純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『状態異常』 > 漂白剤『潔白の催眠術師』

 絶頂にいったばかりのまるかと口づけを交わす。今度はまるかも驚いたりしない。全てを受け入れるように静かに目を閉じて、自分から類に向かうように顔を上げていた。

「ん・・・・・・むふっ・・・・・・ちゅ・・・・・・」
「・・・・・・ん・・・・・・」

 柔らかい唇の感触が残る。触れ合っているだけで敏感になって行く気がして興奮する類。その勢いのまままるかを机に押し倒した。小さな乳房でも存在感を見せるように乳首はツンと尖るように硬くなっているのがわかった。
 主張の激しい乳首を、乳輪ごと口に含んで吸いついた。

「あっ・・・・・・あっ・・・・・・」

 吸い付く前から硬くなっていた乳首が、刺激によってもっと硬くなったことが舌から伝わってくる。同時に類はまるかの股間にも手を伸ばす。

「・・・・・・やっ、あっ・・・・・・だ、だめっ」

 反射的に身を捩るまるかの割れ目に指先が触れる。オナニーをして湿り気が強く、びしょびしょになっている。生暖かさを感じる愛液に触れられ、まるかの顔がこれ以上ないくらい真っ赤に茹っていた。

 にちゃ・・・ぬるっ、にちゃぁ・・・ぬりゅぅ・・・・・・

 湿っていた程度だった秘部も類が触った直後からじわりと奥から愛液が染み出してきている。隠せない事実。割れ目を何度も撫で上げ、擦りあげる類にあわせてまるかの身体がビクンと痙攣をしていた。

「んっ、あっ・・・・・・くぅっ、あうっ・・・・・・!」

 吸うだけじゃなく、舌先で乳首を突き、飴玉を舐めるように舌を転がす。乳輪のラインに沿ってなぞり、小さな乳房をペロペロ舐めていった。

「や、やだっ・・・・・・いやっ・・・・・・そんなににされると、頭の中がぐるぐるしてっ・・・・・・なにも考えられなくなっちゃう・・・・・・」

 独占したかった類がまさか自分の身体を愛撫することなんて思ってもいなかっただろう。まるかは状況に付いてこられず、困っているのが本音だろう。催眠などかかっていないと、強気に出れば今まで通りの勝気なまるかを演じることができるけど、このまま催眠にかかっていると嘘をついてしまえば類に可愛がってもらえる。口で言うのは簡単だけどどうしていいのか分からない、そんな迷子になった子供のような顔を向けてくるまるかを類は誘っていく。

「ちゅうぅぅぅ!」

 口で小さな乳肉を吸引し、指は濡れそぼるおま〇こを弄る。

「ふぁんっ、あっ、ひゃうっ・・・・・・くぅん・・・・・・くあっ、あ、あああぁ・・・・・・」

 奥から濡れ光る蜜が染み出して割れ目の隙間を液体で満たしている。次々と溢れるドロリとした濃厚な愛液。ツルツルのおま〇こがもう愛液で濡れ光っていて類の目に映る。

「エロいな。それに、綺麗だ」
「そんなこと言わないで・・・・・」

 否定しているものの、心のなかの真偽はどっちなのかまるかにさえ分からなくなっていた。強引な類に逆らわず、愛液を絶えず垂らし続けるまるかの様子に、類は逸物を取り出し、蕩けきっている股間へと擦りつけたのだ。

「ひゃぁっ・・・・・・あっ、あつい・・・・・・」

 まるかの乳首と股間を愛撫したおかげで勃起した逸物。根ね機と供についつくような粘膜の感触を味わう。

「ああ、きもちいい・・・・・・一刻も早く挿入れたいっ・・・・・・」
「ほんとに・・・・・・ほんとに、挿入れるの・・・・・・しょ、処女なのに・・・・・・いいの・・・?」
「弱気な発言だな。本庄さんは俺の言いなりなんだから、俺に任せておけばいいんだ」
「えっ、あっ・・・・・・うん・・・・・・」

 催眠にかかっているだろうという類の思惑を黙って受け入れようとしてしまう。ぬちゃぬちゃと逸物を擦りつけていると、おま〇この方もヒクついて応えている。

「可愛いなぁ。本庄さん」
「・・・えっ・・・・・・んあっ・・・く、あうっ・・・・・・んっ!」

 肉をかき分け、処女膜を貫き、逸物がまるかの膣内へと侵入してきた。

「なかに挿入した・・・・・・あったけぇ・・・・・・」
「くふっ、うううぅ・・・・・・い、いたい・・・・・・」

 半分くらい入ったところで、苦悶の表情を浮かべるまるか。しかし、痛みに耐えるように、抜いてほしいという言葉は言わなかった。
 どんなかたちにせよ、類を受け入れようとしている。類はまるかの心境を察しつつ、より奥深くにまで逸物を挿入していく。
 膣内は当然きつく、肉の壁がみっしりと密着している。しかし、たっぷり愛液で濡れていたおかげで
腰を動かすことは出来そうだった。

「あぁ・・・・・・奥まではいってきてる・・・・・・身体のなかで、石川くんを感じちゃうっ・・・・・・」
「ああ・・・う、動くから・・・・・んぅ」

 慣らすようにまずは遅く浅く抽送を繰り返す類。まるかに逸物の根本まで包まれる。

 ずちゅる・・・・・・じゅぼ・・・じゅぼ・・・うりっ・・・・・・じゅぼぼ・・・

「はぁあ・・・・・・あ、ぁぁっ・・・・・・はぁん、んうぅ・・・・・・んあっ!」
「ああ、これだけキツいのに、しっかり動けて、気持ちいいなぁ・・・・・・」
「んん・・・ン・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・石川くん・・・・・・ほんと?・・・わたしのなかぁ・・・・・・きもち、いい?」
「ふふ。男は快感に満たされるとウソがつけないんだ」
「はぁ・・・はぁ・・・そう、なんだ・・・・・・んんぅ・・・・・・っ!!」

 どこか納得した様に笑みを浮かべるまるかに膣が緩まった。類は腰の動きを早めて快感のままに突き動いた。

「はあぁっ・・・・・・!あ、あううぅ・・・・・・!」

 逸物が抜けそうになるくらいまで引き、そして奥まで一気に貫いていく。

 ずるるる・・・・・・ずりゅ、ずりりり・・・・・・ずちゅっ

「んああぁぁっ!・・・・・・あんっ、あんっ、はぁっ、んぁあ・・・・・・」

 汁気が多く、ピストン運動が回数を熟すたびにまるかの喘ぎ声に苦痛の音が消えていく。
 類は気付かない内に自然と腰の動きが流行まっていた。。類の独りよがりの音が教室に響き渡り強くなる。
 ここまで来ると動く度に気持ちよさだけが倍増していく。激しい粘膜の擦りつけ合いが、お互いの快感を高めていく。
 ひたすら快感を、肉を貪るような性行為だった。

「ふあああぁっ。石川くんのおち〇ち〇がぁ・・・なかでぇ・・・びくんびくんしてっ・・・・・・いろんなところに当たって・・・・・・ふぐふうぅっ・・・・・・」
「本庄さんのおま〇こも。ぎっちぎちに締め付けてきて、俺の逃げ場をなくして、根元から先っぽまで、気持ちよくしてくれるっ!」
「・・・そんなこと、いわれると・・・・・・あはっ。も、もっと、いっぱいおち〇ち〇ちょーらいいぃ・・・・・・」
 まるかの脚が類の背中からがっちりと掴んで放さない。
 さらに身体を寄せ合い全力で腰を振り、まるかの狭い肉穴を類はこれでもかと掻き回した。

「ふにゃああぁぁっ!おち〇ち〇からドクドクって、な、なにか、熱いのが、でてりゅうぅぅ・・・・・・これって・・・・・・?」
「これからだ、いくぞ」

 じゅっぼ、じゅっぼ、ぬぼ、ぬぼっ・・・・・・!

 性行為で繋がっている音を奏でる。

 じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼぼっ、ぶぼっ・・・・・・!

 類は昂ぶる逸物をまるかの子宮口に擦りつける。

 ずちゅ・・・・・・ぼり、ぐちゅうぅっ!

 腰を完全に密着させ、なかでも完全に密着させたところで類は絶頂を迎える。

「んんんーーっ!!」

 どびゅびゅううっぅぅっ!ぞびゅるっ、どぶぶっ!どくびゅるうぅぅっ、どぶっ、びゅっ、びゅっ!

「わ、わらひもっ、いく、いくううぅううううっ!いしかわくんのぉ、おち〇ち〇でっ・・・・・・いくっ、イクっ、イクううぅぅぅぅうううーーーーっ!!!」

 あっという間に満たされる子宮。全てを呑み込もうと子宮口がパクパク動くが、とても飲み尽くせるものではなく、すぐに溢れかえってしまう。

「はああぁぁん・・・・・・な、なかぁ・・・・・・あついぃぃ・・・・・・んぁっ!?あ、あぁぁ・・・・・・!」

 結合部の隙間から精液が外へと流れ出す。ドプドプと精液を漏らしながら、どこか満足しているような穏やかな表情を見せているまるかだった。



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 奈桜、千尋で『漂白剤』の効果を体験した類はいよいよ本庄まるかに催眠術を使おうとしていた。
 類に恥をかかせた復讐のため、まるかに催眠術をかけるのだった。
 空きの教室へまるかを呼び出した。

「で、用ってなによ?あんたの都合がしょうもないものだったら私は一刻も早く帰らせてもらうわね」

 教室内で確立される上から目線。同じ年だろうと上から目線で喋るまるかは類などゴミ屑のように視線すら合わせてもらえなかった。
 しかし、それは類にとって好都合である。催眠をかける相手に視線を向けさせる必要もなく、かと言って催眠光線、ペンライトを当てる必要もない。類が『漂白剤』を飲めば催眠術が使えるという優れものだ。
 目が合わなくても、道具が無くても、相手が聞く耳さえ持ってさえいれば催眠術は発動する――。

『これから、俺は本庄まるかに催眠術をかける!』
「あっ・・・」

 催眠がうまくかかると、焦点が合わない瞳でどこを見ているのか分からず、ぼうっと突っ立っている人形になる。

「本庄さん、あなたは俺の催眠術にかかってしまいました」

 二人だけの教室で類はまるかを堂々と見つめていった。力を抜いてただ茫然と突っ立っているまるか。
 普段無邪気な笑みをクラスに振りまいているだけに無表情は珍しく、表情がなくなり静かになったまるかを見るという点だけでもなかなかレアものである。まるかの身体からは明らかに力が抜けてゆき、肩が下がり、足も少し開いたような姿勢になる。いつもはしっかりと閉じられている太ももとスカートのラインが妙に色っぽく見えてしまう。このまま眺めているのも爽快だが、まるかに気付いてもらわなければ意味がないので、類は早速まるかに暗示を仕込んでいった。

『本庄まるかは石川類の言う事に絶対に従います』
「私は石川くんの言う事に絶対に従います」

 そう暗示をかけたのだった。催眠は成功しただろう。表情を取り戻したまるかが何が起こったのか分からずに一度表情を崩したが、状況が変わっていないと見てすぐさま余裕と冷静さを取り戻していた。

「ふんっ。なによ。こんな教室に呼び出して。早く用件を言いなさい」

 髪の毛を靡かせる仕草にドキッとした類。おもむろに、まるかのスカートの中を覗きたくなったのだ。
 催眠状態だったらスカートを摘み上げてその中を覗いても気づかれなかっただろう。やり忘れていた公開を悔やんでももう後の祭りである。
 そんなことを考えていると、やっぱりどうしても覗きたくなってくる。スカートの中だけでなく、可愛らしい制服に覆われたその身体を無性に覗きたい。

「本庄さんは身体が熱くなってきたでしょう?」
「身体が熱く・・・?そんなわけ、ないでしょう・・・?」

 言葉で否定したまるかだが、類に言われた瞬間、確かに身体が熱くなったような気がした。そんなはずがないと分かっているのに、不思議と否定することが曖昧になりはじめていた。

「服を脱ぎたくなります。着ているものを脱ぎたくなってきます」 
「・・・え?」

 まるかの手がピクッと動いた。

「脱ぎたくなってきたでしょう?」
「だから、なんでこんな場所で脱がなくちゃいけないの・・・・・・えええっ!?」
 
 言葉で否定しているはずなのに、まるかはゆっくりと着ているものを脱ぎ始めた。活発で物怖じしない強気な性格だけど、女子の中では成長しない方だ。未だに中学生と言っても通用するだろう肢体を制服とブランドの装飾で隠し続けていた。
 しかし、それを自ら剥せていく。身体を覆うものが一枚ずつ取り払われていき、薄いピンクのジュニアブラとショーツが飛び込んできた。

「こうしてみると、ほんとに幼児体型だな」
「わぁあああ!!なにするのよ、この変態!ド変態!!!」

      白い肌。ピンクの下着

 学校で女子と着替えることなど全くない。下着だけでも興奮するが、しっかりとまるかは下着をも取り払い、綺麗な裸体を曝しだしていた。こうやってじっくりと裸体を見ていると本当にヘンな気分になってくる。類は胸がどきどきするだけじゃなく、その奥のほうに下衆な黒い渦が広がっていく。

「ああ、本庄さんの裸を見せられて、俺なんだかオナニーしたくなってきたよ」
「ばばば、バカ言わないで!私にアンタの下劣な汚物を見せるんじゃないわよ!」
「あれ?オナニーって知ってるんだ」
「う、五月蠅い!」

 慌てて誤魔化そうとするまるかも類は余裕の笑みで受け流していく。立場が逆転しており、類は気分が良かった。

「本庄さんにオナ禁させられたら仕方ないな。それじゃあ代わりに本庄さんがオナニーしてみせてよ」
「なんでそうなるのよ!」
「そうなるんだよ!本庄さん、これから3つ数えると、未来ちゃんはだんだんエッチな気分になってきます。胸がどきどきして、エッチなことをいっぱい考えちゃいます。エッチな気分になると、なんだかオナニーがしたくなります。オナニーがしたくてたまらなくなります。したくてしたくて我慢できなくなります」
「いやよ!絶対しない!やりたくない!」
「3・・・・・・2・・・・・・1!」
 
 パンッ!
 手を叩くと、本庄さんはビクッと身震いを起こした。まるかの表情から力が抜け、とろんとしたものに変わっていた。

「はぁ・・・はぁ・・・」

 頬に赤みが差し、吐息も熱を帯びてきていた。

「ふふっ、エッチな気分になってきた?」
「どういうこと?・・・なんで・・・私・・・」
 
 熱にうなされたようなまるかの表情はとてもエッチで、それ以上に愛おしいと思った。

      これが催眠術だよ(蕩け)

「これが催眠術だよ。本庄さんは俺の催眠術にかかってるんだ。いま、すごくエッチな気分になってるでしょう?」
「う・・・ウソよ・・・・・・催眠術なんて・・・・・・」
「信じない?自分の身体に起こっていることなのに。それに、そろそろ・・・・・・」
「な、なに・・・?ぁ・・・っ」
「どう?したくなってきた?」
「ぅぅ・・・・・・これも、催眠術・・・・・・なの?」
 
 オナニーの欲求が襲ってきたのだろう。
 まるかの表情がだんだん切ないものに変わっていった。

「はぁっ・・・・・・だ、だめぇ!」
「だめじゃないよ。本庄さんはいつもどんなオナニーしてるの?」
「そ、そんな・・・・・・オナニーなんて、しない・・・・・・」
「ウソは良くないな。それに、ちゃんと話すときは俺の目を見ようよ。本庄さんはウソをつけない。本当のことしゃべっちゃうよ。・・・普段どんなオナニーしてるんだ?」
「・・・はだかになって、大事なとこ・・・指で・・・」
「へぇ~。はだかになってしちゃうんだ。じゃあ今は好都合だね」
 
 類が言うと、まるかの身体は自らの言葉を無視するように、その手がゆっくりと秘部に伸びていった。

「ああっ。だめっ!」
「ほら、オナニーしちゃうよ」
「やああぁ!」
 
 さすがにオナニーを晒すことは恥ずかしいのか、まるかは身体を強張らせてしまう。

「だめだよ。本庄さん。ほら、力を抜いて。本庄さん自らオナニーを始めてしまう。身体が勝手に動いちゃうんだ。俺の目の前で」
「やだ!やめてっ・・・・・・」
 
 つぷり・・・と、まるかの指が膣口をくすぐりながらナカへと侵入してきた。本格的に身体が勝手にオナニーが始まるのを、まるかは見ていることしかできなかった。

「うう・・・ひどいわ、石川くん!どうしてこんなことするの!」
「相手をいじめることは良いけど、自分をいじることは嫌だなんて、都合よくいられるね。俺だって、本条さんのオナニーするところ見たいんだ」
「っ!」
「せいぜい良い声で足掻くんだな」
「ばかぁ!」
 
 顔を真っ赤にして目をそらすが、震える右手はゆっくりと抽送を繰り返す。

「ふ・・・・・・っ」
 
 その指先が、何度も何度も往復していく。その度にまるかの口から甘い声が漏れ始めた。

「く・・・んんっ」
 
 入口で愛液を染み出したら、今度は指を外にだして、ほとんど毛の生えていない割れ目に触れゆっくりと上下に動きはじめた。

「やんっ・・・だめぇ」
「だめじゃないよ。・・・そう。そのまま続けて」
「ぅぅ~」
 
 まるかは恨めしそうな声で類を睨みつけるが、頬を赤らめ上目遣いで睨まれても可愛いだけだった。柔らかそうな恥丘を愛撫するまるかのオナニーをニヤニヤしながら眺めつづける。

「ね、どう?気持ちよくなってきた?」
「ぅぅ・・・・・・ヘンなこと、訊かないでよぉ」
「俺の質問には素直に答えるんだよ。本庄さんが黙ってようと思っても、きみの口が勝手にしゃべっちゃうんだ」
「いやだぁ!」
「答えて。今、どんな気分?」
 
 イヤイヤするように首を振るが、催眠のもたらす誘惑には逆らえず、まるかは心境を明らかにしていく。

「・・・・・・すっごく、エッチな気分で、弄ってます・・・・・・ぁぁ」
 
 まるかが答えた途端、割れ目から微かに透明な液体が滲み指先を濡らしていた。

「あれれ?濡れてきたよ。エッチな気分だから感じてきちゃったかな?」
「言わないで・・・・・・恥ずかしい・・・・・・」
「どうして?素直になるのは心だけじゃなくて、身体もなってきているんだよ?」
「あ・・・・・・あ・・・・・・」
 
 だんだん指の動きが早くなっていき、割れ目も潤いを増していく。その割れ目に隠れた部分が見たくて、類はさらに命令していく。

「足、開いてくれよ」
「お願い!もう許してぇ」
「え~?こんな愉快な気分は早々ないかもしれないのに?本庄さんのエッチな姿を見ることができるのに、止めたくなんかないな」
「っく・・・お願い・・・ぐすっ」
 
 あまりの恥ずかしさに、まるかは泣き出してしまう。女の武器に涙も一つなのか、情に訴える精神攻撃もいまの類には届かなかった。

「俺の前でイったらやめさせてあげるかも」
「ううっ・・・・・・ぜったい?・・・絶対だからね・・・っ!」
 
 オナニーを終わらせることに対しての条件が出ると、まるかは意を決してやり始めた。
 羞恥を曝して感情を高めて一回だけイクことだけに指をひたすら動かした。
 目を閉じて、オナニーに耽るまるか。イヤらしいことを考えてクリ〇リスを弾く愛撫は着実に感極まっていく姿を類はスマホの録画におさめていた。

「そういえば、なにを考えながらオナニーしてるんだ?」
 
 女性の言うエッチな気分とはどういうことを想像しているのか、類はふと疑問を口走っていた。悪い予感がしたのか、まるかの手がピクンと一瞬躊躇した。

「そ・・・それは・・・・・・」
「教えてくれよ。BL?俳優?二次?おっさん?それとも、レズか?クラスメイトか?なにをオカズに弄ってるんだよ?」
 
 類は笑いながらまるかに問いかける。催眠がかかっているまるかは隠したくても素直に喋ってしまう。

「・・・・・・好きな・・・・・・ヒトを」
「・・・・・・へえ・・・」

 思った以上に少女趣味、ないし至って普通な答えが返ってきたことに類は何故か驚いてしまう。
 心のどこかにまるかは恋愛なんかしないと思っていたせいか、ぶっきらぼうで横暴な素行が目立つのは、クラスを含め学園にまるかの恋愛対象にいる人物がいないものだと決めつけていた。

「本庄さん、好きな人がいたのか・・・・・・」

 それが類の感想だった。
 それはそれで面白いと、類はさらにまるかを責め立てた。

「誰だよ、それは?・・・言ったら、気持ちよくイけるぞ」
「いや、言わない!」
「なんでだよ。気持ちよくイきたくないのか?俺の言う通りになれば普段のオナニーの二倍にも三倍にも気持ちよくイかせてやるよ」
「それでも!絶対、言わない!」
「ふぅん・・・強硬だね。本庄さん」

 なにがそんなに彼女を拒むのか?急に催眠の効きが悪くなったのも、まるで必死の抵抗が催眠を上回り始めているようだ。
 まるかの禁句を破り、催眠下での均衡を維持したいのに類は破り捨てたくなる。
 それほどまでにまるかの好きな人が誰かを知りたかった。
 それを知ることが、まるかにとって一番の弱味を握れると思ったからだ。
 
 どくん・・・っと、心臓の音がうるさいくらいに高鳴った。頭の中がすぅーと冷え切っていくのがわかる。さっきまでの楽しい気分はなくなり、代わりに類の心にどす黒い感情が満たしていった。

「はぁん!ああっ・・・あっ、あっ・・・・・・イク・・・イキそうっ!」
 
 まるかの指の動きはますます激しさを増し、ようやく絶頂に向かって爪先をピンと伸ばしていた。

「ああっ!イク、いっちゃう!ああっ・・・イッ――――!」
「――本庄さんは絶対にイケない。イクことのできない身体になる」

 その瞬間に類が宣言する。途端にまるかの身体が脱力し、千尋の時のように感情が勝手に下がっていってしまうことにまるか自身が驚愕していた。

「ぁ・・・・・・ぁ・・・・・・」
 
 絶頂の快感を直前でお預けを食らい、オナニーを繰り返す。

「ああ、イクっ・・・また、クル・・・あっ、あっ、イク、イっ、イ――――――――ぅぅぅっ!!」

 イかない限り延々とオナニーを繰り返すまるか。そして、イけない限り永遠オナニーを繰り返し、羞恥と快感を味わされて本気で涙目になっていた。

「そんな顔してもダメダメダメダメ。本庄さんはイけない。絶対にイけないよ。オナニーをいくら続けても絶対にイクことはできない」
「そ・・・そんな・・・・・・ああ・・・っ!」
 
 まるかは絶頂を求めてオナニーを再開する。指先でクリ〇リスを弾くように刺激し、おっぱいを強く揉みながらより気持ちよくなろうとする。だけどどうしても達することはできない。どれだけ気持ちよくなっても決してイクことはできない。

「いやぁ・・・切ない!・・・・・・イキたいよぉ・・・おねがい、イカせてぇ・・・・・・石川くん、お願いしますっ!」
「ふふっ、ねえ、いまどんな気持ち?イキたくてたまらないのにイけないってどんな気持ち?」
「イキたい!イキたいですぅ・・・・・・アソコが切ないの・・・・・・ヒクヒクってぇ、止まらないよぉ!」
 
 身体が火照っているのに絶頂にイケない苦しみに根をあげ、恥じらいを捨てて懇願するまるかは既に類を下から持ち上げるように口調が優しくなっていた。
 そんなまるかに、類は張り付いた笑顔のまままるかに囁いた。

「じゃあ、好きな人の名前を教えてくれたらイかせてあげるよ」
「うわあああああぁぁぁーーーーん!!!」

 期待を寄せていたまるかの表情が一瞬で絶望に染まる。

「だめならいいよ。そうやってずっと自分を慰めてれば?イけない身体だけどね、一生」
 
 決して達する事ができず身体が満たされることはない。オナニーも自分の意志で止められることもなく、熱が引くこともない。
 中途半端な快感に翻弄され、抜け出すことのできない生き地獄だ。生殺しである。

「いやああぁぁぁあああああぁぁぁ!!!あああぁぁぁん!!イ゛ぎだい゛ーーーーっっっ!!!」
 
 悲鳴のような喘ぎ声が響き渡る。愛液でふやけた指先はなおも快感を求めて激しく蠢いていた。 
 もうイクことしか考えられないハズなのに、それでもまだ黙秘を続けるまるかに引導を渡すために類は命令という最後の一押しをくれてやった。

「言っちゃえ」
 
 まるか一人じゃ越えられない一線を越えさせるために、背中をポンと押すように一言囁く。彼女の立っていた先が奈落の底だったことなどお構いなしに類は突き落としてしまった。
 その一言に導かれるように、まるかはとうとう好きな人の名前を口にした。

「石川くん」

「・・・・・・・・・・・・は?」
 
 最初誰を言っているのか分からなかった類。その素っ頓狂な返事と間が思いがけない事態を呼び起こしていた。

「・・・・・・今、なんだって?」
「石川くんのことが・・・・・・えぐっ・・・・・・すき・・・うぐっ・・・・・・好きなのぉぉぉ!!」

 突然のまるかの告白で呆然とする類。催眠が解放されたことでまるかは一瞬にして絶頂へと上り詰めた。

「ひああっ!石川くんが見てる!私のオナニー見られちゃってるぅっ!ぅぅっ・・・もっと、見てえ!いやぁん!見られちゃってりゅ!!ああっ!あああっ!あ、あ、あ、あああぁぁっ!!!」
 
 さっきよりも激しく、腰を突き出して見せ付けるように股間を弄りながら、快感を貪っていく。
 好きな男の子に見られながらするオナニーに女の子として生まれた悦びを浴びながらビクンビクンと幼い肢体が痙攣しながらまるかは絶頂の快楽を味わったのだった。

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        この画像はBISHOPの著作物です
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「わん、わんっ・・・わふっ、わんっ」

      牝犬(催眠)

 暗示をかけた千尋は完全に犬に成りきっていた。人の言葉を話さず、犬のような鳴き声をあげて、四つん這いに駆け回っている。

「よしよし、千尋。・・・お手」
「わんっ!」

 類がお手と言い、手を差し出すと、千尋は自ら手を重ねてきた。犬の芸ができるようだ。

「伏せ!三回まわって、ちんちん」

 類がジェスチャーを加えながら命令していく芸を千尋は嫌な顔せずこなしていく。
 まさに名犬である。犬のように尻尾が生えていたら振っているだろう、笑みを浮かべて次の命令が出るのを待っているようにじっと類を見つめていた。
 人間だった時とのギャップに萌える類。先程まで涙を見せていたのが嘘のような無邪気さに、類の逸物は即座に復活してくるのだった。
 仰向けに倒して股を開かせる。千尋は何をしているのだろうという目線を送っていた。

「いくよ、宝城さん」

 そう言って、千尋の中を貫いていった。気持ちいい強い快楽が身体を駆け抜けた。

「うぐうううぅぅう!わん、わうんっ、んんんっ」

 ぐちゅっ・・・ずちゅっ・・・ぬちゅっ・・・ぶちゅっ・・・

「ううううっ・・・・・・わん、わんっ・・・ふうっ、わん、わん、わうううんんっ」

 ぬれそぼって締め付けてくる千尋の膣内を豪熱な肉棒が滑り動いていく。
 千尋も犬になったことで、刺激を受けて欲情しているのか、どんどん膣内が濡れて愛液が溢れだしてくる。

「んんんんんっ、ふうううっ、んんんぁああああぁ」
「はぁ、はぁ、良い具合だ。・・・もっと激しくするぞ」
「うううううっ!わん、わううんんっ、わんわんっ」

 犬のように鳴きながら、おま〇こを濡らしていく。千尋が類とセックスして身体を震わせていることに快感に打ちひしがれる。彼女を見ているだけで類は勃起が収まらなかった。

「中に出すからな、喜べよ」
「きゃううんっ・・・・・・ふうううっ、んんっ、わん、わんっ」

 類の言葉がいまの千尋に通じているのか分からない。しかし、類はどうでもよかった。いま、千尋を犯しているのだ。
 類は素直になっている千尋を愛でながら貫いていった。抽送する動きを激しくしていく。千尋の締め付けが一段と強くなっていった。

「わん、わんっ・・・・・・ふぅっ、んんんんんっ、わんわんっ!」

 千尋の鳴き声が一段と大きくなる。感じまくって喘いでいるのだろう。イキそうになっている様子の千尋を見て類はたまらなかった。

「いくぞ・・・!そろそろ、出そうだ!」
「ふうぅううっ、はぁ、あううううっっ。んんんんんっ、あうううぅぅう」
「はあ、はあ、くううっ・・・・・・!出るッ!」
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんっ!!」

 膣奥深くで放出された精液が怒涛の勢いで吐き出され、千尋も快悦を味わい絶頂に達した。犬になった千尋に類とのセックスはよほど快感だったのか、無意識に精液を貪り膣をぎゅうぎゅうと締め付けてきた。

「ふううううううっ・・・・・・ふぅ、わん、っ・・・・・・んんんっ」

 結合部から吹き出す二人の混合液に意識が飛びそうになるほどの快楽を受けても、千尋の催眠が解けなかったのだった。
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 奈桜に押さえつけられるように椅子に座り、千尋は引き下がることができなかった。
 しかし、いくら類が催眠術を習得しているといっても、しょせんかからなければ効果は無害──千尋自身が催眠に耐性があれば無効になる。そういう自信が千尋にはあった。

「言っておくけど、私って疑り深いから。催眠はかからないタイプよ」
「それはどうかな?」

 お互い不敵に笑い合い、自分が勝つんだという意志を見せつける。
 催眠術は精神に直接訴えてかける暗示の強さと千尋は考えられていた。相手の言う事を鵜呑みにして、なにも考えずに行動している人の方がかかりやすいと千尋は思っていた。
 だからこそ、自ら委員長として立候補し、率先してクラスに貢献している千尋は掛かり辛いと踏んでいる。

「(私は自分をしっかり持っているもの。催眠術なんかにかかるもんか)」

 強がりに聞こえるかもしれないが、経験からくる強固な意志は催眠の周波を簡単には通さない。何重にも保護した防御壁に囲まれた精神力と敷居の高い強気な態度こそが宝城千尋の持ち味である。
 平々凡々の石川類なんかに負けられないプライドがあるのだ。
 逆に舐められる態度を粛正する意味でも負けられないのであった。

「いやだな。そう怒らないでよ。肩の力抜いてリラックスしてよ~」

 冗談まじりに苦笑しながら千尋に深呼吸を促すように表情を和らげていた。しかし、千尋にとって一時たりとも気が抜けない相手だ。
 催眠術師が力を抜いてと言って力を抜く正直者が何処にいるというのだろうか。
 類の言う事を聞いてやらないのもまた千尋に許される選択肢の一つでもある。
 相手が外道で来るなら、自らもルール無視の邪道を選んでも許されるだろう。相手のペースに乗せられているのであれば、そもそも類の方が抜きんでて有利という考え方だって許される。催眠術にかからない方法として、催眠術師の話を聞かない、目を見ないということだって当然有効な対処法である。

「・・・ふぅん。なるほどね。そういう対応でくるんだ」

 類は千尋の行動から作座に察してしまう。話を聞かないというのなら、強制で話を聞かせるための手を打つまでである。
 既に千尋の思っている以上に催眠術をかける対策は事前に済ませているのだから。
 
「宝城さん。類くんの話を聞いてる?」

 類は奈桜を代わりに喋らせる。観客だった奈桜の不満を千尋は聞いてしまう。

「奈桜っ!それは・・・・・・ひっ!」
「もっと楽にして。体の力を抜いて」

 奈桜の言葉を聞いただけで、千尋は本当に全身から力が抜けそうになった。

「なんで・・・・・・奈桜の言葉で・・・・・・っ!いけないっ!」

 このままじゃ、本当に催眠にかかってしまうかもしれない。
 千尋は必死に身体に力を入れて硬くした。
 自分の異変に気付くのは誰よりも早い。奈桜の言葉を無意識に受け入れてしまっている自分の身体に違和感を覚え、それがひょっとしたら催眠にかかっているのではと疑惑を握らせるには十分な時間だった。

「アンタ、まさか・・・奈桜を使って――!」
「ようやく見たね」
「ようやく聞いたね」

 千尋に対して類と奈桜が正面と後背で挟み込んで逃さない。左右の耳で二人で同じ言葉をささやいた。

『これから、宝城千尋に催眠術をかける!』
「あ・・・・・・・・・」

 千尋の意識を奪い、暗示を即座に挿入する。
 これは時間との勝負だ。
 奈桜が催眠術をかけてくるという疑問を払拭させる目的と、張本人の類自らが催眠術をかけることで千尋の心を折る目標を同時にクリアするために。

『宝城千尋は石川類の命令に絶対に従います』
「私は石川くんの命令に絶対に従います」

 口調の強い命令指示を従わせることで、どちらが立場が上が明確に分からせ、千尋の心を折りにいく。

「奈桜を使って――私を誑かしていないでしょうね!」

 すぐさま千尋は意識を取り戻し、催眠術をかけ終わっていたことにすら気付いていない。

「まさか。奈桜はただの観客でしょう?俺と千尋どっちが正直者かを見届けてくれるんじゃないか」
「・・・・・・それもそうよね・・・」

 一瞬抱いた疑念。それを払拭するために質問をし、答えを聞くために会話を交わす。
 たったこれだけの動作が終わり、再び話を聞かないような態度に戻ろうとした。
 目を反らした瞬間――

「俺の目を見て」

 類の優しい口調で投げかける命令口調に思わず千尋は眼をあげて類の瞳から視線を外せなくなっていた。

「(えっ・・・えっ・・・・・・どうしてっ)」
 
 千尋が思う間もなく、類は声をかけていた。

「力を抜いて。身体を楽にして」

 その言葉に再び全身の力が抜けていき、椅子に深く腰を下ろしてしまった。
 千尋は冷静に勤めながら心の中では必死に身体を硬くした。
 催眠にかかり始めていることに千尋が気付き始める。
 否定したい気持ちに抵抗を抱きながらも、それを見透かしているかのように類は表情をさらに和らげていく。

「力が抜けたね。まるで筋肉が無くなったように力が入らないね」

 類は、おもむろに指を一本突き出してきた。千尋が反応するよりも早く、その指で千尋の額を押してみた。
 かっくんっ――と、額を押された千尋は首を後方へのけぞらせた姿勢になってしまった顔を持ち上げて背後に見える教室の時計が上下逆転して映って見えた。
 なんの抵抗もできないまま、力任せに押された千尋の顔は、思い切り首を伸ばされた後正面へと戻ってきたのだった。
 普通ならあり得ない。そんなあり得ないことが起こってしまった。

「宝城さんはもう俺の催眠術にかかっているんだ」

 類の澄んだ声が千尋の頭の中に吹き込まれいく。

「そんなこと、ない・・・・・・」
「もう椅子から立てないよ。俺の言うとおりになるんだ」
「いやよ、そんなの・・・ぜったいいや」

 喉奥が焼き付きそうなほど熱くなっているなか、千尋は急いで立ち上がろうとする。
 しかし、体は椅子からくっついたように起き上がることができなくなっていた。自分の身体なのに制御ができない苦痛に千尋は絶句していた。その瞳は今も類から逸らすことができない。気を抜いたら、このまま瞳と声に支配されてしまいそうなのは千尋が一番よく分かっていた。

「そんな・・・」
「言ったとおりでしょ」
「うそ、こんなの・・・・・・」

 何度も千尋は身を起こそうとした。さっと立ち上がって、類の言っていることが通用しなかったことを自ら証明するつもりだった。
 だが、足に力を入れても、身体が揺れるばかりで立ち上がれないのだ。
 千尋は必死で立ち上がろうとした。
 だが、その努力に反して椅子からお尻が持ち上がりさえしない。誰かが千尋を押さえつけているわけじゃない。抵抗するものはなにもないのに、千尋自身が起き上がることを拒む以外あり得ない現象が起きている。
 それを証明するのが、催眠術以外ないといわんばかりに、その様子を類は涼しそうな顔で眺めている。

「宝城さん。本当に催眠術にかかっているの?」
「奈桜っ・・・奈桜のせいで催眠術にかかったのよ!!」
「えええっ!?わ、わたし!?」

 突然の暴挙に慌てふためく奈桜。混乱している千尋にまっとうな味方はつくはずもない。しかし、その発言には大きな爪痕を残していた。
 もともと催眠術の存在を知っていた千尋が催眠術を肯定する発言をしたのである。催眠術を心のどこかで在ると信じていたのかもしれない。そして、類に見せつけられたことで催眠術にかかった千尋自身、男性に犯されるというイメージが強まってしまっているらしい。

「どうしても認めたくないんだね。それとも、認める瞬間を見られたくないのかな?」

 興奮を高めている千尋が危害を加えないように、類は奈桜をいったん遠ざける。

「奈桜。後で結果を話す。だから、席を外してくれないか?宝城さんがそれを望んでいるから」
「うん。わかった・・・」

 奈桜は仕方なく教室から放れ、類の催眠実技に千尋だけが残された。
 自分が見せ物になっている悔しさに、頬に血がのぼってくる千尋だった。

「宝城さんは頭に血が上りやすいんだね。少し冷静になろう」
「う・・・・・・ううぅ・・・なんでぇ・・・?」

 自分の頭の中から怒りという感情がなくなっていくのがわかる。おかしくなりそうだった千尋の感情が自然と落ち着いてきていた。
 これが催眠術だとでもいうのだろうか。身体だけじゃなく、精神まで類に支配されていくことを黙って冷静に理解しなければいけないのだろうか。

「冷静になったでしょう?それじゃあ宝城さんは一つずつ俺の質問に答えてもらうからね。そうすれば催眠術にかかっていることを理解してくれるでしょう」

 感情では理解してくれないことを、客観的に見せることで類は千尋が催眠術にかかっていることをみせつけようとしているようだ。質問に答える相手はこの教室で千尋以外いないのだから。

「まずは名前を教えてください」
「宝城千尋・・・えっ、私喋った!?」

 千尋は自分の口から名前を言ってしまった声を聞いていた。類の質問に答えてしまった自分自身に驚いているようだ。それでも構わず千尋に問いかける。

「誕生日はいつだ?」
「や、やめ、・・・2月27日・・・な、な、なんで!?」
「君のスリーサイズを教えてくれ」
「おねがい、これ以上質問しないで・・・バスト85、ぃゃ、ウエスト57、言いたくな、ヒップ88・・・やめて!」

 千尋の唇で二人の人格がしゃべるように、忙しなく動きながらも類の質問に答えていってしまう。個人情報からプライベートまで、質問されればなんでも答えてしまう千尋の口をふさごうにも、身体は指一本動くことができなかった。

「委員長って男性経験はあるの?」
「聞くな!そんなこと・・・・・・ありません」
「じゃあ、やっぱり処女だ!」
「ううぅ・・・はい」
「オナニーはするかい?」
「・・・・・・週に2、3回はします」

 類は千尋の態度にニヤニヤ笑っていた。

「ね?宝城さんはもう俺の催眠術にかかっているんだ。宝城さんの心も身体も俺のものになるんだよ。すごいだろ?」

 嬉々として会話してくる類を千尋は冷静に聞き手に回るしかなかった。感情も殺され、憎しみや恨みを込めようと、表立つことは決して許されない。動くこともできず人形にされた身体と心で、残された感情だけが千尋の自我を保つ手段になっていた。

「でも、その反抗心は残しておいてあげるよ。何でも言うことを聞いてくれる奈桜と違って、少しでも抵抗してくれたほうが俺も燃えるからね」

 それすらに類の計画のうちなのである。催眠術師の言いなりのコレクションの一つにされる千尋にはたまったものじゃない。

「それでも従わせるんでしょう?結局アンタの都合のいいように使われるだけじゃない!」
「当然じゃないか。やっぱり立場上でも勝つか負けるかって重要でしょう?」

 明るく吐き捨てる類の残忍さを、千尋はただ歯を食いしばって耐えるしかなかったのだった。続きを読む

 宝城千尋は放課後に石川類から呼び出しをされていた。
 いつも手伝ってくれていた高鷲奈桜の姿が教室になく、置き手紙に描かれた通り、隣の空き教室へやってきたのだ。
 類は手紙通りここにいた。そして、類ともうひとり、女子生徒もそこにいた。
 女の子は顔を真っ赤にしてうつむいている。何事かと思い、千尋は教室内を覗きこむと、目を疑う状況が飛び込んできた。
 女子生徒は裸だったのだ。教室の放課後、空き教室とはいえ、千尋のように誰が入ってくるかもわからないのに、一糸纏わぬ姿で類にじゃれついていたのだ。
 なにが千尋を驚かせたかというと、その女子生徒は他ならない、高鷲奈桜だったのだ。

「何をしてるの、石川君!?」

 二人の様子に慌てて教室に飛び込んできた千尋は思わず声をかけてしまった。
 類が顔をあげて、千尋を見る。その表情は、来るのが分かっていたと余裕を窺わせるものだった。
 奈桜の顎の下をくすぐりながら頭を撫でている。そして、裸の奈桜は自分の姿を気に留めず、類に撫でられて、ゴロゴロと言わんばかりに目を細めて懐いている様子だった。
 今の奈桜は人間というより、猫みたいだ。
 人間だとしたら人間の感性を欠如しているように千尋には思えた。

「石川君。高鷲さんになにしたの・・・・・・?」
「奈桜を猫に変えてみたんだ」
「はあっ!?」

 千尋の思っていたことを類は口に出して言っていた。
 恥ずかしくて言えないような台詞を真面目な顔で言っていた。本当は笑いたかった千尋であったが、いざ本当に言われると唖然とする表情を浮かべるのだと知った。
 クスクス、と類は逆におかしそうに笑っていた。

「ほら、委員長も奈桜になにか言ってあげてよ」

 類が千尋をうながす。千尋は奈桜を見ると、奈桜も気付いたように千尋に振り向いていた。しかし、その瞳は猫のように瞳孔が小さくなっていて、釣り目の奈桜は普段と違う雰囲気を醸し出していた。奈桜は無言のまま千尋を見つめるだけで、まるで敵意があるかないかを疑っているかのようにさえ思えた。
 そんな様子を見せる奈桜に千尋は、眉をひそめた。仲良しの二人が一体なにを疑う必要があるというのだろう。
 おかしなことを言っているのは類の方だと、千尋を引っ張って連れて返そうとする。

「馬鹿なことやってないで。早く服着なよ、奈桜」
「にゃーー!」

      にゃー♪

 ――刹那。奈桜の口から猫のような声を荒げ、千尋を爪で引っ掻いて見せた。
 邪魔しないでと言わんばかりに千尋を引き離す奈桜に戦慄が走る。そして、もう一度、猫のような声をあげながらポーズを取ったのだ。
 猫背で、四つん這いになって、教室の床を音を立てずに千尋に向かってくる奈桜。
 たまらず千尋は後ずさりをする。
 よく分からないが、よくないことが行っていると直観したのだ。

「奈桜になにをしたのよ!答えて、石川君!」
「奈桜を猫に変えてみたんだ――」

 もう一度同じ返答をする類。

「――俺だけが使える催眠術でね」
「催眠術?!」

 類の言葉に千尋は同じ単語を繰り返してしまう。
 催眠術――それは以前に雑誌で掲載されたトピックスで読んだことがあった。人を操るだの、洗脳するだの、オカルト染みたジャンルとしか思っていなかった千尋は催眠術なんて信じていなかった。
 もし本当に使えるのだとしたら、オカルトや疑似科学を専門としている学者や、先代的な能力を持つ巫女や医者だと思っていた。
 まさか、同級生が催眠術なんて使えるはずがない――千尋は思った。

「奈桜を催眠にかけて、きみは猫になるって暗示をかけたのさ。そうしたら、結果は見てのとおり。よく出来ていると思わないか?」

 猫になるという暗示は、その人が脳裏で猫をイメージしていると聞いたことがある。
 つまり、奈桜の中で猫をイメージし、そのイメージ通りになりきってしまっている。裸だろうが、言葉を喋れないも、奈桜にとってはどうでもいいのだ。猫に成りきって類に褒められたい。その一心で猫で行動しているのだから、他の人がどう思おうが、奈桜の中での猫のイメージが思い浮かんだ時点でこの催眠術は既に成功しているのだ。

「うそ・・・奈桜」
「んにゃあ?」

 千尋は、奈桜を見た。
 首を傾げて猫の言葉で喋る奈桜。そのあまりの出来事に絶句してしまう。
 催眠なんて信じたくない。でも、信じなければ友達を助けられない。
 人間であることを忘れて猫になりきってしまっている奈桜を助けたい。

「石川君っ!――あなた、最低ね!」
「信じてくれるんだね、俺の催眠術を」

 千尋が怒っていることに対して喜ぶ類。
 まるで感覚が合わない。友達を人間以下の扱いにしておいて許すつもりなどもうなかった。

「にゃあ、にゃあ、にゃあ」

 奈桜は本当に、猫の鳴き声しか口にできなくなっている。ふざけてなどいないことは彼女の目を見れば明らかだ。
 そして、奈桜を猫に変えてしまったのは、類の催眠術。
 それだけ分かればいい。奈桜が催眠状態にあるのなら、ちゃんと意識が覚醒した時に全部忘れていればそれでいい。

「奈桜。私がなんとかしてあげるからね」
「にゃおん?」

 奈桜をゆっくり抱きしめて、それから千尋は類に顔を向けた。

「・・・・・・・・・なに?」

 千尋に睨まれていることに気付いた類はきょとんとした顔をしていた。自分の悪いことをしたとこれっぽっちも自覚していないのだ。
 今度は千尋の方から類に一歩進み出た。

「石川君!いますぐ、奈桜を元に戻してあげなさい!」
「えーーっ!?」

 類は不満の声をあげた。そのことに千尋の逆鱗に触れた。

「自分が同じことされたらどんな気持ちになるか、少しは考えなさい!奈桜になんて説明するつもりなの!?」

 人の気持ちを考えないから、邪道に堕したのだ。
 奈桜の気持ちを汲んであげればこんな非道なことは絶対出来ないはず。
 だからこそ、奈桜の代わりに千尋は激怒した。人間らしい感情を爆発させて類を叱責した。

「なにを言ってるの?奈桜も自覚してるんだよ」

 それでも、類は平常心を見せて千尋をせせら笑う。
 類にももう人の感情が無いのかと思うほど、感性が壊れてしまっている。
 本庄さんのせいで――。

「そんなわけないでしょう!どうせ、嫌がる彼女に無理やりやらせて――!」
「へえぇぇ~!宝城さんも催眠術を知っているんだ。なら、話が早いな。そうだよ。催眠術ってね、嫌がる女の子に無理やりかけて、色々できちゃうんだよ?」

 愉しく話す類が催眠術とはどういうものかを説明する。千尋はさらに激情して催眠術は女の敵と捉えてしまう。男性が使う催眠術は女性を虐げるために使うものなのだと、この世の悪という認識を持ち、さらにそれを使う類に対して、憎しみを抱いていった。

      催眠VS正義感

「絶対許さないから!奈桜を解放して、その後で先生に報告して謹慎処分に追い込んでやる!こんなこと、許されるわけにはいかないからね!」

 そこまで報告されて黙って見過ごすわけにはいかないと、類は散々溜めた千尋の恨みをも利用しようとしていた。それこそ、彼女が忌み嫌っている催眠術を使うことで――

『これから、俺は宝城千尋に催眠術をかける!』
「あ・・・・・・・・・」

 絶対大丈夫、自分は絶対催眠術にかからないと、信じている人の方が催眠術にかかりやすいものだ。
 千尋の動きが静かに止まっていった。




続きを読む

 類が奈桜に着せたのは、部活で使用しているレオタードだった。

      ぴったりれおたーど

 奈桜は体操部である。そのムチムチした身体をよりエロく彩るように、肌にぴったり密着しているレオタードは、まだ完全に乾ききっていないのだろう。
 しかし、そのせいか肉感的な体型を一切隠さず、豊かに実った乳房も艶めかしく育った臀部も引き立たせ、見ているだけで興奮を誘う眺めになっていた。

「これはたまんねえな・・・・・・!」
「・・・・・・・・・っ」

 類が見つめる視線が奈桜に突き刺さる。頭の天辺から足の爪先まで、舐めるように見てくる類から視線を逸らし、ずっとうつむいたまま手を組み、どんよりとした雰囲気を醸していた。
 可愛らしい奈桜の顔が絶望に染まって陰っている。瞳も虚ろな感じでぼんやりしてきている。

「ぅぅっ、もぅ、やだぁ・・・・・・やだょぉ・・・・・・」

 自分の意志で着たくもないレオタードを穿いているのだ。身体はガチガチで緊張しているのがわかる。類に命令されて身体が動いてしまっている恐怖でいっぱいになっているのだ。
 不安や動揺が限界を迎えている。
 しかし、類はそんな奈桜に気をかけることをしない。

「デカい胸だな。思わず触りたくなっちゃうぜ。俺だけじゃない、クラスの男子なら誰もがそう思うぜ。自信持てよ、奈桜。おまえの胸は誇って良いものだ」

      ドアップ(胸)

 良い意味でべた褒めする胸も、奈桜には言葉責めされているようにしか聞こえない。
 そう思うほどに類の乳房を見る執念はすごいのだ。

「あれ?奈桜、乳首勃ってんぞ。レオタードを着ていても丸わかりだぞ」
「ひぃっ!」

 指摘されるのが恥ずかしいけど、今更火照った身体を静めることはできない。身体を震わせ、足元に愛液を滴らせて零していくしかなかった。
 その、愛液を吐きだす部分には――のっぺりしているはずの女性器の部分に、歪な膨らみが浮かんでいるのが分かった。

      ドアップ(股間)

「あれ?結構目立たないね。本当にキュウリが未だはいってるだよね?」

 前回から仕込んでいるキュウリが未だ奈桜の膣内に挿入されたままだ。その状態でレオタードを穿いてしまっているので、抜け落ちる心配はなくなっており、逆に、レオタードに受け止められて飲みこまれたキュウリは愛液でベチョベチョになっている様子が目で確認することが出来るほどだ。

「いいぞ。奈桜が興奮すればするほど、またイきそうになるんじゃないか?何度でもイっていいぞ。イけないなら無理やり動かしてやろうか?」
「そ、そんなぁ・・・・・・」

 奈桜は類にこれ以上動かさないでと言おうとするも、次の命令を類は告げていた。

「そういえば俺、実はまだごはん食べてないんだ。ちょっとお腹すいちゃったから何か作ってくれる?」
「い、いま・・・!?」
「奈桜の手料理を食べてみたいな」

 この状態で料理を迫る類。命令とあれば従うしかない奈桜。

「簡単なものでいいの?」
「奈桜に任せる」

 類にそう言われると奈桜は台所へ歩幅を小さくして歩いていく。レオタード姿で台所に立った奈桜が材料や冷蔵庫を見て料理を始めたのだ。類の方は料理が出来るまでテレビを見ながら待っているのだが、チラチラと忙しそうに働く奈桜を眺めているほうがよほど面白かった。
 料理を作りながら時折、身体をビクつかせる奈桜。キュウリが感じる部分を刺激しているのだろうと、一人ニヤニヤしていた。
 顔を赤くしながら手馴れた感じで料理を続ける奈桜。20分もしないで奈桜はペペロンチーノとサラダボールを完成させて類の元へと運んできたのだった。

「お待たせしました」

 一人分の食事量として適した出来立てのペペロンチーノとサラダ。食べるようにお盆に乗っているフォークを持ち、早速食べようとした類だが、隣で見ているだけの奈桜がいるのだから、彼女にも一役買ってもらわないと勿体ない気がした。

「奈桜が食べさせてくれる?それくらいのこと当然やってくれるよね?」
「は、はい。・・・・・・わかりました」

 奈桜が類の横に腰を下ろす。そして、類の代わりにフォークを持ち、パスタをくるくると上手に絡め、類の口元に持ってくる。

「は、はい類くん、・・・アーン」
「あーん」

 類は親鳥から餌をもらう雛鳥のように口を大きく開け、パスタをパクッと食い付き、満足そうな笑顔を浮かべた。

「うん、おいしい。味だけじゃなくて、奈桜が食べさせてくれるから美味さも倍増するよ」
「そ、そうかな・・・」

 類に料理を褒められて、奈桜ははにかんだ笑顔を見せていた。次々にパスタを類の口に運んでいく。レオタード姿で手料理を食べさせてくれている奈桜に類は気分を良くしていた。
 おもむろに奈桜の股間の歪なでっぱりに指を推し進めた。

「えっ、ああぁっ!そ、そんなことしちゃあ、だめぇ!」

 奈桜は慌て驚き、声を上げて抵抗し始める。

「奈桜ばかり奉仕しているというのは悪いからね。奈桜にも少しは気持ちよくなってもらわなくちゃ」
「いいよ・・・、いいよぉ~」

 奈桜の必死な抵抗も類にとって赤子の手をひねるようなものだ。全くびくともせずにおま〇こを曝してキュウリを取り出してあげると、奈桜の愛液たっぷりのキュウリが丸々床に転がった。
 十分熟れいたキュウリを持ち、そのまま奈桜の口へと持って行った。

「うぅぅっ!!?」
「ほら、今まで奈桜のおま〇こで育てられたキュウリだ?美味しいだろ?よく味わって食べるんだぞ」
「ぅぅ・・・・・・かぷっ・・・・・・シャリ・・・・・・ガリガリ・・・・・・」

 奈桜の口がキュウリを齧り、顎を動かして食べ始める。自分の潮がいっぱい突いたキュウリはどこか酸っぱくて、苦い味がしているのを我慢して噛み砕いて喉に落とし込んでいった。その間に類はおま〇こを弄り、愛液を吐きださせてレオタードにシミを拡げさせていった。

「奈桜はおま〇こをいじられるの好きでしょう?せっかくの手料理なんだ、気にせずに続けて俺に食べさせてよ。おま〇この方は僕が責任を持って気持ち良くさせてあげるから」
「ふ・・・ふぅ・・・ん・・・んぅぅ・・・」

 奈桜がペペロンチーノを食べさせている間に、類は変わりにキュウリを食べさせながらおま〇こを愛撫する。
 結局最後の一口を食べ終わる頃には愛液でソファーをベトベトに濡らす事になった。

      ドアップ(顔)

「はぁ・・・はぁ・・・。こ、これでおしまいです・・・・・・」
「ごちそうさま。とっても美味しかったよ」

 類が食べ終わる頃には奈桜の表情は完全に蕩けきっており、何度もイった様子がうかがえる。
 これで、ようやく奈桜も類の想像していた絶頂を味わうことができるだ。



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        この画像はBISHOPの著作物です
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続きを読む

 石川類は学校が休みの土曜日のお昼過ぎに高鷲奈桜の自宅にやってきた。
 幼馴染だけあり、子供の時は何度か訪ねたことがあった。年を重ねていくごとに奈桜の家に行かなくなった類であったが、この度、久し振りにインターホンを鳴らしたのだった。

「はい、どちら様でしょうか?」
「あの、俺だけど?石川」
「えっ?類くん・・・?」

 声からして奈桜である。少しだけ声のトーンが下がった。

「ちょっと門のところまで出てきてくれない?」
「うん、いいよ・・・。じゃあ今出るから、ちょっと待ってて」

 奈桜は予想もしなかったであろう類にパタパタと小走りに玄関を開けて外門まで降りてきた。
 手を振っている類の顔を見て奈桜は驚いていた。

「どうしたの。いきなりうちなんかに来て?」
「今日は奈桜の家が誰もいないって教えてくれたじゃない」
「そ、そうだけど・・・」

 金曜日――類は既に奈桜本人の口からご両親が外出していることを聞いている。祖母の家に泊まり、明日まで自宅に帰らないということを。
 奈桜は類の命令に逆らえない。それは休みの日も続いている。一人で自宅に残ることも、自宅に一人で留まることを。

「今日は友達との約束は入れていないよね?」
「・・・うん、今日は特に予定はないよ」
「うん、よし♪」

 奈桜の話を聞いて類は家に入っていく。今日はここで奈桜と一緒に過ごすと決めていたようだ。

「――今日はたっぷり奈桜と遊べるわけだ」

 類は計画通りに運んでいることに満足しながら、さっそくリビングへと向かった。

「うわあ。懐かしい。奈桜の家なんとなく覚えてるよ」

 久し振りに入ったリビングには大きな液晶テレビが置いてある。幼年期じゃなく高校生となっても広くて大きな家だと痛感する。裕福な奈桜の家に嫉妬してしまう。奈桜もお嬢様のような育ちをするわけである。類はソファーでくつろぎながらテレビを付け始めた。この画面で見る大迫力のテレビはさぞ番組を面白く見せてくれるだろう。

「奈桜もこっち来いよ」
「は、はい・・・」

 言われたように類の隣に向かい、「失礼します」とちょこんとソファーに座り込む奈桜。類はテレビを見ながら奈桜の腰に手を回し寄り添うよっていた。居間のソファーに仲良く並んで腰掛ける二人。まるで彼氏彼女のような態度だ。そう意識したとき、突然類は奈桜の頬にキスしたり胸を揉んだりしてきた。

「ぁっ・・・ゃ・・・ゃぁ・・・・・・んっ・・・・・・」

 ビクビク身体を震わせつつも、類のしたいことを我慢している。暗示を受けている奈桜は類が解いてくれない限り拒絶できないことを植え付けられているせいか、抵抗することを既に諦めている様子だった。
 素直に従う奈桜に気分を良くする類。

「毎日ちゃんとオナニーしてる?」
「は・・・はい・・・・・・」
「昨日も一昨日も、5回はイってる?」
「・・・・・・ハイ・・・イきました」
「うん。上出来」

 類の言う通りに何度もイケるようになっている奈桜の身体は着実に快感を味わえるように開拓されているようだ。痛いというよりも気持ちいいという思いが強くなっているはずだと、類は奈桜の服を脱がせることにした。

「それじゃあ服を脱いで裸になろうか」
「ん・・・はい・・・」

 奈桜は服を脱ぎ始める。そして、いつ見てもふくよかな胸を見せつける。教室ではなく、家のなかで見る奈桜の裸体だ。プライベート空間で落ち着いて見れるだけに、興奮がぐんぐんと押し寄せてきた。
 恥ずかしそうに俯きながらも、一枚一枚脱いでは畳んで置いていく丁寧さは奈桜の育ちだろう。

「俺に見られることを恥ずかしがらなくてもいいよ。奈桜の裸はとっても綺麗なんだから。誰かに見てもらう事はとても素敵なことで、奈桜は最高の快感を覚えるよね?」
「あ・・・あ・・・は、はい・・・ひぃっ!」

 類がそう言えば奈桜にとって裸を見られることで最高の快感を覚えることに認識してしまう。コスプレでも露出狂でも、奈桜に新たな性癖を植え付けることなんて今の類には造作もないことだ。
 これが、奈桜の常識なのだ。

「ほら、自分から脱ぎたくなってきたでしょう?ブラもパンティも全部脱いで裸になりたくてしょうがない衝動が起こってくる。自分の裸を俺に見て欲しくなってきただろ?」

 類に服を脱ぐことを命じられても、しばらく躊躇していた奈桜だったが意を決したようにソファーから立ち上がって類の方を見た。

「類くん・・・私の身体を隅々まで見て下さい・・・」

 奈桜は頬を赤らめながら言うと、身に付けていた下着を一気に脱ぎだした。快感が羞恥を越えてあっさりと全裸になった。

「うーん、相変わらず奈桜の裸は素敵だなぁ。やっぱり独占したく肉付きだよ」

      家では裸ですごします

 類から感想を言われた奈桜は、やっぱり恥ずかしくなったのか、視線を外して身体を隠すように両手で抱きしめていた。続きを読む

 放課後の教室で、石川類は高鷲奈桜を催眠術にかけていた。
 一度イかせた身体の火照りに疼いた奈桜は仕事どころではなくなっていた。
 身体をくねらし、うずうずしながら目を閉じて呼吸を整えている様子は、放っておいてもこのままオナニーをするのではないかという気さえ思えてくる。
 しかし、類は背後から両手をまわし、ブラの上から乳房を揉みし抱く。

 むにむにむにゅん――

「はぁん!・・・くぅっ・・・あっ!んんっ・・・・・・っ!」

 類の思いのままに奈桜の乳房を弄ぶ。奈桜は既に成すがままの状態である。

 クリクリ、くりゅん――

「くぁあんっ!・・・ひゃうっ!!・・・・・・んっ、んんっ!」

 すっかり硬く尖っている乳首を、ブラの上から摘んでみたりする。直接触るのも類にとってはたまらないのだが、

 キュッ――

「くぁあんっ!!」

 布地が擦れながら痛くされるのもまた奈桜には気持ちがよかった。奈桜はすっかり昂ぶっていて、喘ぎ声を抑えることができなかった。ここまで来たらプリントの仕分けなんてとっくに投げ出しているようなものだ。

「高鷲さん。そんな色っぽい声出して、いったいどうしたんだい?」

 類は奈桜を弄る手は止めずにそう問い掛ける。

「あぁあんっ!そっ、そんなことぉ、なっ・・・くぅ・・・ないっ!・・・変なことっ、んっ・・・言わないで。んひっ!」

 類の愛撫と奈桜の昂ぶりの関連性を認識できない。色っぽいを荒げていることを否定してくる。そういう認識なのだ。誰が聞いても、誰が見ても、色っぽい様子を見せているのだけど。

「ふぅん、そう・・・・・・」

 類は奈桜の下着を剥ぎ取ってしまう。色っぽい、白い肌が薄く赤に染まる裸体を見せつけている。奈桜の肉付きは良く、類は触れば触るほど思いは強くなっていく。
 太ももだけでなく、乳房も・・・・・・

 もみもみ、もみゅん――

「あっ!んっ!あんっ!あんっ・・・んんっ、ああっ!」

 今度は直接乳房を揉んでみる。直で分かる乳肉の異様な柔らかさを体感する。揉んでみた感じだと、95cmくらい有りそうな胸だ。類の目にも明らかになった奈桜の胸の大きさは、Eカップを彷彿とした素晴らしい大きさを保っていた。
 幼馴染という立場でいながら女性として意識していなかった奈桜に対する誤解。この胸を見て考えを改めた類は想像もしないくらい自らの男性器を勃起させてしまったのだ。
 幼馴染を催眠術にかけた興奮と、幼馴染を感じさせた興奮――そのまま左手を乳房に・・・そして右手を下ろしていき、太腿の付け根にある部分に這わせる。

「ひゃうっ!んっ・・・・・・あっ!やあっ・・・・・・!」

 一度イっていている奈桜の秘部を愛撫する間もなく、ぐっしょり濡れていることが指の腹から伝わってくる。ビチャっとした感触に思わず類はニヤついてしまう。

「・・・なんだ、もうぐっしょり濡れてるじゃん」 
「あんっ!あっ!・・・あ、ぁぁっ・・・・・・はぁん!」
「やっぱり普通じゃないよね・・・高鷲さん大丈夫?」
「ああっ・・・だ、大丈夫っ!んっ・・・だ、だからっ!石川君は、ああっ!きに、気にしないで、くぅっ!!」

 そのまま割れ目に沿ってスリスリと擦る。奈桜が耐えるように身悶えていた。全然大丈夫じゃないのに、無理して誤魔化そうとしている奈桜に類は愛おしさを覚えてしまう。
 類は奈桜とこの場でセックスしたくてたまらなかった。
 しかし、このままセックスしても、奈桜は類とセックスすることに疑問を抱かない。翌日にはセックスした事実が何事もなかったように過ぎていくだろう。他人事ではなく当事者として奈桜にもセックスしたことを覚えていてもらうように、類は奈桜に対する暗示をかけ直すことにした。

「高鷲さん。聞いて欲しいことがあるんだけど」
「はぁ・・・ん、なっ・・・あんっ!・・・・・・なに?」

 後ろを振り向こうとした奈桜に向かって、

『これから、俺は高鷲奈桜に催眠術をかける!』

 囁いたその瞬間、奈桜の行動はピタリと止まり、催眠状態に陥った。
 類は前回のことを踏まえて、早速暗示をかけ直した。

『高鷲奈桜は石川類の言う事に絶対に従います』
「私は石川くんの言う事に絶対に従います」

 そう暗示をかけたのだった。

続きを読む

「きゃぁぁぁ!!」

 休み時間に突然廊下から悲鳴が聞こえた。それに驚いた教室内のクラスメイトの視線は、慌てて教室に駆け込んでくる本庄‐ほんじょう‐まるかと、その後をぴったり張り付いてくる石川類‐いしかわるい‐に向けられていた。

「助けて!石川くんが・・・石川くんが・・・」
「ちがう!これは違うんだ!」

 教室のみんなに聞こえる声で泣き叫ぶまるかと、何やら弁明をしている類に何が起こったのかと思い、クラスの委員長である宝城千尋‐ほうじょうちひろ‐が二人に駆け寄った。

「なに?なにがあったの?」
「知らない!俺は知らない!」
「これ、これ・・・」

 首を振ってなにかを否定する類の尻目にまるかは見てと言わんばかりにお尻を突き出していた、千尋が見ると、そこにはまるかのお尻に添えられた類の右手があったのだ。類は白昼堂々と女の子のお尻を触っていたのである。

「あんた、なにやってるの!?」

 状況を理解した千尋が激情する。

「誤解だ!俺はただ心優しく――」

 こうなったのも、類のもとへやってきたのはまるかの方だ。しかも――、


「ねえ、石川。私のスカートになんか気味悪いシミがあるの」

 と言って、わざとスカートを翻して類にお尻を突き出す。

「ちょっと、触って確かめてくれない?」

 とまでまるかは言ってきたのだ。クラスメイトで昔からの好として訪ねてきたのかと類は思った。

「それなら、高鷲‐たかす‐さんの方がいいんじゃないか?俺でいいのか?」
「ううん。石川がいいの。はやくぅ~触ってぇ~」
「なんで猫なで声だしてんだ、こいつ?」

 よくわからないが、言われたように類はまるかのスカートを触った。お尻でもなく、あくまでスカートを触るイメージで、薄い布切れに添えるように触り、それ以上当てないようにしてやるつもりだった。
 だが、まるかは自らお尻をぐいっと持ち上げて類に宛がってきたのだ。

「おいおいっ!」
「いいからぁ。もっと思いっきり触ってぇ~~・・・・・・あっ・・・」

 お尻を振りながらシミ部分に石川の手が馴染む様に押し付けてくる。そんなイヤらしい腰使いをしても類は平常心を持っているからまるかの色仕掛けは効かなかった。
 ・・・・・・効かないようにしていた。

「確かに濡れてるけど、・・・・・・なに付けたんだ?ん・・・・・・んん・・・・・・?」

 類が何かに気付いた瞬間、まるかは腰を振るのをやめた。そして、おもむろにクラウチングスタートの体勢だった姿勢を起こして、全速力で走り出した。

「・・・ふぁっ!ふあぁぁぁ~~~!!?」

 すると、まるかが走り出すと同時に、類まで一緒になって走り出していた。
 類が走りたくてそうしているわけじゃない。まるかが走るから類も走らざるを得ない状況に陥ったのだ。
 なんと、類の右手がまるかのお尻からくっついて離れないのだ。嘘みたいな話だが、まるかのお尻を触った状態で廊下を走る類は、生徒たちにすれ違うとそのばつの悪さに温厚な類がいよいよ焦り始めた。

「まるか、おい!おま・・・!なに付けたんだ!?接着剤か!?」
「ああぁん!助けて~~!石川くんがぁぁ~~!!」


 ――そして、現在に至る。
 スカートにくっついて離れないという言い分をする石川の話にクラスの皆が白い目でみていた。
 何も言わなくても言おうとしていることが分かる。
 誰も類の話を信じていないのだ。

「そしたら、手が放れないんだよ!で、ご覧の有り様だよ!」
「石川くんが私のこと突然好きって言ってきて、『ハァハァ・・・お尻揉ませろ。おっぱい触らせろ』って、掴んで放さないのよ!私必死に抵抗したのに、まだ触ってきてるし!」
「言ってない!触りたくない!本庄さんの言ってること全部間違ってるんだ!」
「石川くん。放してあげてよ。本庄さん困ってるわよ」

 同じクラスで類の幼馴染の高鷲奈桜‐たかすなお‐も一緒になって類を非難する。
 類の視点が奈桜に注がれた瞬間、まるかがスカートと類の右手の隙間になにかを注ぎ込んだ。

「だから、放れたくても取れな―――うおっ!!?」

 突如、あれだけくっついていた右手はまるかのスカートから放れた。その勢いで類は転んでしまった。ようやく解放された類であったが、クラスの状況はさらに悪化していた。

      委員長の貫禄
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        この画像はBISHOPの著作物です
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「なに、やっぱり放れるじゃない。やっぱり嘘じゃない」
「違うんだって!委員長も奈桜も!俺は間違ってない。俺が正しいんだ!」
「ええ~ん!お尻触られて、名誉も傷つけられて・・・もうお嫁にイケない身体になっちゃったぁ!」
「あんたね。いい加減にしなさいよ!まず謝るのが当然じゃないの?」

 類は間違っていないと思っていても、ここは一先ず謝り状況を緩和させるべきなのかもしれない。たとえ自分が間違っていなくても、謝らなくてはいけない不条理。
 類にとってしてやられた感が強く、ここで謝ってしまったら間違いを認めたことになる。それこそクラスメイトの笑いものにされてしまうと思った。

「俺は間違っていない。間違っていないんだああぁぁぁ!!」

 類は一人教室を飛び出していってしまった。
 まるかに対する怒りに燃える類。身の潔白を証明するために、まるかに復讐を決意するのであった。


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