純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『時間停止』 > 時計『初期設定』

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「助けてえええ!!」

 彼の手により着たこともないベビードールに厭らしい下着をつけられた私だったが、必死に逃げ出しアパートから飛び出すことに成功した。でも、

「えっ……?」

 そこで見た光景に私は目を疑ってしまった。外出している人、車、鳥、猫……
 すべてのものが止まっていた。

「なに?これ……?」 

「この地域で動いているのは、俺ときみだけなんだよ。それ以外はみんな止まってる。今なら何をしても許されるよ」

 階段から降りてくる彼がつぶやく。私は彼が恐ろしくなって腰を抜かしてしまった。私の手を掴んだ彼は、道路の真ん中まで私を引きずる。大通りに面している場所では多くの人が入り混じり、全員が様々な表情で止まっている。

「あなた、なにをしたの?早く元に戻して」
「そう?どうせならみんなに見られながらやるっていうのもいいんじゃない?大丈夫。笑ってるけど見えてないから。見られているような気がするだけ」
「やめて!恥ずかしい……」
「そうは言っても、大勢に見られながら犯されたいとか思ったことあるんでしょう?やってみればいいじゃん」

 彼が私の手を放す。この後の流れは私に一任するよう仕向ける。

「…………」

 すべてが止まった世界で、動いているのは私と彼だけ。
 ここに住むすべての物は、私と彼の玩具と人形。
 ――生きているのは、私と彼だけ。

「あああっ――」
 こんな恐ろしい世界で、私はなにをしたらいいのか立ちつくしていた。
 
 Fin

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「や、やめろ!触るな!」
「はいはい。洗ってキレイキレイしましょうねぇ」

 私が叫んでも、彼は一向に胸を揉み続ける。彼の厭らしい手つきが気持ち悪いのに、……こうやって叫んでいるのに、身体だけは私の言うことを聞かない。

「やめてほしければ抵抗すればいいじゃない?しないってことは……へへっ、こういうの好きなんでしょ?」

 冗談を言わないでほしい。今すぐにでも身体が動けば彼を警察に突き出してやりたい。それが出来ないことを知っているから彼は強気に出ているに違いない。

「……おまえ、わたしになにをした!答えて!?」
「いやあ?知らないなあ」

 もみもみ……くにゅ、

「ひゃあ!やめろ!やめてくれ!あふぅ・・・」

 意識があるマネキン人形と化した私は、彼の愛撫をただ受け入れるしかなかった。
 
    

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「んむっ、むちゅっ。ちゅぶ。ちゅ……むはあ!」

 目の前で上半身裸になった女の子は、俺の愛撫を無条件で受け入てくれる。
 服を脱がしてもなんの抵抗しなかったし、好きなところにキスしても受け入れる。
 艶のある若い肌を舐められる快感。そして――

「ん?……おやあ?」

 俺の愛撫に表情は怒ったままの少女が乳首を勃起させている。ブルマには愛液が染み込み、濡れてきているのが目に見えた。

「感じているんだね。俺のテクニックで喜んでくれているんだね?……そうかあ!君をさらった甲斐があるよ~」

 時を止めるまで抵抗した少女だけど、時を止めればその気強い性格も可愛く見える。
 良いとも良いとも、みなまで言うな。俺が最後まできみを責任持って可愛がってあげよう。
 俺は愛液の染みる少女のブルマを脱がすと、自分のズボンも脱いで下半身を露出させた。


    

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(どうして私たち、こんなところにいるの?)

 部屋に住む男性がいなくなってから、理緒は意識だけを取り戻していた。しかし、身体は動くことができない。いつの間にか着せられていたメイド服を見て、叫び声をあげたいのにそれも出来なかった。
 それでもまだ理緒の方がマシである。隣にいる親友の志保なんて、裸のまま身動き一つしていなかった。豊満なバストが重力に逆らい垂れておらず、まるで、本当にお人形になってしまったかのようだった。

(志保!ねえ、返事してよ!志保!……ぁぁ。怖いよ!誰か助けてよ!!)

 理緒が叫んだことろで志保は全く反応を示さない。声も出てなければ志保が意識を取り戻しているとは全く思えなかった。
 その状況が現実離れしていて、理緒は心の中で泣き崩れるのだった。
 

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「(なんで、こんなところに居なきゃいけないのよ?)」

 男性に連れてこられた場所は、どうやら彼の家みたいで、一目で彼の趣味や興味が分かる部屋だった。
 フィギュアがGケースに入れてあったり、PCゲームが積まれていたり、よほど裕福そうな家だけど、彼の生活臭が鼻について、今すぐにでも出て行きたかった。それを言うなら彼に運ばれている間ずっと思っていた。

「(なんで動けないの!!?)」

 そう、私は動けなかった。みんなとプールで楽しんでいて、ちょっと皆と目を放した隙に彼に運ばれてしまったのだ。
 誘拐事件の当事者。『助けて!!』と叫びたくても声が出ない。
 彼の『時計』によって私は動くことができなかった。でも、不思議なことに考えることができた。心の中で叫んでも、まったく意味がなく余計なことばかり考えさせ、困る顔をしたくても笑顔でいなければならないのは拷問以外の何物でもなかった。
 彼が私を置く。まるでフィギュアの一部の様に置かれた私に満足そうに彼は微笑んでいた。彼はしばらく私を眺め、肌触りや舌触りを確かめ、膣の具合や乳首の硬さを検査して、満足した後に部屋から出ていこうとする。

「(ちょ、ちょっと!こんな中途半端に私を残さないで!!)

 感度が高ぶった私。なにも出来ない私を放置するなんてあまりに酷すぎる!!声も出ない私に気付かず、彼が扉を閉めた。


 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 がちゃっと、私の願いが通じたのか、すぐに彼は一度戻ってきたのだ。しかし、彼の手には、男性の逸物を真似たディルドーが握られていた。

「帰ったら一緒に遊ぼうね。あ、友達もつれてきてあげようね。どうせなら3Pをしてあげるから、それまでこれを抱いて待っててね。じゃね!」

 彼は私のビキニにディルドーを入れ込み、私の谷間にうまく挟んだ。たったそれだけすると彼は再び出て行ってしまった。
 落ちることなく、胸の谷間で微妙に動き続けるディルドーは私の感度を最高潮まで高める。

「(は、はずして……こんなの、変態だよ)」

 既におまんこから足を伝って愛液が垂れ落ちる。私は、彼が帰ってくるまでこの姿でいなくてはいけないのだ。涙も流れることはなく、誰もいない部屋で一人、笑顔を振り撒いていた 
 

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「ただいま~!」

 低賃金のボロアパートに住み続けて三十歳になってしまった。独り身がなかなか辛くなってきた年頃だったが、ある時買った『時計』によって、その孤独さはなくなった。

 今日も元気よく家のドアを開けると、小さな振動音が耳につき、男性独特の生活臭と加齢臭が漂う部屋の中に、半そでにブルマ姿の、あたかもこれから運動をしに行く女の子がいた。だが、少女は俺が帰ってきても全く動こうとしない。むしろ、瞬きもしていない。それはその通り、これが俺の買った商品、『時計』の力だ。

 少女は本当に止まっているのだ。皆と運動している時にたまたますれ違った一番可愛い子を選んで、さらってしまった。今頃学校やニュースでは事件になっているかもしれないけど、その時も『時計』があれば逃げ出せるだろう。時を支配したら、ここまで気分もでかくなれるとは思わなかった。

 俺が帰って来た時にすぐやれるように、少女にはバイブを仕込んでおいた。リモコンで止めると、振動音がピタッと止まる。少女のブルマもようやく静かになった。よく見るとブルマには染みが出来ており、若干愛液が垂れている。

 時が止まっても感じることはできるんだな。さぞ、俺が留守にしていた間心細かっただろうになあ。
――よし、疲れた身体を癒そうと、俺はブルマに手をかけた。
 

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