純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『立場変換』 > 名刺『洗浄機』

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 OL皆瀬早織には最近カレシが出来た。名前は佐伯洋治。
 しかし、早織は何故その男と付き合うようになったのかまったくわからない。
 好みのタイプでもない、強引に交際をせまられたわけでもない。
 以前、過労からか、変な言葉が口をついて出てしまう病気になったとき親切にしてくれたのがきっかけで、つい関係をもってしまいそれがだらだらとつづいている。
 実は早織のカレシ-佐伯洋治は催眠術を巧みに使って早織を彼女にしてしまったのだが早織自身はうまく誘導されてそのことには気づいていない。
 彼女自身も何かがおかしいとは思っているのだが、一度関係をもってしまったことに覚悟を決めなければいけないところである。しかし、好きでもない相手と付き合うのは、やはりやめよう、と決意して別れを告げるために佐伯のところへ行く。
 
「佐伯君。あの・・・。」
「ん?どうしたの、『僕の早織』ちゃん?」

 佐伯からもらう自分の『名刺』。
 事細かに記載されている『名刺』には、 早織の彼氏という欄まで設けてある。

 佐伯洋治に溺愛して、仕事終わりに彼とセックスしたい。 
 
 『名刺』に記載されている情報は本人に影響を及ぼし、急に早織は股をすりあわせて身体をよじらせる。
 
「今晩、ひま?もう佐伯くんのことが忘れられなくて身体が火照っちゃってダメなのぉ。付き合ってくれない?」

 社内で回りの目があるというのに、こういう露骨なことを堂々と言ってしまう。
 本人は別れ話をするつもりだったのだが口が勝手に動き、言葉どおりに本当に佐伯が欲しくてしかたなくなる。

「OK。いいよ」

 とやれやれと言いたげにため息を一回ついて佐伯が返事をする。

「やったぁ!佐伯くん大好きぃ!」

 返事を聞いた途端嬉しいという感情が沸き起こり、るんるん気分で自分の席に帰り、座ってから自分のしたことに気づく。
 
「なんでよ~?・・・またやっちゃった。どうしてうまく自分の気持ちを伝えられないの~」

『名刺』を受け取ったはずの早織には、自分の『名刺』の存在に気付かない。効果が発生するのは定時後なので、定時内は後悔が募っていく。
 早織はつきあいたくもない佐伯とずるずる男女関係にあると思っているのだが第三者からはそうは見えない。
 たしかに、常にデートに誘うのも早織のほうだ。どう見ても早織の方が積極的で佐伯はただ早織に仕方なく付き合っているように見えるのである。
 真実は真逆である。それを知っているのは佐伯のみだった。 


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 OL皆瀬早織には最近カレシが出来た。
 しかし、早織は何故その男と付き合うようになったのかまったくわからない。
 好みのタイプでもない、強引に交際をせまられたわけでもない。
 以前、過労からか、変な言葉が口をついて出てしまう病気になったとき親切にしてくれたのがきっかけで、つい関係をもってしまい
 それがだらだらとつづいている。
 実は早織のカレシ-佐伯洋治は催眠術を巧みに使って早織を彼女にしてしまったのだが早織自身はうまく誘導されてそのことには気づいていない。
 彼女自身も何かがおかしいとは思っているのだが。
 一度関係をもってしまったことは仕方がない。でも、好きでもない相手と付き合うのは、やはりやめよう、と決意して別れを告げるために佐伯のところへ行く。
 
「佐伯君。あの…。」
「ん?どうしたの。早織ちゃん。」

 それがクセなのか佐伯はよく指を鳴らす。
 パチッパチッ。一瞬クラッとするような感覚。
 でも決めたことだ、物怖じしてはいけない。言わなきゃ。
 思い切って口に出す。
 
「今晩、ひま?もう三日も佐伯くんとシてないから、体がほてっちゃって。今日、泊りに言ってもいい?」

 会社で回りの目があるというのに、こういう露骨なことを堂々と大声で言ってしまう。
 本人は別れ話をしているつもりなのだが口が勝手に動き、言葉どおりに本当に佐伯が欲しくてしかたなくなり、股をすりあわせて身体をよじらせてしまう。

「OK。いいよ」

 とややめいわくそうに佐伯が返事をする。

「わあ。うれしーい。」

 とびはねたいぐらい嬉しいという感情が体の中で沸き起こる。
 るんるん気分で自分の席に帰り、座ってから自分のしたことに気づく。

 「あれ?なんで?ああ、まただ。どうしてうまく自分の気持ちを伝えられないんだろう。」

 気持ちをつたえる以前の問題なのだが催眠状態の早織は気づかない。
 というわけで早織はつきあいたくもない佐伯とずるずる男女関係にあると思っているのだが第三者からはそうは見えない。
 たしかに、常にデートにさそうのも早織のほうだし、どう見ても早織の方が積極的で佐伯はただ早織の言うまま、仕方なく付き合っているように見える。
 本当は全く逆なのに。


 早織は催眠で佐伯に、いいように心と体をもてあそばれている。
 好きでもなんでもない佐伯なのだが、彼の手にふれられるだけで早織は体中の血が沸騰し体もとろけるようになって理性を失ってしまう。

「なあ、いいだろ。」
「いやよ。今日はそんな気分じゃ、あ…。」

 手を握られるだけで、もうだめだ。その瞬間に脳に甘い感覚がはしり股間がジュンとする。
 そして、がまんしきれず自分から彼のほうへ崩れ落ちてしまう。
 コトが始まってしまうともう、めくるめく快感のアリ地獄だ。より強い快感をもとめて自分からどんどん進んで変態的なプレーをしてしまう。

「はあん、だめえん、もっと、突いてええ、あん、お尻の穴にも入れて、はあっ、はあっ…。」

 その激しい求めかたに催眠をかけた佐伯でさえ、たじたじとするぐらいだ。
 無論、彼も十分に楽しんでいるのではあるが。
 行為の最中はとにかく夢中で何もかも忘れて快楽を追い求めてしまう早織だが自分の部屋に帰って一人になると激しい自己嫌悪と疑問の嵐に襲われる。

「あん、くそう。またやっちゃった。なんでこうなっちゃうのよ。もう!!」

 今日、みずからしてしまった、あんなことやこんなことに赤面してしまう。

「彼のちん〇をしゃぶりながら、自分でクチュクチュして2回もイっちゃった。は、はずかしー!!」

 そしていつも佐伯と別れようと決意する。そんなことの繰り返し。

「でも、なんだかんだいっても、彼のことが好きなの…かなあ。」

 しかし自分のどこをどう探してもそういう感情が見当たらない。
 なんだか理不尽だが誰にも相談しようもない。別れたい別れたいと思いながら現実にはセックスをねだってばかりいるのだから。

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