙攣する膣襞に纏わりつかれるち〇こは、もう限界に達しようとしていた。早織の膣の中に吐き出したいという想いが込み上げてきた。感情が暴走し、早織を壊す勢いで全能力を解放する。闇は乳首を吸い、クリ〇リスを刺激し、子宮を叩き、唇を奪う。

「あはぁっ!きたぁ――――――っ!!あんっ、はぁっ・・・んんぅっ・・・んっ・・・やんっ・・・あ・・・あっ」
「そんなに吸われたら・・・おっぱい壊れちゃうぅぅぅっ!」
「はーっはーっ。早織ったらクリトリスもビンビン。すっごい、えろえろだよぉ・・・・・・」
「ンンン゛―――――――っ!」

 膣道をきつく蠕動させて、わたしを引きずり込んでいく。その快感は悪魔と化したわたしでさえ、耐えられるものではなかった。

「や、あ・・・・・・すごっ、痛いくらい、締まるぅ――――!」
「お、おち〇ぽ・・・・・・根元から膨らんでるぅ・・・・・・わ、わたしの子宮に刺さってるぅ・・・・・・!だめぇ、も、もう、イきます!イクなんて、いや、いやぁ・・・ああっ、精液、ダメ、ダメぇええ・・・・・・!!」
「イ、イク・・・イクっ・・・・・・イっちゃううぅぅ!!」

 ドピュルッ!ビュグルルルッ!ビューーッ!ビュッ!ゴビュグルルルッ!!

「あっ!ああああああ!入ってくるぅ!!わたしの膣内に・・・・・・せいえき・・・・・・」

 未だに体内から精液を吐き出しながら、身動きできない早織の意識を眠らせた。
 早織から生気は消え、今度こそ部屋の置物の一部となり、その場にちょこんと佇んでいた。

「美味しい魔力ごちそうさま。じゃあね、早織。またすぐ帰ってくるからね」

 わたしは新たな下僕を探しに外へと飛び出していった。続きを読む

「えっと・・・・・・わたし・・・・・・」

 堤早織は午後の記憶がなかった。衣服を買いに来た学生ほどの女の子を接客した時から記憶を失い、そして現在、帰宅してから我に返る。
 いったい今日一日何をしていたのか覚えていないし、自分の身体に何があったのかさえ覚えていない。

「いったい・・・・・・どうして・・・・・・」

 茫然としたまま鏡を覗いている時に突如来客を告げる呼び鈴が鳴った。
 普段の生活に戻ろうと、意識を覚醒させようと首を振った早織が玄関へと向かった。

「はぁい?」

 甲高い女性の声で鍵を開けようとする。しかし、相手は鍵を開ける前に自力で鍵を開けてドアをあけてしまった。その光景を目の当たりにした早織は足を止め、思わず一歩後ずさりを見せた。
 その空間を埋めるように、玄関に現れた悪魔が顔を出す。

「ただいま戻りました、主様」

      現れた悪魔

 一見女性に見える相手だが、女性にはない角と、羽根、そして尻尾を生やした悪魔が立っていた。
 その悪魔は早織が記憶を失う前に見たその女性に間違いなかった。

「あなた・・・・・・その格好・・・・・・」

 早織はその後言葉が出なかった。尋ねたところで正解だろうが不正解だろうが自分になにも関係がなかった。
 許しが欲しいわけでも、助けを請うわけでもなく、逃げなければならないと全身が警告を鳴らし、来た道を引き返して部屋に閉籠もる。しかし、悪魔は扉という障壁を通過して、早織の部屋まで寄ってきた。

「わたし・・・あなたに憧れていた・・・一人の人間としてではなく、一人の女性として・・・・・・」
「あ・・・あああ・・・・・・」
「・・・・・・艶のある髪・・・・・・黒くて大きな瞳。その瞳に落とす睫毛‐まつげ‐の影。白い肌。透き通った長い指・・・・・・」

 それはまるで悪魔の告白だった。好きなものには傍にいてほしいという契約にも似た永遠の君主。

「主様はわたしに必要な存在なの」

 悪魔による契約。使い魔だろうが本人が望む一方的な告白。

「いやよ!いやよ!」

 早織は断った。悪魔は唖然とした表情をしていた。

「どうしてそんなこと言うの?ようやく見つけたのに・・・・・・運命の人なのに・・・・・・わたし・・・・・・男の姿で出会っていたら、きっとあなたを好きになっていたわ」
「ひぃぃ!」

 悪魔の契約を断ること。悪魔を仕えるのではなく、人間としてまっとうな人生を望むことを願う早織が理解出来なかった。
 ただ一つ分かったのは、告白は失敗したのだ。悪魔‐ちひろ‐の想いは彼女には届かなかった。

「でもわたし・・・・・・好きになる人は一途だけど、嫌いになるのも一瞬なの。どんなに好きでも、手に入らないのなら、目障りなだけでしかないじゃない。だから、あなたのことを好きになって、愛して愛して捨ててあげるわ」
「いや、やめ、てぇ!」

 千尋の眼が光り、早織の身体が意思に反して勝手に動き出す。
 早織は半狂乱になって騒ぎ立てるが、響く声とは対照的に身体は千尋が用意した衣装を手に取り勝手に着替えを始めていた。

「やっぱり、女の子になったらお人形遊びよね。お着替えして綺麗になりましょう」
「ああ・・・あああ・・・」

 スーツ姿を一変させ、白い肌に着替える衣装は、まるでゴスロリチックなメルヘン衣装だった。

「いやぁ・・・・・・こんなの、着たことない・・・・・・着られない・・・・・・」
「うふふ・・・・・・女の子はいいわよね。色々な衣装が着られるから」

      ドールタイム

 三十路を超えている早織にとって、女性であってもこの衣装を着ることに抵抗がある。しかも、これは早織の意志で着替えているわけではない。着替えさせられているのだ。目の前にいる悪魔によって。
 自分の身体が衣装経験によって難なく着替えていく。白い手袋もピンクのフリルのついたスカートも、大きく胸の開いたドレスも、頭に付けるカチューシャもすべて早織にとって抵抗のある。
 恥ずかしさが身体を火照らし、白い肌もピンク色に染まっていく。

「かわいぃ・・・・・・可愛いよぉ、お姉さん。くびれた腰回り、大きくて形の崩れていない胸、ぷっくり膨らんだお尻。すべて、すべてが可愛いよぉ・・・・・・」
「やめてぇ・・・・・・もぅ、満足したなら・・・・・・勘弁してぇ・・・・・・」

 悪魔の力によって抵抗を出来ない早織が絞り出すように慈悲を請う。キャッキャッと嗤う悪魔にとって、早織は許すものでも許さないものでもない――

「お姉さん。勘違いしないで。お姉さんはわたしのモノなの」
「あ・・・・・・」

 スゥーーーーー

      愛しの人形

 再び早織の焦点が合わなくなっていく。意識は朦朧として、悪魔‐ちひろ‐の操り人形になっていく。

「今度はお姉さんの意志はいらないわ。私の言う通りに動いて、私のやりたいように感じてもらえばいいわ」

 人間としての尊厳も、早織としての感情もいらない。早織の意識も奥へと沈められ、やがて深い意識の底へと押し込められてしまった。
 糸の切れた人形となった早織を椅子に座らせ、部屋に飾られたクマのぬいぐるみのように早織も部屋の置物の一つにされた。

「どんなに嫌がっても、もうアナタはわたしの虜。この館はわたしの人形の館」

 千尋は早織の部屋を奪い取ってしまったのだった。続きを読む

 早織の目がなくなった。
 女性になって初めてイかされた羞恥と屈辱を、発散するかのように与えられた一時の解放だった。
 逃げるなら今だと分かっているのに、身体は彼女を求めるように動いてくれない。心が彼女に縛られて、精神まで女の子になっちゃうのも時間の問題だった。
 まさに、道化・・・捨てられると分かっているのに、早織の人形で在り続けたいと思ってしまうなんて・・・・・・。
 男尊女卑だなんて言葉を信じ、社会の中でいつか俺も女性を扱うことができるようになることを望んでいたんだ。服従させ、手となり足となり、甚振り、その姿勢を貫くことで、社会的に満たされると思っていた俺が、こんなに現代社会つまらなくなった理由がここにはあった。
 女性が強くなったのではなく、俺が弱くなったわけでもない。
 俺自身が甚振り崩れ落ちていくその姿を共感していたのだ。
 自分じゃないもう一人の自分が望んでいる。社会競争の中で負けることの許されない状況の中で、心の中で何処かに誰かに負けたいと思うワタシがいた。
 泣いて、泣き崩れて、顔がグチュグチュになって、どうやっても勝てないと身体に浸透してなお、感極まって味わえる敗北という感動。
 この人なら敗北けたいと、自ら勝利を差し出す姿勢。自己破壊衝動こそ俺の存在価値だった。
 社会に絶望するのが間違いだった。社会に適応していないのは俺の方だった。
 負け・・・
 敗け・・・
 それで・・・?なにか不都合でもあるの・・・?
 男性のように余計なプライドなんか要らない。素直に受け止めたい俺の本心。女々しさ。乙女心。
 誰かを支え、誰かに努めたい。
 これが服従、これが重臣。俺が貴女にこの身を捧げたいと思う心情なのか――。

「早織・・・・・・さまぁ・・・・・・」

 また俺にご褒美を与えてくれるだろうか。
 また俺をいじめてくれるだろうか・・・。
 また俺は、女性の身体でイかせてもらえるだろうか・・・・・・。

 ダメ、そう思うと、不安になってくる。
 彼女に嫌われたくないって、心からそう訴えてくる。
 彼女の望みを叶える自分になりたい。自己破壊衝動からの再構成で新たな自分に生まれ変わろう。
 だから・・・・・・・・・・・・わたしは・・・・・・

「・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ」

 いかなくちゃ。
 重い身体を引きずりながら、衣服を着替えて、でかけないと。
 この商店街の誰でもいい、わたしの操を奪ってくれる相手を探しに。
 モット、ステキナワタシニナルタメニ・・・・・・

「・・・・・・ねぇ、おにぃさん・・・・・・」

 わたしの声に振り向く若い成人男性を標的にする。

      小悪魔ちゃんかな?

「わたしと・・・・・・セックスしません・・・・・・?」
「はっ・・・・・・?セックスって、おい・・・・・・マジかよ・・・・・・」

 急に声をかけられただけじゃなく、まさかの逆ナンからの円光。
 お互いの納得してれば許されるものではない。それくらい、社会に生きている男性ならわかっている。
 だからこそ、彼を巻き込んで叩き落としたい。

「えっ・・・?・・・・・・あっ」

 男性の逸物をズボン越しに撫で上げる。その仕草や動作はまるで早織を真似た手法だった。

「おにぃさんなら、わたしの処女あげてもいいよ・・・・・・お互い、気持ちよくなりましょう・・・・・・」

 法は破るもののためにある。黙っていればばれない。社会とは底が深く、闇は沈殿している。
 社会に長くいたわたしにとって、男性の小気味良くなる言動、行動など、手に取るように分かってしまう。
 一緒に堕落しましょう――。

「まったく、しょうがねえな。ちょっとだけだからな」

 やれやれと、男性は携帯の電源を切り、わたしの肩に手を回してきた。
 おにいさんは悪魔の囁きに流されて、わたしと一緒にホテルに入っていった。
 もともと男性だったわたしとだ。
 あーあ・・・。男って本当に、単純でバカ。


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