純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『他者変身』 > 鏡『初期設定』

 妹の小鳥を鏡に映して様々なことをした。
 水着にしたり、メイド服を着させて御奉仕したり、ブルマを穿いて体操座りをさせたり、etc・・・
 しかし、ここ最近はマンネリ化し、そしてようやく分かったことがある。
 これは、ただの妹だ。

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 俺は小鳥じゃないし、鏡に映る小鳥は俺と同じ言葉をしゃべったり、俺の言葉を自分の意志のように発したりするが――、

 妹は俺じゃない。

 それはそうだ。俺は俺であって、妹は妹に決まってる。いくら『鏡』を使って小鳥を操ろうが、俺が小鳥に『変身』できるわけじゃない。
 ハハッ。涙が出てくるぜ。変態の道を極めようと購入した『鏡』も、結局俺が痴態を楽しむ独りよがりのオナニーだったわけか・・・。クソオオオォォォッ!!!!

 バリーンッ!!

 強くたたき過ぎた『鏡』が音を立てて割れてしまった。 

「・・・えっ?」

 割れた『鏡』の隙間から突如妖しい光が零れだし、眼前が真っ白になった。

 

 

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 この年にしてこんな格好しようとは・・・。
 恥ずかしいながらも、馬鹿みたいな思考を停止する。
 仕方ない。これは俺の趣味だ。
 俺はいま、妹の部屋からスクール水着を借りて着ているのだ。旧式とはいえはち切れんばかりに伸びたスクール水着が、サイズが合ってなくて苦しいと言っているようだ。
 女装癖、変態、通報しますた。
 
「・・・まあ、別に呼ばれてもどうでもいいや」
 
 なぜなら俺は、鏡に映せば妹そのものなんだから。

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「遅れちゃう、遅れちゃう」

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 朝はいつもばたばたする。低血圧の私だ。遅刻になるギリギリまで寝ていたいのだから仕方がない。両親は既に家を出ているし、せめて弟が出る前に家を出なくちゃ。

 制服に着替え、靴下左右ズレがないか見て、埃が付いていないか確認し、髪を整え、最後にくるっと回ってポーズを決める。

 ・・・・・・って、なにやってるんだろう、私。

 鏡にははにかむ私が映っている。

(・・・あれ?睫毛に塗ってあるグロスがブレて見える)

 鏡に顔を近づける。その時、急に鏡が光った。
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