純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『挿げ替え・融合』 > 接着剤『ふたなり娘の作り方』

 桃花の身体を手に入れた牧は、鏡の前で着ていたTシャツを脱ぎだし、穢れのない全裸を見せつけていた。
 女子高生ながらにぷっくり膨らんだ乳房がののかと違い強調されてきている。長い髪の毛もまた子供から大人っぱさを漂わせるように変化を見せている。
 そんな桃花の身体に生えた男性の逸物が、美しい女性の身体に唯一の汚点として目立ってしまっている。しかし、桃花(牧)はソレを大事にいたわる様にしなやかな手先で撫であげる。
 ゾクゾクと、全身を駆け巡る快感が即座に伝わってきた。

「ウヒ。なんだこれ・・・。女性に触ってもらうって、こんな感じなのかな?ン・・・男性の手先じゃ表せない、スベスベの肌触りだよ、はぁはぁ・・」

 桃花の表情が高揚し、鏡に映る桃花が薄暗くした部屋のなかで赤く染まる。牧にとって、普段している自慰行為が、まるで桃花にやらせているかのような錯覚でマスターベーションしているのだ。
 自分の感じるところを桃花の手が弄ってくれる。言葉じゃ伝えにくい自分の感じるところを、絶妙な手使いと力加減で触ってくれるのだ。

「う・・はぁ、はぁ・・・んん・・・いい・・。あ、あぁんっ」

 自分の声もまた桃花の甘い女性の声で変換し喘いでくれる。まるで、本当に自分が宮藤桃花になった感覚に陥る。自分の身体のように好き放題に乳房を弄り始め、女性の感覚すら求め始めた。

「いい・・・ち、乳房も感じる・・あんっ!」

 男性にはなかった胸の弾力。小盛りに膨らんだ乳肉の形を変えながら、てっぺんに突起する乳首を摘まむ。

「ひぅんっ!」

 びくんと乳首を摘まむと逸物が震えた。男性では味わったことのない、乳首からの鋭い刺激に思わず背中を丸めて腰をひっこめた。

「あぁ・・あぶないところだった。痛いくらい刺激がビリビリ痺れたよ。・・でも、もっと触りたくなる・・・」

 指の肉で挟みこんで押し潰すようにしながら乳首を弄る。加えて口から唾液を垂らして乳首に塗りつける。濡れた乳首がイヤらしく光りながら突起する。片手で乳首を弄りながらもう片方の手が必死で逸物を扱いていた。

「はぁ・・はぁ・・・い、いやらしすぎる・・・なんだよ、これ・・・俺がしてるのか・・?はぁん・・た、たまらないよっ!」

 いますぐにでもイってしまいそうだった。桃花の身体で精液を吐き出す前に、背後からののかに抱きつかれて思わずびくっと身体を震わせた。

「たまんないだろ?女のカラダって」

 ののか(美濃)が桃花(牧)に問いかける。桃花(牧)は何もいわず、ただ首をコクンと頷いただけだった。

      
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「いいなあ、その身体。俺より全然良いもの持ってるんだもん。そっちにくっつけばよかった」

 美濃の興味は既にののかから桃花に移動していた。ロリコンであり、ののかに一目惚れしていた美濃にとって既に飽きてしまったのか。欲望を手に入れればさらに高みを欲しくなるのか、牧にとって美濃の発言は信じられないものであったが、今は桃花の身体を渡すつもりはなかった。

「ウヒヒ・・。いいよ、だったら俺はののかちゃんの身体で楽しむから」

 そう言ってののか(美濃)は桃花(牧)の目の前で逸物を扱き始める。シュッシュッとリズミカルな動きですぐに逸物は勃起し、桃花(牧)と同じくらいの太さになった。
 勃起した逸物を生やした姉妹を両親がみたら気絶してしまうだろう。

「じゃあ、せっかくだから姉妹でしようよ、お姉ちゃん」

 ののか(美濃)が桃花(牧)にふたなり姉妹プレイを促す。身を寄せる様に近づく、男性の性器を持った妹。
 可愛い顔したののかが鼻の下を伸ばして表情を歪ませているのをみて、桃花(牧)も同じ表情を浮かべてののか(美濃)を受け入れた。


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 牧にイかされたおれは、これ以上イかされたらたまらないと、急いで衣服を着こんでこれ以上はさせないと強く身構えた。

「大丈夫だって、これ以上はしないって。それにしても、きみみたいな可愛い子に嫌われるとショックを受けるよ」

 二次元の次はロリに目覚めたのか、牧は本気でショックを受けていた。

「しかし、きみはいいな。女の子の身体で男女両方の快感を味わえるんだ」

 男性の性器も女性の快感も同時に楽しめる。身体は女性でも心は男性なのだから、いつでもどこでもヤりたい放題だ。
 
「なに?牧も味わってみたい?女の子の快感?」

 俺がそう言うと珍しく牧は否定しなかった。ここまで露骨な態度は類を見ない。牧が分かるくらい女性に興味を見せていた。

「へぇ~、そうなんだ!・・・女の子紹介してやろうか?」
「きみが紹介できるの!?」
「きみって、アハハ!今のおれは富野美濃であって、宮藤ののかだぞ!女の子の紹介なんて余裕☆」

 宮藤ののかは至って普通な女の子。友達も多くないけど、紹介できないほど少なくない。中学生の一人や二人は牧にだって紹介できる。
 どの子をふたなり娘にしたいかを模索する前に、せっかくならとおれは頭によぎった彼女の姿を思い出す。

「そうだ!牧。おれの家にこないか?」
「きみ・・・って、どっちの?」
「もちろん、おれ―宮藤ののか―の家だよ。おれの姉ちゃん、とっても綺麗だぞ!高校生だけど、きっと牧も気にいるはずさ!」
「高校生・・・行かないわけないだろう、jk」

 俺の誘いに乗った牧。
 夜道のなか二人で仲良く家路に向かった。

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 美濃という男性の思考がどんどん入ってくる。
 私生活から価値観まで、ののかという女性を染め上げていく。
 いつの間には自分の呼び方がおれになっていた。この部屋がまるで自分の部屋ではないという新鮮な気持ちでまわりを見渡し、壁に掛けられた制服から、タンスの中にしまっている下着類に、思わず興奮している自分がいた。

「おかしいな。今まで着ていたものなんだけどな。それとも、こんな使い方をするなんて考えたこともなかったからかな?フヒヒ・・・」

 ショーツを一枚取りだして、おもむろに頭から被ってみる。
 自分の穿くショーツを頭から被るなんてやったことない。でも、鼻にかかる自分の大事なところのにおいが染み付いているみたいで、良い香りがして興奮した。

「すぅ~はぁ~!ふひひ・・・一度やってみたかったんだよな!って、今までやりたいと思ったこともなかったんだよな。ああ、私がどんどん変えられていくわ。もぅ、たまんない!!」

 今まで何も知らなかった純粋無垢な少女が、下種下劣な変態行為に目覚めていくことに興奮している。
 染められたのは間違いない。染められた色が綺麗な色なのか、汚い色なのかは当事者しかわからない。

「ああん。もっと成熟して、この身体を立派な男の娘に仕上げたい!」

 上半身は女性として成熟しながら、下半身には男性の立派な性器を生やしたい。大人の男の娘を夢見るおれは、既にイかれてしまったのかもしれない。
 元に戻れる気はしない。だって、おれは宮藤ののかでありながら、富野美濃なのだから。

「はぁ、またおち〇ぽ大きくなってきちゃった。この身体でもう三回目だよ。このままじゃ抜き過ぎて腰が立たなくなっちゃうよ……そうだ!」

 おれは思いついたようにベッドから飛び起き、着替えを始めたのだ。
 いつも通りの私服を着て、夜遅い外出を始める。

「お母さん!ちょっと出掛けてきます!」
「今から?どこ行くの?」
「何処だっていいでしょう!」

 子を思う親がなにかと面倒だ。煙に巻きながらおれは愛想なく外に飛び出そうとした。

「ただいま・・・あれ?ののかどっか行くの?」

 ちょうど、その時、玄関から女子高生が帰ってきたところだった。おれと同じ顔していながら、茶髪になって少しパーマをかけた年上の女性に、慌てて記憶を引き出した。

「うん。そうなの、お姉ちゃん」

 間に合ったと思った。
 おれに話しかけてきた女子高生はののかの姉、桃花―ももか―だった。

      
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「気をつけなさいよ。あんたよく考え事しながらぼうっと歩くから」
「そんなことないよ~」

 決して外出を許さないというわけではなく、寛大に夜道は危険とだけ諭して道を譲る。おれは桃花と扉を交互に見比べて、勢いよく扉を開けて出ていった。

「いってきます、お姉ちゃん!」

 笑みを浮かべながら桃花に告げる。その笑みはうっすら口元を釣り上げた、邪心を含んだものであった。

「あれが俺の姉かぁ。ののかよりも全然綺麗じゃないか。フヒヒ・・・。いいなぁ、桃花ちゃん。彼女もふたなりにしようかなぁ~」

 姉と妹のふたなり姉妹。そんなことを想像しながら気分よく歩く。
 おれの足は自ずと知らない道を進んでいながらも、美濃の記憶からかつて仲の良かった友達の家の近くに来ていることを知ったのだった。


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「(う・・ん・・・)」

 私は下半身から疼く痛みに意識を取り戻した。視界に映るのは自分の部屋。鏡に映る自分の姿は、いつの間にか制服に身を通していた。

「(あ・・れ・・・?わたし・・・なんで制服に着替えているんだっけ・・・っ!!?)」

 思い出した。私は――。

「おふっ?目が覚めたね、ののかちゃん」

 ――美濃という男性に身体を奪われて、お風呂場で意識を失ってしまったのだ。じゃあ、部屋に戻って制服に着替えたのは、美濃っていう人がやったことなの?――最低っ!

「(なにしてるの!?やめてよ!)」
「やめてっていっても、今この身体は俺のモノだもん。俺がなにしたっていいじゃないか!」
「(私の身体よ!変なことしないで!)」
「制服なんていつも着替えているものだろう?なにも変なことはないだろう?」
「(そう、だけど・・・あなたが着替えることと私が制服に着替えることは全然違う!)」

 美濃さんは男性だ。男性は女子のセーラー服なんて着ない。私は学校に登校するためにセーラー服に着替えることと、美濃さんが私の身体でセーラー服に着替えることは意味が全然違う。男性がセーラー服に着替えるのは、コスプレ趣味の変態の域でしかない!

「はぁ・・はぁ・・ののかちゃんのセーラー服姿、とっても可愛いよ。この姿に俺は惚れこんだんだ」

 遂に認めたんだ。美濃さんは危険な人だ。私を欲しいと欲情するストーカー男だった。

「(放れて!私の身体から出てって!!)」
「嫌だね。まだきみの身体から出ていかないよ。俺はきみの身体を手に入れたいわけじゃないんだ」
「(えっ・・・)」
「きみの身体だけじゃなく、きみのすべてを俺に染めたいんだ。俺がきみになるんじゃなく、きみが俺になるんだよ。ムヒヒ・・・」

 私の声で笑う美濃さんが意味のわからないことを言う。身体を奪ったところで美濃さんは私になりかわろうとしているのだと思っていた。宮藤ののかとして生きるつもりだと思っていたけどそうじゃなかった。

「(なにいってるの・・・私が美濃さんみたいになるはずがないじゃない・・・)」
「それはどうかな?」

 口元を広げ、にんまり笑ったののか(美濃)。私は否が応でもののかが向く、鏡の前で自分の姿を見つめることしか出来なかった。
 それきり美濃はなにもしない。ただ制服姿のののかを見せてじっと立ち尽くしているだけだった。
 彼は何も変化しない。ふと気持ちの変化を見せたのは、私だった。

「(なに・・この感じ・・・)」

 いつも着ているセーラー服が、まるで初めて穿いた時のことのように新鮮だった。初々しい自分のセーラー服姿。
 中学一年生を迎えようとしている春のように、気持ちが高鳴り、ナルシストじゃないのに自分の姿が可愛いなんて思い始めていた。

「(いつも、着ているセーラー服なのに・・・はぁ・・・似合うかも・・・)」
「うふっ。私ってセーラー服似合ってるわよね?キャピッ!」

 セーラー服を翻し、その場で一回転する。スカートが舞い広がる。ポーズをとって可愛くアピールするののか(美濃)に、私は恥ずかしさを覚えながらその気持ちが分からなくないと気付き始めた。

「スカートってこんな小さいんだ。これじゃあパンツ見えちゃうよ・・・ちらっ」

 スカートの奥に覗く白い布を見せる。これもいつも穿いているショーツなのに、スカートの奥から覗かせると、何故かとてもエッチに感じた。

「中学生なのに、セーラー服フェチだって知られたらどうしよう・・でも、どうしよう。この気持ち、抑えられない。もう、ショーツの奥が濡れてきてるんだもん」

 セーラー服フェチは美濃さんのはずなのに、何故か私の口がそう言うと、私が本当にセーラー服フェチなんじゃないかって思ってくる。自分のセーラー服姿に欲情している私は、もう、普段通りに制服姿を見ることが出来なくなっていた。
 ショーツをゆっくり膝まで下ろしていく。わたしの秘部に張り付いていたショーツは、透明な糸を引きながらスルスルと膝元まで落ちていった。

      
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「はぁ・・ののかちゃん・・・分かるかい?これが今の気持ちなんだよ?僕と一緒で、きみも同じように自分の姿に欲情してるんだよ」
「(はぁ・・・はぁ・・・)」
「だって、今の俺はきみの身体をしているけど、きみの心も一緒にくっついているんだ。だから、俺が思ったことはきみの心にだって影響する。俺がセーラー服に欲情する変態なら、それはきみも同じセーラー服に欲情する変態なんだよ。俺とののかちゃんは一心同体だよ!!」
「(そんな・・こと・・・ない・・)」
「まだわからないんだね。だったら・・・んああ。おま〇こ、おま〇こキモチイイ!わたしのアソコからぐちゅぐちゅって卑猥な音が溢れて、たまらないのぉ!もっと、いっぱい掻きまわしてぇ。わたし、おま〇こを濡らしちゃうくらい変態な中学生なんですぅ!!」

 私の強情さを壊すように道徳性を崩しかける。理性で繋ぎ止めていた私の気持ちを、身体が濡らして緩ませようとしていた。内側から高鳴る快感。その気持ち良さに気を緩めばすぐにでも溺れてイってしまいそう。
 私の身体が彼の発する言葉のように成り果ててしまう。本当に、変態な中学生になってしまいそうだった。

「(わたしは・・・変態なんかじゃ・・)」
「も、もう、我慢できない。女の子の身体なんかより、いつも使い慣れているこっちの方がイキやすいもの!うん。今日はこっちでイこうかな~」

 私の言葉を聞かず、ののか(美濃)は私の秘部から手を抜くと、クリ〇リスを手で覆いながら隠し鏡の前から見えなくした。
 しばらくすると、手を前に動かして、まるで、何かを引きずり出そうとしているようにしていた。
 私はなにをしているのか見たくても、ののか(美濃)が顔をおとさないので、鏡を見ているしかなかった。やがて、私の手が放れて鏡の前で隠している部分を見せた。
 すると、再び私の秘部から、大きな男性の性器がニョキッと生えていた。
 太く、硬く伸びた逸物が天井を向いてビクンビクン聳え立っていた。

「あはっ!美味しそうな私のおち〇ち〇!フェラ出来ないのが残念だけど、私のこの小さな手で触ってあげるからね」

 まるで愛おしいペットを撫でる様に、亀頭の部分を私の手が触れる。ビクンとまた大きく震えた逸物に、私は甘い痺れを覚えてしまった。

「(あっっ!・・・あれっ、お風呂場の時より、キモチイイかも・・・)」

 二度目は少し気持ち悪かった・・・でも、もう少し触れていたかった。
 私の心境の変化に気付く。中学生の私が自分の男性の性器を怖がるわけでもなく、むしろ興味を持ってしまったことに、悪魔がうっすら微笑んでいた。



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「あれ、ののかちゃん・・・?これはイケない。気絶しちゃったかな?」

 あまりに強い快感に気を失ったののか。代わりに『接着剤』でくっついた美濃が表立ち、ののかの身体の主導権を完全に奪った。

「ムフムフ。これでようやくののかちゃんの身体を手に入れたんだ。うるさい声も聞こえないし、しばらく自由に使えるぞ」

 ののかの表情では見せない笑みで下品に笑う。一度射精したはずの逸物が、むくむくとすぐに膨れ上がってきていたのが見えた。

「あぁ、このままきみの声で喘いでまたイキたい・・・」
「ん・・・。あれ?ののか・・・?」 

 背後で起き上がる母親の声。ドキリと驚き、ののかの小さな身体が飛び跳ねた。

「あらっ?わたし・・・?どうしてののかとお風呂に入ってるのかしら?」

 記憶をなくした母親が背後に立っている。振り向いたら一巻の終わりと察し、でもすぐに浴室から出たいと欲情しているののか(美濃)は、一度自分の逸物を静め、ののかの女性性器を表に出すと、普段通りの姿に戻ったのだ。
 そうして笑顔で母親に振り向き、何食わぬ顔で母親に声をかけた。

「だって、お母さんがののかと入ろうって 言ってきたんだよ?」
「私が!?」
「そうだよ。・・・でも、私もう身体洗っちゃったし。先にあがるから、お母さんはゆっくり入っててね」

  終始疑問符を頭に残したままの母親を置いて、ののか(美濃はすぐに浴室を後にした。身体をタオルでさっと拭いて、濡れた足で自分の部屋まで戻る。
 その顔は笑顔で満ち溢れていた。自室に籠って部屋の中で裸でうろつく。鏡の前で濡れた身体をもう一度じっくり見つめていた。

「ののかちゃんは綺麗な身体してるね。・・・フヒッ。男の時の汚い身体とは大違い」

 自分の身体が少女の身体になっていることを実感する美濃。水をはじく白い肌をじっと見ていると、「くしゅん」と小さくくしゃみをして小っ恥ずかしそうにに笑った

「さて、着替え着替え!」

  自分の行動を声に出して、ののか(美濃)はタンスを開いた。ののか個人のタンスから着替えとなる下着やパジャマだけでなく、学校出来ていく運動着から夏に着る水着まで覗かせる。

「どれも選び放題かぁ。どれから着てみようかなぁ」

 考えるだけでも股の部分が熱くなる。着替えをするのにののかが鼻息を荒くすることはないだろう。目を輝かして自分の着替えを選ぶののか(美濃)のだらしなさが、あどけなさの残す少女とはかけ離れた表情を見せていた。

「よし、これにしよう」

 そう言って手に取ったのは、中学校でも使用するスクール水着だった。紺色のスク水に身体を通していく。小さなサイズのスク水にぴったり合うののかの身体。濡れた身体に張りつくナイロン生地の感触に、懐かしさを覚えながら着替えを終わらした。

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「フヒィ。ののかちゃんのスク水姿。 身体のラインが出て裸なんかよりエロく見えるよ」

 生地の上から細い指を滑らせて、股の付け根まで沿わせていく。少しだけ盛り上がったマンスジをなぞり、くっきりスジをつけると、スク水でも十分イヤらしい姿に映えていた。

「あぅっ!はぁ・・・なんだこれ、ちょっと触っただけなのに、クリ○リス感じるじゃんっ!オナニーしたことないって言って、十分女のカラダになってきてるんだね。・・はぁんっ」

  スク水の上か陰核の部分をぐにゅぐにゅと指肉で擦りつけると、小さな電流が走るように身体を突きぬけていく。美濃の身体よりも突拍子もない痺れではないが、微弱の電流とは言え女性のいう断続的な刺激を新鮮に感じるののかの身体に、美濃は我慢できなくなってきていた。


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「ムフムフ…」

 私の口で私が勝手に笑っています。普段あげないような声で、イヤらしい笑みを浮かべて私は自分の身体をお風呂場の曇り鏡で映しています。
 私がしているのではありません。勝手に身体が動いているのです。

「(なんで……どうして、身体が勝手に動くの?)」

 私の言葉が出てきません。私が懸命に喋っても、私の口は私の思い通りに動いてくれません。

「あれ・・・?そうか、まだののかちゃんの意識はあるのか?フムフム……」

 対して私の口は私に語りかける様に喋りかけます。

「(ダレ!?)」
「誰って、何度も紹介してるよ?富野美濃だよ!いま、俺はきみの身体の中にいるんだよ!」
「(う、嘘よ!)」
「嘘だって言うならそれでもいいけど、今の俺はきみの身体を乗っ取っているんだよ?だから、俺のしたいことをきみがやってくれるんだよ?」
「(えっ、それって……?)」

 私の中にもう一人の意識があるなんて信じられなかった。でも、私の身体は私の意志とは関係なく動きだします。

「富野さん!私、富野さんのこと大好きです!」
「(ちょっ、ちょっと!?)」
「わたし、富野さんのことが好きすぎて、富野さんのお嫁さんになりたいです!」
「(なんてこと言わせるの!?)」

 私の意志は関係なく、私の口がないことをある様に言います。鏡に向かってはっきり公言する私に、私は目をそむけたくて仕方ありません。

「富野さん、私のこと……好きに使って下さい。わたし、富野さんに身体を使われて、すごい幸せです」
「(そんなことない……やめて……もう、やめて!)」
「はぁん…すきぃ……チュッ……あぁん…」

 鏡の自分にキスをする私。そんなことやったことないのに、鏡は私の口の形にくっきり跡を残しています。唾液を含ませた唇状の跡が妙にイヤらしい。

「ちゅぶちゅぷ……んっ…むふぅぅん……あふっ……くちゅくちゅ…はぁん……」
「(やめてよ!そんなことしないもん!)」

 鏡にキスをするなんて変なことをしない私が大声で叫ぶ。

「(あなた、絶対ヘンだよ……わたし、そんな汚らしいことしないよぉ……)」
「汚い……?」

 彼はその言葉に反応し、ピクッと身体を震わせた。

「汚いなんてことないよ!これは一種の愛情表現じゃないか!汚いなんてこと絶対な…………そうか。そういうことか」

 彼は突然言葉を詰まらせると、不敵にニヤリと嗤ったのだ。私の顔で、ニヤニヤと下品に。

「ののかちゃんってオナニーしたことないんでしょ?だからその気持ち良さが分からないんだ。そうだと思った」
「お…おなにー?」
「そうだと思った!きみはまだ初心なんだね!だったら、その気持ち良さを教えてあげるよ。この俺がねっ!」

 そういうと、私の股間がムズムズしてくる。一体なんだろうと思って、鏡を向くと、私は声にならない悲鳴をあげていた。

「(ぁっ…ぁぁっ……)」

 それは、私の身体じゃない。さっきまで、お母さんに生えていた男性の性器が、今度は私に生えていました。
 おち〇ち〇が……わたしのクリ〇リスのところから伸びていて、思わず気絶しそうなくらい意識が遠のきました。

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「いや、こないで……」

 私、宮藤―みやふじ―ののかは一人の下校道で、一人の男性に声を掛けられました。
 全然知らない男性で、大人の人で、ナンパでも怖い男の人です。

「ムフムフ、そんな怯えないでくれよ。俺だよ、富野美濃―とみのみの―だよ!」
「し、知りません。覚えてません」
「ショックだなあ。覚えてないなんてショックだなあ」

 知らない人が私のことを知っている方が衝撃が大きいです。
 怖くてたまりません。
 急いで彼から放れるよう身体が警告を鳴らしています。だから私は彼から全力で逃げます。

「あっ!待つんだな!待つんだな!」
「いやあ!来ないでええ!」

 彼は私のことを追ってきます!とっても怖いです。
 家まで全速力で逃げ帰ります。
 女性で中学生だけど、足だけは早いと、私の自信を持つところです。

「はぁ・・はぁ・・家だ!」

 彼がどんどん遠くへ放れていきます。私は見向きもせずに家の中へ飛び入りました。

「ハァ・・ハァ・・」

 急いで玄関の鍵をかけて、窓も全部鍵を掛けます。そうしてようやく、私は安心して一息つけたのです。

「おかえり、ののか。・・・あらっ、どうしたの?」

 なにも知らないお母さんが私に声を掛けます。

      
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「お母さん!今日ヘンな人にあった!しかも、私の後を追いかけてくるんだよ!」
「それは困ったわね。警察に通報しようかしら」
「うん。だから、今日は誰も中に入れないで!」
「お姉ちゃんも?」
「お姉ちゃんは女性じゃない!」

 私の家庭は私のほかに、お姉ちゃんとお母さんだけです。だから、男手はありません。
 それでも、何不自由生活をしているから、今の生活で十分幸せです。

「大丈夫よ。もうののかはお母さんが守るから。家に不審な人がやってきたら、お母さんが追い返してあげるから」
「本当だよ!絶対だよ!」

 もう怖い思いはしたくありません。お母さんが守ってくれるという言葉は、私にとってどれだけ力になるか分かりません。親の力に助けられて、私はちょっとだけ笑いました。

「さっ、早くお風呂に入りなさい。その間にお母さんご飯作るから」
「うん!」

 制服を脱いで脱衣所に向かいます。私がお風呂に入る時に――

「ハーイ」

 玄関の呼び鈴が鳴ってお母さんが対応した声が聞こえました。


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