小尾口遼―こおぐちりょう―は担任である篠原諒子に頼まれた買い出しから戻ってきたところだった。人当たりが良く、頼まれ事も決して不満を言わずに引き受ける遼に篠原先生が学校の文具を買いにいかせることは二人にとってよくあることだった。
 教室に戻ってきてドアに手をかけたところで、遼は中で聞こえる篠原先生のヒソヒソ話が耳に入ってきた。

「おい、どうよ。諒子先生の身体になった感想はよ?」
「ほ、本当に俺が・・・篠原先生になってるのか!?」
「(・・・あれ?この声って先生と・・・白河さんだよな?)」

 ドアから覗き込むと、誰もいない教室に残る白河あかりと篠原涼子先生の二人がいた。しかし、二人の様子がいつもと違っている気がした。

「うわっ。本物だ・・・。この胸でけえ!先生視点のおっぱいだと一層迫力が違うぜ。揉んでみたかったんだよな、先生の胸。・・・はぁ・・・お、俺が先生のおっぱいを触ってるぅ~すげぇ!!うんっ、柔らかい!」
「どうだ、すげえだろ?これが清隆に渡した『飲み薬』の憑依能力さ。先生が眠っているいまなら先生の身体好き放題に出来るぜ。俺も最初は少ししか他人の身体に入り込めなかったけど、今じゃずいぶん長く入り込めるようになったぜ。んあぁ・・・。スタイル良いし、感じやすいし、やっぱりあかりの身体は最高だぜ!」
「そうかよ。同じ年には興味ないからよくわかんなえな。ヤるならやっぱり年上の篠原先生だ。はぁん!この胸、この声、張りのある尻だってまだニ十代って言っても通用するだろ?・・・うふぅん。俺に使わせれば大人の色気に満ちた先生の身体で存分に感じさせてやるぜ」

 諒子が自分の胸を弄りながら感想を漏らしている。放課後の教室で教師と生徒が話をしている内容としてはあまりにイキ過ぎている内容だ。遼はどうしていいのか分からず二人の動向を注目していた。

      f177570d.jpg

「まあな。欲を言えばあかりの身体もまだ色気のねえガキだよな。やっぱり先生みたいな大きなおっぱいは揉んでみたいな」
「だろ?先生の胸揉んでみるか?気持ち良いぞ~」
「あぁ・・・先生のおっぱい大きくて羨ましいです。私のおっぱいもどうやったら先生みたいに大きくなれますか?」
「おい、なに白河みたいな口調になってるんだよ、紬―つむぎ―?・・・え?えっ?」
「くすっ、何言ってるんですか、先生?私は白河あかりですよ?」
「あ、あかりさん・・・えっ?紬じゃないの?」
「そんなことよりも先生も私の胸を弄って下さいよ。先生に触られると私、あはぁん!自分でするよりも気持ちよく感じるんです。先生もそうじゃありませんか?」
「お、おぅ。・・・じゃない。そうね。先生も旦那にいっぱい揉まれてこうなったのよ。だから、白河さんも誰かに揉んでもらえたらすぐに大きくなるわよ。だから、先生が今日はいっぱい揉んであげるから、このことは二人だけの秘密よ」
「はい、先生」

 普段真面目な篠原先生と白河あかりが時折男性口調になりながら、お互いの胸を揉み合っていた。先生と生徒が誰もいない教室でおっぱいを揉み合ってるだなんて信じられない光景を遼は声を殺して垣間見ていた。

「ああんっ・・あっ、ぅぅん・・・いいわ・・・すごい気持ち良い。あかりさんも声に出して言うのよ」
「あ・・あんっ・・・ぅぅん・・・」
「もっと切なく喘いでみるの。快感を声に出すと気持ちいいわよ」
「はい。・・・あん・・あっ、はぁ~ん!せんせい・・・き、きもちいいですぅ・・あぁんっ!」
「そう、とってもいい声ね。私も気持ちよくして。手が止まってるわよ」

 教室から響く二人の喘ぎ声。そんな声を出したら廊下に出歩く人にも気付かれてしまうだろうが、幸いここには遼しかいなかった。二人はそんなことお構いなしに行為を進めていく。あかりが諒子の乳首を吸いながらも必死に指を動かしていく。諒子の身体がビクンと震えながら、大人っぽいイヤらしい喘ぎ声を漏らしていた。

「んあ・・・意識し始めたら・・・股間が濡れてきて・・・体が熱くなってきた・・・」
「先生の乳首こんなに硬くなってる・・・生徒におっぱい弄られて感じちゃったんですかぁ?」
「紬・・ちょっ、待て!ストップ!この身体おかしい」
「違いますよ。おかしいんじゃなくて、感じてるんですよ。だって、先生のおま〇こ、もう濡れているじゃないですか?」
「あっ!」
「先生がこんな淫乱教師だったなんて知りませんでした。先生のクリちゃん、クリクリしてあげますよ?」
「ひぅぅぅ!!だめぇ!なにか、きちゃうわ!あ・・ああああ!!!」
「私がイかせてあげますね、せんせい」
「ひいい゛ぃ゛ぃ゛!!?!」

 あかりの指でストッキングを破られ、諒子の秘部に直接舌を沿わせて感じる部分を舐めあげる。生徒の舌で弄られる先生のクリ〇リスがぷっくり隆起しており、舐められる度に身体をそらせるほどの強い刺激を受けていた。

「はうっ!ああんっ・・・そんな、はあっ・・ああぁ・・・」
 

 

 諒子が背中を仰け反らせながらつま先立ちするように足首を伸ばす。 あかりが諒子の膣に舌を差し入れたあと、レロレロと四方八方に激しく動かしていた。 
 

「んあっ、だめっ!だめよっ!そんな・・・ああっ、や、やめて!ああ、あああ!いやぁ~んっ」

 諒子が脱力して肩で息をし始める。遠巻きに見ていた遼でさえ、諒子の変化に気付いていったい何が起こったのか理解できた。

「(――イったんだ、先生)」

 生徒の学び舎である教室で生徒のあかりにイかされた諒子の姿を見つめていた。誰も見ていないと思っている二人が神聖な教室を汚したことに遼は今までにない怒りを覚えていた。
 しかし、それを二人に知らせることが二人にとって知られたくない秘密を暴露させていいのかという不安な気持ちになる。最後まで二人の心配をしている遼にとって、二つの葛藤が身体の中でせめぎ合っていた。
 俺だけは見ているという意志表示だったのか、
 それとも、二人の身を案じて知らぬふりして逃げようとしていたのか、

 ――はたまた、自分も混ざりたかったための行動だったのか。

 ガタンッと、大きな音を扉の前でたててしまい、あかりと諒子は同時に遼の存在に気付いたのだった。


 

続きを読む