純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『他者変身』 > 鏡『穏やかな陽気』

「えっ?私がいる?どういうこと?」

 飛び込んできた瑠美が、素っ裸でベッドの上で身体を弄んでいる瑠美(晴彦)を見て驚いていた。

「瑠美……帰って来たのか?」
「まさか、お兄ちゃんなの?」

 声は瑠美だが、喋り方から瑠美が晴彦だと勘付く。事態を呑みこんだ瑠美が急に慌てだし、無造作に散らばっているワンピースを片づけ始めていた。

「や、やめてよ!なんで私の姿になってるの!!?はやく元に戻ってよ」

 物凄い邪見な目つきで睨まれている。兄としての評価も暴落し、妹としてではなく、女として見ている偏見にきづいて身の危険に怯えている。晴彦にとっての目的だった妹愛人化計画はこれにて劇終。本当にありががとうございました……。

「俺の一つの野望が潰えた・・・。だが、もうばれてしまったのなら仕方がない。更なる欲望が幕を開けるのだ!括目して見ろ、瑠美。おまえ自身の嫌らしい姿をな!」

 瑠美(晴彦)は容赦なく厭らしく微笑むと、再びオナニーを開始した。慌てふためく瑠美は止めさせようとベッドに近づく。

「あんっ、あんっ!」
「ちょっと!なにしてるの!?」
「もう一回イきたいんだよ。折角帰って来たなら、瑠美も一緒にやらないか?」
「いやよ!どうして私の前で・・・!早く出てってぇ」

 顔を真っ赤にして怒っている。だが、怒っているというよりも、焦っているというような勘ぐりに、晴彦は自分の痴態行為以外になにかあると勘付いた。

「ふうん、そう?やらないんだ」

 ふと軽く瑠美(晴彦)は自分の乳首を弾く。すると、

「あんっ」

 妹の身体が俺以上に跳ねた。『鏡』にあるリンク機能を晴彦は忘れていたのだった。つまり、瑠美は晴彦がオナニーをしている間、ずっと外で敏感に身体を反応していたのである。今の瑠美は晴彦以上にオナニーをしたいと思っているに違いない。瑠美(晴彦)はあくどい笑みを浮かべた。

      914fa33c.jpg

「そうとう瑠美も感じているじゃないか。俺がいっぱい触ったからな。今も身体は疼いてるんじゃないか?身体の隅々まで触って瑠美の感じる場所を突き止めたんだぜ?まったく、厭らしい身体になっちまったな。その感度は俺の遥か先を行ってるぞ」
「うるさい!そんなこと言わないで!」

 図星か?悔しくて涙を滲ませているのが瑠美(晴彦)にはたまらなかった。

「だから、俺が触ると瑠美も感じるんだぜ?別々の部屋にいようが同じ部屋でやろうが同じことだって。それにもし俺が夢中になって母親が入ってきたら、困るのは瑠美の方だろ?見つかれば家族会議だ」
「うぅ……」

 立場は完全に晴彦の方が上だった。当然だ。姿という人質が取られている以上、瑠美は晴彦に従うしかないのだ。

続きを読む

 パンティを脱ぎ、ブラを取り外し、盛り上がった乳房が小ぶりに揺れる。上から眺めるように乳房なんて見たことない。新鮮さがまた感情を高ぶらせる。素っ裸の留美の姿。綺麗になった女性の姿。瑠美の乳房を掴んで乱暴に揉み始める。

「……瑠美のおっぱい、男と違う。軟らかい」

 強弱だけでまったく感覚が違く、強く揉まれた方がより快感だった。

「これが女性の感じ方なのか?おっぱい揉まれる感覚なんて味わえないからな」

 また、揉むだけではなく、押したり引っ張ったりして乳房の形を変えて楽しむ。

「はあ……。乳首勃ってきちゃった。瑠美もこうすれば気持ち良くなるのか?」


 遊んでいるつもりでも、女性の肌は敏感に感じ取り、快感を生み出す。

「じゃ、じゃあこれは?」
 
      dfa18cba.jpg
 
 下から持ち上げるようになぞっていき、重力に逆らえなくなったら指から離れてプルンと揺れた。だが、その際に乳首が爪に引っ掛かった。身体が気付く前に神経が反応し、乳首から全身に電撃が流れた。

「あんっ」

 思わず出した自分の甘い声に、驚いていた。

「言葉が勝手に出ちまう。……可愛いな、女って」

 とろ~

 足の付け根から水が垂れてくる。

(これが、瑠美から流れ落ちた愛液なんだ)

 指ですくって口に持っていく。

「ん……」

 お世辞にもおいしいとは言えない。どちらかと言えば味もない。でも、鏡にうつる厭らしい瑠美の表情が見られればそれで良い。一通り舐めた指を今度こそおまんこに宛がう。
 ちゅぷっと入っていった指に温かさと湿り気が感じられた。

「んん……。濡れてる。すごいびしょびしょ」

 聞いたことがある。男は感じるところが外に出てるけど、女は中にあるから、思った以上に濡れちゃうって。

「そうなんだ……。瑠美のやつ感じてるんだ。俺に揉まれて、気持ち良くなってるだ。もっともっと、気持ち良くさせてやるからな。クリトリスも触ってやるな。身体が疼いて仕方無いなら、慰めてやるからな。――瑠美、瑠美!」

 ベッドに座りこみ一心不乱にオナニーをしている俺。
 その時、まったく音のしなかった部屋の扉が勢いよく開けられたのだ。

続きを読む

      afcd1901.jpg

 今日は日曜日。天気は快晴。こんな日は朝から白いスニーカーを履いて出かけよう!暁瑠美―あけみるみ―は私服に着替えると洗面台の姿見に自分の姿を映して、外出しようとしていた。特に誰と遊びに行くでもなく、一人でぶらぶら商店街まで出かける予定だ。だから、それほど目立つ格好をしていない、ラフなスタイルだ。しかし、クルクルとカールのかかった髪の毛は自然と瑠美の愛らしさを引き立ててくれる。

「と、言っても向かう場所がないからラフな格好で大丈夫かな?……大丈夫だよね!」

 鼻歌を鳴らしながら、髪の毛を直す、よし、大丈夫と、言うように一度頷いた瑠美は、小一時間で帰る散歩スケジュールを立てる。最後に忘れ物がないことを確認した。

「でかけてきます!」
 
 玄関ドアを開けて飛び出していく。外は暖かくて気持ちの良い青空が広がっていた。
 バタンと、扉がしまり、留美が外に出ていった。
 しばらくした後、留美が覗いていた洗面台の『鏡』から、にゅるんと抜け出してくる人物がいた。なんとその人物は、いま出掛けていった瑠美と全く同じ姿をしていた。


      37779870.jpg

 グノー商品『鏡.姿見ver』。鏡に映した人物と同一にさせる魔道具。暁家の洗面台の『鏡』が魔道具に変えられていることは瑠美も知らないことだ。知っているのは、この家でただ一人、兄の晴彦だけだ。

「あっ、あっあっ……。声も留美と同じになってる」

 見た目からなにまで妹と同じになっている。身長も体重も晴彦と瑠美では当然違う。しかし、晴彦の今の姿は何処から見ても瑠美とうり二つになっている。当然、至福の奥に隠れている瑠美の身体の肉付きも同じである。瑠美(晴彦)はなにかシたくて疼き、わくわく感が止まらない様子だった。
 さっそく出かけるのも良いが、せっかくだからこんなラフな格好より、瑠美の部屋でもっと似合う服がないか確かめに行こうと、洗面所をあとにした。

「あら?瑠美いたの?いま出掛けたんじゃないの?」

 洗面所を出たところで母親に遭遇する。瑠美に『変身』したばかりの晴彦は驚きながら、自分はいま瑠美なんだと、妹の口調を思い出しながら母親に話しかける。

「うん。ちょっと忘れ物したから帰って来たの」
「そうなの?じゃあ部屋の掃除でもしてくれない?お母さん大変なの」
「わかった。やっとくね!」

 これ幸いとばかりに一気に階段を走り抜ける。妹の部屋に入り扉を閉めて準備万端。ようやくお楽しみの時間がやってきたのだ。


続きを読む

↑このページのトップヘ