純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『憑依・乗っ取り』 > 飲み薬『天使のスクミズ』

 一度軽くイった真宵(尚樹)は準備が整い、再びベッドに舞い戻ってくる。そして、眠っている尚樹のから身ぐるみを剥し全裸にさせた。

「んふっ。お兄ちゃんのペニスまだ勃起してる。ちゃんと私のなかに挿入れてあげるからね。残念、お兄ちゃんに私のスクミズ姿見せたかったのにな・・・そうだっ!私とお兄ちゃんのセックスシーンを録画して記録に残そうよ!そうすればいつでも寂しくないよね、お兄ちゃん?」

 真宵(尚樹)は部屋にしまっていた三脚を用意して、スマホを構えて録画の準備も整えた。
 真宵とセックスしている状況を撮影して収めるためだ。誰にも見せることのない自己満足の世界を構築していった。

「うん。よし。いい感じね」

 新体操部も撮影という手法をよく使っており、扱いになれたように自分が映っているのを確認しながら、モニター部分を反転させた。
 尚樹は全体が映っていなかったが、真宵は全身映るように高さも調整し、録画ボタンを押した。スマホの録画がはじまった。

「お兄ちゃん・・・」

 真宵(尚樹)が甘い声を発しながら、眠っている尚樹の股座に入る。

「お兄ちゃん、私とセックスして。私の処女お兄ちゃんに貰ってほしいから」

 そう言いながら右手でゆっくりとスライドさせ逸物を勃たせて、剥き出しになった亀頭部にキスをした。

「ちゅっ・・・!ちゅぅ・・・!ちゅぱちゅぱ・・・はむぅ・・・・・・」

 逸物を口に含んで初めてフェラをする。真宵のファーストキスが尚樹の亀頭であることに光栄に思いながら、ちゅぱちゅぱと亀頭部分を舌で絡めて唾液を塗っていった。
 口に含むとすぐに亀頭がぷっくりと膨らんでいく。真宵の手と口で刺激を与えると、すぐに逸物は勃起した状態に戻っていた。

「じゅる、じゅる、ちゅぱっ、ぢゅるる・・・・・・ぷはぁ・・・。お兄ちゃん。イきそうだよね?・・・・・・それじゃあ、挿入れちゃうね・・・・・・」

      誘ってる眠ってる
 
 真宵が尚樹の上に乗り、スク水の裾をずらす。すっかり愛液で熟れた真宵のおま〇こを覗かせていた。
 腰を浮かせて亀頭の真上に移動する。真宵(尚樹)が逸物を掴みながら位置を調節して、性器同士がキスをしながら、マンスジに亀頭を宛がっていった。

「んああっっ!お兄ちゃんの入るかな?なんだか怖い・・・おっきいよ・・・・・・でも、やってみるからね。私、お兄ちゃんのこと大好きだからね」

 告白しながら勢いよく膣内に亀頭を挿入していく。

 ――ちゅぷぷぅ・・・にゅるんっ
 
「あっ・・・あっ・・・あああ――っ」

 愛液で濡れた膣内は思ったよりは簡単に尚樹の逸物を呑み込んでいく。しかし、途中から痛みの方が増していき、思わず浮いた状態で身体が止まってしまった。

「あっ、やぁ、やぁん・・・はいっちゃう。お兄ちゃんのペニスはいっちゃう・・・うん。すごい、身体が引き裂かれそう・・・・・・」

 激痛が走り、目に涙を浮かべて懇願する真宵(尚樹)。さすがにまだ時期尚早だったのか、身体が熟していないせいか、本当に奥は狭くて侵入が困難だった。しかし、亀頭が感じる先端はとても感度が良く、ビンビンにさせてもらえるほどだった。

「・・・イケるかな?・・・イかないと・・・せっかくのチャンスだから・・・!」

 余裕はなく、真剣な顔して自分の感じる場所を亀頭で押しこみながら、膣内を解すように逸物を呑み込んでいった。

      ふぎぃぃぃ!?

「う・・・ん・・・・・・き・・・たァ・・・ッ♡」

 少しずつ膣を解して逸物を咥える量を増やして。次第に、真宵の膣肉が逸物に吸い付き、亀頭を敏感に責め立てていた。眠っている尚樹の表情がピクンとくぐもった。

「あっ・・・は・・・っ♡ゴリゴリって押し入ってくるぅ・・・♡ハァ、ハァ・・・♡」

 スマホを意識しながら真宵が言わなそうなことさえ言っていく。自分の身体とのセックスという究極のオナニーだ。真宵(尚樹)はひたすら快感を貪って動いていった。

「ハァ、ハァ・・・お兄ちゃんの、ぜんぶはいっちゃった・・・・・・♡私のなかぁ、お兄ちゃんでパンパンだよぉ~♡」

 苦しいけど満腹感を与えてくれる尚樹の逸物。身体がそこから熱くなり、汗が噴き出しながらもさらに敏感に快感を体内に取り込んでいった。

「お兄ちゃんのペニスと私のおま〇こ・・・相性いいよね・・・すごい、気持ちいいぃぃ♡いくらでも、おま〇こに、びゅるびゅる、だひて、いいからね、んっ!んっ!」

 ジッとすることが出来ないくらい痛みと興奮が真宵の身体を突き動かす。腰を持ち上げて全身で逸物を扱くピストン運動を開始した。

 パン!パン!パン!パン!

 真宵の身体が逸物を呑み込んだり吐き出したりしている。愛液をびちゃびちゃに含ませながら何度も膣内に呑み込まれれいく度に、真宵(尚樹)は気持ちよさそうに喘ぎ声を漏らしていた。

「んっ、はっ、お、おにいちゃん。おっぱい揉んでぇ・・・乳首、好きなだけモミモミしていいからぁ~」

 眠っている尚樹の手を掴んで自分の胸に宛がわせる。乳房を揉ませるように円を描きながら手のひらに乳首をぐいぐい押し当てていった。 

「らめ、わらひ・・・すごい甘えん坊になってる!お兄ちゃんに甘えたくなっちゃってるぅぅ!乳首コリコリしながら、おち〇ち〇ズボズボしちゃらめえ!」

 真宵の性感帯も絶頂のタイミングも全て知り尽くしている。自らも腰を振りながら両手で勃起乳首を摘みあげていった。

「あはぁんっ!ああんっ、あっ、あんっ!」

 あれだけ痛かった逸物もすぐに耐性が付くように痛みが引いて快感だけが残っていった。本当に尚樹と真宵の相性が良いのかもしれないと、この時尚樹は思っていた。
 しかし、セックスは出来ても交際は絶対に出来ないのが残念だ。
 だから、この付き合いは一夜限りしかないと惜しみながら、すべてを叩きこむように子宮の奥に刻印を焼き付けていく。
 時折両手を尚樹の腹の上に乗せて、バランスを取りながら激しく腰を前後に弾ませていった。

「奥・・・っ♡擦りあげられてぇ・・・♡はぁあん!おにいちゃんの固いのが♡・・・ああぁ!皮がヒダと絡み合って、子宮がめくれちゃうぅぅ♡」

 まるで咥えこんだ亀頭に引きずられて子宮が外に出てきそうな感覚に陥っていた。ぞくぞくと身震いする真宵の身体は、もうすぐ絶頂が来ると予兆していた。

「だひてっ!お兄ちゃん!好きなだけ、わらひのなかに、せーし。ビュッビュッしてぇ!!!」

 これまでで一番激しく身体を揺さぶり、真宵の身体を逸物が貫いていく。涎が零れ、涙を濡らし、汗でスク水が透けて愛液と我慢汁が合わさって泡が噴き出していた。

「ぅ・・・・・・っ!」

 ふいに真宵(尚樹)の前で尚樹がたまらず声を荒げた。その瞬間、子宮で咥えた亀頭から大量の精液が噴き出してきた。今までにも数えきれないほどエクスタシーに達したが、自分のペニスの感触と初めてペニスを咥えた真宵の絶頂に興奮度は最高潮に達していた。

「やらぁやらぁ、いっちゃううぅぅ!!初めてなのにイっちゃううぅぅ!!お兄ちゃんにイかされて、ひ、ひゃああぁあぁぁぁん!!!」

      激しい絶頂

 激しいアクメに達した真宵の身体が糸が切れたように突っ伏してきた。真宵の身体が倒れた瞬間、逸物が膣内から抜け出してしまい、勢いが止まらない尚樹の逸物は外に向かって射精を続けていた。

「はぁ・・・はぁ・・・お兄ちゃん。気持ちよかったぁ・・・・・・」

 しばらく身体が動かないくらい痙攣が走っていた真宵。胎内に残る精液を吸い取るまで膣内の違和感が続きそうなほどの快感を引きずっていた。
 これが刻印というものだろうか、未だに膣にはペニスが咥えているかのような感覚に陥っていた。真宵には早かったかのように、傷モノになった身体はしばらく新体操に響くことを予感していた。
 しかし、そんなことは尚樹には関係なかった。真宵とセックスしたという究極のオナニーを終えた尚樹に後悔や罪悪感は微塵もなかった。

「あーあ。こんな快感を知ったら、もう男になんて戻りたくないな・・・」

「イテテ・・・」と、痛む身体を起こしながら、帰る準備をしようとする。録音を止めて、データを保存すると、部屋の後片付けを始めていた。
 その頃には射精も終わり、部屋に飛び散った精液を真宵(尚樹)が片付け始めていく。そして、ティッシュで拭き取った後に身体が冷えないように布団を被せて温かく身体を包んでいった。
 白スクを脱いで制服に着替え、元通りの格好に戻っていった。このまま外に出てしまえば、尚樹と真宵の関係は一切合切なくなってしまうのだ。
 身体が繋がった分だけ寂しさを覚えてしまう。檜森真宵という女性は尚樹にとって特別な存在になろうとしていた。

「・・・でも、どうにもならないか。それじゃあ、帰ろっと・・・」

 もしもこのまま真宵の身体を奪うことが出来ないだろうか――そんな都合のいい話はないだろう。
 どうにもならないことを知り、考えるだけ虚しさが残るのならそれ以上考えないことをした。

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 真宵(尚樹)は自分の身体とセックスする。意識はなくて勃起するか分からなかったが、早速自分の逸物を取り出して外気に曝した。すっかりポークビーンズのように皮を被って小さくなってしまった自分の逸物が、これから大きくなるか分からなかったが、触ってみるとビクンと脈打つペニスの感覚が如実に伝わってきたのだった。

「はぁ・・・私、お兄ちゃんのペニス触っちゃってる・・・はじめて男の人の触っちゃったよ・・・・・・」

 真宵の記憶を読みながら、感想をささやく。まるで真宵本人がそう言っているように喋り、自身を昂ぶっていくように。

「ねえ、お兄ちゃん。私の手、気持ちいい・・・?」

 真宵の手で自分の逸物を扱いて、気持ちよくないはずがない。
 それを証明するように、意識のない尚樹の逸物はまるでそこだけ感覚を取り戻したようにムクムクと大きく膨らんでいくのだった。

「ん・・・お兄ちゃん・・・熱くなってきてる・・・ペニス硬くなってきてる・・・・・・私の手コキ、気持ちいいんだね・・・」

 ペニスをシコシコ扱くと、亀頭が皮から顔をのぞかせてきていた。恥ずかしそうに赤く膨らんだ亀頭を喜ばそうと、さらに手を動かしていった。

「んっ♡・・・・・・んはぁぁぁ~~~♡」

 尚樹の逸物を弄りながら甘い声を出している真宵。手をそのまま裏筋に這わせて男性の時に感じていた部分を弄ってやると、さらに逸物は膨らんで勃起していく。

「自分の手で扱いていた時にこんなに大きくなったことあったかな?こうしてみると、以外におっきぃなぁ・・・」

 尚樹の逸物の感想を真宵がつぶやく。逸物は尚樹自身に触られているはずなのに、尚樹の手とは全然違う感覚がわかるのだろうか、早速先っぽから我慢汁を吐き出しながら、真宵の手を少しずつ濡らしていった。

「スンスン・・・・・・匂いもスゴ・・・い・・・♡クラクラするぅ♡」

 我慢汁で感じる濃厚な匂いに頭が焼けそうになる。このまま扱いていけば射精もすると踏んだ真宵(尚樹)は、勃起した逸物から一度手を放し、ペニスを解放してしまった。その瞬間、尚樹の眉間がピクッと動いたように見えた。

「お兄ちゃん。私の手でこれだけ濡れるなら、私もすぐ準備するね。ちょっと待っててね」

 ベッドから下りた真宵(尚樹)は今度は自分の性器を濡らすように準備をするため、急いで自分の持ってきた鞄の中からレオタードを取り出そうとした。きっと真宵の鞄の中には本番用のレオタードが入っていると踏んでいたのだ。しかし、いくら真宵の鞄の中を漁ってもレオタードは出てこなかった。

「あ・・・、・・・あれ?・・・ない・・・・・・ないよ!?どうしてないの?レオタァァァドォォォォォ!?」
 
 まさかの未所持に困惑する真宵(尚樹)。この時、ようやく尚樹は真宵の記憶から本番用のレオタードを今日は持っていかなかった出来事を読み解いたのだった。今宵が昨夜洗濯機を回し忘れたことで洗濯が間に合わなかった事、練習用で我慢すると言ってしまったこと、朝の練習から顧問に怒られたことを思い出していた。
 そんなことがあったのなら、ローション塗れの練習用をもう一度着直すしかないと思ったが、それも更衣室に置いてらしく、鞄の中には入っていなかった。

「そんなぁ・・・レオタードがないなんて一生の不覚だよ。私が私じゃないみたい!!!」

 本気で悔しがる真宵(尚樹)。セーラー服のままでも十分満足いくプレイが出来そうだが、尚樹はヘンな拘りを見せていた。ピチピチのレオタードでセックスしたかったという当初の計画が出来なくなったことを後悔する。前もって準備出来なかった自分の失敗を認められず、これからどうするか考えあぐねていた。

「そうだ――!」


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(この作品は、GG『飲み薬―天使のレオタード―』の直後の続編となっており、合わせてお読みいただけるとより楽しめるようになっております)



 結局、今日はその一回限りで真宵はシャワーを浴びに行ってしまった。しかし、また別の日に二人に”憑依”すれば、再び熱い夜を過ごせそうだと尚樹はその時思ったのだった。

 双子の檜森今宵‐ひもりこよい‐を残して先にシャワーを浴びる新体操部の部長、檜森真宵‐ひもりまよい‐。魅力的な身体になりたいと思う真宵のお願いを応えてレズ行為を及んだ今宵の身体は、まさか井原尚樹‐いはらなおき‐という男性によって憑依されているとは想像もしていないだろう。そして、未だ尚樹は今宵の身体に乗り移ったまま、真宵がシャワーからあがってくるのを待ち侘びているように残っていたのだった。

「・・・・・・・・・」

 シャワーを浴びる水を弾く音が隣の更衣室まで響いてくる。ローションでびしょびしょになったレオタードを脱いで、ヌルヌルの身体を念入りに洗い流しているのだろうか。
 更衣室の壁は薄く、真宵が隣でシャワーを浴びている音を聞いていると、尚樹はムラムラと湧き上がる興奮が三度蘇ってきた。今宵の巨乳も魅力的だったが、やはり真宵の身体でイチャイチャしていたいという気持ちの方が尚樹の中で強くなっていた。
 魅力的な身体で応援するチアガールと、未発達な身体で演技する新体操部の双子姉妹。二人が全国で優勝し、新体操部としてさらに高みへ目指すのなら、レズ行為なんかよりももっと女を艶っぽくする方法を尚樹は閃いていた。
 そのために、今宵の身体から尚樹は抜け出していった。そして、シャワーを浴びている真宵のもとへ一目散に向かっていった。

「くひゅ。また真宵ちゃんのカラダを借りちゃうよ♪」

 目を閉じて無防備な背中を向けている真宵に再び飛び込んでいった。

「あぁ――!?」

 真宵に再度寒気が起こり、声を震わせて抵抗しようとしていた。しかし、二度目の乗っ取りは幽体を受け入れやすくなっており、尚樹は真宵の身体にすんなりと受け入れられてしまった。
 すぐにシャワーが当たっている感覚が戻ってきて、真宵の身体に”憑依”したのだと理解した。

「やった。真宵ちゃんのカラダに戻ってきちゃった♪」

 再び細くて柔らかな真宵の身体を手に入れた尚樹。真宵の記憶も読み込めるようになっており、しばらく真宵の記憶を読みこむ作業に没頭していった。

      ーωー

「これくらいでいいかな?・・・自然と記憶も読めてなりすますのも楽になったことだし、そろそろ今宵が目を覚ましちゃうかもしれないしね」

 尚樹の口から出る口調は真宵のもとと完全に同期していた。シャワーを止めて、水に濡れた身体のままシャワー室から出ていき、真宵の専用となっている右端のロッカーを開けて真宵の鞄の中にあったバスタオルを取り出していった。

「ふぅ~。気持ちいい。それでもまだ身体が熱いなぁ。私って他の誰よりも燃焼がいいのかも」

 真宵の火照りが未だ引きずっていることに驚いてしまう。しかし、その火照り、疼きがこれから尚樹が行おうとしている計画に実に相性が良いので、早くこの場を立ち去ろうと一人制服に着替え始めていった。
 着替えを終わらせて更衣室から出ようとする。

「・・・・・・真宵?」
「ひっ!?」

 突然、ベンチで眠っていたはずの今宵に声をかけられて驚いてしまう。

「なに?どっか行っちゃうの?」

 尚樹が”憑依”していた時の記憶はない。しかし身体の疲労感は残っているせいで、だるそうな声を吐き出していた。

「う、うん。先に帰ってるよ」
「そうなの・・・?私、ちょっと体がだるいからもうしばらく休んでいく」

 今宵が真宵と別れるのは尚樹にとっても都合がよかった。真宵(尚樹)はニコッと今宵に笑みを向けていた。

「わかった。早く今宵も身体洗った方がいいよ」
「・・・いつの間にローション使ったっけ?身体中気持ち悪いんだけど・・・」
「そう?私は気持ちよかったよ。また一緒にローションプレイしようね」
「ン・・・?ンンン???」

 頭の上に?マークを浮かばせた今宵を置いて学校を後にする。
 夜が遅いとはいえ電車が動いていない時間でもない。先に帰ると言いながらも、まっすぐ家に帰宅するつもりは真宵(尚樹)にはなかった。
 学校から帰宅する道をなぞりながら、途中にある駅にたどり着くと、そのまま駅の中へと入っていった。そして、そのまま切符を買うと、下り電車に乗りこんだのだ。
 疲れた顔したサラリーマンが寝起きしそうになっている。電車に檜森真宵が乗っていたとしても別段騒ぐこともない。各々目的地に到着するまで携帯を弄りながら、画面に向かって目を落としているのだ。
 その中で尚樹は真宵の身体で電車に乗り、ドキドキしながら正面を向いたままじっと我慢していた。

「(こんな可愛い子が電車にいるのに・・・。もし私が不良や不審者で、このまま連れ去られたりしたらどうしよう・・・・・・)」

 尚樹は自分で想いながら、真宵がそんな目に合うことを想像すると、ものすごく興奮して下腹部が熱くなっていくのを感じるのだった。それもすべては計画のうち。”憑依”すれば電車に乗って学校から遠くなっていき、目の届かない場所に真宵を連れてくることも容易だった。 
 電車に乗ったらもう尚樹の計画は止まらない。これから真宵を尚樹の眠る自宅の部屋まで向かわせるまで直行だった。

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