純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

タグ:なりすまし

 陽子は綾を保健室まで連れてきた。
 先生が不在で、誰もいない保健室で綾をベッドへあげると、様子がおかしい綾をじっと見詰め始めた。

「なに、陽子…」
「綾、私に正直に言いなね。私も正直に言うから」

 前置きを入れた後、陽子は一回呼吸を整えた。

「――スカートのなかを見せてみな」
「―――っ!?」

 突然の陽子の暴言に綾は動揺を隠せなかった。

「なに、バカなこと言ってるのよ!変態なんだから!」
「今更隠そうったってダメだから」
「きゃっ!ちょっと、ようこ!だ、ダメぇ!!」

 叫びながらも、陽子に力で勝てない綾は、スカートの裾を捲られ、ストッキングに包まれた大事なところを覗かされる。
 そこはもう、黒のストッキングが一際濃く変色するくらいビショビショになっていた。
 その量は多く、先程までは気付かなかったが、綾の生足にも愛液が伝っているであろう。敏感になりすぎた綾の身体は、陽子に秘密を明かされたことで涙まで滲んでいた。

「……わかんない…わかんないのよ……。なんで、こんなにカラダが疼いて仕方がないのよ……」

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 綾の身体を憑依していた間に、トイレで弄った身体の火照りが今も続いているのだろう。しかし、記憶のない綾にとってはその原因が分からない。
 熱くなっている身体の疼きを隠すことも出来ず、触られただけで敏感になっている身体にただ困惑するしかなかった。

「疲労感も脱力感もあって……まるで、私…学校でしちゃったみたいで……どうしたらいいのかわからなくて……。でも信じて、陽子!わたし、知らないの!こんなの、ウソなんだもん!私じゃない!」

 学校でオナニーをしたことを、まるで認めたくないように必死に否定する綾。目に涙を浮かべて、貞操概念が低い女だと思われたくないと陽子に訴えかける。

「分かってるよ、綾」
「ぇっく…よ、ようこ……」
「綾の乙女モード全開の話を聞いてればね。一途なことぐらい分かってるよ」
「陽子ぉ……っ!」

 堪えていた涙を零しながら陽子に抱きつく。友達であり、親友であり、理解者でもある陽子に綾は特別な感情を抱いても不思議じゃなかった。
 男性とは違う好意。同性同士の恋愛感情。
 陽子にも秘密にしなければいけないと思っていた綾の愛情表現。

「綾はさ、私のことが好き?」
「好きって……どういうこと?」
「言葉通りの…って、違うか。言葉以上に好きかなってこと」

 言葉に感情を乗せた好意。それは綾にとって求めていた陽子の愛情だった。

「…………好きよ」

 ぼそりと、静かな保健室に綾の声が響いた。

「私は、陽子のことが好き。陽子のおかげで、転入してから今まで毎日が楽しかったわ。忍やアリスやカレンともお友達になれたし、今の私がいるのは、ぜんぶ陽子のおかげなの……」

 インドアな綾がみんなと一緒に山へアウトドアすることも、陽子が強く綾を引っ張っていてくれるから。
 陽子の笑顔はまるで太陽のよう。
 口下手な綾が必死に言葉を紡ぎ、告白している姿に感動を覚える。

「だったらさ、私が静めてあげようか」
「えっ…!?」
「綾の火照った身体。今も疼いて仕方ないんでしょう?」
「そ、そうだけど……」

 綾の目の前で陽子が制服を脱ぎ始める。顔を真っ赤にしながら陽子を見つめる綾と、恥ずかしがる様子もなく、ブラを外して上半身を露出した陽子。

「ほらっ。なに恥ずかしがってるのさ。早く脱いでよー」

 陽子に言われるまま、綾はぐっと覚悟を決める。自分の羞恥心よりも、陽子と一緒に戯れたいという欲求の方が勝ったから。

「よ、陽子の方から誘ったんだからね!私からじゃないんだからね!」
「ハイハイ」

 あくまで、行為に及ぶ原因を作ったのは陽子の方なのだと、念を押す綾。
 そうすることで踏ん切りがつくのならと、陽子はニヤリと口元を釣り上げたのだった。


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 ズボンの奥から存在感を見せつける虎十太の逸物。月姫(龍崎)が弟の立派に反応している逸物に気付いた。

「やっぱりおまえも男だな」
「ちが・・・これは――っ!」
「妹でも喘ぐ姿に興奮するか!?それとも、妹に手を出している自分に興奮しているのか?」
「兄ちゃん――っ!」

 元は手を出すよう仕向けたのは龍崎の方からだ。いつの間にか論理が逆転しているじゃないか。
 虎十太は決して自分が姉に手を出すような男性ではないと思っている。可愛いと思っていても、それは兄弟愛で、決して恋人という愛情とは違う。

「まぁ、おまえが真面目だっていうのは分かっているけどよ。少しは馬鹿になったって罰は当たらないぞ?リラックスして、肩の力抜けよ」
「肩の力抜いてナニを……えっ?」

 力を抜いた瞬間に、月姫の体重がのっかかる。天井を見上げる虎十太の上に、月姫が顔を覗かせていた。
 笑顔で顔を下げた月姫。虎十太のズボンを脱がせて、天井にそそり立つ虎十太の逸物を取り出した。

「ちょっと、やめ……あっ!」
「うわぁ。カチンカチンに硬くなってるじゃん。おまえ、今日はまだ抜いてないな?」
「兄ちゃんは毎日抜いてるのか……」

 月姫の手で撫でられる逸物は普段、自分でしている時より数倍感じてしまう。
 他人に扱かれているせいからか、力加減も分からず、乱暴とも言える月姫の扱きに、痛みと疼きが合わさった新しい快感の刺激が襲ってくる。

「うわぁっ!」
「すごいな、虎十太。俺よりも感じやすいんじゃないか?……皮剥くぞ?」

 月姫の指先が、人差し指と親指で輪っかを作って皮の先端に包むと、ゆっくりと根本へと引っ張られていく。男性なら自分でしているはずの行為を、女性の、月姫の手でやってもらっていると思うと、虎十太の心臓音が高鳴る。
 皮がめくられ、亀頭の上を少しずつ根元の方へ下ろされていく。月姫の指先が雁首の部分にまで到達すると、ピンク色をした虎十太の亀頭が月姫の目の前に曝された。

「あぁぁ……恥ずかしいよ」
「なに女の子みたいな声出してるんだよ。女に陰部見られただけでなよなよすんなよ」

 月姫の声で喝を入れる龍崎に唸る虎十太。月姫にそう言われるとなんとも男として情けなくなってくる。
 男性として、頼りにされたい虎十太なのに、主導権は一向に月姫(龍崎)だ。そして、陰部を弄られている自分にふと情けなくなってしまう。
 だが、それでも感じてしまうのは男の運命だ。
 月姫の細い指先が逸物に絡みついてくる。剥かれた部分を月姫に見られている、と思っただけで、まるで虎十太の全てを見透かされてしまっている気持ちになる。
 先程の月姫(龍崎)が虎十太に陰部を覗かれた時の感覚を、今度は虎十太が味わっていると思うと興奮してくる。月姫(龍崎)も同じ興奮を味わったのだろうか。
 月姫の指先が、雁首から動き出して敏感になっている亀頭へと、撫で動く。輪っかを作った二本の指の形を変えず、女性の指の細さのまま伸ばされて自分の逸物を長くされていくようだ。

「んふふ……感じてる顔だせぇの」

 初めて見るいやらしい手つきをする月姫。綺麗な指先は、ピンク色の亀頭を撫でるように動き続ける。触られる亀頭からは、指先のほっそりとした感触と、それが生み出す快感で勃起しっぱなしだ。
 自分でするのとは比べものにならないほど気持ちいい。これが女性の手の感覚なのかと虎十太は改めて思い知った。

「だって……姉ちゃんの指、すっごく、気持ち良くて……俺、ほんと、我慢できそうにない!」

 止むことのない月姫の扱きに、亀頭から透明な先走り汁が溢れ出る。
 感じている吐息が虎十太の興奮を月姫(龍崎)に示しており、隠し通せるはずがない。恥ずかしさを感じて尚、イきたいという思いの方が強くなっていった。

「(姉ちゃんの手で……いきたい)」

 手コキによるフィニッシュを望む虎十太だが、それで月姫(龍崎)は満足できない。
 虎十太と同じように感じた月姫の身体が、逸物を扱き続けている間もずっと疼いて仕方がなかった。
 逸物から発する男性のにおいを敏感に感じ、頬を赤く染めているにも関わらず、自分の快感に目を閉じて喘ぐ虎十太に気付いてもらえなくて心淋しさを覚えてしまう。

 男って鈍感――――そんな気持ちを龍崎もまた初めて体感していた。

「虎十太、手コキなんかで満足しているのか?本当におまえは分かっていないな」
「ハァ……へっ?」
「もうお互い感じているんだし、最後までやっちまおうぜ」

 月姫(龍崎)の提案を頭で理解し、途端に表情を強張らせる虎十太。
 姉弟でセックスしようと言ってきているのだ。

「そんなこと、ダメに決まってるじゃないか!姉ちゃんの身体だぞ!」
「おまっ!手コキはオッケーで本番はダメって、ここはヘルスかよ?」
「そうじゃなくて、もっと兄ちゃんは姉ちゃんのことを思ってやってもいいんじゃないの?これは、姉ちゃんの身体だろ」

 兄の仕返しと言ってももう十分すぎるほど破廉恥なことをしたと思う虎十太。
 もう元は取り返せたと思うから、早く月姫を元に戻して、身体の中から出てきてほしいと弟ながらに思わずにはいられない。
 やっぱり、誰かに入り込んで身体を操るのはよくないと思う。
 それがたとえ、兄妹の仲であってもだ。

「なにを言ってるんだ!姉に手を出していいって言ってるんだぞ?俺が『月姫』だ!」

 それでも暴走状態のように自分を月姫と言い切る龍崎。手コキ以上先に進めない虎十太との壁に、兄弟ながらも溝が出来てくる。
 姉を想う虎十太と妹を貶す龍崎。

「おまえは龍崎だ。俺の兄ちゃんだ!」

 月姫を守ろうとする思いが強くなって、快楽に勝った虎十太が言いきる。月姫(龍崎)がまるで現実に醒めたような冷ややかな視線を向けたと思ったら、つまらなそうに静かに言った。

「そうか……。じゃあ仕方ねぇな」

 それは何かを企む策略の眼差し。
 敗北宣言でもなければ勝負はまだ終わっていない。
 どうしてもセックスしたいと考えている龍崎に抗うために、虎十太は勃起した逸物から意識が逸れる。それを月姫の手が縮こまるのを阻止するように未だに扱き続けていた。
 シコシコと、逸物を見つめていた月姫(龍崎)が顔を上げる。目を合わせた月姫の表情を見て、虎十太はドキッとした。

「虎十太」

 先程とは全く違う声色。男性口調よりも普段以上に女性口調の月姫の甘い声が虎十太を呼ぶ。

「ええっ?」
「あんた、どうして私のカラダを弄ってくれないのよ?私がいいって言ってるんだから、素直に受け入れなさいよ!」
「えっ、ちょっと、待って、どういうことだよ――?」

 言ってることは、龍崎と全く同じなのに、口調が急に変わって、本当に月姫が言っているみたいに話しかけてくる。
 態度の変化に慌てる虎十太。この状態でまさか、月姫の意識が戻ったんじゃないだろうかと心配になる。

「どうもこうもないでしょ。私が寝ている間に男同士でこんなコトして、タダで済むと思ってるの!?」
「ご、ごめん!姉ちゃん……」

 やっぱり姉ちゃんだと確信した虎十太。虎十太に対して叱りつけるのはもっともだ。寝ている間に身体を奪われ、知らない間に虎十太の逸物を扱いている状態だ。相当びっくりしたことだろう。

「でも、これは全部、兄ちゃんがやったことで……俺に責任があるというのは……少しだけで……」
「その割には、いい思いを随分していたみたいだけどね」
「ごめんなさい……」

 姉ちゃんの前ではウソが付けない。虎十太は謝りながら、視線を落として月姫に扱いてもらっている逸物を見つめてしまった。
 月姫は今も虎十太の逸物を扱いているのだ。龍崎の面影がない、月姫の手コキだ。

「(じゃあ……いま、本当に姉ちゃんが俺のチ〇ポを扱いてくれてるのか……っ!)」

 そう思っただけで再び淫部に勢いよく欲求が流れ込んでいくのを感じた。逸物はさらに固くなり、勃起した大きさや太さもさらにもう一回り大きくなった。

「すごい!虎十太、やればできるじゃない」

 月姫が虎十太の立派にそそり立つ逸物に歓喜していた。その状態で手を放した月姫は、自分の制服を急いで脱いで綺麗な裸体を披露する。
 淡く白い、きめ細やかな肌。背中に靡かせる髪の毛。ぷっくり膨らんだ乳房と中央に勃っているピンク色の乳首。
 虎十太もまた月姫の数年振りに明かりの下で見た裸姿に目を逸らすことが出来なかった。

      
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「……虎十太の見てたら、わたしのココもまた濡れてきちゃった」

 さっきまで虎十太の逸物を触れていた右手で今度は自分の割れ目を弄る。愛液で濡れている膣内からとろりと零れる蜜を流してさらに卑猥さを醸し出す。

「虎十太……姉ちゃんとしよう」

 月姫からの要望に、虎十太は先程までの拒否や拒絶が出来なかった。
 渇いたのどを鳴らして、これが夢でないことを確かめた。

「ね、ねえちゃん……本当に、いいのか?」
「……うん。いいよ。虎十太とだったら」

 虎十太に体重を預けるように倒れこんでくる月姫を支えてベッドに沈む。上で見下ろす月姫が、虎十太のはち切れんばかりの逸物の真上に自分のおま〇こを宛がった。

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「はぁ。理沙がまさかあんなことするなんて……」

 いつまでも子供だと思っていたからか、姉妹の間柄ノックもせずに入ったことを理亜は後悔していた。

「ちゃんとお父様に言っているのかしら?」

 姉として心配である。どうして相談の一つもしてくれなかったのかショックもある。彼氏がいないから頼りないと思われたのだろうか?

「彼氏でも作ろうかしら……でも、やっぱりもう一度理沙に会って話をしないと――」

 けじめのある人か、分別弁えている人か、彼氏とも話をしながらも、やっぱり理沙の本心を聞くのが姉として大事なことだと思った。

 がちゃっと扉が開くと、理沙が顔を覗かせた。

「理沙。ちょっとお姉ちゃんと話をしましょう」

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 優しく理亜が声をかけると理沙は笑いながらベッドに腰掛けた。

「……あのね。お姉ちゃん、別に理沙が誰と付き合ってもいけないってすぐには言わないよ?でも、どうして理沙は彼氏と付き合っていることをお姉ちゃんにも言ってくれないの?」

 先程のことを姉として忠告する。理沙は分かっていないように首をかしげた。

「彼氏となんて付き合ってないよ?」
「ウソ!?だって今、あんな、格好良い男性方と……」
「スフレだよ!お姉ちゃん、見間違いしたんだよ」
「す、すふれ!?えっ、スフレが男性方になったの?」

 びっくりした表情で話す理亜に理沙は思いっきり笑っていた。

「お姉ちゃん、なに言ってるか私わかんないよ?少し横になる?」
「私は疲れてません!大丈夫です……じゃあ、彼氏なんかいないの?」
「うん。なんだったらまた私に聞いてみてよ。私はスフレと遊んでいただけっていうよ」

 どうして今聞いているのにまたあとで聞かせる様な事をいうのか、でも、妹が彼氏を連れてこなかっただけ少しほっとする理亜。

「でも、お姉ちゃん。本当に疲れているかもしれないよ」
「疲れていません!もう、理沙に迷惑かけません」

 普段の様に笑いすっきりした表情をした理亜だが、今度は逆に理沙の表情が曇っていく。

「じゃあ……私の話聞いてくれる?」
「うん?なに……?」

 理亜の前でスカートを下ろす理沙。一体何が起こったか、理亜が理解するまで時間がかかった。


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『伊達眼鏡』をかけて外を出歩く。普段コンタクトの俺は眼鏡をつけた感触に違和感を覚えながら、『伊達眼鏡』の効果を期待していた。
 話には聞いていたがにわかには信じがたい。まわりが俺を見てくるその視線がどこか普段と変わっており、歩きづらいことこの上なかった。 
 と、俺の前にはちょうど学校が終わったのだろうか、近くの学校から帰る女の子が見えてきた。

「うん、そうなの……龍馬くんと話をして」
「そんなの普通でしょう?もっと核心につく様な話ないの!?」

 楽しそうに会話しながら下校する二人。
 井口弘子と小山霧乃。ご近所で大の仲良しの二人組だ。
 そういうことまできっちり調べ、仲良くなるはずだったのに、うう……
 すると、弘子が俺に気付いたようで……普通なら通り過ぎるだけの関係だったのに、俺に声をかけてきたのだ。

「り、龍馬くん!?」
「はっ?」

 龍馬といえば岡本龍馬という糞餓鬼を思い出す。俺が通り過ぎるだけでブサオと言い、俺が手を出せばコテンパンに返した、イケメン学生、岡本龍馬!!!?
 なぜ、いきなり奴の名を弘子はあげるのか……似ても似つかない俺と龍馬だ。

「あれっ?龍馬くん皆と一緒にサッカーにいったんじゃないの?」

 霧乃まで俺を龍馬と思い込んでいる。一体どういうことだと思ったが、俺は即座にその現象が分かった気がした。

 『伊達眼鏡』だ。俺がかけた眼鏡は相手が思いこんだ人に映すことが出来る。弘子と霧乃は先程まで龍馬の話をしていたせいか、俺を龍馬として思いこんでしまっていた。
 これはちょうど良い。俺は龍馬のフリをして二人に話をし始めた。

「ううん。二人に会うために先回りしてたんだ」
「ええっ!!?わ、私たちに会うために?」
「それは御苦労なことね。なにっ、なんか話があるの?」

 二人が目を輝かしている。これは面白い。龍馬として行動する俺の一挙手一投足を気にしているのだ。

「うん。やりたいことがあったんだ」
「ええっ?なんだろ?」
「私たちだけってこと?」
「うん。それは――これだ!!!」

 ――ぶわっ、と、俺は弘子のスカートをめくりあげた。姿を覗く白いパンティが俺の目の前に顔を出した。弘子の肌にぴったりくっついているお子様パンティがとても可愛らしかった。
 俺は目を蕩けた。

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「きゃあああああああああ!!」
「ちょっと、なにするのよ!?」

 叫ぶ弘子とそれを見て怒りだした霧乃。

「うるさい。霧乃のパンティも見させろ!いや、乳を揉ませろおおお!!!」
「きゃああ!!?」

 飛びかかった俺に掴まり霧乃は逃げることが出来ない。だが、すぐに力を抜いて抵抗すらしなくなっていった。
 遊びと思って龍馬がしているんだと、寛大な精神をお持ちのようだ。

「りょ、龍馬くんがこんなことしてくるなんて思わなかった」
「男はみんな興味あるんだ。いいよな?顔なじみだし。先生にチクったら後で針千本飲んでもらうからな」
「うふっ。もう……やあ、くすぐったい」

 乳房を揉んでも大声出して笑っているだけだ。

「霧乃の乳はまだ感じないな。じゃあ次は弘子だ」

 霧乃を解放し、次は弘子へと顔を向ける。ワシャワシャと手をイヤらしく揉む様に見せつけると、弘子の顔は蒼白していった。

「龍馬くん……」

 その場を逃げ出す弘子。どうやら今ので龍馬への理想像が音を立てて崩れ去ったみたいだった。

「あっ、ちょっと、弘子!!」

 弘子を追う様に消えていく霧乃。あまりに愉快で一人残った俺は高笑いをしてしまった。

 『伊達眼鏡』……かけた人物を理想の相手に見せることで、誰がかけても格好良く見せる、魔法の眼鏡だった。


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