純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ: 悪魔

「うぅぅ・・・」
「・・・・・・ぅ・・・ん・・・・・・じ・・・らく・・・・・・」

 意識が微かに蘇る。俺は目をゆっくりと開けて意識を覚醒すると、保健室のベッドの上にいた。
 一体なんでこんなところにいるのだろうと、俺は呆然とした意識で顔を横に向けると、悲しそうな顔をして俺のことを心配している真鈴が傍についていてくれた。
 俺は真鈴の顔を見られてホッとしたのもつかの間――記憶のノイズが入り、一気に意識が覚醒した。

「はっ!!?・・・・・・ここは・・・?」

 その声に真鈴もようやく俺が目覚めたことに気付いたようだ。そして、優しく微笑んで俺に安堵の表情を見せていた。

「藤村君。よかった。目が覚めたんだね」
「ああ・・・・・・なんで俺、気を失って・・・・・・」

 ズキンーーと、また記憶にノイズが入る。まるで、過去のことを思い出すなと脳が過去を振り返ることを拒絶しているようだった。

「いたっ!?」
「どうしたの、藤村君?」

 そっと、俺に気遣い身体に触れようとする真鈴を反射的にかわしてしまった。それは、俺がはじめて真鈴に向けた拒絶だった。

「真鈴・・・・・・おまえ・・・・・・!!?」

 なんでだろう――真鈴の顔を見ると、身体が自然に強張る。まるで優しい顔をしている真鈴が偽物で、正体を俺は知ってしまった――?

「どうしたの?なんか藤村君、怖いよ?」
「真鈴・・・・・・なんともないのか?」
「なんともって・・・なんのことを言ってるの?」

 なんて――そんな意味不明な供述をしているのだった。真鈴の正体ってなんだよ・・・真鈴の正体って須郷真鈴じゃないか!それ以外の何物でもないだろ。

「・・・夢だったのか?」

 過去を拒絶している俺が気を緩んだ瞬間に覗かせる真鈴に似た『悪魔』の女。意味不明なことを言って俺を誑かせて、俺は状況についていけずに気を失ったんだよな。人間、理解不能に陥るとパニックを起こして気を失うのだと初めて知った。
 そんな恥ずかしい過去思い出したくもないわな。誰かに知られたら恥ずかしくて穴があったら入りたくなる。闇に葬りたいクサい過去‐モノ‐は蓋をしよう。これで俺はもう苦しまなくて済む。

「そうだよな?あんな出来事、夢に決まってるよな・・・」

 あまりに状況が馬鹿馬鹿しくて笑ってしまう。
 とにかく、夢と分かったらもう忘れよう。隣にいる真鈴に勉強を教えてもらって一緒に大学へ行こう。
 真鈴と一緒に幸せになるために、こんなところで気を失うのはまだ早い。
 真鈴が保健の先生と何かを話しをした後、先生は職員室へと行ってしまった。残った俺と真鈴も、容態に異常がなければ長居は無用と保健室を後にするのが賢明だ。

「藤村君」

 真鈴が俺を呼ぶ。その表情は俺を安心させるように落ち着いた笑みを浮かべていた。

「ごめん、真鈴。怖い夢を見ていたみたいだ」
「こわい夢?」
「うん。真鈴が悪魔になってさ。俺を襲ってくるんだ。そして、俺をそのまま喰おうとしてさ――」
「・・・・・・・・・」
「ほんと、別人みたいでさ。あまりの怖さに漏らしたかと――――」

 俺は・・・俺は・・・・・・
 俺は、布団の奥で真鈴に見られないように、こっそりと手を移動させてズボンに触れてみた。逸物も縮こまっているのだが、ズボンにははっきりと、一度射精した痕跡を残すようにズボンが一部カビカビに固まっていた。
 それは、俺が意識を失う前に吐き出した射精だった。真鈴と一緒に『シンクロ』して、射精した、紛れもない精液の跡だった。

「藤村君――」

 真っ青な表情を浮かべる俺に気付き、真鈴は俺の上に静かに乗っていた。その体重はあまりに軽く、俺は乗った後しばらく気付くことがなかった。はっとした時には真鈴の顔は俺の目の前にあった。歪な表情を浮かべて『彼女』は嗤う。

      やめてくれよ(トラウマ)

「――それ、夢じゃないゾ?」

続きを読む

 俺は胸のざわつきが日に日に収まらなくなっていった。
 それは、校内でとある噂があがったからだ。その真実を確かめるために、俺は放課後進路指導室へと向かっていた。

”須郷真鈴が放課後、セックス指導をしている――”

 正直、不安だった。
 その噂が上がった時から、真鈴は俺との付き合いが悪くなったのだ。赤木先生から進路指導室の鍵をもらい、自分の巣窟にして放課後セックス部屋にしているという。
 さらにSNSを使って適当な男子をひっかけてオフパコさえしているのだという。

「ありえない・・・ありえない・・・ありえない・・・ありえない・・・」

 普段誰も来ない教室で、そこを開ける者などいない。
 何もなければいい。でも、確かめないと噂通りの真鈴と、今まで通りの真鈴の二人が存在してしまう。
 真鈴の噂を面白おかしく取り上げる生徒は多く、確かめたいと率先して向かおうとする生徒も多い。今日も放課後この教室に入っていくのを見たと言っている生徒がいたのだ。それが嘘であってほしいと願うのなら、俺自身逃げるわけにはいかなかった。逃げていたら、他の誰かがさらに大袈裟に取り上げて真鈴を苦しめることは必須だからだ。

「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!」

 ぐっと、拳を握りしめ進路指導室の前にやってくる。この扉の奥でいったい何が起こっているだろう――。
 最適は誰もいないのがいい。次点は真鈴一人でいるのがいい。次からはもう願望だ。真鈴と赤木先生の二人でいるが、ナニモオコッテいないのが良い――赤木先生も教師だ。噂の後から今までの威厳がなくなったように思えるが、赤木先生も苦しんでいるという俺の思いこみのまま被害者でいてほしいと思う願望だ。どうか、被害者ではなく被疑者になっていないでくれ。
 申し訳ないが、それ以降はもう考えられないだろう。指導室に知らない男性がいた時点でもう俺は耐えられないだろう。
 俺が扉の前に立った時点でここはもう局地戦だ。真鈴は俺の友達だけど、彼女だ。今まで真鈴が隣にいてくれたから俺はここまで頑張ってこれた。真鈴が俺の足場を築きあげてくれたんだ!
 本当なら疑いたくない。本当なら迷うことなく信じたい人物だ。
 対峙なんかしたくない。当然だろう。
 でも、やらなくちゃいけないんだ。真鈴に一体何が起こったのか?進路指導室でなにをやっているのか?他ならない、俺がやらなくちゃいけないんだ。
 俺が真鈴を救いたいから。

「失礼します!」

 扉に鍵はかかっておらず、力を込めた勢いでスライドし、けたたましい音を立てて大きく開いた。
 でも、そんな音なんか入ってこなかった。中にいた人物しか俺には何も見えなかった。

「藤村君・・・・・・!?」
「・・・・・・真鈴・・・」

      ごめんなさい

 中には、真鈴が一人で待っていた。そして、俺の顔を見た瞬間、今まで見たこともないばつの悪い表情をしていた。
 それはもう、ばれたくなかったと言っているかのようで、背の小さい彼女がさらに縮こまったように見えた。

「・・・・・・ここでなにをしてるんだよ?」
「えっ・・・・・・あっ・・・・・・」
「帰るぞ!」

 俺は進路指導室の中をずけずけと入り、真鈴の手首を捕まえて引っ張ろうとした。

「いや、いやぁ!!」
「なにしてるんだよ!真鈴がなんでここにいるんだよ!?」
「いちゃあいけないの!?」

 確かに俺たちは受験生だ。居座るのが悪いというわけではない。しかし、真鈴にその必要はないはずだ。

「俺と大学に行くって、真鈴も決めてるだろ?目標にしている大学も決めているじゃないか!今更ココに必要はないだろう!!」
「目標にしている・・・大学・・・藤村君と・・・・・・?」
「そうだろ、真鈴!?最近付き合いも悪くて成績落ちてきてるんだよ。真鈴がいないと俺勉強できねえよ。だから勉強教えてくれよ。一緒に家に帰ってくれよ」

 生徒指導室から真鈴を連れ出そうと慌てる俺に対して、真鈴は一掃して手を振るい払ったのだ。
 明らかな俺に対する拒絶の表れだった。

「ダメだよ・・・私は一緒に帰れない・・・」
「なんでだよ!?」

 真鈴が俺の言うことを聞かないなんてことは今まで一度もなく、俺が不甲斐ないばかりに怒りを露わにしていた。真鈴に対してここまで怒ったことはなかった。嫌われてでもいいからこの場所から連れ出して、その後冷静になってから話し合いをしたい――とにかく、生徒指導室に真鈴がいること事態が噂の事実を証明しているようなものだった。だから、誰かに見られる前に、真鈴の姿を隠したかった。

「真鈴が帰らないって言うなら力ずくで連れて帰る、ゾ・・・?」

 そんな風に思っていた俺の身体は、ふいに動かなくなっていった。まるで金縛りに陥ったように、身体が痺れて動かなくなったのだ。俺の異変に対して真鈴は目の前で歪な笑みを浮かべていた。

「でも、どうしてもって言うなら~~勉強なんかより、性教育を教えてあげるよ♪」
「ま・・・真鈴・・・?」
「お主も噂を聞いて来たんじゃないの?童に抜いてもらいたいのかと思ったのに♡」

 真鈴の口から信じられない言葉を聞く。真鈴自ら噂を肯定する発言だった。

「っ!?じゃあ、あの噂は・・・」
「うん。本当だよ。今日もまたお客様が来るからダ~メ。まだ帰れないの~」

 見つめる俺の瞳がぶれて、真鈴の後ろに立つ『悪魔』の姿が見えた。その瞬間、俺もまた自分でも信じられない言葉を投げ出していた。

「お、おまえは・・・ダレダ?」

 真鈴は俺が何気に呟いた発言に反応を示した。そして、その正体をはっきりと露わにして見せた。

「童は悪魔だ――」

 真鈴のこの言葉を、果たして俺はどのくらい受け入れることが出来ただろうか。この不思議な金縛りも、まさか悪魔のせいとでも言うのだろうか、馬鹿馬鹿しい!笑えねえよ!!
 しかし、その悪魔ははっきりと、真鈴の面影を残しながら、悪魔の姿へと変貌させてしまった。コスプレなんかできるほど度胸がなかった真鈴が、痴女さながらの衣装に着替えているようなものだ。普段見えなかった胸の谷間も明らかに覗かせており、見ることができなかった真鈴の曲線美をこのような形で余すところなく見せつけていた。
 興奮度を覚えたかったが、それ以上に怒りと悲しみが込み上げてきていたのだった。

      悪魔化

「この娘に取り憑いた『悪魔』だ。でも~、既にこの娘の脳も知識も童と同化しているの。だから・・・・・・私、もう約束なんてどうでもいいんだ。ごめんね、藤村君」
「う、うおおおおぉぉぉぉぉ――――!!!」

 真鈴は自ら俺との約束を手放したのだ。

続きを読む

 ファーストキスもまだだった真鈴が『悪魔』に主導権を奪われて赤木先生を椅子に座らせる。そして、ズボンのチャックを下ろして逸物を取り出すと、慣れた手つきで手コキをし始めた。

「先生ったら、慣れてないの?触っただけで勃起してきたんだから」
「なっ!?」
「うわ!我慢汁出すぎじゃない?そんなに私としたかったんですか~」

 赤木先生も真鈴の普段の態度と変わっている様子に唖然として戸惑っていた。しかし、男性の一番の弱い部分である逸物を人質に取られて、怒るにも怒れないと言うばかりに葛藤していた。

「や・・・やめなさい、須郷。いいから・・・ソレを放すんだ・・・」
「いいから、黙って吐き出しなさい。フフ・・・」

 赤木先生が強く言ってもめげない真鈴。むしろ、手の動きを早めて逸物を激しく扱いていく。

「う・・・ぐっ・・・うおおぉっ!?」

 生徒の手で逸物を扱かれていることに一瞬でも心に迷いが生まれてしまう。知人が聞けば羨ましがるような事実を目の当たりにして動揺しているのは事実だ。

「(『知人はコッソリ手を出せばバレない』とか言っていたが、俺が襲われる側になるとは!?『紹介してくれ』というより『指名してくれ』と言わんばかりにうますぎるんだよ、ちくしょ)おおお――――!!!」」

 ビュッビュッビュプッびゅるびゅる―――!!

 赤木先生は真鈴の手つきにあえなく精液を吐き出してしまった。白い肌に付いた白濁色の液を眺めながら口へ運んでいった。

「ちゅるるるうぅーーーーちゅぱっ!」

 濃厚な精液を啜り取りながら喉に流し込んでいった。そんな仕草が艶めかしい。真っ青な顔をした赤木先生が真鈴を信じられないと言わんばかりに見つめていた。

「す・・・須郷・・・・・・おまえっ・・・・・・」
「うふっ♪また能力が取り戻ってきちゃった。――『スロー』」

 真鈴の目が光ると、赤木先生の身体が動かなくなる。意識はあるが、身体が重くなったのだ。空間が曲がり、動きが遅くなった赤木先生に対して、真鈴は一人何事もなさそうに平然と動き、赤木先生の吐き出している精液付きの逸物を、口に含んで呑み込み始めた。 

「んっ・・・ん・・・ぅん!じゅぽ、じゅぽ、じゅぽ・・・ちゅっ、ちゅぅ~!!」
「ちょっ・・・すご・・・うっ・・・うおっ・・・ちょっ、まて・・・」

 敏感な亀頭をペロペロしゃぶり舐め、精液を吸い込んでくる。腰が浮いて耐えられなくなるが、『スロー』によって腰が浮く動きも遅くなり、精液だけが吸い取られていく感じだけが残っていった。

「やば・・・い、イクって・・・うおっ、うおあっ!ああぁーーー!!」

 赤木先生の生声が響き、大量の精液が真鈴に呑み込まれていった。

「ごくん」

 その精力の味を味わうために舌で転がして味わった真鈴。まるで洒落たワインのように静かに喉に落としてその余韻まで楽しんでいた。

「(んっぷ・・・わらひ・・・精液・・・呑んじゃった・・・藤村君以外の人の・・・・・・)」

『意趣返しの恩教師』の呑んだ精液の味は否応なく真鈴にも感じていた。水よりもタンパクななんとも言えないクサい味を知ってしまったことに涙が止まらなかった。フェラも初めてだった。初々しさを残した少女が知った精力が湧き上がる味。

「(・・・おひしい・・・おひしく感じちゃってるっ!)・・んっ・・・ぢゅる・・・ちゅぷぅ・・・れふ・・・んっ」

 最後の最後まで、精液を啜り取っていく真鈴。カリ首だけじゃなく、竿の方も丹念に舐めて一滴たりとも精液を残さなかった。

「・・・んんっ、ちゅるるぅっ・・・んふ、ぢゅるぢゅるぢゅる」
「俺の大切な種を・・・っ!」

 すべてを舐めたあと、満足気に微笑む真鈴。息をあげる赤木先生だが、あれだけ吐き出しても逸物の勃起はまるで媚薬でも塗られたかのようにビンビンに勃起し続けていた。
 不敵な笑みを浮かべるその意味を知り、赤木先生はさらに驚愕していた。

      片鱗が見える

「じゃあ、私とセックスしましょうか?先生・・・フフフ・・・」
「す、須郷・・・?」

 赤木先生の目に、一瞬だけ悪魔の姿が浮かんで見えた。


続きを読む

「そうか?妖精には誤魔化せないゾ?恋する気持ちに嘘つくんじゃない?童が手伝ってやる」

 許可を得るより早く、『意趣返しの恩教師』は真鈴の制服を脱ぎ始めたのだった。

      ピンクのブラ
  
「(あっ!きゃああぁぁ~!)」
「なにを恥ずかしがっている?皮の布あれば下級悪魔の攻撃で死ぬことはあるないゾ」
「(なんの話ですかあぁぁ~!?)」

 意味もなく学校で下着姿になることはない。ましてや誰が来るか分からないトイレで真鈴は下着姿になんてなったことはなかった。個室になっているとはいえ、早く制服を着てほしくてたまらなかった。

「(学校のトイレでこの格好はダメです!お腹がちょっと冷えちゃいます!)」
「え~~~?自意識過剰じゃない?そんなに恥ずかしい格好じゃないと思うゾ」
「(そ、そうですよね?妖精さんはいつも裸ですもんね)」
「・・・・・・ン・・・?お主、もしかして童のこと天使と勘違いしてない?」

 ペタペタと触っていた素肌に満足しながら、今度は下着に包まれた敏感な部分を擦り始める。『意趣返しの恩教師』の指使いに真鈴は今まで感じたことのない刺激を味わっていた。

「(・・・ん・・・・・・ふゃっ・・・あ!)」
「声がうるさいゾ」
「(だって、いま、ヘンな気持ちになっちゃって・・・妖精さんの手で、身体触られると、ビリビリくるの・・・)」

 自分の手で乳首に触れ、爪を立てて引っ張るように露出してやるだけで、なんとも言えない痛みが真鈴に襲ってきた。痛みと同時に痺れが襲い、その痺れが次第に疼きを起こして痛みをまたさらに引き立てようとしている。
 そんなことを何度も繰り返していくと、痛みに慣れて心地よさを覚えてくるだけじゃなく、乳首が硬く勃起してくるじゃないか。『意趣返しの恩教師』もまた真鈴の異変に気付いていた。

「もしかして、お主。触ったこともないのか?」
「(ン・・・ふ・・・)」

 肯定もしなければ否定もしない。それはつまり『悪魔』族にとって肯定も同じだった。

「(そうか。こやつ性処理もまだ覚えてない初心だったとは・・・。これはいい。生の嬌声が聴けるというものか)」

『意趣返しの恩教師』がなにかを閃くと、ブラの中から乳房を取り出し、乳肉をかき集めながら円を描いていく。それと同時に頭の中に響いていた真鈴の喘ぎ声が次第に外へと吐き出すように消えていった。

「んああああ――っ!!」

 変わりに今度はちゃんと耳から真鈴の声が聞こえるようになっていた。自分の声がトイレに響いたことに真鈴自身も驚いてしまった。

「えっ、いや、声が——!?」

 急に自分の喘ぎ声が女子トイレに響き、慌てて声を落とした。自由は奪われ、手も足も『意趣返しの恩教師』に奪われている。その中で口だけが解放されたのだ。

「やめ・・・そんな、あ、あぁぁ・・・声、漏れちゃうよぉぉ!」

 いやいや言って真鈴の許しを『意趣返しの恩教師』は許可しなかった。ひたすらに羞恥をいじめて、真鈴の感度を高めていった。

「(もしばれても、童のカラダじゃないから恥ずかしくないんだけどね)」
「あー・・・あー・・・」

 身につけている下着も真鈴の手で外され、裸にされてしまう。もし、鍵のかかった個室の中で誰かが覗いて来たら、どんな顔をすればいいのかわからない。真鈴は顔まで真っ赤になりながら手を秘部へと伸ばしていった。

      泣いても許してあげない

 くちゅり——

 秘部に指を宛がうと、おしっこをしたわけじゃないのに、秘部はぐっしょり濡れていた。透明な液を噴き出して指の腹にのせて顔に近づけていった。

「(おーおー。濡れてくるじゃない。知らなくても身体は成長していたのね)」

 これが自分の愛液。初めて見る透明な粘液を強制的に眺める。指と指に絡む透明なお汁が、自分の身体から出ていたことに、興奮がさらに高まった。
 そして、濡れた手を乳首に持って行き、愛液を塗りつけていく。キラキラ光る乳首は媚薬を塗りつけられたように熱くなり、今まで以上に勃起していたのだった。

「乳首・・・あ・・・・・・あああぁぁぁーーー!!」

 両手で乳首を引っ張りこれ以上ないくらい痛めつける。すると、おま〇この奥が疼いてきたのだった。

「足先から頭まで快感がのぼってきて溢れてくる」

 いい感じに濡れたおま〇こに指をじゅぼじゅぼ出し入れを繰り返し、膣内をかき混ぜて愛液を掻き出していった。ヌルヌルの膣内の温かさと湿り気で充満した肉壺を何度も爪を立てて引っ掻いていくと、奥から火山が爆発するように、快感が勢いよく持ちあがってそのまま馳せていった。

「この感じ、イく・・・おま〇こ、イっちゃう・・・!!イヤあああぁぁぁぁーーーー!!!」

 口を塞ぐことも忘れて、大声で叫んでしまった中でアクメに達した真鈴。その後すぐに尿意が襲い、愛液と供に、おしっこが迸り洋式便器の中へ堕ちていった。

 ジョボボボボボボ・・・・・・チョロチョロチョロ・・・シャアアァァァ・・・・・・。

「ん゛んん・・・・・・!!!ふっ・・・くぅッ・・・・・・」

 勢いが弱まっていくにつれて、息を整えるように呼吸を繰り返していった。
 涙を流しながら初めてのアクメに脱力している真鈴。イったというよりもイかされたという感覚が強く、言葉にならない疲労感が拭えなかった。

「はぁ・・・はぁ・・・妖精さん・・・・・・も、もういいんじゃないですか?私の身体、返してください・・・」

 身体を妖精に操られて、初めて絶頂を味わってしまった。そんな驚きに冷める前に身体の主導権を返して欲しいと請う真鈴だった。しかし——

「なにを言ってる?お楽しみはこれからじゃないか!」
「(妖精さん・・・えっ?ま、また声が・・・!?)」

 再び口の主導権も奪われ、『意趣返しの恩教師』が本性を明かしてくる。指に付いた愛液を口に運び喉に落としていくと、今まで乾いていた魔力が潤っていくのを感じていた。そうなれば、本来の力がさらに発揮されるというものだ。妖精などと下手に出ることもなく、顔色を窺う必要もなく従来の悪さが発揮できるというものだ。

「イーヒッヒッヒッ!白魔導士の聖水を呑んだんだ。勇者ほどではないが、大分魔力が回復しおったわ!これならこの女に成りきることも可能だゾ!」
「(妖精さん・・・何を言ってるの?)」
「ふん。残念だけど童は妖精ではない。『悪魔』族の幹部、『意趣返しの恩教師』だ!」
「(あ・・・『悪魔』って・・・う、ウソ・・・)」
「童を妖精と思い込むとはお主も相当な愚か者よ。実際悪魔も妖精もさほど変わらんがな。どっちも人間を栄養とする種族であることにな。何故、妖精と言えば好まれるのかよくわからんゾ」
「(あ・・・あ・・・)」

 ようやく真鈴は騙されていたことを知り、顔色が真っ青になっていく。身体を返すつもりもない『意趣返しの恩教師』―あくま―に、どうやって太刀打ちすればいいのかなど知る由もなかった。

「さて、この身体で男たちのチ〇ポミルクをドピュドピュ噴き出してやるとするかの!」

 真鈴の肉体を乗っ取り『悪魔』の所業を行うつもりらしい。自分の身体で淫語を連発する『意趣返しの恩教師』に顔が引きつりそうだった。

「(そんなの無理・・・悪魔なんて、現代社会に居るはずない。馴染めるはずがない!)」

 真鈴が強気に叫んでいた。その顔は歪んでおり、誰が見ても明らかに須郷真鈴と呼べる人物ではなかった。明らかに怪しい顔をしているのだ。なにかを企てて様子が違えば、気にする相手がすぐ近くにいることを真鈴は知っていた。

「(こんな身なりや口調でいたら、絶対に藤村君にばれるはず!絶対私を助けてくれるもの!)」

 頼恒を信じて託そうとする真鈴。自分の身を案じ、普段と違う様子にきっと彼は分かってくれると断言していた。確かに、今の成りのままなら正体がばれるのは必至。生まれも育ちも違う種族が別種に成りすますということなど不可能だ。

「それもそうか。世界が変われば状況も変わるかもしれん。不意打ちを受けぬためにも装備を万全にしておくとするか」
「(えっ・・・?)」

 しかし、これもまた『悪魔』の業だ。別種という想いもよらない方法でその解決方法を強引に導いていく。

「『ライブラ』!」

『悪魔』は魔法を唱えたのだ。その補助魔法に包まれた真鈴は眩しさで目を瞑ってしまっていた。しかし、その光はすぐに消えていった。
 別になにか状況が変わったということはなかった。しかし、事態は大きく変わっていた。

「うふっ。私は須郷真鈴。18歳の牡羊座。身長156㎝。体重43㎏――」
「(えっ?えっ?)
「まだ誰とも正式にお付き合いしたことはないけど、藤村君の告白を待っているの。大学なんて失敗しても、私に告白してくれるかな?そうしたら、私は――もう!やだぁ~!どうしてあんな約束なんかしちゃったんだろう?私、もう待ちきれないよ~!」
「(えっ?えっ?なんで・・・知ってるの?)」

 それは、まるで真鈴の本音を自ら告白しているようだった。乗っ取られたばかりの『悪魔』が真鈴のすべての情報をいつの間にか手にしているのだ。

「どう?これで誰にもばれないでしょ?」

 キリッとした表情で髪の毛を掻き分けながら、鏡に向かってドヤ顔を浮かべて見せる。初めて見る真鈴のドヤ顔だった。

「(なんで・・・私のことをそんなに知ってるの?)」
「あなたの記憶を読んだのよ。あなたの覚えている知識はだいたい引き出せるし、能力もコピーしたから仕草も喋り方も寸分違わずあなたに成りすませることも出来るわ。さあ、早く藤村君のもとに帰らないとね♪いっそのこと、このまま私の方から押し倒しちゃおうかな~♪」
「(い、いやあああぁぁぁ~!)」

『ライブラ』という魔法のせいか、真鈴に成りすました『悪魔』が女子トイレから颯爽と飛び出していく。迷うことなく教室へ向かう様子に、真鈴は震えが止まらなかった。



続きを読む

 俺、藤村頼恒‐ふじむらよりつね‐は須郷真鈴‐すごうまりん‐と高二の夏に思い切って告白し、付き合う際に二つ、真鈴から約束を交わした。

「・・・・・・続きは卒業してからでいい・・・?」

 清純派な彼女らしい。だから俺は自分の欲を我慢して、今日に至るまで清い友達同士として付き合いをしてきた・・・。
 俺は二つ返事でうなずいた。
 そして、もう一つの約束は——。

「こないだの全国模試どうだった?」
「平均60点だ」
「わぁ~すごいすごい!」

 真鈴は俺のことをまるで自分のことのように喜んでいた。真鈴に告白する前は勉強なんかしないで赤点だらけだった俺が一年間でよくここまで点数を取れるようになったものだと自分ですら驚いていた。
 でも、俺がこの点数を取れるようになったのは、俺一人の力ではきっとない。

      好きな子のためなら頑張れる

「真鈴のおかげだよ。ありがとう」

 俺に付き合って勉強を教えてくれた真鈴なくして、俺はのし上がれはしなかっただろう。これもすべて、彼女と同じ大学に行きたいからだ。

 ——「二人で同じ大学に行く」という約束のために、頑張ってきたんだ。彼氏彼女として大学生活へいくのが俺たち二人の目標だった。
 残り、三ヶ月となる大学受験に向けて、もう一踏ん張り俺たちは二人三脚で頑張っていく。 

「あっ・・・」
「おっ・・・」

 思った以上に顔が近かった。彼女の潤んだ唇に思わず触れてしまいそうで、ドキッとしてしまった。

「わ、悪い!そんなつもりじゃなかった・・・!」
「ううん。こっちこそ、ごめんね・・・」

 顔を真っ赤にしながらお互い相手を意識してしまった。約束を守ろうとする抑制と、それでも強引に押し倒してしまおうという欲望が入り混じってしまう。

「(馬鹿・・・あと半年したら解放されるんだろ?この一年我慢してきたんだから、こんなことですべて水泡に帰してたまるかよ!)」
「・・・・・・本当に、ごめんね・・・」

 真鈴はもう一度謝った。まるで、自分の出した約束が自分自身に縛られているみたいだった。

「気にするなよ。・・・それよりも、ここ間違ったから教えてもらえるかな?」
「うん。いいよ。ここはこれとこれが同位だから・・・・・・」

 そうだ、放っておいても時間がすべて解決する。俺たちは一日、一日大人になっていく。
 今どうにもならなくたって、真鈴と真剣なお付き合いするための未来は変わらないのだから。


続きを読む

 イったばかりの早織の乳首を念入りに舐める。吐き出したばかりの早織の母乳は濃い目で美味だった。

「あ・・・んっ・・・やぁあ・・・やめて・・・・・・あっ・・・はっ・・・そ、そんなに・・・ち、乳首ばっかりされたら・・・んあっ・・・ああっ・・・やっ、あっ、あっ、あっ、あぁあぁ・・・・・・」
「早織はわたしの人形なんだから。恥ずかしがらなくていいよ。感情なんて欠落していいんだよ」
「ああっ、はぁん・・・・・・恥ずかしくないなんて・・・・・・んっ、ふ、ふああぁ・・・・・・」
「ん・・・ちゅばちゅば・・・・・・でも、早織の恥ずかしい顔とても可愛いね・・・・・・とてもそそられる表情が見れるなら、その感情は生かしてもいいかもしれないわ」

 赤らんだ顔が淫らに崩れ、豊かな身体がいやらしく踊る。抵抗するかのような声をしながら、求めるかのような瞳がわたしを見つめる。

「いいよ、その表情・・・・・・んちゅ、あむっ・・・・・・ちゅば、ちゅるる・・・・・・」
「うく、ああっ、ダメぇ・・・・・・そんなに強く吸われたら・・・・・・ち、乳首も、搾られたら・・・・・・いやあぁぁあああ!!!」

 ひときわ高い嬌声の後、隆起した乳首から滲み出てきた母乳。まだまだ出てきそうだ。

「うふふっ。いっぱい出たね。どう・・・・・・連乳は気持ちいいでしょう?」
「んんっ・・・・・・はぁっ!くぅっ・・・・・・んぁあぁぁあああ――――っ!!」
「ほらっ。もっとイかせてわたしの奴隷にしてあげる」

 母乳射精を続け、体力をなくさせるまで早織の精力を飲み干していく。身体の奥から湧き上がる興奮とみるみる元気になって行く肉体。快感と性欲で生きることが出来るんだと、この時のわたしはそう理解したことを悦んだ。

「ふふっ。ミルクごちそうさま・・・」

 魔力が満ちたり、尻尾の形状を変化させるように意識する。すると、お尻に生えていた尻尾は正面に伸びると、まるで男性の性器と同じ形へと変貌させた。かつてわたしが持っていた男性の逸物と同じ脈動を感じ、軽く擦っただけでも快感という神経は繋がっていることが伺えた。
 これで、早織を犯せるんだと――口の中で涎が溢れて止まらなかった。

「そろそろこっちも欲しくなってきたんじゃない?」

 まだまだ、されるが侭のぐったりとした肢体を引き寄せて、力任せに腰を突き上げていく。ねっとりといやらしく早織を起こし、硬くなった亀頭をグイグイのめり込ませていく。
 力の抜けた肢体にビクンと力が入ったように感じられた。

「っ!!そこは・・・・・・」

 さんざん弄られたせいで、すっかり蜜が溜まっていた。グチュッと濡れた音が湧いた。

「敏感になってるのにそこ挿入れられたら・・・・・・い、痛っ、痛ぁあああっ・・・・・・!!」

 グググッと力の入った本格的な挿入が始まる。叫びも虚しく、無防備な姿で押え込まれた早織の膣穴めがけて、いきり勃つち〇こがずどんと深く押し込まれていった。
  ズググッ、グチュううぅぅ――!

「ああああああああああ!!!」
「き、きつきつおま〇こ・・・・・・まるで処女穴みたい・・・・・・へへへ!!」

 どんなに叫ぼうとも、先程の行為で早織のま〇この中はもうグチョグチョ。どれだけ力んで抗っても、わたしを止めることなんてできやしない。

「うぐっ、ひぐぐっ、突き刺さるっ・・・んぉお!!そんな、お、お腹の中ぁ・・・・・・ふぐっ、うぐぐぅう・・・・・・!」

 わたしのち〇こは好きな形状に変形できる。長さだって自在で太さだって変えられる。それってつまり、早織の好きなところを弄れるってこと。
 痛みや苦しみを超えて、すぐによがり狂わせてあげる。

「おま〇こが・・・・・・快感で焼けちゃううぅぅう!子宮が、勝手におりてきて・・・・・・んわぁあああっ!」
「早織・・・気持ちいいよね!?いま、おま〇こがきゅんって締まったよ・・・・・・イったんでしょう?素直になってよ・・・・・・ねえ、さおりぃ・・・・・・」

 グッチュ、グッチュ、ヂュグッ、ズチャ、ズグチャッ!

「んぅ、あはぁぁあっ!!そんなっ・・・・・・イヤなのに・・・・・・感じて・・・・・・きちゃう・・・・・うああ!!」

 ビクビクといやらしい反応をみせる早織に対してさらにち〇こを貫き掻き回して、膣内をえぐり摩擦し続ける。

「あ、あっ、あっ・・・・・・いやぁ・・・・・・ああっ・・・・・・そんな・・・・・・ひぃ、はぁ、はぁ・・・・・・、私・・・あ、いやぁあああ・・・・・・!!」
「早織。わたしも・・・気持ちよくして」
「ンーっ!ンンー!!」

 唇を奪い、エナジードレインを行う。早織の抵抗もしだいになくなり、わたしと同じように瞳を蕩けさせて快感に従僕する。
 わたしの手の動きと同じように早織の手が動き、母乳を吹き出す早織と同じようにわたしの乳首からも母乳を噴き出させる。
 手だけじゃなく、わたしと同じように早織の腰もぶつけ合わせる。貝合わせのように腰通しをぶつけさせ、ち〇こを咥えた状態で出し入れする早織の動きもしだいに早くなっていった。

「ダメ・・・身体が勝手に求めちゃう」

 クチュクチュ、グチュゥゥゥ――――

 ドスドスと上下に子宮を押し上げ、痙攣する膣襞に纏わりつかれるち〇こは、もう限界に達しようとしていた。早織の膣の中に吐き出したいという想いが込み上げてきた。感情が暴走し、早織を壊す勢いで全能力を解放する。闇は乳首を吸い、クリ〇リスを刺激し、子宮を叩き、唇を奪う。

「あはぁっ!きたぁ――――――っ!!あんっ、はぁっ・・・んんぅっ・・・んっ・・・やんっ・・・あ・・・あっ」
「そんなに吸われたら・・・おっぱい壊れちゃうぅぅぅっ!」
「はーっはーっ。早織ったらクリトリスもビンビン。すっごい、えろえろだよぉ・・・・・・」
「ンンン゛―――――――っ!」

 膣道をきつく蠕動させて、わたしを引きずり込んでいく。その快感は悪魔と化したわたしでさえ、耐えられるものではなかった。

「や、あ・・・・・・すごっ、痛いくらい、締まるぅ――――!」
「お、おち〇ぽ・・・・・・根元から膨らんでるぅ・・・・・・わ、わたしの子宮に刺さってるぅ・・・・・・!だめぇ、も、もう、イきます!イクなんて、いや、いやぁ・・・ああっ、精液、ダメ、ダメぇええ・・・・・・!!」
「イ、イク・・・イクっ・・・・・・イっちゃううぅぅ!!」

 ドピュルッ!ビュグルルルッ!ビューーッ!ビュッ!ゴビュグルルルッ!!

「あっ!ああああああ!入ってくるぅ!!わたしの膣内に・・・・・・せいえき・・・・・・」

 未だに体内から精液を吐き出しながら、身動きできない早織の意識を眠らせた。
 早織から生気は消え、今度こそ部屋の置物の一部となり、その場にちょこんと佇んでいた。

「美味しい魔力ごちそうさま。じゃあね、早織。またすぐ帰ってくるからね」

 わたしは新たな下僕を探しに外へと飛び出していった。続きを読む

「えっと・・・・・・わたし・・・・・・」

 堤早織は午後の記憶がなかった。衣服を買いに来た学生ほどの女の子を接客した時から記憶を失い、そして現在、帰宅してから我に返る。
 いったい今日一日何をしていたのか覚えていないし、自分の身体に何があったのかさえ覚えていない。

「いったい・・・・・・どうして・・・・・・」

 茫然としたまま鏡を覗いている時に突如来客を告げる呼び鈴が鳴った。
 普段の生活に戻ろうと、意識を覚醒させようと首を振った早織が玄関へと向かった。

「はぁい?」

 甲高い女性の声で鍵を開けようとする。しかし、相手は鍵を開ける前に自力で鍵を開けてドアをあけてしまった。その光景を目の当たりにした早織は足を止め、思わず一歩後ずさりを見せた。
 その空間を埋めるように、玄関に現れた悪魔が顔を出す。

「ただいま戻りました、主様」

      現れた悪魔

 一見女性に見える相手だが、女性にはない角と、羽根、そして尻尾を生やした悪魔が立っていた。
 その悪魔は早織が記憶を失う前に見たその女性に間違いなかった。

「あなた・・・・・・その格好・・・・・・」

 早織はその後言葉が出なかった。尋ねたところで正解だろうが不正解だろうが自分になにも関係がなかった。
 許しが欲しいわけでも、助けを請うわけでもなく、逃げなければならないと全身が警告を鳴らし、来た道を引き返して部屋に閉籠もる。しかし、悪魔は扉という障壁を通過して、早織の部屋まで寄ってきた。

「わたし・・・あなたに憧れていた・・・一人の人間としてではなく、一人の女性として・・・・・・」
「あ・・・あああ・・・・・・」
「・・・・・・艶のある髪・・・・・・黒くて大きな瞳。その瞳に落とす睫毛‐まつげ‐の影。白い肌。透き通った長い指・・・・・・」

 それはまるで悪魔の告白だった。好きなものには傍にいてほしいという契約にも似た永遠の君主。

「主様はわたしに必要な存在なの」

 悪魔による契約。使い魔だろうが本人が望む一方的な告白。

「いやよ!いやよ!」

 早織は断った。悪魔は唖然とした表情をしていた。

「どうしてそんなこと言うの?ようやく見つけたのに・・・・・・運命の人なのに・・・・・・わたし・・・・・・男の姿で出会っていたら、きっとあなたを好きになっていたわ」
「ひぃぃ!」

 悪魔の契約を断ること。悪魔を仕えるのではなく、人間としてまっとうな人生を望むことを願う早織が理解出来なかった。
 ただ一つ分かったのは、告白は失敗したのだ。悪魔‐ちひろ‐の想いは彼女には届かなかった。

「でもわたし・・・・・・好きになる人は一途だけど、嫌いになるのも一瞬なの。どんなに好きでも、手に入らないのなら、目障りなだけでしかないじゃない。だから、あなたのことを好きになって、愛して愛して捨ててあげるわ」
「いや、やめ、てぇ!」

 千尋の眼が光り、早織の身体が意思に反して勝手に動き出す。
 早織は半狂乱になって騒ぎ立てるが、響く声とは対照的に身体は千尋が用意した衣装を手に取り勝手に着替えを始めていた。

「やっぱり、女の子になったらお人形遊びよね。お着替えして綺麗になりましょう」
「ああ・・・あああ・・・」

 スーツ姿を一変させ、白い肌に着替える衣装は、まるでゴスロリチックなメルヘン衣装だった。

「いやぁ・・・・・・こんなの、着たことない・・・・・・着られない・・・・・・」
「うふふ・・・・・・女の子はいいわよね。色々な衣装が着られるから」

      ドールタイム

 三十路を超えている早織にとって、女性であってもこの衣装を着ることに抵抗がある。しかも、これは早織の意志で着替えているわけではない。着替えさせられているのだ。目の前にいる悪魔によって。
 自分の身体が衣装経験によって難なく着替えていく。白い手袋もピンクのフリルのついたスカートも、大きく胸の開いたドレスも、頭に付けるカチューシャもすべて早織にとって抵抗のある。
 恥ずかしさが身体を火照らし、白い肌もピンク色に染まっていく。

「かわいぃ・・・・・・可愛いよぉ、お姉さん。くびれた腰回り、大きくて形の崩れていない胸、ぷっくり膨らんだお尻。すべて、すべてが可愛いよぉ・・・・・・」
「やめてぇ・・・・・・もぅ、満足したなら・・・・・・勘弁してぇ・・・・・・」

 悪魔の力によって抵抗を出来ない早織が絞り出すように慈悲を請う。キャッキャッと嗤う悪魔にとって、早織は許すものでも許さないものでもない――

「お姉さん。勘違いしないで。お姉さんはわたしのモノなの」
「あ・・・・・・」

 スゥーーーーー

      愛しの人形

 再び早織の焦点が合わなくなっていく。意識は朦朧として、悪魔‐ちひろ‐の操り人形になっていく。

「今度はお姉さんの意志はいらないわ。私の言う通りに動いて、私のやりたいように感じてもらえばいいわ」

 人間としての尊厳も、早織としての感情もいらない。早織の意識も奥へと沈められ、やがて深い意識の底へと押し込められてしまった。
 糸の切れた人形となった早織を椅子に座らせ、部屋に飾られたクマのぬいぐるみのように早織も部屋の置物の一つにされた。

「どんなに嫌がっても、もうアナタはわたしの虜。この館はわたしの人形の館」

 千尋は早織の部屋を奪い取ってしまったのだった。続きを読む

「あんたの・・・それ・・・・・・貸してもらってもいいッスカ?」
「・・・は・・・い・・・・・・?いいっすよ?」

 わたしは、男性の滾ったち〇こを持ち、自ら秘部へ咥えこんでいく。
 もう我慢できない。

「いいよな・・・?男性を犯す分には犯罪にならないよな?あんただって、俺を犯したくて仕方がないって顔してるもんな」
「くうう・・・・・・あっ・・・・・・挿入れられて・・・・・・くうぅ・・・・・・」

 わたしは男性のモノを包み込む。そして、あっさりと処女膜が破られる。

「んんっ・・・・・・ああっ、破けてる・・・・・・!はぁ、ううううううっ!」

 わたしは悲鳴に近い声をあげるも、男性を受け入れていった。相当な苦痛があるにも関わらず、それでも構わないと、身体が男性を欲していた。

「・・・ぅっ・・・・・・ぁっ・・・・・・せ、せまい・・・・・・」
「はぁ、はぁ、わたしもきつい・・・・・・あんたのが、大きすぎるんだよ・・・・・・」
「へ、へぇぇ・・・・・・大きいと言われると悪い気はしないな・・・・・・」

 ジュブブ・・・にゅぷぷ、にゅぷんっ。
 そして、動き出す。

「それじゃあ、いくよ・・・・・・わたしのこと、孕ませてくれるわよね・・・・・・」

 わたしは上下に動く。身体を揺らして男性に快感を与える。

 ズブブ・・・ぬぷぷ、にゅぷっ、ずぶぶっ、ずぶぶぶ!

 濡れている膣部からはイヤらしい音が響いてくる。わたしは思っている以上に快感を受けてはいる。でも、それ以上に苦痛が大きい。

「はぁあああっ!う、うぅぅっ・・・き、気持ちいい・・・・・・!指じゃ届かないところまで来てるっ」

 喘ぎ、歪み、怯み、激しく動く。動いているのはわたしの方なのに、寝ているだけの男性が呻くくらい締め付けているのがわかる。

「ううううっ、ふうぅっ、はぁ、あああああっ!」
「ううっ・・・・・・もっとゆっくりしないと、痛いんじゃないか?」
「うぁああああっ、はぁああああっ。んんぁああああああぁぁあああ!」
「どうなんだ?おまえ、辛くないのか?」

      男性はただ寝ていればいいのよ

 男性がもう一度聞くが、その返事はない。わたしの耳には聞こえず、男性のものを貪る。

 ズググ・・・にゅぷっ。にゅぷぷ、ずにゅにゅっ。

 ひたすら身体を動かし、腰を振るたびにイヤらしい水気の音をくぐもらせる。
 劣情を高めているように、男性の身体を包み込んでいく。

「す、げえ・・・さっき処女だったと思えない・・・・・・いやらしい・・・・・・女だ」
「ううぁああああっ、はぁ、ああうううう、はぁあうううううっ」

 喘ぎ声をあげ、余裕がない。

「もう我慢できない・・・・・・精液、欲しいっ」

 男性を求めるように抽送を早くする。

 ぐちゅ!ぐちゅっ!ぐちゅっ!ズンっ!ズンっ!ズンっ!

 乱暴に身体を動かし、男性を求める。

「よほど欲情しているんだな。・・・・・・ぅっ・・・・・・もっと、もっとだぁ・・・・・・」

 ぬぷぷ、ぐぷぷ。にゅぷぷっ。ぐっちゅぐっちゅ。

 血の滑りが良くなっている上、愛液が出てきているよう。
 だんだん射精が近づいてきている。わたしの膣内で男性が膨らんでいくのを感じた。

「んんんんんんぅっ、ふううぅっ、はぁ、あああううううううぅっ」
「はぁ、もうそろそろ・・・・・・でそうだ」
「はぁあああああ、うぁあっ、んんんっ、はぁぁああぁぁぁああぁ」

 限界を迎えても身体をゆすり、何度も男性を求めてしまう。
 欲望をぶつけていく。それが男性の欲望と呼応する。
 互いの劣情が高まり合う。男性が敢えてなにもしなくても、私は動き続けていた。

「はぁ、はぁ・・・・・・いいのか、中に出しても」
「はぁああっ、わたしの子宮に、精液注いでっ・・・・・・妊娠させてほしいっ」

 積極的過ぎて、そんなことまで言ってしまう。
 妊娠してしまったら大変だけど、妊娠したい気持ちはあった。元男性なのに嫌悪感はなく、理性や理屈なんて関係なく、感情で応えてしまうくらい、動きは止まらなかった。
 時間とともに射精が耐えられなくなってくる。男性はもう我慢できない表情になっていた。

「うっ、出る・・・・・・!出そうだっ」
「うっくうううぅぅうううううううううっ・・・・・・はぁ、ああぁ、イきそうっ・・・・・・」

 男性のモノを強く締め付けながら、何度も上で跳ねていく。
 本当に限界だった。
 そして――

「はぁあああああっ、イク、いくううううっっ!はぁ、ああああぁぁぁ!!」

 気を緩めた一瞬、男性はわたしの外に放っていった・・・・・・!

「ううぁあああああああああああああっ!!」

 びゅるるううぅぅっ!どぴゅどぴゅううううぅっっ!びゅるるるるうううううっ!!

 快感に打ちひしがれて身体が震える。
 苦痛よりもイった感覚が上回っているようだ。
 これがセックス。男女で交わる、共有する快感・・・・・・。

「はあああああぁぁぁぁああああ・・・・・・はぁ、出てる・・・・・・はぁぁあああああ」

 まだ男性は出し渋っていて、抜けた瞬間にわたしの身体に吹き出していた。
 熱い・・・精液・・・・・・。そのにおいが全身に染まる・・・・・・。

「はぁ、はぁ・・・・・・ああ・・・・・・」

 満足気に男性はベッドの上に大の字になった。わたしとのセックスに満足したかのように。

「ああ・・・・・・あっ・・・あああっ・・・・・・はぁ、あぁううぅぅぅっ。こんなに・・・・・・だして・・・・・・見てるだけで孕んじゃいそう・・・・・・」
「そしたら俺が責任を取ってやるよ・・・なんちゃってな・・・・・・」

 終始なごやかに終わろうかとしている一連の行動。もう終わってしまうことが、わたしには耐えられない。
 この快感を味わっていたい。
 快楽に溺れたい。

「・・・・・・まだ硬いっスネ」

      おや、雰囲気が変わりましたね

「いや、もう無理。もういいよ。俺も仕事に戻らないといけないからな。あんたみたいに遊んでいるわけじゃないんだ」

 男性の上でおち〇こを弄ぶわたしを、少しだけ面倒くさそうに下ろそうとしている。
 こんな楽しい遊びを強制的に終わらせようとしている・・・・・・。
 そんなの、イヤだ・・・・・・。

「・・・・・・そんなこと許されるわけないよね?」

 わたしの中で、なにかが弾ける。

「・・・ん・・・・・・?あれ・・・・・・?」

 男性から力が抜ける。そして、両手は愚か、全身が脱力した様に一切動かなくなる。筋肉だけではなく、脳まで影響を彼に与える。

「頭がぼーっと・・・・・・」

 それは媚薬にかかったように、身体は勝手に火照り、敏感に思うだろう。
 それは麻薬のように、思考が停止し、本能のままに動くだろう。
 わたしの思考が、今後の彼に影響を及ぼすだろう。

「・・・・・・効いてきたんだね。これからお兄さんには私のために精力を提供していただきます」

 その声はまるで別人のように。私自身も何者かに喰われるように――。
 もう一人のわたしが欲望のままに行動を始めようとしていた。 続きを読む

 早織の目がなくなった。
 女性になって初めてイかされた羞恥と屈辱を、発散するかのように与えられた一時の解放だった。
 逃げるなら今だと分かっているのに、身体は彼女を求めるように動いてくれない。心が彼女に縛られて、精神まで女の子になっちゃうのも時間の問題だった。
 まさに、道化・・・捨てられると分かっているのに、早織の人形で在り続けたいと思ってしまうなんて・・・・・・。
 男尊女卑だなんて言葉を信じ、社会の中でいつか俺も女性を扱うことができるようになることを望んでいたんだ。服従させ、手となり足となり、甚振り、その姿勢を貫くことで、社会的に満たされると思っていた俺が、こんなに現代社会つまらなくなった理由がここにはあった。
 女性が強くなったのではなく、俺が弱くなったわけでもない。
 俺自身が甚振り崩れ落ちていくその姿を共感していたのだ。
 自分じゃないもう一人の自分が望んでいる。社会競争の中で負けることの許されない状況の中で、心の中で何処かに誰かに負けたいと思うワタシがいた。
 泣いて、泣き崩れて、顔がグチュグチュになって、どうやっても勝てないと身体に浸透してなお、感極まって味わえる敗北という感動。
 この人なら敗北けたいと、自ら勝利を差し出す姿勢。自己破壊衝動こそ俺の存在価値だった。
 社会に絶望するのが間違いだった。社会に適応していないのは俺の方だった。
 負け・・・
 敗け・・・
 それで・・・?なにか不都合でもあるの・・・?
 男性のように余計なプライドなんか要らない。素直に受け止めたい俺の本心。女々しさ。乙女心。
 誰かを支え、誰かに努めたい。
 これが服従、これが重臣。俺が貴女にこの身を捧げたいと思う心情なのか――。

「早織・・・・・・さまぁ・・・・・・」

 また俺にご褒美を与えてくれるだろうか。
 また俺をいじめてくれるだろうか・・・。
 また俺は、女性の身体でイかせてもらえるだろうか・・・・・・。

 ダメ、そう思うと、不安になってくる。
 彼女に嫌われたくないって、心からそう訴えてくる。
 彼女の望みを叶える自分になりたい。自己破壊衝動からの再構成で新たな自分に生まれ変わろう。
 だから・・・・・・・・・・・・わたしは・・・・・・

「・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ」

 いかなくちゃ。
 重い身体を引きずりながら、衣服を着替えて、でかけないと。
 この商店街の誰でもいい、わたしの操を奪ってくれる相手を探しに。
 モット、ステキナワタシニナルタメニ・・・・・・

「・・・・・・ねぇ、おにぃさん・・・・・・」

 わたしの声に振り向く若い成人男性を標的にする。

      小悪魔ちゃんかな?

「わたしと・・・・・・セックスしません・・・・・・?」
「はっ・・・・・・?セックスって、おい・・・・・・マジかよ・・・・・・」

 急に声をかけられただけじゃなく、まさかの逆ナンからの円光。
 お互いの納得してれば許されるものではない。それくらい、社会に生きている男性ならわかっている。
 だからこそ、彼を巻き込んで叩き落としたい。

「えっ・・・?・・・・・・あっ」

 男性の逸物をズボン越しに撫で上げる。その仕草や動作はまるで早織を真似た手法だった。

「おにぃさんなら、わたしの処女あげてもいいよ・・・・・・お互い、気持ちよくなりましょう・・・・・・」

 法は破るもののためにある。黙っていればばれない。社会とは底が深く、闇は沈殿している。
 社会に長くいたわたしにとって、男性の小気味良くなる言動、行動など、手に取るように分かってしまう。
 一緒に堕落しましょう――。

「まったく、しょうがねえな。ちょっとだけだからな」

 やれやれと、男性は携帯の電源を切り、わたしの肩に手を回してきた。
 おにいさんは悪魔の囁きに流されて、わたしと一緒にホテルに入っていった。
 もともと男性だったわたしとだ。
 あーあ・・・。男って本当に、単純でバカ。


続きを読む

「ひゃあ・・・!」

 ソファーに横になると同時に早織は俺の乳房に手をかけ、愛撫する。
 剥き出しになった俺の胸がソファーの軋みに合わせてブルブルと上下に揺れた。

「いいわぁ。思ったとおり、おっぱいも凄く綺麗・・・・・・張りもあって形も大きさも凄くイイ・・・・・・」
「・・・・・・てん、いん・・・さん・・・・・・」

 ギシギシとソファーを揺らしながら、瞳をらんらんと輝かせた早織が俺の上にまたがるように乗ってきた。

「ねえ、丸居さん・・・・・・おっぱいでイったことある・・・・・・?」

 早織が唐突にそんな質問を聞いてくる。乳房・・・胸でなんか男性の時感じるほどでもなかった。そもそも、女性ホルモンがなかったのだから、贅肉のように弛んだ脂肪の塊だけでしかなかった胸を自分で触ろうなんて思ったこともなかった。
 張りを持ち、綺麗なお椀型の美乳を自分が持っていることが、今でも信じられないくらいだ・・・・・・。

「そ、そんなこと・・・・・・」
「・・・・・・そうだったわね。経験ないんだものね・・・・・・あるわけないわよね・・・・・・」

 早織は楽しそうに声を震わせ、期待に胸膨らませる様子で丁寧に胸に置かれた手に力を加えていった。

「おっぱいでイクって案外難しいんだけど・・・・・・あなたみたいな恵まれた身体ならすぐにイケると思うの・・・・・・」
「あっ・・・・・・」

 早織の言う通り、彼女の手の動きに感化されて、乳房がもみくちゃにされる。その味わったことのないくすぶったさに顔が熱くてむず痒かった。
 指と指の間に挟んだ乳首を圧迫し、コリコリと硬くなっていく感触を彼女自身楽しむ。

「うふふ・・・・・・それにね・・・・・・私の手にかかってイカない女の子なんていないのよ・・・・・・」
「店員さん・・・・・・もう・・・・・・許して下さい・・・・・・ふあっ・・・・・・」

 クニクニと、乳首を指肉で圧迫するだけで、また込み上げてくるものが感じてくる。乳腺に流れる違和感を覚えつつ、早織によってどうすることもできない状態になすがままにされていた。

「おっぱい張ってたまらないのね。吸い出してほしいのね・・・・・・」
「ちがいます・・・ちが・・・・・・あっ・・・・・・ひゃうっ・・・・・・」

 早織の顔が乳首に近づき、口を開けて赤ん坊のように乳首を咥えこんだ。彼女の口の中で転がされる乳首が、ビンビンに感じてしまっていた。

「いいわよ。たっぷり吸い出してあげるわ・・・・・ん・・・・・・れるぅ・・・・・・」

 閉ざされた空間の中で舌で舐められる。乳首の敏感な部分に彼女の唾液が塗りたくられていて、精神的にも反射するように身体がビクンと動いてしまうのを、早織は必死になって留め続けた。

「ほらっ、ちょっと・・・・・・れろぉ・・・・・・吸っただけで・・・・・・もう、こんなにヌルヌル・・・・・・。ね、気持ちいいでしょ・・・・・・?」
「あっ・・・・・・あんっ・・・・・・ダメぇ・・・・・・」

 秘部を舐められた時もそうだったけど、早織の舌はまるで生き物のようだ。絡みつくように吸い付いてきて、気持ち良いところを分かっているかのように激しく刺激してくる。同性のことだとなんでもわかると言わんばかりに、早織は俺の乳房に大きく吸い付き、美乳の形をいやらしく変形させていった。

「ひぁぁ・・・・・・!ダメぇ・・・ダメぇぇぇ・・・・・・!おっぱいが、なくなっちゃうぅぅぅ・・・・・・!!」
「んっ・・・・・・チュッ・・・・・・んはっ・・・・・・ミルクたくさん出てきてる・・・・・・チュッ・・・・・・チュバッ・・・・・・はんっ・・・・・・あったかくて、美味しいわ・・・・・・」
「あっ・・・・・・ああっ・・・・・・あんんっ・・・・・・」

 スゴい・・・・・・気持ちいい・・・・・・おま〇こと同じくらい感じてる・・・・・・。
 乳首でこんなに感じることができるなんて・・・・・・。
 敏感な乳首を吸われて、乳房を弄ばれているのに、身体は喜ぶように俺の思考を真っ白にさせていく。身体が動かないのは、もう俺の思考が停止しているせいもあるのだ。

「あらあら。もうイきそうなのかしら?じゃあ仕上げは私の手で・・・・・・おっぱいミルク絞り出してあげる・・・・・・」
「ひあっ・・・・・・んんっ・・・・・・あんっ・・・・・・」

 早織は口を離すと両手で全体を激しく揉みし抱いてきた。痛いくらい強く揉まれているのに、それが余計に気持ちいい・・・・・・。

「あっ・・・・・・ほらっ、見える・・・・・・?母乳がこんなに飛び散ってる・・・・・・」
「あっ・・・・・・あっ・・・・・・あっ・・・・・・」

 ダメだ・・・・・・おっぱい、熱くて・・・・・・気持ちよくて・・・・・・
 もうわけがわかんないよ・・・・・・

「ああ・・・・・・ダメっ・・・・・・ダメです・・・・・・そんなに強くされたら・・・・・・あっ・・・あっ・・・ぃゃぁ・・・・・・」
「いいわ・・・・・・もっと強くしてあげるから・・・・・・感じて・・・もっと悶えるの・・・・・・ほらっ・・・このままイっちゃいなさい・・・・・・・・・!」
「あはぁぁああぁぁぁぁっ!!ダメぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・・・イクぅぅぅううううぅぅぅぅううぅ・・・・・・・・・!!!」

      母乳射精

 熱い・・・・・・自分の乳首から撒き散らしたミルクが顔に付着しながら、俺の身体は感じたことのないオーガズムの波に堕ちていった。

「そうよっ・・・・・・いいわ。もっと撒き散らして・・・・・・母乳射精するのよ・・・・・・」
「ああっ・・・・・・あっ・・・・・・んああぁぁぁああああぁぁぁぁ・・・・・・・・・っっ!!!!」

 ――ビュッ、ビュッ、ドビュッ!びゅ~~~~!
 絞られたミルクが止め処なくおっぱいから噴射する。
 でてりゅ・・・・・・俺の中に溜まった白くて熱いの・・・・・・
 気持ちいい・・・・・・気持ち・・・、いいのっ・・・・・・

「んはぁっ・・・・・・ぁぁぁっ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

 何度となく女性の身体でイかされる。男性の時でも一回イけば体力が尽きた自分が、これ以上の絶頂を耐えられないと思って何度も早織にイかされる・・・・・・。
 女体だから耐えられるのだろうか・・・・・・男性の精神ながらに、快感に痺れる身体は動くことができないのに、思考だけはまだ働く気力があった。
 何度でもイクことのできる身体に苛まれる俺は、永遠とも思える快楽地獄から解放されることに渇望していた。


続きを読む

↑このページのトップヘ