純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『体内変化』 > ファスナー『冥土の土産』

 フェラをさせて満足した強盗。しかし、それだけで終わることはない。

「一度吐き出したもんで時間がほしいな。どれ、その間オナニー観賞でも楽しむとするか」

 尊は主犯の要望に驚愕した。メイドでありながら痴態を曝すことにどうしても抵抗があったのだ。

「そんなことしません!私はメイドですが、一人の女性です!」
「まぁ、またそれか・・・。もう語るのも面倒だぜ。おい」
「か、身体が勝手に!?・・・ああっ!」

 尊が拒絶する緒と、強盗は強制手段に打って出る。すると、いままで動かなかった尊の身体は動きだし、自分でベッドまで歩いていく。

「な、何をするんですか。か、一隆さまのベッドにあがって・・・まさか・・・!」
 
 尊の意思に反して動く身体は勝手にメイド服を脱ぎ棄てていく。ロングスカートを脱いで下着を外すと、股間を拡げて陰部を弄り始めたのだ。

「やっ・・んっ・・んくぅっ!」

 自分ではなく、尊の身体に潜む強盗犯の下っ端が、尊の身体を勝手に動かしているのだ。そして、尊の手を使い、尊の陰部を弄り始める。大胆にも膣の中に指を突っ込んで、掻き混ぜていたのだ。

「やめてください・・・!私の身体でヘンなことをしないでください!」
「ヘンなことをしているのはおまえだろ?へへ・・」
「ちがいます・・私じゃない!」
「誰がそんなことを信じる?そんな大胆なポーズを見せてよぉ」

 尊が会話に夢中になっている間にも、身体は主犯に陰部を見せつけるように大股に開いていた。そして右手でクリ〇リスの皮をむき、真っ赤に膨れたソコを弄り始めたのだ。

「ふああああぁぁ!!」

 尊が今まで味わったことのない快感だった。クリ〇リスを容赦なく弄られたのは初めてで、声が室内に響き渡ってしまった。

「やめてください・・・ソコ・・ダメです・・。そんなにされたら・・私・・・あぁぁ」
「そこが感じるのか?それとも、普段は膣内を弄っていたのか?」
「ふぅん・・・ん・・・んあぁっ!」

 今度は左手が動きだし、中指をじゅぽじゅぽと膣に出し入れする。両手をそれぞれ動かしながら、クリ〇リスと膣を同時に責めるオナニーに、尊は快感に酔い始めていた。

「(こんな・・・同時に責められたら・・・あぁぁ・・・)」
「どうした?イヤらしい音が既に漏れ始めているぞ?」
「んんぅ・・・ふっ・・・んん・・・」
「没頭して声も出ない状況か?それとも、わざと口を閉ざしているのか?どちらにしても淫乱なメイドだ。自分でオナニーをして愛液を垂れ溢しているんだからよ」
 
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「(私じゃない・・・私じゃない・・・私は犯されている立場なんだ・・・)」

 そう思いながら、指の動きに必死に耐え続けている。決して自分から進んでオナニーを進んでいるはずじゃない。喘ぎ声や秘部が濡れるのは生理現象で、仕方がないことだと、まだ自分に救いがあるのだと尊は信じている。

「(一隆さまに、信じてもらうために・・・。今は、耐えるしかない・・・)」

 身体が勝手に動いてオナニーをさせられている。 的確に尊の感じるところを責めたて、ビクンと身体が跳ねても、その目はキュッと閉じて自分のオナニーの光景から背けていた。
 
「(絶対に・・・私は負けない・・・)」

 既にこれは尊の執念である。どこから見ても尊の敗北で、一隆が尊を信じる可能性など奇跡に近い。それでも救われると信じている尊に、強盗は嫌気がさしていた。

「はぁ。もっと楽しそうにやれよ。そっちがその気なら仕方がない。おい、この女が何を考えているか教えろ」

 主犯が部屋に怒声を響かす。目を閉じていても耳で聞いている尊は、恐れながらもどうすることも出来ず聞き流していた。

「(私じゃない・・・私じゃない・・・私は犯されている立場なんだ・・・)」
「私じゃない・・・私じゃない・・・私は犯されている立場なんだ・・・・・・えっ!?」

 尊には自分の思っていることが口をついた言葉が聞こえた。

「(いま、私の思っていることが口から出た?)」
「いま、私の思っていることが口から出た?・・・やっぱり」

 目を見開いて驚きを表現する尊に主犯が大笑いしていた。

「ガハハハ!なるほどな!それがおまえの最後の砦。身体が勝手にオナニーしてもどうしても自分はその行動を受け入れないか?なら、お前の心を騙してこっちで勝手に見せつけるしかないな」
「な・・なにをしようというのです?」

 既に身体の自由を奪われているのに、さらに恐怖を増大させていく尊。 震えた声を出したのを最後に、尊の表情がふっと力の抜けた柔らかいものになった。

「だんな。これでいいんですかい?」
「ああ、それでいい。おまえがやるんだ」
「わかりやした!」

 尊の主導権を全て掌握した下っ端が、再び尊を押さえつけて顔の表情や口の動きまで完全に支配した。 身体の奥で身動きが取れない尊は、嫌でも目を開けてみている光景を眺めるしかなかった。
 主犯が持っているカメラのレンズが尊をそのまま映している。そして、カメラから赤い光が点いていることに気付く。
 カメラは録画モードになっていたのだった。

「・・・一隆さま。御覧になっていますか?私の・・・うふっ、オナニーシーンを」
「(なっ!!?)」
「これから、一隆さまとのお別れに、私の恥ずかしい姿を録画しておきます。最後まで御覧になってください」

 下っ端が尊になりすました声で録画する。それは、尊の予想を上回るほど似ている尊のオナニーショーだった。


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「(な、なんですの・・・?なにが起こったのですの?)」

 自分の身体が思うように動かせなくなってしまった尊。当然、喋る口もでさえ動かずに言葉を発することも出来なかった。しかし、尊の身体は現在、とまっているわけじゃなく動いている。尊の意思に反して、強盗の前で堂々と笑い声を発しながら仁王立ちをしていた。

「どうですか、だんな。いまの俺っちの姿は?」

 自分の声でいながら、まるで男性口調のように強盗と仲良く話す。主犯も既に警戒心を解いており、家の主のように堂々と居座って尊の身体を眺めていたのだ。

「ふふ、イイ女を手に入れたもんだ。こいつは最高の上玉だ」
「やっぱり金持ちは女も素晴らしいっすね!」

 尊と主犯は仲良く会話する。それは、尊を皮にして潜り込んだ、主犯の仲間である下っ端のせいだった。そのせいで尊は自分の身体を奪われて行動も言動も制限されてしまったのだ。意識があるせいで耳で聞くことも目で見ることも出来る。しかし、許されるのはそれだけなのだ。

「(アナタたち・・・最低です!お願いですから、返して下さい!)」

 尊が嘆きこの声をあげる。しかし、その声が聞こえるのも、尊の身体を着た、下っ端の男だけなのだ。

「んー?なにかほざいておりますよ?だんな」
「そうか?」

 ニヤニヤと、尊に対する嫌味の表情を見せる主犯格。文字通り手も足も出ないことを知っているためだ。負けることがない人間の醜悪な表情をおぞましく感じる尊だった。

「おい、この女と喋らせろ」
「はひ?よろしいので」
「構わん。お前がしっかり支配していれば問題ない」
「は、ははぁ!」

 下っ端が返事をすると、尊の表情が一変する。そして、小さな呻き声をあげながら涙を啜る声が聞こえた。

「あっ・・・喋れる・・」

 尊が声を発することができるようになっていた。今度は表情だけを動かすことが出来るようになった。 しかし、未だに手も足も動かないにも関わらず、表情が動き、声が出せるようになっただけでも安心は格段に上がっていた。

「声をあげるんじゃないぞ。そしたら再び喋れなくなるからな」

 主犯にそう言われると尊が声の音量を下げた。主犯が尊と会話をするために呼び出されたのだ。助けてもらうという行為を起こすのは現時点ではお門違いであるのだとひしひしと伝わった。

「私をこれからどうするつもりです?」

 尊の質問を鼻で笑う。それは、尊が未だに盗品なのだと気付いていないことに対する侮辱だった。

「おまえは既に主のモノじゃない。俺たちのモノなんだ。勘違いするんじゃない」
「違います!私は一隆さまに仕えるメイドです。私の心は、絶対にあなた達に屈しません!」
「おまえは未だ分かっていない。服は買ってもらった時に着てもらう相手を選ぶか?宝石は着飾る相手を選ぶか?そういうことだ」
「私は製品じゃない!一人の人間です!」
「はっ!心があるからか?心などあるから勘違いするんだよ!だからおまえにこうして直接言ってやるんだろ?感謝して貰いたいくらいだぜ。このままおまえの主と今生の別れをしてやってもいいと思っているのによ!」
「あなた達は・・・っ!」

 人間でありながら人の心を踏みにじる、強盗。
 分かろうとしているのではない。知ろうともしていない。人の心を愉しもうとしているだけの快楽主義者。尊を奈落へ突き落とそう としている強盗の魔の手がゆっくりと尊に触れた。

「いやっ、触らないで!」
「ゆっくり教え込んでやるぜ。お前はもう俺たちの『服』なんだ。破こうが、雑に扱おうがどうでもいいんだよ。この綺麗な顔も汚れるのはすぐさ。楽しみだぜぇ~。半年くらいでボロボロに捨ててやるよ!」
「う・・・ぅぅうっ!」

 綺麗な顔を台無しにしながら、呻き声をあげる尊。動かない身体に抱きつく主犯が尊の身体を擦り始めたのだ。

「服の上からでも分かるくらい華奢じゃねえか。身体を隠してるからもっと太っていると思っていたぜ」

 毎日身体を動かしていれば、嫌でも身体は美貌を保つことが出来る。尊は動くことが出来ず、ただ身体を擦られているという感覚だけが伝わってくる。

「はぁ・・・俺も男だからよ!女を抱くと感じちまうんだよ」
「わたしを・・・抱くおつもりですか?」
「どうせ主と毎日ヤってたんだろ?メイドなんて金持ちの道楽でしかないんだからよ」
「そんなつもりで一隆さまは私を雇っていたわけではありません!私は・・本当に一隆さまを・・・」

 仕事に精を出し、一隆は尊に対して一度も不純な行為をしてこなかった。それが嬉しくもあり、淋しくもあった尊に、強盗に付けいる隙はなかった。

「だからお前は勘違いしている。おまえは『人間』ではない!『メイド―モノ―』なんだよ!『人間―あるじ―』に仕えるってバカか!お前は自分で『人間』でいることを否定しているんだよ!だからおまえは『人間―ごうとう―』に奪われたって誰も悲しまねえんだよ!それを分からせてやるんだよ!」

 

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 中森一隆ーなかもりかずたかーは町の豪邸にする大金持ち。
 メイドまで雇って家事を働かせる、企業家であった。

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「一隆様。失礼いたします」

 二階の自室で作業していた一隆のもとに沢渡尊ーさわたりみことーがやってくる。メイドとしての実務を完璧にこなす。ご主人様に忠実である反面、どこかアニメのキャラにも通じる口調で話す、おっとりした性格である。基本、一隆に仕えるメイドは一人であり、時間に応じてやってくるメイドを変えている。それは、メイド同士のトラブルを避けることを目的とした名目であり・・・・・・一隆の気分というのもあるのだという。

「お茶が入りました。少し休んではいかがでしょう?」
「そうだな・・・この仕事を終えたら考えてやってもいいかな」
「・・・かしこまりました」

 自分の意思を伝えることはせず、持ってきた紅茶セットを置くと再び部屋の掃除を始める。
 いやな顔せず黙々と掃除する尊であった。
 まだ紅茶も冷めていない頃、急に一隆は席を立ち上がった。

「いかがいたしましたか?」
「出かけてくる」
「えっ?・・・紅茶はいかがいたしますか?」
「いらない。しっかり仕事して置けよ」
「・・・・・・はい。かしこまりました」

 急な用事で出かけることになった一隆は部屋を空けてリムジンを走らせた。一隆が消え、家の留守を任された尊は、一人席に座って冷め始めた紅茶を飲み始めた。

「ふぅ・・・」

 カップに口をつけて紅茶を喉にすする。休憩しながらも一人で飲む紅茶に気持ちを穏やかにしていく。
 企業家は実に気難しい。お金をもらっているのだから何も言わずにただ言われた事だけに専念すればいい。 メイドとは寡黙の人形である。心情や感情で動いてご主人様の迷惑をかけることはしてはいけない。それが尊の信念だ。

「でも・・だからこそ、傷つきますね・・・」

 仕事をする上で苦しみは付き物だ。我慢をしなければいけないことは必ずどの業種にもある。それでも、『メイド』でいられることの喜びを感じながら、仕事に戻っていかなければならない尊だった。
 すっと席を立ち上がった尊は、ふと窓から何者かが部屋に尋ねてくるのを目撃した。

「お客様かしら?」

 しかし、いくら待っても呼び鈴はならない。しかし、一階からは物音が聞こえてくる。ゴソゴソと物を漁る音に、尊はなにやら胸騒ぎがした。

「まさか・・・物取り?」

 そのまさかであった。二階からやってきた尊が見たのは、一階のリビングで部屋の中を漁る二人の男の姿だった。部屋にある金品を汚い布袋にいれて、次から次へとリビングの引き出しから金品を放り込んでいった。

「(いけない、警察に連絡しなくては・・・)」

 初めてのことで身体が思うように動かない。しかし、一隆が留守の間に家を守らなければならない。
 無理やり身体を動かした尊は、思わず大きな音を立ててしまった。

「んっ?」
「あっ!」

  その音を聞いて尊は強盗犯に見つかってしまった。急いで逃げようとしても、もう一人の男性が尊をはがいじめにした。

「放してください!」
「おまえはどこの自宅警備員だ!」
「違いますぜ、これはいわゆる、メイドではないでしょうか、だんな?」
「なにぃ!メイドだぁ!!?」

 強盗犯にはメイドという存在すら頭になかったようだ。お金持ちの考えることはよく分からないと言わんばかりである。

「お金持ちには二人いる。一人は溜めた金をばあっと使うやつと、溜めた金を使わずに懐に仕舞い込むやつだ。前者は実に賢いよな。金を使って無い無いっていう『普通』のやつを演じられるが、後者は既に金を溜めることを目的として『お金持ち』を演じる奴だ。俺たちはな、そう言うやつを食って生きてるんだ。前者は自分の為に金を使えるがな・・・後者は俺たちの為に金を取っといてくれるんだからよ!」
「なんて勝手なことを・・・!」

 強盗を犯す者の考えを理解することは出来ない。既に他人のモノを盗むことを目的にしているのだから、自分への苦労など知ろうとしない。我慢できないから罪を犯すのだから。
 だから、永遠に分かり合えないのだと、尊は思っていた。

「放してください!警察を呼びます!」
「そうはいかないぜ!俺たちの顔を見たんだから生かして帰さねえぜ」
「ここはあなた方の家じゃありません!」
「それはどうかな?」
「えっ?」

 強盗犯の一人がもう一人の下っ端に合図で促す。背後で何をされているのか分からない尊は、急にメイド服であるドレスのファスナーを下ろされる音を聞いた。

「きゃあっ!な、なにをするんです!」
「白い肌・・・綺麗なもんじゃねえか。それがもうすぐ・・・ふふふ」

 ファスナーを下ろされ、尊の背中ががら空きになる。
 尊は何故かもう一つ、ファスナーが下ろされる音を聞いた。

「な、なんですの・・?この音は?」

 身体からジジジ・・・と、なにかが下りていく音がする。そして、それは冷ややかな風を感じたかと思うと、急に身体に力が入らなくなってしまったのだ。
 脱力でもなく、完全に身体に力が入らない。立っていることができないほどに足に力が入らなくなってしまったのだ。それでも自分が立っていると錯覚しているのは、体重を失ってもなお身体を強盗犯に抑えられているからだった。

「へっ、美しい身体が無残な姿だぜ」
「なにをしたのです?私にいったい、なにをしたのです!?」

 強盗の主犯が皺くしゃになっている尊の姿を見ながら残念そうな表情を浮かべている。喋りづらいのは口がうまくしゃれないだけじゃなく、恐怖が尊の身体を支配してきていることもあるようだ。

「ちょっとお前さんには俺たちの隠れ蓑になってもらうぞ。俺たちは強盗だ。金品だけじゃなく、その人の人生すら奪えるんだぜ?」
「私の人生を奪う・・・?何バカなことを言っているのです!?」

 強盗犯がなにを言っているのか分からない。
 理解も出来ないから恐怖が拭えない。尊は自分の人生を奪おうという強盗犯に、今まで以上の恐怖を覚えていた。

「はじめろ」 
「へい。それじゃあ、まずは足ですぜ」

 尊はなにを言っているのか分からず、靡く身体を使って初めて背を向いてみた。すると、自分の背中が『ファスナー』を通じてばっくり開いていたのだ。まるで背中を引き裂かれた様に傷口が開いているのに、血が一滴も出ていない。しかし、中はいったいどうなっているのかなど、おぞましい光景はみたくなかった。

「きゃあああぁぁぁ!?!?!?」

 そして、自分の開いた空洞に、強盗犯は足を入れようとしていたのだ。まるで背中を蹴られるかのように勢いよく踏みつける。しかし、身体が痛みを覚えることもなく、むしろ、その蹴りの威力をそのまま吸収するかのように身体に蓄えてしまった。
 先程まで肉を失い、皮だけになっていた尊の脚が、強盗犯の右足がはいったことで元の細さに戻っていった。

「もう片方の足もいれますぜ」

 そのまま下っ端は左足を持ち上げた。そして、バランスをとりながら、尊の背中に足を差しこんだ。入っていく強盗犯の足に苦しさは何も感じない。しかし、元に戻った脚に不思議と感触がなかったのだ。

「あれ・・・どうなっているのです?」

 動かそうとしても動かない尊の両足。しかし、次の瞬間、自分の脚が急に動き始めたのだ。右脚、左脚と交互に持ち上げながら、ステップを踏むようにその場で足踏みを始める。
 尊の意志と関係なく――。

「な、なんでですの?私がやっているわけじゃありませんのに」
「ガハハハ!おい、どんな感じだ?」
「軽いですぜ。これが女の脚なんですね!」

 下っ端もまた脚は細い。しかし、毛も生えていれば美脚でもない。尊は比べ物にならないほど脚は細く、長い。その脚が強盗犯の会話通りだとすれば、下っ端が尊の脚を動かしているのである。

「ま、まさか・・・あなたが!?」
「ゲヒヒ!今更気付いてももう遅いですぜ!この脚はもう俺っちのモンですぜ!ほれえ!」

 ガバッと下っ端が尊の脚をがに股に開いてみせる。ロングスカートとは言え、尊は自分がどんな体制を取られているか分かるので、恥ずかしくて悲鳴をあげてしまった。

「やめてください!こんな破廉恥な格好しないでください!」
「ゲヒヒ!まだまだこれからですぜ!」
「お前はまだ気付いていないのなら教えてやる。お前の脚を奪ったのも、もうこれで逃げることも、警察に助けを呼ぶことも出来ないことを思い知らせるためだ」
「あっ!」

  強盗犯は尊を囲んで笑いあっていた。どうにもならない恐怖に、尊は絶望を覚えるのであった。

 
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