純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『憑依・乗っ取り』 > 憑依『魔法少女とTS』

「よいしょっと」

 ベッドの上に倒れるクロ。そして、自分の身体を舐めるように見つめていった。肌は褐色で髪の色はピンク色が混じった白髪。鋭い眼差しとアグレッシブな小悪魔的性格をそのまま感じさせる活発なイメージを印象付ける容姿である。

       もじもじ

「これがわたしの身体か。へへへ・・・・・・手なんかちっちゃくて変な感じ」

 自分の手を見ながら笑うクロがゆっくりと全身を撫でていく。男の記憶を持ちながら触る少女の身体に興奮の息を吐き出す。

「贅肉だらけだった身体と違って細い身体ぁ・・・・・・スレンダーでモチモチの肉体だぁ。どうしたらここまで差が出来るのだろう。最高だなぁ」

 自分がクロという少女の身体に乗っ取っていることに性的興奮が露骨に表れてくる。
男は自分の存在を確かめるかのように、服の上から胸に手を当てた。

「おぉ、柔らかい。これはいい感触だなぁ。・・・・・・おっ、これは乳首かなぁ」

 クロの手は胸のふっくら盛り上がったあたりを何度もこねまわす。小さな手が柔らかさを感じた瞬間に乳房も触られてくすぐったさを感じているようだ。
 しかし、ちょっとしたムズムズした痒みがあるものの、ビビッと電気が走る感覚はまだなかった。記憶のようにはまだいかないようだ。 

「おかしいなぁ、記憶だと気持ちよくイケるんだけどな」

 試しにもう少し弄ってみる。今度は乳首の辺りを重点的に触ってみる。

「おっ・・・・・・、おおっ・・・・・・なんか胸じゃなくてアソコの方がムズムズしてきたぞ」

 クロの両足を広げて指をスカートの中に差し込んだ。

「ほんとに股の部分が何もないよ」

 クロは白のショーツの上から股間を摩っている。何度も擦っていく度に、クロが艶やかな表情を浮かべていた。

「これがおま〇こを触られる感じなのか。いひひ・・・・・・柔らかい・・・・・・」

 記憶から読み込んだ時とは感覚が違うのか、男は久々の肉体の感覚を楽しむように、クロの身体を自分の思い通りに動かし、刺激を求めて快感を蓄積させていく。

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 一人の少女が帰宅する。ドアが開いた音が聞こえたため、奥から衛宮士郎が顔を出す。

「おかえり」

 少女は士郎を見てもそっぽを向いていた。階段をのぼっていこうとする少女に士郎はどこかしらの違和感を覚えた。

「今日は何もなかったかクロ」
「クロ・・・?」

 士郎の言葉に少女、クロエ・フォン・アインツベルンは歩みを止めた。

「まるで外人みたいな名前だなぁ」
「えっ?」
「それがこいつの名前か?」

 普段のクロとは違う口調、違う雰囲気に戸惑いを隠せない士郎。しかし、声はクロのものであり、近くにサーバントがいる気配もない。

「おまえは、この女のなんだぁ?」
「あはは。またいつもの悪戯か?」

 逆に問いかけられて困る士郎。思わずとぼけてみせると、クロは何かを察っした。

「そう・・・そうかもね・・・・・・」

 階段を下りて士郎に近づくクロ。士郎に迫る勢いで歩幅を合わせ、士郎が一歩後ずさりすればクロが一歩前に歩み寄る。壁に行く手を遮られた士郎にクロがぐぐっと顔を寄せてくる。

「おいおいおいおい」
「こんな可愛い子に迫られて嬉しいか?」

 上目遣いで士郎を見つめるクロ。その迫るような眼光に士郎はなんとも言えない危機を感じるのだった。

「キスしてあげよっか?」
「い――っ!」

 そう、貞操の危機だ――。士郎が唾を飲む。しかし、

「アハハ!」

 クロはふっと表情を和らげると士郎から離れ、急いで階段を駆けあがっていってしまった。
 義兄とはいえ妹同然のクロに対しそういうお年頃と思いながらも、定期的に行っている魔力供給をしなければいけないクロを想い、おませな女子に育っていることに呆れてしまった。

「魔力が足りないのかな?」

 心配はただの杞憂だったと思いながら、士郎はリビングへと戻っていった。


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