純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

タグ:スライム

『純粋とは矛盾色』をご覧の皆さまへ。エムシー販売店の村崎色です。

 皆さまにお知らせがございます。
 3月12日から『エムシー販売店』は同人作品を大幅に価格を値引きして販売いたします!
 キャンペーン枠ではございません!『常時』この値段で設置させていただきます。
 エムシー販売店の作品をご存知ない方、本日のお供に是非ご購入をよろしくお願い致します。
 該当作品は以下の作品になります。

※下記の制作した同人誌はすべて18歳以上に向けた作品となっております。ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。


グノーグレイヴ『時計―時間停止I―』グノーグレイヴ『時計―時間停止I―』

グノーグレイヴ『粉薬―入れ替わりI―』グノーグレイヴ『粉薬―入れ替わりI―』

グノーグレイヴ『飲み薬―憑依I―』グノーグレイヴ『飲み薬―憑依I―』

グノーグレイヴ『下剤―状態変化I―』グノーグレイヴ『下剤―状態変化I―』


グノーグレイヴ『接着剤―寄生浸食I―』グノーグレイヴ『接着剤―寄生浸食I―』

グノーグレイヴ『柔軟剤―擬態分裂I―』
グノーグレイヴ『柔軟剤―擬態分裂I―』

グノーグレイヴ『飲み薬―憑依II―』グノーグレイヴ『飲み薬―憑依II―』


 pixivにて詳しく作品紹介しております!是非足をお運びくださいませ!

・グノーグレイヴ『時計―時間停止Ⅰ―』
illust/76095838

・グノーグレイヴ『粉薬―入れ替わりⅠ―』
illust/76096176

・グノーグレイヴ『飲み薬―憑依Ⅰ―』
illust/76096495

・グノーグレイヴ『下剤―状態変化Ⅰ―』
illust/76096735

・グノーグレイヴ『接着剤―寄生浸食Ⅰ―』
illust/76097171

・グノーグレイヴ『柔軟剤―擬態分裂I―』
illust/76097492

・グノーグレイヴ『飲み薬―憑依Ⅱ―』
illust/76098789

この機会にTSFの世界をご堪能ください!!

『純粋とは矛盾色』をご覧の皆さまへ
 エムシー販売店総支配人の村崎色です。

 同人誌割引も2月9日(日曜日)までとなっております。
 ここで一度再アップをしてご紹介したいと思います。


”『エムシー販売店』ファンを増やそう‼大幅割引キャンペーン♪”

      これだけじゃないよ♪

―60%割引作品―
グノーグレイヴ『時計―時間停止I―』グノーグレイヴ『時計―時間停止I―』

グノーグレイヴ『粉薬―入れ替わりI―』グノーグレイヴ『粉薬―入れ替わりI―』

グノーグレイヴ『飲み薬―憑依I―』グノーグレイヴ『飲み薬―憑依I―』

グノーグレイヴ『下剤―状態変化I―』グノーグレイヴ『下剤―状態変化I―』


―50%割引作品―

グノーグレイヴ『接着剤―寄生浸食I―』グノーグレイヴ『接着剤―寄生浸食I―』

グノーグレイヴ『柔軟剤―擬態分裂I―』グノーグレイヴ『柔軟剤―擬態分裂I―』
―40%割引作品―
グノーグレイヴ『飲み薬―憑依II―』グノーグレイヴ『飲み薬―憑依II―』

 今まで購入いただけた皆さまにはご理解と変わらないご支援を賜りたく思います。
 そしてこの機会を通じて、新たにTSFを好まれる新規ファンが増えますことを信じて、
『エムシー販売店』は大幅な価格変更を行い、読者とのご理解を深めたいと思っております。

 pixivにて詳しく作品紹介しております!是非足をお運びくださいませ!

・グノーグレイヴ『時計―時間停止Ⅰ―』
illust/76095838

・グノーグレイヴ『粉薬―入れ替わりⅠ―』
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・グノーグレイヴ『飲み薬―憑依Ⅰ―』
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・グノーグレイヴ『下剤―状態変化Ⅰ―』
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・グノーグレイヴ『接着剤―寄生浸食Ⅰ―』
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・グノーグレイヴ『柔軟剤―擬態分裂I―』
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・グノーグレイヴ『飲み薬―憑依Ⅱ―』
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 この機会、どうぞご利用いただきまして、TSFの世界をお楽しみください!!

『純粋とは矛盾色』をご覧の皆さまへ
 エムシー販売店総支配人の村崎色です。

 皆さまにお知らせがございます。
 この度、『エムシー販売店』は初となる大幅割引キャンペーンを開始いたしました!

 グノーグレイヴ関連告知第二弾——

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グノーグレイヴ『時計―時間停止I―』グノーグレイヴ『時計―時間停止I―』

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・グノーグレイヴ『接着剤―寄生浸食Ⅰ―』
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・グノーグレイヴ『柔軟剤―擬態分裂I―』
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・グノーグレイヴ『飲み薬―憑依Ⅱ―』
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 この機会、どうぞご利用いただきまして、TSFの世界をお楽しみください!!

 その日、丸山伸生‐まるやまのぶお‐はクラス委員長である角田喜代美‐すみたきよみ‐に怒られていた。

      屑はどっちだ?

「毎日毎日遅刻遅刻。授業態度も不真面目。提出物もまともに出さない・・・丸山くんって学生だからって甘すぎじゃない?よくそれで平気でいられるわね」

 自分と全く性格が違うせいか、不規則な生活リズムで輪を乱す伸生に対して喜代美は初めから険しい目つきで対峙していた。

「おお、こわ。委員長はお堅いなあ」
「私だったら恥ずかしくて生きてられないわ。本当信じられない」
「ぐ・・・ぐぬぬ」

 冗談として流すことも通じず、喜代美に対して面倒だと感じる。たまたま同じクラスメイトになっただけでどうしてそこまで生活リズムを指摘されなければいけないのだろうか。
 他人のくせに自分の都合に合わせて無茶苦茶言ってくる喜代美を伸生もまた毛嫌いしていた。

「委員長だからって好き勝手言ってんじゃねえぞ!クソがクソが糞があああ!!」

 学校が終わり、家でゲームをやっていてもふと喜代美の言葉が突き刺さる。その度に伸生にふつふつと怒りという感情が湧き上がってきてゲームが面白くなくなっていく。楽しい学校生活も一人の行動次第でまったく楽しくなくなるものである。
 ゲームをしているのにストレスを感じる伸生を見て母親は深いため息を吐いていた。

「イライラしてないで、さっさとお風呂入りなさい。後が遅くなるでしょう」
「くっそぉぉぉ!!」

 負けた腹いせにゲームを一時やめて母親の言う通りにお風呂に入る。
 浴槽に入る前に身体を洗い、頭からシャワーを被り、シャンプーを出して髪の毛を洗い汚れを落とそうとした。
 しかし災難というのは続くもので、そのシャンプーもまさかの空っぽだった。
 伸生に再び苛立ちが募る。

「シャンプーないとか、補充しとけよ!」

 浴室から脱衣所に戻ってシャンプーの詰め替えを取り出す。そして、大股で歩いて浴室へと戻っていった。
 浴室へと踏み込んだ伸生の足元には、まさかの石鹸が落ちていた。
 つるっ――!ガンッ!!!
 まるでバナナを踏んだかのように見事なサマーソルトを噛ましながら、頭から地面へ落ちていった。

「いったあぁぁぁ~~!!」

 浴室で悶絶する伸生。学校からの一日の災難はプライベートの至福の時間まで汚していく。
 人生最悪の厄日だと伸生は思っていた。

「誰だよ、こんなところに石鹸置いたやつは・・・俺じゃねえかああぁぁぁ!!」

 一人ツッコミするほど怒りが湧いていく。こうなってしまうと悪いのは自分と分かっていながらすべては喜代美が悪いのだと責任転換をしてしまう。

「あいつのせいだ!今日は俺は人生最悪の厄日だ!!」

 ぶつぶつとつぶやいた伸生は自分の手に持っていた詰め替え用の袋を無くしていたことに気付いた。その液体はお湯が溜まった浴槽の中に沈んでいた。中身は既に漏れて液体は白くなっていた。こうなってしまったらもうお湯を抜いて入れ直すしかなくなっていた。シャンプーは翌日に買い直すしかない。今日は石鹸で我慢するしかなかった。間違いなく母親に怒られるだろう。

「角田のヤロー・・・あんにゃろ~ぶっ〇してやるぅ!!」

 白くなった水槽の湯。底が見えなくなってしばらく経つと――なんと浴槽から角田喜代美が現れたのだ。

「ぎゃああぁぁぁああああぁぁぁ!!!」
「うわああああ!!?」

 突然、丸山の家に現れた委員長に驚いてしまう伸生。しかも何故か喜代美は競泳水着の格好で現れたのだ。底が見えなくなった白い浴槽の底から生まれた喜代美に心臓が飛び出すほど驚いていた。

「なんでこんなところに委員長が現れるんだよ」
「知らないわよ。っていうか、ここどこよ?あんた、なんで裸なのよ!?」
「なんでここに居るのか分かってるのか?」
「知らないわよ。っていうか、なんで私こんな格好してんのよ。意味わかんない!」
「・・・はぁ?」

 しかし、それは喜代美も同じだった。まるで競泳水着を着ているのも自分の意志じゃないようなこと言っている。意味が分からず混乱する俺はふと浴槽から拾い上げた『柔軟剤』に書かれている一文に目を通していた。

【この『柔軟剤』は入れる時に頭の中で想像した人物に変身する不思議な液状が含まれています。変身した『スライム』はあなたの命令に逆らえません。早速オナホにしたい人物を想像して身体を綺麗にしましょう――】

 そこには摩訶不思議な説明文が書かれている。伸生は焦りと動揺の中で冷静に状況を見定めるように頭の中を整理していった。

「(つまり、なんだ・・・こいつは俺は想像した委員長だって言うのか・・・・・・)」

 見た目もそっくりだけど、突然競泳水着を着て浴槽の中に現れるなんて喜代美本人がするわけがない。喜代美が競泳水着を着ている理由も伸生には心当たりがあったのも、状況証拠を固めるのに十分認める素材になった。
 目の前に現れた喜代美は本人すら認識していない偽物だということを伸生は理解した。伸生が手にした不思議な『液状‐スライム‐』で喜代美のコピーが浴槽で作られたのだ。彼女は俺の命令には逆らえないとも書いてある。
 なんの理由で――?それは説明文に書いてある通りだろう。

「(『柔軟剤』って、そういう意味かよ!?)」

 伸生は思わず興奮を昂ぶっていった。

「あ、のさ、委員長?」
「なによ?」
「おまえ、誰か分かるのか?」
「はぁ?当たり前じゃない。角田喜代美じゃない」

      水着はサービスかな?

 声も性格も見た目も委員長の貫禄をもって答えている。しかし、普段の委員長なら伸生の言葉を素直に聞くとは思えない。名前を答えたということは、喜代美は伸生の命令を聞いたということだ。
 ムクムクと、伸生の中に復讐心が沸き起こっていった。

「私なんでここに居るの?・・・帰る」

 浴槽から出て行こうとする喜代美に対して俺は肩をつかんだ。思った以上に肩幅の小さい喜代美をその場に座らせ、いきり立った逸物を目の前に見せつけた。

「俺の身体を洗うためだろ?」
「・・・は?・・・なによ、それ?」
「そうだな。まずはフェラチオでもしてもらおうかな」

 いきなり横暴なことを言われながら男性器を突きつけられた喜代美があからさまに嫌な表情を浮かべていた。

「は、はあ?こんな汚いの舐められるわけないでしょ!」
「いいからしゃぶれよ」

 トーンを落として伸生は喜代美に命令する。すると・・・威厳のあった委員長が見せたこともない小さく口を開けて、舌を差し出して伸生の逸物をペロペロと舐め始めたのだった。
 ピチャピチャと、舌で叩きながら逸物を竿から亀頭の先まで舐めあげていく。喜代美にフェラチオをさせていることに伸生は今まで感じたことのない高揚感を感じていた。

「んっ・・・おぇ・・・アンタ、わらひに・・・はぁ・・・あにしたのよ・・・ちゅぶぶぅ・・・」

 まるで自分の意志じゃないものに命令されて勝手にフェラチオをしているとでも言うように目に涙を浮かべている。喜代美が伸生を睨みつける強気な姿勢がゾクゾクと背筋を震わせた。

「文句言ってないで俺を満足させろよ。ほらほら。ち〇ぽ噛み切るなんてこと考えるなよ」
「じゅぶ、じゅぶ、か、らだが・・・勝手に・・・ぢゅぶぶぶぅ!!」
「ウィッヒッ!フェラてのはこうやって喉の奥まで使ってしゃぶるんだよ!」

 喜代美の頭を持ってガンガン逸物を喉奥まで突っ込んでいく。亀頭の先が喜代美の口内粘膜に触れて温かく気持ちいい。対して喜代美は苦しさと臭さにむせ返り、唇の端から粘ついた涎を垂らしていた。

「んごっ・・・んぼぉっ・・・ぐぼっ・・・ぐびっ・・・」
「うおおおお!最高だ!委員長にフェラしてもらってるよ!!」

 彼女の頭を押さえつけながら乱暴に腰を振って逸物を呑み込ませていく。彼女の口マ〇コの気持ちよさに思わず伸生は一発吐き出してしまった。

「ンンぅ・・・・・・!んぼぉおおおっ!!?」

 ドビュルルッ!!と、口の中で大量に吐き出されていく精液の流動に耐えきれずに涙を流す。逸物を取り出すと、白い舌に乗ったままの精液が床に落ちて排水溝へと流れていった。

「ん・・・おぇえ・・・」

 思わず感極まって一発吐き出してしまった。競泳水着が精液で汚れる喜代美は衝撃を受けるも、既に伸生は次の命令を差し向けていた。

「角田さんの口オナホとっても良かったよ。それじゃあ、そろそろ下のオナホも使ってみようかな」
「・・・・・・へ?」

 苦しさが抜けない喜代美に対して競泳水着を脱がせていき、伸生はお尻を突き出させて彼女のオマ〇コをのぞかせたのだった。


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 休みの日を利用して久志は俺の家に遊びに来ていた。

「例のものは持ってきたか?」
「ばっちりだ」

 久志は計画通りに一枚の写真を手渡した。そこに映っていたのは、今日体育館で試合を行っている女子バスケットチームの様子だった。
 わざわざ撮影しに休みの日に体育館に行った久志は、何枚か写真を撮って会場を抜け出してきたのだ。試合をしている女子バスケ部の子一人一人を写真に収めている。ベストアングルと言わんばかりに、現像した写真一枚一枚に女の子はその子しか映っていないように撮影されていたのである。

「おっ!この子――」

 俺が一枚の写真を手に取り、映っている女の子に思わず喉を鳴らしてしまう。

      写真加工

「――可愛い・・・可愛くない?」
「1年C組の櫻井日向子‐さくらいひなこ‐だな。身長169cm 体重45kgのSG。うちの高校の主力選手だな。100m走は平均タイム――」
「どこから調べてくるんだよ?」
「えっ?スリーサイズが知りたいって?」
「知りたいけどまだ聞いてないね」

 久志に対する調査能力に脱帽してしまう。俺はお気に入りの子を見つけると、『柔軟剤』を取り出して、ゼリー状の固形物を喉へと流し込んでいった。
 途端に感じる身体の熱さ。あまりの熱さに身体が溶けそうな想いだ。
 いや、実際、そうなっている。『柔軟剤』を飲んで俺の身体は”スライム状態”へと成り果ててしまったのだ。
 いつも通りのことだ。俺たち二人は既にこのことに慣れてしまっていた。

「よし、いいぞ。写真をよく見せてくれ」
「ほいよ」

 肉体という物質はなくなり、柔軟性物となった俺はタイミングを計り久志に合図を送ると、櫻井日向子の写真を見せてくる。
 身体の再構築が自由になったことで、俺は誰にでも変身することが出来るようになっていた。今やその時間はどんどん短縮して、被写体を見せてもらえばものの10秒でその写真にうつる相手を完璧に模倣することが出来るようになっていた。

「お待たせ」

      TSF堕ちしてますね…

 日向子に変身して現れた俺の出来栄えさに静かに賞賛するように久志は頷いていた。
 今回は写真だったが、テレビであれど俺は変身することが出来るようになっていた。テレビを通せば街角でインタビューを受けるOL、ニュースキャスター、お天気お姉さん、一般の子供からキッズアイドルまで、誰でも変身でき、そして久志と供にセックスをして汗を掻く。
 これが俺たちの休みの日のスタンスになっていた。

「重た・・・彼女、こんな胸を持ちながらバスケやってるのか」

 着やせしているのか、裸の日向子の胸は普段より大きく見える。俺はたわわに実った胸を揉みし抱きながら感度を確かめるように優しく乳首を摘まんでいた。

「実際はそんなに無いと思う。2~3割増しで誇張しているがな」
「あっ、おまっ!この写真加工しやがったな!」
「いいだろう。巨乳の方が俺は好きなんだ」
「あっーー」

 日向子に変身した俺に対して即座に襲い掛りベッドに襲い掛かる。強引で乱暴で久志の腕の中で抱かれる。
 良いように振り回される俺だが、久志に逆らわないのは――久志が労力を見合った女性を探してきて、変身した美女の快感を知ることが出来るからに他ならなかった。



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 若菜の身体でオナニーが済んだ後、俺は久志の提案で待たされることになる。なんでも、しばらくここで待っててくれと頼まれたからだ。
 なんで?と聞き返す暇もなく教室を飛び出した久志は全速力で学校を後にして、30分ほど経った後で同じ教室に戻ってきたのだ。
 大粒の汗をかき、手にはショッピングモールで買ったビニール袋を持って、俺に渡してきたのだ。この中身を買いにわざわざ駅前まで走ったか――

「なにを買ってきたんだ?」
「競泳水着だ」

 久志は俺に何の躊躇いもなく言い放った。わざわざ女性ものの、ハイレグ仕様だ。

「たぶん柊さんと同じサイズのやつ。着てみてくれ」
「こいつ、相当の変態だぞ」

 既に変態であることを隠そうとしなくなっていた。若菜(俺)に着せるために購入してきたその執念が逆に怖い。
 新品だけどピッチピチだ。伸縮性があるのはわかっているけど、こんな小さいサイズが着れるのかよ。

「なんなら、今からプールに行こうか。この時間なら誰もいないだろうし」
「空いてるのかよ!?」
「それは大丈夫。鍵盗んできた」
「変態で犯罪者だった」

 久志の言う通りに学校のプールを無断で解放し、中に侵入して着替えを済ませた。
 競泳水着と肌との密着感がすごい。全身で包まれている女性用水着に身体が無理やり抑え込まれてしまう。それにも関わらず、はち切れんばかりに無理やり収められている胸の膨らみに谷間がくっきり深く刻まれている。
 久志の買ったサイズは確かに切れた。それでも、キツい。乳首が中から押し上げてボッチを作っていた。

      透視眼

「来たか!」

 久志が着替えた若菜(俺)を見つけて手を振っていた。わざわざ自らも男性用の競泳水着を買ってきている丁寧さを見せつけている。

「うん、いいね。身体のラインがくっきりみえてエロいね」
「そういう事本人の前で言う?」

 若菜を前に言ったらドン引きだ。いや、もし柊若菜本人に競泳水着を着させようとしたら、若菜だってさすがに逃げるレベルだ。あえて親友だから言わせてもらう。

「お前、やっぱ変態だ」
「いいじゃないか。おまえは柊さんに成りすましているだけであって若菜じゃない」

 そうだ。俺は花野翔だ。柊若菜じゃない。
 
「若菜じゃないのに、女性ものの競泳水着を喜んで着て乳首を勃起させてる姿は俺より変態だろ?」
「そ、そういうこと言うのか?!」
「・・・敏感になってるくせに、本当は期待してるんだろ?」
「ばかっ。やっ?!」

 競泳水着に沿って指を這う久志が、股座に手を差し込みながら秘部を上から弄る。若菜の競泳水着に包まれた恥丘がくにくにと久志の指に擦り弄られて濡れていって力が入らなくなっていく。久志に腕を絡めて体重を預け、自然と顔を近づけていった。

「んっ・・・んはっ・・・んちゅっ・・・くふ・・・・・・んっ・・・・・・」

 舌を絡めるディープキス。俺は男でありながら、久志の行動を受け入れていってしまう。
 久志の指が敏感な部分を弄る度に、水に入っていないのにぴちゃぴちゃとイヤらしい音が響いてきていた。

「ちゅぅ・・・ちゅむ・・・ンっ・・・はぁ・・・こんなことして、誰か人が来たらどうするんだ?」
「気にする余裕あるのか?・・・俺はもうない」
「あっ!」

 久志が若菜(俺)の弄っていた部分を直接見始める。水着をずらして秘部を外気に曝し、愛液の滑りを指の腹にのせて糸を引いて見せていた。

「見ろよ。柊さんの身体・・・こんなにヌルヌルになってる。これじゃあプールに入れないな」
「・・・入るつもりだったのか?」
「さあ、どうだったろうな」

 久志は最後の最後で誤魔化してみせた。競泳水着を購入しに走り、プールを無断使用しているくせに、その目的をはぐらかすなんて悪いヤツだ。
 若菜(俺)に言わせる気なのか、おま〇こをこんなにしたやつの手の平の上で踊らされるのは悔しいが、それ以上に久志を求めてしまう身体が熱くなっていた。

「こ・・・ここまでしたんだから。ちゃんと最後までしろよ」
「最後まで?何をすればいいんだい?」

 そう言いながら水着から滾った逸物を取り出す。

「なにをして欲しいんだ?」

 勃起して亀頭を剥き出しにしてみせる久志。すでに先走り汁も噴き出しており、ヌルヌルの逸物をみているだけでおま〇この奥がきゅんと疼いていた。

「・・・こ、ココに入れてくれよ」

 自ら秘部を拡げて久志を招いて見せる。しかし、久志は気に食わなかったらしく、駄目出しを告げた。

「柊さんの身体になってるって自覚してるんだから、口調も柊さんになってくれよ。頼むよ~」
「え~・・・」

 散々俺を男として意識させていた癖に、ここでも突き放して若菜に成りすますように命令する。この時ばかり強気に見える久志に普段とのギャップを抱かずにはいられなかった。
 まるで、俺を通して本物の柊若菜を見ているようだった――

「(久志・・・お前・・・・・・)」

 そのことに気付いた俺はしばらく黙り、静かに若菜に成りすましていったのだった。

「・・・・・・宇田くんのチ〇ポ。私のおま〇こに挿入して・・・」
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 俺はスライムになっていた――。

 試しに買った『柔軟剤』を飲んだ瞬間、俺の身体は溶けて、液状の化物としてぶよぶよした魔法生物と化していた。
 場所が学校だったとはいえ、放課後だったことが幸いして見られている人物は少なかったのが幸いだった。

「唐突になんでこんな姿になってるんだよー!!」

 俺、花野翔‐はなのかける‐に対して親友の宇田久志‐うだひさし‐は叫んでいた。

「大声出さなくても聞こえてる」
「うおっ。脳内に直接声が」
「いや、直接喋っているんだ」

 スライム状態になっても、俺には目や耳、口といったものはどこかにあるらしく、見たり聞いたり、話したりすることが可能だった。

「人間の姿じゃなくなったくらいかな」
「楽観的だな、おい」
「ほふく前進すればちゃんと前に進めるぞ」
「おそ!!とりあえず、はやく人間の姿に戻れよ」
「おっ。そうだな」

 実際、購入した目的は別にあるのだが・・・使うタイミングを間違えてしまったと反省しよう。スライムの姿を見られても色々と厄介事が増えそうだし、いまは誰にも見つからないように元の姿に戻ることを第一に考えるべきだろう。

「ちなみに、どうやって戻るんだ?」
「確か説明書には、時間が経過するか、自分の姿を思えば自然と姿が戻っていくと・・・」

『柔軟剤』の解除方法を呟くと、久志は首を傾げた。

「時間経過はなんとなくわかるけど、後ろのはわかんねえな。自分の姿を想えば戻っていくってなんだそれ?それ戻ったっていうのか?」

 ニュアンスとして俺の説明が悪かったかもしれない。実際、描かれていた説明はこうだ。

 ――”スライム状態”では被写体の姿を想うだけで、その姿に形成していきます。

 一応、それが姿を急いで戻る方法なのかと思ったのだ。実際は”スライム状態”が解除される方法は時間経過しか書かれていない。しかし、緊急の場合のことを考え、但し書きのように書かれていた一説なのである。

「俺もよく分かんねえけど、とにかく相手の姿を想えば戻るって」
「ふぅん。・・・じゃあ、まあやってみてくれよ」

 とにかく、校内で”スライム状態”でいることは緊急事態なので、久志は何も言わず人間の姿に戻るよう催促した。俺は自分の姿を思い出そうとしていた。
 俺の姿、花野翔の姿・・・

「えっと、俺の姿ってどんなんだったっけ?」

 自分が一番分からないものである。その時――

「宇田くん」

 教室に誰かがやってきたようだ。後ろにいたスライム(俺)に気付かなかったようで、相手は久志に気付いて声をかけたようだ。

「ひ、柊さん?!」

 相手はクラスメイトの柊若菜‐ひいらぎわかな‐だった。委員長でクラス内でお嬢様と仇名がついている彼女が何気なしにこっちに向かって近づいてきていた。

「(マズいですよ)」
「(ヤベっ!隠せ隠せ)」

 俺と久志は隊列を入れ替え、久志の足元に身を寄せることで若菜から見て影になるよう移動した。足元に隠れる俺のすぐ近くに若菜がやってきた。

      お嬢様、学生だったのか。

「まだ教室に居たの?用事がないなら早く帰らないと勿体ないよ」
「柊さんこそ、まだ残っていたんだ」
「図書館でお勉強してたの。家でやるより集中できるから」
「へぇ~そうなんだ~」

 久志はまるで緊張しているように若菜と会話していた。その要因の半分は、俺が足元に居て気付かれないことを祈っているからだろう。
 若菜のようなお嬢様がスライムを見つければ、G-ゴキブリ-を見た様な断末魔をあげるのは必至だ。ここはなんとしても気付かれたくないと、久志は決して足元に気付かれることがないよう直立不動を保っている姿を俺は黙って見上げていた。
 その後も意味がありそうでない会話を交わしていく若菜。久志もまた早く行けという不愛想感を滲ませながら相槌を打っていた。それでも相手の気持ちに気付かない若菜におっとり感が溢れ出ていた。見た目と性格、仕草が相まっており、さすがお嬢様と言われる所以である・・・・・・・・・。

「それじゃあね」

 長々と会話した後に去る若菜。最後まで足元の俺に気付かなかった。俺は若菜が去った後でも久志の足元にくっつくようにその場に立ち尽くしていた。

「ふぅ~危なかったな。・・・翔?翔!?」

 一向に動かない俺に対して、様子がおかしいことに気付く。俺はポツリと、自分の目で見た彼女のスカートの中を思い出していた。

「薄ピンクのパンツ・・・えへへへ・・・」
「こいつ!裏山けしからん!」

 不可抗力、ラッキースケベ。偶然の産物で若菜のスカートの中が俺の頭から放れなかった。
 不幸中の幸い、想定の範囲外の出来事に一人悦に浸り、人間形態なら逸物フル勃起になっていただろう。

「もう許さん!早く元に戻れって」
「おう!」

 一刻も早く元の姿に戻るよう久志に促される。俺は頭が元に戻らないまま、人間の姿を形成していった。

「・・・はい、これで元通りっと」

 元通りに戻った俺。その姿を久志に見てもらう。すると、久志は言葉を失い硬直していた。

「俺の顔に難かついてるか?・・・・・・ン?それにしてもさっきからなんか声がヘンだぞ?なんだか、声がたけえ」

 軽くせき込んだ俺に喉の違和感はない。しかし、さっきから甲高い声がまるで自分の元の声に聞こえない。それに喉を抑える手も普段より細い気がする。”スライム状態”だったせいもあり、人間の姿に戻って裸になっているとはいえ、目線を落とせば目に入る胸の膨らみが、どこか普段の自分の姿と違って見えた。
 やべ。元の自分の姿に戻っていないのだと気付かされた。人間の姿になったとはいえクリーチャーのようになっていたらどうしようかと逆に心配してしまう。しかし、今の俺には自分で確認する方法はないので、久志がなにか言ってくれないと俺が今どんな姿になっているのか分からなかった。

「いい加減になんか喋ろよ。・・・久志?・・・・・・久志!?」

 呆れる俺に対して、少しずつ久志が肩を揺らし始める。硬直が氷解し動き始めた久志が、今の俺を見て断末魔の如く叫んでいた。

「お、おまっ、おまっ!!柊さんになってンぞ!!?」
「・・・・・・・・・へ?」

 俺は彼女の声で素っ頓狂な声を荒げた。

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 家に帰るなり、俺は満里奈と供にシャワーへ駆け込んだ。 
 町内を走りまわった俺は汗まみれだったこともあり、匂いを気にして離れようとした俺に対してずっと満里奈は腕を組んできた結果だ。

「私も藤二くんとお風呂入る♪」

 そう満里奈が言ってくるのは必然だった気がする。狭いお風呂場で引っ付きながらシャワーを浴びる。
 意識しなくても満里奈の裸をチラチラ見てしまう。

(身長も小さくロリ顔のくせに爆乳という反則急の恵まれた身体。ムチムチなお尻を触れても致し方ないよな)

 男性なりに下心が出てきてしまう。それはそうだ。何故なら今俺たちは彼氏彼女になったのだから。

「あっ・・・」

 ビクンと強張らせた満里奈も察して俺の好きなように触らしてくれる。散々他人の身体で迫ってきた満里奈を今度は俺から攻めるというのは感動もひとしおだ。金具で留まっていない生乳房を触れると、温かく重量感があるのに触れれば柔らかく形を無尽蔵に変えてくれる。好奇心に任せて指先で乳肉を押してみると、思った以上におっぱいは奥まで導いてくれた。満里奈のおっぱいの柔らかさ以上に触ったことはない。押し返してくる感触も気持ちがいい。
 触れれば触れるほどどんどん欲求が湧き上がってくるほどだった。
 満里奈がシャワーで身体を洗っている間長く触っていたいと思っていたのだが、それで満里奈が我慢できるはずはなく、

「はい。身体を洗ったよ」

 俺にシャワーを渡してくる。そして、身体を入れ替えて俺を鏡の前に立たせた。

「身体洗ってあげる」

 そう言い真っ先に俺の逸物を掴んでくる。

「シコシコシコシコ♡」
「お、おう・・・!」

 せっかく洗ったばかりの手にボディソープをつけて俺の逸物を扱き始める。ぎこちない割りにしなやかな手の動きを敏感に感じてしまい、俺はたまらず声を荒げた。
 満里奈に扱いている状況に酔いしれとても気分が良かった。満里奈がそういう態度で来るなら、俺も先程の続きとばかんりに目の前の爆乳を揉みし抱いた。

「あ、あぁ・・・♡」
「うぅう・・♡」

 俺たちはベッドに着くまで我慢できず、お互いの身体を好きなように乳繰り合った。
 お互い満足するまで一時間ほどそうしていた。
 浴室でじゃれ合い続け、ベッドに着くころには性も根も尽き果てていた。
 行為の後のようなまったりとした空気で横になって寄り添い合っていた。

      告白

「えへへ・・・」
「なんだよ、ニヤニヤして・・・・・・」
「藤二、大好き。私と付き合ってくれてありがとう・・・」
「俺もだよ、満里奈」

 お互いに布団の舌で足を絡ませあう。
 セックスとはまた違った人肌の安心感と幸福感に満たされていく。

「ああ・・・、私いま本当に幸せなの。こんなに他人に触られたことないかも。今まで私たちはただの幼馴染だったのに、今は藤二のことが愛おしくてたまらない」

 片想いから両想いになれたことに泣いているのかと思った。こんなことを平気で言ってくるのだから恥ずかしいやつだ。俺は照れ隠しのようにまた満里奈の乳房を揉み、ぷにぷにと、甘えるように胸を突いてみた。

「あはっ♪藤二ってば、そんなに私のおっぱい気に入ったの?」
「うん。こうやってずっと触っていたい」

 ツンツンとどこを押しても優しく押し返してくれる。満里奈のおっぱいってすげぇ。女体の神秘を感じずにはいられなかった。

「この胸コンプレックスだったのに、・・・ん・・・・・・でも藤二の前でなら気にせず曝せるからいまは平気」
「俺以外の男に見せたり触らせるのはダメだからな」
「誰も見ないし触らないよ。藤二こそ、他の女にちんちん触らせたらダメだからね」
「そうならないように毎日性処理してもらおうかな?」
「うん、任されたよ。いつでもちんちんしゃぶっちゃうから♪」

      この唇で・・・ゴクリ

 会話をすればするほど満里奈のことが愛おしくなる。自然と俺たちは顔を近づけていた。
 満里奈も目を閉じ、唇を差し出してくる。

「ん・・・」
「んむぅ・・・。ちゅっちゅっ・・・♡」

 小さく何度も唇に触れる。性欲だけではなく、愛情を求めるキスでお互いを求めあった。
 強く抱きしめ、お互いが手を後ろに回して密着度を高めて胸板同士を合わせ合う。上から順に重ねていくように、お互いの性器も合わせるようにゆっくり挿入していった。
 硬くなった逸物をずぶ濡れになった膣内に挿入して温めていく。腰だけを動かす微弱な振動だが、襞に擦れるヌプヌプという水音が部屋には響いていた。
 満里奈の身体から発散する柔らかくて良い匂いのおかげで気持ちがいい。勃起した満里奈の乳首をしゃぶりついて吸い付くと、膣内が轟くほど締め付けてきた。

「あっあっ、藤二・・・私、いっちゃいそうだよ♡」

 何度目になる絶頂を感じ、満里奈が請いていた。
 俺はさらに腰を激しく突き上げた。
 いいんだ、何度でも――愛で満たされるまでイケ!

 パンパンパンパン――ぬちゃぬちゃぬちゃ――

「お、おぉぉ・・・♡そ、それ、だめぇぇ・・・!あっ、あっ、いっ、いく、いくぅ!あっ―――――っっっ!!!・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ。・・・・・・もぉ~。これで何度目?まだこんなに出るなんて♡」

 子宮が精液で満たされ恍惚の表情を浮かべる満里奈。俺も出し過ぎて汗が止まらない。精液を搾り取られる感覚は何度でも飽きが来ない快感だった。

「ふぅ~。汗かいちゃった?またお風呂行かない?そしたらあともう一回くらいは出来るよね?」

 あれだけ出してもまだ再戦要求する満里奈の底知れない技量に驚く。これはまだまだ満ち足りなさそうだ。

「ねえ、良いでしょう?ねぇねぇ~♡お願ぁい・・・♡」
「ま、まだ挿入ってるからあぁぁ!!」
「えへぇ~♡またまた硬くなってきた!ほら、もっとパコパコしようね!」

 あ、これヤバイやつだ・・・。
 満里奈の目覚めた性欲に限界が無いことに気付いた瞬間だった。


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 公園での姉妹での行動を目の当たりにしてしまった俺は、慌てて満里奈の家に駆け付けたのだった。
 これ以上迷惑をかけないため。満里奈の想いが暴走している以上、どうにか止めたいと思ったからだ。

 ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン

 気持ちが走って、何度も呼び鈴を鳴らしてしまう。まるで普段の満里奈みたいだ。はやる気持ちが抑えられないのに、それを知らずに着替えをマイペースで進めているのが俺だ。いったい満里奈はどんな気持ちで俺を待って呼び鈴を鳴らし続けていたのだろうか――。

 ピンポンピンポンピンポンピンポン――

「あらっ、藤二君。久し振り」
「ごめんなさい、おばさん。夜番遅くに」

 きっと言いたいことはあっただろう。俺の顔を見た瞬間にすべてを許して微笑んでくれる満里奈のお母さんのは流石だった。

「あの、満里奈さんはいらっしゃいます?」
「ちょっと出掛けてくるって、外出ちゃったの」
「どこいったか分かります?」
「さあ、どこだか」

 仕方ないな。
 ここからは探すしかない。広い市街地とはいえ、幸いなことに満里奈は車を所有していないから遠くまではいけないだろう。
 大人になって夜道をひた走る。
 家で待たせていればいつか必ず帰ってくると知っていながら、それでも俺は満里奈に今すぐ会いたいという思いを抱かずにはいられなかった。

 ――商店街。――駅前。――学校。――公園。

 市内にある目ぼしい場所は虱潰した。満里奈が他に行きそうなところを思い出すも、むしろあの性格だ。目を離せばどこへでも行ってしまうに違いない。
 一か所に留めて置く場所があるとすれば――一瞬で心を奪うほどのものがあるとすれば、それはいったいなにがあるかと考えるとすれば、桜並木の通りを思い出したのだ。
 汗の大きい玉が額から噴きだしている。体力だって底を尽きかけている。しかし、最後の力を振り絞って行ってみる価値はあると思った。

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 振り向いた先にいたのは、意外な人物だった。
 少女だった。
 ののと同じ年齢の女の子だろうか、同じ体操服を着ているので、ののの知り合いであることは間違いなさそうだ。
 むしろ、そうでなければ逆に不安になる。俺はその女の子のことを知らないのだから。

「こぎりちゃん?なんでこの家に来たの?」
 
 のの(満里奈)の言葉から出る友達の名前、体操服から察するに澤居こぎりという子に疑問を抱かずにはいられない。確かにそうだ、知らない人の家に勝手に入っちゃダメだってお母さんに習わなかったのか?と言いたくもなる。
 さらに状況は最悪である。ののという友達を犯した賢者タイムの時にやってきたのだから、少女からしてみれば俺はどのように映っているかなんて考えなくてもわかるだろう。
 友達を犯した犯罪者にしか見えない。これは非常にまずい事態である。
 怒っているのかどうかも怪しい表情で、こぎりは俺に近づいてくる。そして、何も言わないまま唇を奪い、舌を絡ませて少女の唾液を差し出していた。

「ん・・・んふぅ・・・・・・はむぅ・・・・・・ちゅび、ちゅぶ・・・・・・藤二君。ワタシにもして・・・・・・」
「お、おまえ・・・・・・満里奈か?」
「ん・・・・・・そうだよ」

      こげ・・・

 こぎりもまた、満里奈の精神が入った被害者だった。ののとこぎり、二人の少女を満里奈が乗っ取っている。

「こぎりちゃんも・・・・・・わたしなの?」
「ののも・・・・・・ワタシだね」
「わぁい!こぎりちゃんと一緒だね!」
「私たちお揃いだね!」
「呑気なこと言ってる場合か!?」

 満里奈のお惚けに頭が痛くなる。二人で抱き付かなくてよろしい。
 ののの友達のこぎりまで来て、一体満里奈はなにをしたいんだ。

「いったい、なにしに来たんだよ?何が目的なんだ・・・」

 いや、そんなことは聞く前から分かっている。そういう行動を促しているじゃないか。

「藤二君とセックスしたい」

 他人の身体を使って、俺とセックスすることを目的にしている。
 俺が満里奈を拒んだから、他人の身体を使ってセックスすることだけを目標にして欲望のままに行動している。
 他人の身体が傷つこうと構わないと、俺にセックス中毒へ誘わせて今日だけで3回も出しているんだ。

「無理・・・・・・無理だ」

 こぎりが悲しい顔をしていた。自分のルックスじゃ満足していないのと、そのつぶらな瞳が訴えかけていた。

「ああ、そういう意味じゃなくて・・・・・・いまヤったばかりで、休憩がほしい。少し休めば、また回復するかなって」
「なんだ、そういうことか」

 ぱあぁっと、屈託のない笑顔で元に戻ると、ののと一緒に頷きあった。

「そうだよね。藤二君の身体は一つしかないもんね。ちょっとくらい休み欲しいよね」
「じゃあ、見てて。せっかく友達同士揃ったんだし、藤二君に私たちのれずれずを見せてあげるね」

 計画していたわけじゃないのに、阿吽の呼吸を合わせるように二人は俺の前で大人の色気を見せ始めた。


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