和泉は男性の中から一度抜けだし、紗姫の思考へと潜り込んだ。そして紗姫の思考や記憶を読み取ると、紗姫という女性のテクニックの多さに驚いていた。
「(うわ。やっぱりこいつここが初めてじゃないんだな。しかも、結構遊んでいるぞ。どうりで男を知っているような動きを見せるわけだ)」
和泉は紗姫(本名:紗希)という女性の行動を読み取ると、早速紗希の思考を弄り始めた。
「(・・・ん?あれ。なんだか、このお客がとっても格好良く思えてきちゃった。ちょっとくらい、サービスしてあげても良いかな)」
紗希の瞳が潤み、まるで片思いをしているような目で男性を見つめ出すと、和泉は思考変化を終わらせて男性の中へと戻っていった。
マットプレイを始めて30分。男性はそれに見合った料金しかはらっていなかったので、本来ならば時間がきて終了のはずだった。
アラームが鳴り、マットプレイを終わった男性がローションを落とすために身体を洗い始める。紗希もそれを手伝いながら、ベッドに座ってタオルで身体についた水滴を拭っていた。
「今日は普段より楽しかったよ。また利用させてもらうね」
「えっ!え、ええ・・・」
時間が無情に過ぎていき、男性が着替えようとスーツに手を伸ばした瞬間、まるで別れることを淋しく思った紗希が思わず声をかけてしまった。
「あの!もう少し、時間ありますか?」
「あるけど?どうして?」
「ちょっと待ってください」
紗希は慌てて下に待つ店員に内線をかける。そして、次のお客の予約がないことを確認した。
「はい・・・。はい。・・・じゃあ、お客様、1時間延長で・・・。はい」
「ええええ!!?」
姫から延長を強要されたことがなかった男性は逆に声を荒げて驚いていた。電話を切った紗希が男性に話しかける。
「あの。わたし、このあと暇なんですけど、一時間くらい、私と遊んでいきませんか?もちろん、お代はいりませんから・・・。私のカラダ、好きにしていいよ?」
「えっと・・・マジ?」
いつの間にか紗希の方が熱をあげてしまった様子に、男性はタジタジになってしまっていた。その様子を見ながら和泉はひとりほくそ笑んでいた。
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「(うわ。やっぱりこいつここが初めてじゃないんだな。しかも、結構遊んでいるぞ。どうりで男を知っているような動きを見せるわけだ)」
和泉は紗姫(本名:紗希)という女性の行動を読み取ると、早速紗希の思考を弄り始めた。
「(・・・ん?あれ。なんだか、このお客がとっても格好良く思えてきちゃった。ちょっとくらい、サービスしてあげても良いかな)」
紗希の瞳が潤み、まるで片思いをしているような目で男性を見つめ出すと、和泉は思考変化を終わらせて男性の中へと戻っていった。
マットプレイを始めて30分。男性はそれに見合った料金しかはらっていなかったので、本来ならば時間がきて終了のはずだった。
アラームが鳴り、マットプレイを終わった男性がローションを落とすために身体を洗い始める。紗希もそれを手伝いながら、ベッドに座ってタオルで身体についた水滴を拭っていた。
「今日は普段より楽しかったよ。また利用させてもらうね」
「えっ!え、ええ・・・」
時間が無情に過ぎていき、男性が着替えようとスーツに手を伸ばした瞬間、まるで別れることを淋しく思った紗希が思わず声をかけてしまった。
「あの!もう少し、時間ありますか?」
「あるけど?どうして?」
「ちょっと待ってください」
紗希は慌てて下に待つ店員に内線をかける。そして、次のお客の予約がないことを確認した。
「はい・・・。はい。・・・じゃあ、お客様、1時間延長で・・・。はい」
「ええええ!!?」
姫から延長を強要されたことがなかった男性は逆に声を荒げて驚いていた。電話を切った紗希が男性に話しかける。
「あの。わたし、このあと暇なんですけど、一時間くらい、私と遊んでいきませんか?もちろん、お代はいりませんから・・・。私のカラダ、好きにしていいよ?」
「えっと・・・マジ?」
いつの間にか紗希の方が熱をあげてしまった様子に、男性はタジタジになってしまっていた。その様子を見ながら和泉はひとりほくそ笑んでいた。
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