純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『体内変化』 > ファスナー『人生がかわるホームレス』

 莉奈の部屋はまるでホテル並みの広さだった。6畳1DKの一人暮らしの純次にとって住む世界の違う莉奈の部屋並み。一人暮らしというよりも家族で住むマンションの作りである。
 一人なのにツインベッドは一人暮らしにはもったいない。まさにお嬢様育ちの贅沢な暮らしである。

「散らかっててごめんね~」
「足の踏み場があるから大丈夫ー」
「狭くてごめんね~」
「アハハー・・・嫌味か」

 天然なのだろうか、それとも無知なのだろうか。
 両親に大事に育てられた箱入り娘には、外で働き苦労する者たちの努力が見えない。
 お嬢様の考えていることは分からない。

「くつろいでいて。いまコーヒー入れるから」

 芽衣に背を向けた莉奈にチャンスとばかりに、『ファスナー』を素早く取り出した。そして、首筋に『ファスナー』を取りつけると、莉奈が小さく呻き声をあげたのだった。

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「あっ、かはっ・・・茅野さん・・・いま、私になにかした・・・?」

 呼吸をするのが苦しそうだ。まるで、自分の身体に溜めていた空気、酸素を全部失っていくかのように萎んでいく。

「え・・・・・・・・・・・・・・・?私の手が・・・・・・なに、これ・・・・・・?」

 手だけじゃなく、身体全体に力が入らず、遂には身体を起こすことも出来ず倒れこんでしまった。
 足は既に機能していない。骨は折れたわけじゃないのに 複雑骨折したように粉々に粉砕していた。まるで骨と言う者が存在していないよう――彼女には元々『皮』だけの存在だったように。 

「いやっ・・・イヤっ!!きゃああぁぁ!!イヤ!私の身体が、きゃあああぁぁぁ!!!」

 半狂乱した莉奈の声もまた身体と供に萎んでいった。力を失えば声すら出なくなり、やがて莉奈は自分の『皮』を残して消えてしまった。
 着ていた良服を残したまま、莉奈の存在だけを消失してしまったのだ。『ファスナー』の開いた背中の穴がぽっかり空間を生み出していた。
 芽衣の『皮』を脱ぎ、裸の純次が中から現れる。
 萎れた莉奈の身体を衣服の山から取り出すと、目や口は既にマスクのように黒い空間となっており、奥に覗くからっぽの空間が、彼女の身体が完全に着ぐるみになってしまったのだと確信した。

「へへ、本当に人間の着ぐるみだな。・・斎藤莉奈か。おまえの人生を俺が有効活用してやるからな」

 『ファスナー』で開いた穴から自らの身体に押し込んでいく。背の小さい莉奈の身が、純次の身体に馴染む様に包み込み、膨らんでは『皮』が肌に吸いついて張り付く。
 皮を着こんだところがみるみる変化していった。
 莉奈の身体全てを着こみ、残った顔マスクを装着して目や鼻を合わせる。莉奈のぽっかり開いた目に自分の目を合わせると、ピントが合ってなくて視界がぼやけて見えた。

「こいつ、そういえば眼鏡かけていたな。本当に目が悪かったんだな」

 手探りで衣服の中から眼鏡を取り上げる。そして眼鏡をかけると、ようやく視界が元に戻り、壁に掛けられていた姿見に映る自分を見て、思わず純次はほくそ笑んだ。

「おお・・、斎藤莉奈になってやがる・・。成功だな。声までしっかり変わってる」

 裸の莉奈の身体を舐める様な視線で鏡を通して眺める純次。 莉奈の手で服の上からでも巨乳だと分かっていた胸を大胆に鷲掴みした。

「胸もでかいし、感覚も・・・んっ・・敏感。 柔らかい~。この胸も俺のもんだぁ!」

 芽衣よりもさらに大きな莉奈の胸を揉みながら、気分を上々させていった純次。
 芽衣から莉奈へと着替え終わった純次だが、やることは相も変わらずオナニーを始めようとしていた。本人に成り切りながらオナニーすることが、純次にとって最高に気分の良い至福の瞬間だった。

 
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 芽衣を着て、生活するようになった純次だが、生活が楽になったと言えば楽にはならなかったのだ。

「あなたはどうして言われたことができないの?いつまで新人気分でいるの?」
「すみません」
「謝るくらいなら態度で示してよ。その言葉はもう聞き飽きて信用できないの」
「・・・・・・」

 どこに言っても怒られる純次。それは、例え上司が愛宕から別の人に変わったことでも同じことだった。
 社会に向いていない人は確かにいる。それなら自営業で働くことがよほど気楽だ。だが、それだけリスクもまたあり、自営業の仕事量の多さがその選択を鈍らせる。
 結局純次は、怒られることに我慢しながらも仕事をこなしてくたくたになりながら家に帰ってくるのだった。

「くそっ、あのアマ。ちょっと俺様が下手に出ていればつけあがりやがって・・・」

 酒を飲みながら一人家で愚痴をこぼす芽衣(純次)。仕事終わりに芽衣に「呑みに行かないか?」 と誘ってくれる男性がいるのだが、今の芽衣(純次)には男性には興味はなく、無碍に断り一人で帰宅する日が続いていた。

「ああ、酒があんまり美味くないな。この女になってから酒に弱くなった気がする。・・・まっ、それも俺がいずれ酒豪にまで鍛えてやるつもりだがな!うぃっ」

 酒がまわり身体が熱くなる。テンションがやけにあがっていくと、芽衣(純次)は日課になったオナニーをはじめた。制服を脱いで芽衣を全裸にすると、たわわに実った乳房を揉み始めた。

「くいいぃぃ!はぁぁん!ああ、きもちいい・・・。やっぱり胸は大きい方がいいぜ。揉みごたえあって最高だっ。この女も若いくせに色気はあるからたまんないぜ」

 若いのに熟れいた芽衣の身体を惜しげもなく堪能していく。芽衣の声で喘ぎ、芽衣の胸を揉みながら指で乳首を摘まんで引っ張り、快感を全身で浴びていた。

「記憶じゃあんまりオナニーしたことがないようだし、知識はあまり使いないか。だが、俺が毎日調教してやったから胸がさらに大きくなった気がするな。・・・うおっ、はぁん!このカラダ全部が俺のモノだと思うと、興奮が収まらないぜ」

 芽衣の記憶では生理前に夜な夜なオナニーする程度なので、絶頂を味わったことが少なかった。しかし、純次が身体を支配してからは、毎日潮を噴くまで絶頂を味わっているので、快感がさらに強くなった気がしていた。女性ホルモンが分泌されてさらに女の性が磨き上げられた芽衣の身体を、さらに自分の好みに変貌させていった。

「ああ・・・ああ・・・いい・・・ち〇ぽ・・おち〇ぽほしい・・・そうだ!久しぶりに自分のモノを出してみるか」

 自分が元々男性であったことすら忘れていた純次は、芽衣の身体から逸物を取り出そうと、隠していた『ファスナー』を取り出したのだ。あれからホームレスから会っていない純次は、『ファスナー』を黙って貰ってしまったのだ。既に愛宕から芽衣に『着替え』しているため、外見から判断が不可能に近い。
 人の中に隠れる究極のかくれんぼに、発見される心配はないという自信が純次の人間性を更に落としていた。
 借りパクした『ファスナー』を芽衣の秘部に装着する。そして中から自らの逸物を外に引っ張り出してきたのだ。

「うはぁ!出てきた!すっげえ・・勃起してらぁ!全然弄ってなかったからな。さぞ気持ちいいだろうな」

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 亀頭が真っ赤に充血している自らの逸物を、焦らすようにゆっくり触れる。ピトッと手の平で逸物を包み込んだ瞬間、焼ける様な肉棒の熱が手の平全体に伝わってきた。

「くふぅん!あつい・・・ああ・・これだよ、これ・・。女性だけじゃなくて、男性の性器も気持ちいいなあ、んぁぁ!」

  久しぶりに弄るペニスの快感。ゆっくりと手の平を上下に動かし、先端から竿まで扱き始めていった。

「・・・あぁぁっ。向井さんのおち〇ち〇が私の身体に付いちゃってます!わたし、凄くうれしいですぅ!向井さんと一つになれて、最高の気分です」

 芽衣の嬉々した口調で、本人が絶対思っていない言葉を喋る。

「私の手でいっぱい弄ってあげますね。んっ・・あんっ・・・どうですか?きもち、いいですか?あっ!・・・私も、すごく気持ちいいですぅ」

 新人の女の子が自分の身体に付いたペニスを扱いているのだ。気持ちよくないはずがない。片手で逸物を弄りながら、もう片方の手で乳房を揉んでいく。
 男女の刺激を同時に味わいながら、芽衣の快感を極限まで引き出していった。

「ああっ、あんっわ、私っ、向井さんのおち〇ち〇扱くの、大好きですぅっ!もっと、しごいてっ・・一緒に気持ちよくなろう!んんっ・・ふぅん・・んああぁ・・」 
 
 扱けば扱くほど、カウパー液が染み出して潤滑剤みたいにヌルヌルと滑っていって気持ちがよかった。 
 
「んんっ・・・んんっ・・ふぅんっ・・・」 

 芽衣の声で部屋中に喘ぎ声を響かせる純次。鏡に映るいやらしい芽衣の姿を見ながら、必至にペニスを扱き続けた。芽衣がすごく気持ちよさそうな表情を魅せていた。 
 
「ああん、あんっ、あんっ、あふっ!・・・もう、こんなの・・・すごすぎ・・・いっちゃ・・イっちゃう!」

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 猫のように丸まった背中が、ビクンと大きく仰け反った。
 次の瞬間、芽衣の身体にペニスから吐き出されてくる大量の精液を浴びさせた。ゆっくりとペニスをしごき、その快感の余韻に浸っている純次。 胸の突起からくる刺激が、普段の男としての絶頂よりもさらに強い快感として感じさせた。 
 この気持ちよさは誰にも味わえない、純次だけの特権だった。 

「はぁ~。すごく気持ちよかったぁ・・・」

 今だけはこの快楽に溺れる。
 そして、また明日から仕事に対して鬱になるのだから。


 
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 芽衣の唇を奪い、そのままレズ行為を始める愛宕(純次)。芽衣の穿いていたストッキングを力任せに破り散る。
 決して高価なものではないストッキングも、衣服の一つを破られると驚き慄いてしまう。少しだけ身震いした芽衣を慰める様に、

「大丈夫よ。すぐに安心させてあげるから」
「は、はい・・・」

 なにに対して返事をしたのか分からないが、これくらい芽衣は愛宕を信頼しているのだろう。今の芽衣にならなにしても大丈夫と確信した愛宕(純次)は、ストッキング越しにショーツを捲り、彼女の大事にしている秘部を覗きこんだのだ。

「ああっ!せんぱい、ソコは・・・!」
「綺麗な色してるわね。それにちょっと濡れているみたい。お手洗い行ったのかしら?」

 水にぬれている様に潤いを見せている芽衣の肉襞。グロテスクなまでの真ピンク色の肉感が目の前にあり、思わず鼻息を荒くしてしまう。

「せ、せんぱいに見られてる・・・私の大事なアソコ、見られてる・・・はぅっ」

 異性でもなく同性。しかも会社の上司に秘密の花園を見られているのだ。羞恥と困惑で涙を見せていた。

「イヤなの?」
「先輩は・・・見たことあるんですか?その・・他の女性のアソコ・・・」
「うふふ・・さあ、どうかしら?」

 話を逸らしながら、早速芽衣の味を拝見する。途端に目の色を変え、しゃぶりついた愛宕(純次)の水を啜る音が木霊する。

「ふが・・ふが・・じゅる、じゅるじゅる・・・・ぴちゃぴちゃ、れろ・・」
「ひやああ!!せ、せんぱ・・・きゃあぁぁぁ!!」

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 芽衣のおま〇こをクンニする愛宕(純次)。舌のザラザラ感が芽衣の膣の壁をなぞり、クリ〇リスを歯で甘噛みして、溢れた愛液を喉の奥に流し込む。

「ちゅ・・ちゅく・・・ちゅむ・・くちゅくちゅ・・ぷはぁっ!おいしいわぁ・・芽衣の愛液。それに、ちょっとしょっぱいのがたまらないわね」
「や、やあっ!先輩イヤです!変な音立てないで!」 
「あなたの身体から出ている音よ。いっぱい聞かせてあげるわよ。ふがっ!ずずずぅ~!!」
「いやああぁぁ!!」

 会議室じゃなければ芽衣の叫びで誰かがかけつけてくることだろう。しかし、防音の部屋では叫び声も遮断される。誰も来ない会議室で芽衣の恥ずかしい音が響き渡る。

「ほらっ、こんなにイヤらしい音が聞こえてきてるじゃない。あなたが感じている証拠よ。 素直になって気持ちいいって言いなさいよ」
「はぁ・・はぁ・・・」

 愛宕に秘部を舐められ、乳房を弄られ溢れた愛液を啜られている。裸でくんずほぐれずのレズ行為をしている自分に、嫌でも身体は素直に感じてしまっていた。
 まるで、普段見ている先輩が別人なくらい変貌してしまっている。普段見せない愛宕の姿を芽衣は見ているのなら、自分もまた愛宕にしか見せない芽衣を曝け出そうとしていた。

「・・・・・・きもち、いいです」
「なに?今なんていったの?」
「・・・きもちいい・・・。気持ちいいですぅ!もっと、もっと、私を気持ちよくさせてほしいですぅ、先輩!」

 ようやく素直になってきた芽衣にほくそ笑む愛宕(純次)だった。

「(俺のテクでこの女も淫乱女を曝け出したようだな。もっともっと気持ちいい声で喘いでくれよ)・・そう。なら、しっかり私も気持ちよくしなさい。ほらっ、私のおっぱいも弄って!」
「は、はい・・・。ん・・・はぁ・・」
「ああんっ!もっと強く揉んでもいいのよ!遠慮しないで・・乳首しゃぶりなさい」
「ん・・・ちゅっ・・・はぁ・・・ちゅむ・・ちろちろ・・・ちゅっ・・ちゅぱ・・」

 徐々に芽衣にも指導しながら行為を加速させる。芽衣が手加減で触る手の平の感覚が新鮮で愛らしい。それとともに、自分で弄るよりも他人に弄られる方が何処を攻めてくるのか分からなくて緊張する。興奮が冷めやらず、決してうまくない責め方でも、身体は十分に感じていた。

「んふぅ・・うまいわ、上手よ。レズビアンの素質があるわよ」
「あ、ありがとうございます・・・?それって褒め言葉なんでしょうか?」
「うふふ、オバカさん・・・ちゅっ」
「あっ・・・ん・・ちゅむっ・・・」

 そう思いながら唇を交わり、乳首をしゃぶりつく。年下の新人を弄るには最高の素材である。芽衣の喘ぎ声を聞いているうちに、スーツの下では我慢できずに逸物が出番を待ちわびていた。そろそろ頃合いとばかりに芽衣を背を受ける様に指示すると、下腹部にとりつけた『ファスナー』からはちきれんばかりの逸物を取り出したのだ。

「私、いいディルドー持ってるの。今からソレを挿入してあげるわね」
「ディルドーですか?」
「そう。でも、入れ具合は本物そっくりなのよ。だからしっかり感じるのよ」
「わたし、まだ経験ないから分からないですけど・・・」
「あっ、そうなの!?じゃあ、俺が芽衣ちゃんの処女いただきだな」
「えっ?」
「ううん、こっちの話」

 背後ではにかみながら、処女消失の楽しみまで味わえることにさらに興奮を高めていた。
 ゆっくりと腰を押しつけ、慎重に逸物を芽衣の膣内へ沈めていった。

「ふあぁああ・・!あっ!んっうぅうぅぅぅぅ!!!おおきい・・っ・・!!」

 肉壁を押しのけて、狭い膣内を削りながら突きすすんでいく。表情が曇り、苦痛で歪む芽衣とは裏腹に、快感の凝縮された名器の感触を堪能する愛宕の表情が対比するように綻んでいた。
 やがてコツンと何か壁に当たる。それは狭い場所から一気に抜け出た広い空間の底にあり、芽衣の子宮港なのだと分かった。
 
「はっ・・はっ・・うっ・・ぁぁ・・全部・・入っちゃったぁ・・」

 ふと芽衣の挿入部分を見てみると、血が流れていた。処女の証だ。腰がくっついて放さない締まり具合に、少しでも動いたら精液を吐き出してしまいそうである。
 しかし、芽衣がもっと快感を欲しがるように自ら腰を動かし始めた。

「うおっ・・これは・・はぁぁ・・あんっ!」
「んっ・・・はっ・・・はぁ・・・せんぱい、このディルドー、なんだか、大きくなっているみたいです・・私のなかで、もっと、大きくなっていく気がするんです・・・」
「そういう作りなのよ・・ああんっ!だから、もっと、腰を振って、ふぃぃ!一緒に気持ちよくなりましょう」
「はひぃ・・・んっ・・ん、ん、んんぅ・・」

 彼女の身体が前後に揺れながら、自ら逸物を出し入れしていた。快感に酔い、一人でディルドーを飲み込む様に濡れた花弁の奥へと逸物を沈めこんでいく様子が丸見えであった。
 愛宕(純次)も芽衣の身体をむさぼりながらゆっくりとピストンを開始する。

「あぁっ・・んうっ・・ひぁっ・・っ!うぁっ、あっ・・はぅっ、うっうっ・・!」
 
 芽衣の身体が徐々に火照っていった。汗がにじみ、彼女の匂いが愛宕(純次)の情動を更に刺激していく。

「はぁっはぁっ・・ね・・っ・・きもち・・いい・・?」
「はひぃ!気持ちいいですぅ!ディルドー気持ちいいですぅ!」 
「あん・・あっ・・ふあぁ・・!よか・・ったぁ・・あうんっ・・ひあぁっ!」
 
 自然と腰の動きが大胆になっていく。にちゃにちゃとした粘液が絡みつく感触。
 膣内の熱い温度。性器を通して、感情が昂ぶっていった。

「わたし・・も・・何がなんだか・・わかんなく・・あっ・・なってきちゃ・・たっ・・はあぁっ!」
  
 逸物が出し挿れする度に今まで感じたことも無いような刺激に疼きはじめる。愛宕の絶頂も近いようだ。一層、かき回すように愛宕(純次)は芽衣の蜜壷への挿入を激しくした。

「やっあっふああっ!そんなに・・はげ・・し・・また・・変になっちゃうぅぅ・・あぁぁ!!」
「いっしょに・・・ふぅん・・イク・・・、いきましょう・・・ああん!」
 
 一心不乱に彼女をかき乱す。一音高い声で喘ぐ芽衣はもう自制が出来なかった。

「あっあっあっああっ、だめ、きちゃう、きちゃう、やっあっああぁあぁぁ――――!!」

 ――びくっ、びくん!どくっ!どくっ!どくっ!

「ふあぁあぁぁぁぁああああああ!!!はぁっ・・はあっ・・」
 
 処女を喪失して初めての芽衣の膣内で、抜く暇もなく中出ししてしまう。膣の中に、ありったけの欲望を放った。
止め処ない精液は、次から次へと芽衣の中へ送り込まれていった。

「はぁっ・・はぁっ・・なに、この感覚・・・ディルドーなのに・・・あつぃ・・感触・・はあぁ・・」
「それも・・・うふぅ・・・このディルドーの特徴なのよ・・・」
「そうなん・・ですね・・・」

 ぽぅっと艶っぽい笑みを浮かべ、愛宕(純次)は芽衣へ終わった後の口づけを味わい始めた。


 
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「いやあ、気持ちよかった。このファスナー本当にすごいな!」

  愛宕のオナニーを堪能した純次が、打ち明けた様にホームレスの彼をバシバシ叩いていた。愛宕の快感を知ってしまい興奮さめやらない純次。もし、この『ファスナー』が手に入ったら人生が変わってしまうだろうという恐怖と期待を持ちながら彼と打ち解けていく。

「こんなものを持ったら、ホームレスなんかおさらばするでしょう!よく今の生活を続けてるよな」
「ええ、まぁ・・・」
「ああ、男だったらチ〇ポ勃起させてるんだろうな!この手持無沙汰が興奮を起こしてさらにマ〇コ濡らしていくみたいだ!」

 いますぐにでも、再びオナニーを再開しそうな愛宕(純次)である。

「それなら、ペニスだけ外に出せばいいじゃないですか?」
「へっ?そんなことできるのかよ!」

 背中にまわり、未だ取りつけたままの『ファスナー』を、彼は勢いよく剥ぎ取ってしまった。脱げなくなってしまったことを心配するより前に、彼は冷静に『ファスナー』を愛宕の股間部に再び取りつけた。すると、女性の性器の部分ごとチャックに変わり、引き下ろすと、純次の見なれた逸物が顔を見せたのだ。

「お、おおぅ!これは紛れもなく俺のムスコ!・・・へえ、この『ファスナー』取りつけ自由なのか」

 元々、愛宕に『ファスナー』を取りつけた時に気付くべきだったが、既に着ていると言う自覚もないくらい自然体として愛宕の身体を動かすことのできる純次。自分の逸物を懐かしむ様に触ってみると、今までよりも強い刺激を味わうことが出来た。

「うひゃあ!なんだ、これ・・?こんなに敏感だったっけ?」
「いえ、例えそのペニスがあなたのだとしても、今のあなたは愛宕さんを通じてペニスを触っているわけです。新鮮な感覚で味わえるはずですよ」
「お・・おぅ!そうか。そういえば、この手もまた萱津の手だったな。『俺のチ〇ポを萱津に触らせてるのか』、俺は!」

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 ニヤニヤ顔で、愛宕の手で純次の逸物を扱き始める。 今まで女性に触られたこともない逸物が、初めて異性に弄られて悦んでいる様に硬くなっている。亀頭の部分が赤くぷくりと膨らんでいるのを見て、男性としていきそうになっているのがうかがえた。

「あっ・・あっ・・!純次さんのおち〇ぽで私が気持ちよくなってるぅ!すごい、女のよりいい!すごい、快感が、込み上げて・・・あ、ふわぁぁぁ!」

 逸物を激しく扱きながら喘ぎ声を響かせる愛宕。そして、白濁色の精液を噴きだして男性の絶頂を堪能していた。

「ふあぁぁぁ!!い、いやぁぁん・・・おち〇ぽだいすきぃ・・・せーえき無しなんて考えられない・・・」

 本人が絶対言わない言葉をつぶやき、堕落した表情は普段の面影を全く見せなかった。

「ご満足いただけました?」
「・・いや、まだ・・まだよ!」

 すっかり『ファスナー』の魅力に取りつかれてしまった純次は、彼から引き下がることが出来ずに、指を一本おっ立てた。

「もう一人、俺は復讐したい人がいるんだよ!」
「そうなんですか?」
「新人のくせに要領も悪くて出来も悪くて、でも同性や上司から可愛がられる、茅野芽衣に復讐したいんだ」
「新人だから要領が悪いんじゃないです?出来ないことの方が多いんだから、一緒に考えちゃダメでは――」
「今の新人は即採用が原則だ!」
「それは老害の幻想では・・・まぁ、いいでしょう」

 彼はため息をつきながらも渋々『ファスナー』を貸し出すことを許可した。つまり、それは――萱津愛宕の姿での復讐を許可したということである。


 
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 公園内に戻ってきて、未だ純次の帰りを待っていたホームレスを発見する。

「お待たせ!今帰ったぜ」

 気兼ねなく声をかけて挨拶をしたのだが、珍しくホームレスはガチガチに緊張した様子で、

「えっ、か、愛宕さ・・・!いやぁ、奇遇だなあ~」
「・・・はっ?」
「まさかこんなところで会うなんて、偶然で運命的なものを感じますね~!どうです、これからお茶でも?」

 営業トークなのか、それとも素の彼の態度なのか。
 愛宕の顔を見た途端に心に余裕がなくなった様に爆弾トークを開始しだしたのだ。

「まさか・・忘れてないよな?」

 ホームレスとの出会いによって、愛宕に復讐している純次のことを忘れているのではないだろうか・・・。

「・・・・・・はっ!あ・・・あ~!アハハ、忘れる訳ないでしょう!」
「怪しい!?」

 彼からもらった『ファスナー』が、愛宕の背中にバッチリ付いている。彼はそれを見て昼間出会った純次のことを思い出したようだ。それと同時に、愛宕に会ったことで態度を急変させたことが、純次に隙を与えてしまったようだ。
 まさに、マシンガンのように質問攻めにあうのだ。

「えっ、なになに、今の態度?おまえ、愛宕とどんな関係?プププ・・」
「・・・好きなの?まさか、愛宕のことが好きなの?ウププ・・・」
「運命的?偶然的という非科学的なものをあなたはどう解釈してますか?プ~」
「うざいですね・・・」

 眼鏡を持ち上げて態度を改める。復讐は愛宕の身体を支配したことで今まで感じたことのない掌握感、独占欲、満足感、性欲を満たす。その表情は実にすがすがしいものだった。

「なあ、見ろよ、俺の姿をよ!今のおれ、どう見える?どう見える?」
「それはですね・・・」

 ホームレスが答えるよりも、視線を横にずらして公園内に群がる奥さまたちの様子を流し見る。

「あらあら?こんな昼間から会社を抜け出して男女の密会よ」
「ほんと、仕事そっちのけでなにやってるのかしら?」
「あの人、萱津さん家の愛宕さんじゃない?遅れてるかと思ってたけど、やっぱりやる時はやってるのね」
『ああー!』

 井戸端会議参加者たちが、二人の姿を見て勝手に盛り上がっている。スーツ姿の二人が公園で会ったものなら話の種をばら撒きに来た様なものだ。噂の種はちらほら世間をにぎわせて、あることないことを平気で風に乗せて届かせる。

「とりあえず、わたし達の格好が目立ち過ぎてますので、場所を変えましょうか」
「それは良いけど・・・どこに行くんだよ?」

 愛宕(純次)の身体を引っ張るようにしながら公園を後にする彼。

「私はこう見えて礼儀正しいんです。あなたの質問をしっかり答えていきたいと思います」
「・・・それが、行く場所と関係あるのか?」
「私と萱津さんが顔見知りだと言うことはご存知ですよね?」
「ああ。確か、俺と一緒にクビにされた犬猿の仲なんじゃ?」
「ちがいます。私は萱津さんを呼び出して、告白したんです」
「こ、告白!?おまえ、やっぱり萱津のことが好きだったの!?ぷわぁ~!」
「ええ。・・・好き、というより、ぽっちゃり体型の彼女の体型は、ある一定の需要があると見込んだわけです」
「・・・・・・・・・・需要?」
「所謂、『b専』です。ブサイクの方が、美女と付き合うより気が楽で自分が優位に立てると言う心理が働くのです。面白くていい人と、性格もさほど悪くなく、ただ、顔がダメなだけで彼氏が出来ない。私は、彼女にモデルになってほしいと頼んだのです。しかも、ヌードモデルの方です。
 彼女の様なふくよかで、慈愛に満ちた体型は並ある男性を一瞬のうちに虜にすること間違いないでしょう。裸になって、ムチムチさを押しだして売れば、一定数の需要が見込めること間違いなしです!」
「・・・ほお。それで、結果は?」

 聞くまでもない。愚門であった。

「私はセクハラでクビにされました」
「バカだぁ~!スキマ産業の弊害じゃねえか!素人がやるにはお勧めできない!もっと大きな市場で勝負しろよ!」
「ふっ、私のチキンを舐めないでください。勝てない勝負に何故挑まなくてはならないんです?でしたら、必ず勝てると言う逸材を手に入れてこそ勝負の舞台に立つというものです」
「自分の能力素材が枯れている!?」
「ですが、こうしてあなたが愛宕さんの姿でやってきてくださったんです。これから私の言う通りのヌードモデルになってもらいます」
「お、俺が!?俺は俺のやりたいことがあるんだぞ!」
「後にして下さい。まずは私の夢を叶えさせてください!」
「そんな、バカなぁ~!!」

 彼に連れてこられた場所は、とある写真館の一室だった。
 本当に彼は愛宕をモデルにするつもりだった。

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「はぁ・・・マジかぁ~」

 人は誰しも非情な現実を簡単には受け入れられないもの。
 平日の真っ昼間に公園にのブランコに乗る30歳前半の男性の違和感は、公園内にいる妻たち子どもたちの格好のヒソヒソ話の種である。

「あんなところでなにしてるのかしらね?」
「仕事サボってるんじゃないの?」
「確かあの人、向井さん家の純次―じゅんじ―くんよ?ほらっ、まだ独身の」
『ああー!』

 納得しているように頷く井戸端会議参加者たち。睨むように振り向くと、視線を寄らしてスコスコと退散していった。

「サボリ・・・そんな貧弱なもんじゃねえよ・・・」

 ぼそりとつぶやいた純次にとある言葉が脳裏をよぎっていた。
 リストラ、である。

 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

「クビよ!」

 そう言われたのが一時間前である。お局さまであり同じ会社の部署を牛耳っていた、 萱津愛宕―かやつあたご―に姿勢の宣告を言い渡された。

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「ひぃぃっ!そんな、まさか・・・俺が、信じられない!」
「そうやって、あなたが首にならない理由が見つけられないところが要因よ」
「バカな!・・・や、やあっ!考え直してくれよ、愛宕ちゃん。俺だって一生懸命やってるんだからよー」
「一生懸命やってるのはあなたが決めることじゃなく、会社が決めることよ」
「残業だってやってるじゃねえか!お前たち女子社員は定時に帰って仕事を男子に押しつけてくるじゃねえか!新人の茅野―かやの―だって楽させてるじゃんか!」
「残業やってても仕事量が見合ってないのが記録から出てるの。・・・いい?アナタ、私たちがいなくなってからサボってるってことよ!」
「ううっ・・・」
「お菓子をこっそり食べて、携帯でも弄って時間だけ浪費してお金を貰おうだなんて虫が良すぎると思わない?残業やってる人が偉いわけじゃないの。昔のように時間を無駄に使うのなら会社にいらないわ」

 愛宕が入ってから管理体制が厳しくなり、仕事がやりづらくなっていった。現状に対応できない人が次々と消えていき、純次にとって居心地の良かった職場が純次を追い出しにかかっていた。

「お前がいなければよかったんだ・・・おまえが――!」
「消えなさいな。会社は私を選びあなたを切り捨てたのよ。さようなら――」

 会社を切られた純次は、今日からニートの仲間入りである。


 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 人は誰しも非情な現実を簡単には受け入れられないもの。
 逃げれば逃げるほど深みに嵌り、憎悪や恨みが蓄積していく。純次もまた愛宕に対して憎しみを抱いていた。復讐したくてたまらない想いが、悪魔との出会いを決定的にさせていく。

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「こんにちは。今日もお寒いですね」

 急に声をかけられた純次が顔をあげると、スーツ姿の男性が前に立っていた。ニコニコとした張りついた笑顔で純次に語りかける不気味な男である。

「ひょっとしてあなた、仕事がないんですか?」 

 他人からそう言われると良い気がしない。苛立ちが募る。

「アンタ、何なんですか?」
「私はホームレスなんですよ!」
「は・・はあぁ!?ホームレスのくせにスーツ着るなよ!笑顔でいるなよ!現実見ろよ!」

 自分よりひどい境遇にいる癖に身だしなみをしっかりしている男性に驚くと同時に、自分よりも過酷な環境にいる男性を見て安心している純次がいた。

「なんだ、おまえもニートか」
「ニートというよりフリーターです。当たって砕けろの突撃部隊長です」
「は、はぁ・・・」

 つまりは失うものはなにもないといったところだろうか。 ニートは親の脛が無くなれば終わりだ。家も金も親の代から引き継げばあるのだ。ホームレスには何もない。失っていいものは何もない。
『な に も な い か ら な ん で も で き る 』 。

「どうです?私と供に復讐しません?」
「復讐・・・」
「あなたをニートに追いやった人物に、復讐ですよ。切り捨てた者の気持ちが分からない者に同じ苦しみを与えてやるのです」
「復讐・・・萱津の・・・ばばぁに!」
「萱津・・そうですか。萱津愛宕という、XO株式会社の社員ですか。 いやあ、奇遇だなあ!僕もその人知ってるんですよ!そして同じように切り捨てられたんですよ!」
「あいつ・・・アンタも首にしたのかよ・・・。そうか・・そうなのか!俺とまったく同じ境遇の奴がいるなんて思わなかったぜ!」

 がっちりと固い握手を交わす二人。会って間もなく意見を交わし、好意的に話を進めていった。

「でしたら、これを使っては如何ですか?」
「なんですか、これは?」

 ポケットから『ファスナー』を取り出した男性は、その使い方を純次に教える。そして、その話を聞いていく内に、純次は自然に顔がにやけてしまうのだった。


 
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