純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『憑依・乗っ取り』 > 飲み薬『憧れの姉』

「ただいま」

 俺、中田譲介―なかたじょうすけ―がこの言葉を喋るのは久しぶりである。
 引きこもりでニートで、いっさい外の世界との関係を遮断していた俺が、今更部屋の扉を開けて外に出るとは思わなかった。
 しかし、これにはちゃんとした理由があるのだ。 


 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

「外に出なさい!」

 仕事から帰ってきた姉、美都―みさと―の説教である。外に出て散歩して来いと俺を諭す。

「引き籠ってろって言ったり、外に出ろって言ったりうるさいな。どっちなんだよ!」
「私が決めるんじゃない。譲介が決めなさい」

「今更外になんか出れるかよ・・・」
「今からそんなこと言ってどうするのよ!?」

 ネット通販で買い物も出来る。足りない物は補える。家の中で快適に過ごせるのに、どうして苦労して苦痛の環境に耐えなければならないのだろう。夏の炎天下も、冬の凍る寒さも、春の花粉も、秋の花粉も、全部苦行でしかない!四季折々の風景?・・・バカかよ!歩いてなにが得られるって言うんだ!病気をもらってきてどうするんだ!?
 そもそも散歩という響きが、発展した文明から逆行してる行為って格好悪い。

「人生そんな格好良いものじゃないわよ。ニートの時点で格好悪いけど。・・・ハイハイ、分かりました。今日もまたネットの海を泳ぎに行くんでしょう?怪電波にやられて爆発すればいいわよ
「俺の頭はパソコンかよ・・」

 むかっとくる言い方に俺も面白くない。説教を売りつけてきたのだからせめて、俺からの喧嘩は買ってでもしてもらおう。

「美都、俺が外に出たら、なにしてくれる?」
「あらっ。 外に用事でもあるの?」
「ねえよ。つまんねえ散歩でもしてやろうじゃねえか」
「『三歩』っていって引き返してきたらぶっ飛ばすわよ?」
「うっ・・!」

 喧嘩を売る相手を見誤ったかもしれない・・・。


 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 小一時間。正確には50分2秒。
 数年ぶりに出た外からの帰還である。吸いなれない外の空気を恐れてすぐさま手を洗いうがいをする。
 子供の無垢だった頃の記憶が走馬灯のようによみがえる。
 外の景色は俺の知らない街並みに変わり、閉店したケーキ屋がパン屋になっていたり、街にショッピングモールが誕生していたり、コンビニがあったりしていた。
 新たな発見や刺激はまた次の足掛かりとして俺の靴を外へ歩かせる。
 視覚で感じて、嗅覚で感じて、自分の足で流れる雲を追いかけてみたいと思う自分がいた。

「・・・それでも、店員さんと会話が出来なくなっていた俺っていったい・・・」

 人と会話していないと、いざという時に言葉が出てこなくなることってあるんだ、実際・・・。

「ただいま」

 俺、中田譲介―なかたじょうすけ―がこの言葉を喋るのは久しぶりである。自分の部屋に戻ると早速、パソコンの前に座ろうとしたのだが、その席の前には美都が座ってパソコンを弄っていた。

「おかえり~」
「おまえな。俺に散歩いかせておきながら、自分はパソコンで優雅にネットかよ。それはさぞ楽しそうですね!」
「普段の自分の姿じゃない!怒らない、怒らない」

 まるで普段と立場が逆転しているみたいだ。美都がパソコンをやめた。

「外はどうだった?」 
「どうもしねえ。寒かった」
「こんなに冷えて。すぐに温めてあげようか?」

 着ているセーターをあげて、自らの乳房を露出する美都に、思わず俺は股間部を熱くした。

「お、おい!」
「あはは!慌てちゃって。これぐらいエロゲで鍛えているはずでしょ?」
「バカ言うな。ゲームはゲーム。リアルはリアルだ」
「動画で鍛えているはずでしょ?」
「映像は映像。リアルはry――」

 美都の言う通り、エロ三昧の俺の私生活のはずが、姉の身体を見ただけで慌てふためいてしまう。
 憧れていた女性の身体。成熟した姉の見事なプロポーションに目が釘付けになる。
 小さな顔。整った表情、豊満な胸、くびれたお腹、膨らみのある丸みを帯びたお尻。そして、綺麗に剃りあげた アソコまで全部見せつけてくる。

「今まで譲介が溜めこんだ秘蔵フォルダーで、弄りまくってたのよ」
「どっちの意味でもいてえぇぇ!!」

 爆弾発言を投下しないでほしい。俺のxeroxフォルダーを勝手に覗きこんだ美都は既に顔を上気させていた。
 高揚した表情で、滑らかに動く手でズボンの上から逸物を弄り、ベルトを下ろしてペニスを勝手に取り出してしまった。

「パイズリしてあげよっか」
「えっ・・・いま、なんて・・・?」

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「はむっ・・・んっ・・ちゅむっ・・・んふぅ・・・んっ・・んっ・・!」

 俺のペニスを口で咥えて、美都がフェラをしてくれていた。
 胸で竿を挟み込み、左右から乳房を押しつけながら硬くなった逸物を優しく包み込む。
 谷間の出口で顔を出す赤く膨れた亀頭部分を、美都の舌のザラザラ感が何度も掬い、吸いついてきた。

「うっ、んぐっ・・・!ん!うあぁ・・」
「気持ち良さそうな顔しちゃって。うふふ、そんなに気持ちいいの~?」

 冗談っぽく笑いながら弱点を突いてくる美都。裏筋を攻めながら男の弱点を知り尽くしている美都に、経験値まで負けていることを痛感する。
 それよりも、姉の胸でペニスを挟まれている光景がエロすぎる。 嫌でも腰が動き始めてしまう。

「あっ、ちょっとぉ・・・動かないでよ!んっ、あふぅ・・・!んっ、んっ、んふぅ!」

 美都にまかせて俺は心地良い刺激を味わい続ける。
 散歩してきたせいでやけに身体が柔らかくなっているのか、刺激に対して敏感に反応し、普段のオナニーよりも数倍も気持ちよく感じた。
 それは、美都のパイズリフェラのおかげだけでは断じてない。
 自分がセックス前に動いてきた成果だ――。適度な運動、適度な生活こそ最高のセックスが味わえるもの。

「じゅるじゅるぅっ・・・じゅるり、れろぉれろぉ・・んっ・・じゅるぅじゅるぅ・・じゅるぅりぃ!」

  胸の谷間でペニスを根元まで扱きながら、先端を加えて舐めまわしてくる。鈴口を舌先で刺激され、今まで味わったことのない口マンコに、俺の快感が一気に高まった。

「ふぉっ、おっ、おおっふぅっ!」
「んっうぅ・・はぁ・・ふぅっ・・・はぁ・・ああぁぁん!」
「おっおっおっ、で、でるぅ!」

 俺は高まった熱い滾りが放出され、粘液が姉の口内を白く染めていく。姉は迸る俺のペニスを外に出さない様に口を閉ざしていき、入口を絞っていく。締めつけられるペニスに粘液が止められなかった。

「ふぅっ・・・あっ、ぐっ・・・ごきゅ・・ごきゅ・・ん・・・ゴク・・・・・・はあっ、あぁん・・・・・・はぁぁっ・・・熱くて・・すごい、いっぱい出したわね・・・」

  口に溜まった精液を飲み干し、俺のペニスを解放する。姉の唾液まみれに濡れたペニスのおかげで俺の体温は外の冷たさを忘れて熱いくらいだ。
 まだ、この続きをやる体力も気力も残していた。 
 それはまるで、外に出たことで普段眠っていた力を取り戻したようだった。


 
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 引きこもりでネットをしている年齢21才の中田譲介―なかたじょうすけ―。関わりを遮断しているせいか、時間の感覚が人とずれ、夜遅く起き、そのまま夜更かしして朝に眠る生活を続けている。

「いい加減その生活直しなさいよね」

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 そう言って、部屋に入ってきたのは姉の美都―みさと―だった。25歳で酒が大好きな姉も、とっくに親が就寝した後に帰ってきていた。

「夜遅くに帰ってきて説教かよ」
「わたしは付き合いがあるの。アンタと対等じゃないの」

 仕事をして、彼氏を作ってプライベートを充実させている美都に比べたら、自分の生きている空間の狭いことにぐうの音も出ない。

「まあ、ニートでコミュ障のアンタなんて、そのまま部屋に閉じこもってくれていた方がこっちとしては助かるんだけどね」
「むかっ!さっさとでてけよ!」
「そうやってすぐキレて自分を守ろうとする。男なんだから打たれ強くならないと社会に出たらやっていけないわよ」

 酒で酔っているのか、やけに絡んでくる美都。睨みかえした所で美都が調子に乗るだけなので、譲介は無視を決め込んだ。

「ダンマリ?ほんと、ガッカリの男ね。ハイハイ、分かりました。さっさと出ていけばいいのよね。アンタのいる家なんかさっさと出て行きたいくらいよね」

 バタンと扉を強く締めて美都は出ていってしまった。扉は勢いよく叩きつけられたせいで、閉じずに静かに廊下の奥を見据えていた。一方的に怒られて不快感をあらわにする。

「・・・誰とも関わりを持たなければ誰も傷つかないのに、どうして誰かと関わりを持とうとするのだろう 。・・・そんなに関わりを持ちたいなら、敢えて関わりをもってやるよ」

 上から目線の強い視線で扉の奥を見透かす。譲介が関わりを持つとは、既に対等ではない。
 主と僕でしか許さない。 
 傷口を開いたのは、例え姉であろうと、扉を開けてしまったらもう閉じることは許さなかった。

 譲介は引き出しから『飲み薬』を取り出した。そして、プルトップをあけて飲料を喉に流し込むと、意識をゆっくり身体から放していったのだった。

「(幽体離脱は成功だな。急いで姉ちゃんのところに行ってみよう)」

 幽体になった譲介は部屋を出て隣の部屋の美都の部屋へ入り込んだ。美都は気分を害したまま無言で着替えを始めており、スリムジーンズを脱ぎながら、ブラジャーをセーターの中で器用に外していた。
 胸を締めつけられるのは苦しいのだろう、家の中ではすぐにノーブラになりたがるのは美都の癖だった。開放感を味わうように、胸のフックを外し終わると、美都の胸が大きく前に突き出した。

「ふぅ・・」
「(姉ちゃんの胸って大きいな)」

 まさか、譲介に見られているとは思っていない美都は、数回に渡り胸を揉みほぐしていた。そして、小さい溜息を吐くと、セーターの中に胸を隠してしまった。 これで後は下にジャージを穿いてしまうのが家での姉の姿だった。
 このままもう寝るつもりなのだろう、ジャージを手に取る美都はそのまま足に通そうとする。

「(よし、いまだ――!)」

 このタイミングで譲介は美都の身体に飛び込んだ。譲介の幽体は美都の身体に溶け込み、交わる様に入りこんでいった。

「えっ・・あっ・・・ぅああ・・・」
 
 急にぶるぶる震えだした美都は、着替えをするためにあげていた片足がふらつき、バランスを崩して倒れ込んだ。
 バタンと、倒れて顔を強く打った。酔っていたとしても美都としては珍しいミスであった。

「イタタ・・・」

 むくりと顔を起こした美都。しかし、その口から出た声が普段自分の口から出ている声ではないことにはっと気づき、美都は自分の姿を鏡で映した。

「・・・・・・はっ。大成功だ」

 ニンマリと、美都の姿を映した鏡の前で、表情を歪ませた美都(譲介)。憑依が成功したことに静かにほくそ笑み、未だにノーブラの姉の胸を擦る様に揉み始めた。

「うわぁっ、大きくて柔らけぇ。これが姉ちゃんの胸の感触か。んおっ、んおぉ・・はぁ~たまんね」

 男口調で下品な手つきで自分の胸を弄る美都(譲介)。しかし、譲介にしては普段よりもテンションがやけに高い。姉に憑依してからどうやら酒の酔いが回ってきている様な気がした。譲介が記憶を読み込むと、 やはり美都は今日も会社の同僚と酒を飲んで帰ってきたようだ。
 美都にとってはちょうど良い酔い加減が、譲介にとっては頭がおかしくなるほどの酔いのまわり方だった。今なら何だってできる気がするという、ポジティブなテンションが駆け巡った。

「よし、姉ちゃんの身体で自分とセックスしてやる。俺もこれで晴れて童貞卒業だ!」

 決めたら即行動、即実行とばかりに、美都はジャージを穿くことも忘れて自分の部屋を訪れたのだった。


 
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