純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『スライム・寄生』 > 柔軟剤『それでも俺は猫が好き』

 あれから、というか後日談。

 俺は愛夏が謝罪しただけあり、三人からいじめられることはなくなった。
 月妃も長閑も、俺をいじめることがなくなった日から愛夏の元へと帰っていき、三人で下校する姿を目撃するようになった。
 いじめられなくなっただけ、学校内での三人との付き合いもなくなった。
 当然、校内で話をすることもない。勉強を教えてもらうことなんかありえない。
 うるさいと思っていた三人が俺から放れただけあり、最初はもの淋しいと思ったこともあったが、いじめられていたんだから、救われた意識の方が強かった。
 別に復讐に燃えていた俺の心は、ようやく落ち着きを取り戻し、今は暇な学校生活をこれからどう過ごしていくかでのらりくらりと過ごしていた。
 寝不足の毎日。授業の先生の声が眠気を誘う。窓の外を見ながらゆっくり雲が流れていくのを見て欠伸を噛み締めるのが至福の時だった。
 これが普段の学校生活だ。俺だって別に友達がいないわけじゃない。彼女たちの存在が大きかったせいで、目立たなかっただけ。
 男子と女子、俺たちのクラスはまだ別々のグループで別れてしまっているが、いつか時間が経ったら、今度は男女で遊ぶ日が来るのだろう……。

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「……」
「……ん?」

 ふと目を向けると、愛夏が俺を見つめていた。
 俺が視線に気付くと、目を逸らしたように仲良く三人で話しこんでいた。

「……気のせいか」

 俺はまた残り少ない休み時間をボケッと過ごす至福の時間に身を投じていた。
 でも、頭の中で思い出される愛夏の謝罪。
 どういう意味で愛夏が俺に目を向けたのか分からなかったが、偶然にしろ、感慨に耽っていたにしろ、俺は愛夏と確かに繋がった日を忘れることはないだろう。
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 学校から帰った俺はそのままの足で愛夏の家にお邪魔した。
 家の場所は知っていたが、家の中に上がるのは初めてだった俺だが、その日は家に誰もいないことを愛夏の口から聞いていた。
 俺がくると、愛夏は俺を部屋へと招き入れた。
 制服姿だった愛夏が着替えると行って出て言ったきり、5分は経過しただろう。
 愛夏が部屋に戻ってくる。
 シースルーのベビードール一枚の姿だった。

「これ、お母さんの部屋から借りちゃったの。似合うかしら?」

 愛夏のかたちのいい乳房が透けて見える。なんともイヤらしいランジェリーである。俺が「似合ってるよ」と言うと、彼氏にだけ見せる満面の笑顔で俺をベッドに押し倒した。

      
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「俊明くん。いっぱい私を可愛がってくださいね!」

 股を広げて、自分の秘部を覗かせる愛夏。むちむちしたイヤらしいアソコが俺の目をくぎ付けにした。
 愛夏を抱けると言うことが俺の下半身をイヤでも勃起させる。
 愛夏が俺にこんな色気づいた言葉で操を捧げてくれるとは思わなかった。

 ――やっぱり、服従した愛夏はエロくて可愛いと、俺は心の中で思っていた。

 実際は俺に対して未だに抱かせてくれない。
 告白したのを受け入れたのは、ひとりになるのが淋しいことに対するだけで、別に俺のことが好きでも、抱いてほしいというわけでもなかったのだ。
 結局、愛夏は自分が好きだっただけだ。そして、俺の告白を受け入れたことで、俺もまた道連れにさせようとしていた魂胆だったのだ。
 実際、今も学校で愛夏の噂が絶えたわけじゃない。イヤらしい目つきで見る男性もいないわけじゃない。
 俺と付き合うと言う噂は、他の男子の視線から避ける予防線という見方もできる。実際、犯されたわけじゃないところをみると、先に俺が付き合ったことで悔しがる者もいたわけだ。
 愛夏の頭の回転の速さはこういうところでは早い。でも、実際それじゃ俺が面白くない。

『勘違いしないでよね。別にアンタが好きで付き合ったわけじゃないんだから!』
『リアリー!!?』

 実際、そういう台詞を聞く羽目になるとは夢にも思わなかった。
 ツンデレのマジツンデレ発言は実際ウザい。彼氏になった気分がまるで無い。
『スライム―ネコ―』を使って恥を曝したはずの愛夏も、このままでは結局もとの強気ツンツン幼馴染に逆戻りになってしまうと焦りだした俺は、最後の強行手段を講じたのだ。
『スライム―ネコ―』を使っての俺との性行為だ。服従している愛夏は可愛い。このまま犯してやるのも気分がいいが、今度こそ愛夏を本当に俺のモノへおとすためには、素の愛夏を犯すと決めていた。
 散々俺に対して勝手にしてきた愛夏を犯せるのだ。苦々しげに唇を噛み締めることまで予想できる。
 悔しがって、泣き喚いたって許してやらない。たっぷり後悔させてやるために、――本当の復讐を開始する。


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 しばらくすると、愛夏のまわりに如何にも不潔そうな男子たちが姿を現した。誰もいなかった教室、逃げることができなかった愛夏は、逃げるどころか裸になってやってきた男性たちを迎え入れた。

「ほ、本当にいるよ。しかも、は、裸になって。フヒィ!本当にぶっかけていいんだよな?」

 俊平の話を聞いてやってきた男性たちは最初からテンションが高く、ただ愛夏にぶっかけたいという男たちだらけだった。
 そんな男性たちなど、引っ叩いて門前払いのところなのに、今の愛夏はただ男性たちを悦ばせる雌猫でしかなかった。

「ええ、本当よ。ほ~ら。処女マ〇コにかけられた精液がこんなにたくさん……。あなたはどこに出したいのかしら?」

 俊平にかけられた精液が乾燥し出して、白い肌にカサカサにくっついていた。それでも、潤いの溢れる陰部だけは渇くことを知らず、男性たちの目をくぎ付けにした。

「ふはぁ!たまんね。おい、おまえもチ〇コだせよ!」
「当然!」

 男性たちは次々と逸物を取り出し、いきり立った勃起チ〇コを激しく扱く。その数に、においが既に香っていた。

(ひぃぃ!この人たち、く、臭すぎよ!うぐっ、うぷっ、あれも、ネバネバしてもの凄く汚いし!不潔、不潔よ!)

 目を逸らしたくても、愛夏の眼差しは否応なく恥垢まみれの肉棒を凝視してしまう。愛夏に見られているのが分かると、男子たちは扱きながら近づいてくる。顔の位置で扱き続ける男性たちに、愛夏の鼻は逸物から発するフェロモン臭に反応していた。

「クンクン、んぐ、んっはぁ!うう、すごい匂いっ!ふぅふぅ、でもこのにおい、もの凄く興奮しちゃいます!クンクン、んぐっ!クンクン、ごほっごほっ!」

 何度もむせながら、鼻をヒクヒク動かして次々と男性たちの逸物のにおいを嗅ぎ続ける。そんな愛夏の姿を見て、男子たちはさらに興奮を高めていた。

「(おぶっ、うぐぐっ!く、くさい…臭いよぉ!ぅぅ…目が痛い…んぐ、うぶぶっ!)」
「チンカスのにおいで興奮するなんて、変態じゃないか!」
「ああん、ひっど~い!イヤらしいにおいをさせてるのはあなたなのにぃ!クンクン!」
「(ううっ、やめてぇ!こんなにおい、もう嗅がないでぇ!んひぃ、は、鼻がおかしくなっちゃう!)」

 イヤなにおいを嗅ぎ続けなければならない苦行。好きでもない人の逸物を見せられて嫌悪感漂う自分とは正反対の自分が顔を出している。
 目を輝かせて、男性を悦ばせる言葉を罵り、自分を汚し、イヤなにおいに塗れる。
 そんな自分が一番嫌いだった。

「(助けて・・・もう、誰でもいいからぁ……こんなの、もぅイヤぁぁぁ!!わあああぁぁん!!)」

 助けを乞いても誰も来ない。目の前に男子がいて、チン粕まみれの逸物を扱いているのを眺めているしかない疎外感だけが膨らんでいく。
 どうしようもない、救いようもない、絶望まみれ。

「で、でるんだな!」
「(いやいやぁ!ダメぇ!許して!!)」
「いやいやぁ!ダメぇ!許してぇ~ん!チンポミルク許してえぇ!もう出さないでぇ~ん!」
「(ぅぅ…うあああぁぁぁ―――!!!)」

 本気の拒絶すら冗談に取られ、挑発してぶっかけられることを望むように股を開く。
 処女マ〇コに浴びせるように、大きく股を広げた愛夏に、男子からの洗礼が飛んできた。

      
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 ブリュブリュ――ドク、ドピュドピュ――!!

 身体全身に精液を浴びた愛夏に、これでもかとさらに精液が浴びせられる。
 頭から足の爪まで――、まるでいじめられてたのではないかと思うほどの残酷な描写そのものの姿となって、愛夏は床に力尽きていた。

「――――――」

 汚れきった自分に喋る気力も湧かない。男性たちも触りたくないように、愛夏の処理をすることなく、我先にと教室から出て行ってしまった。
 教室から香る異臭の正体が自分だと分かると、愛夏はようやく涙を滲ませて泣くことができたのだった。



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「いってえ」

 俺はその日も愛かにやられていた。
 その日というか、ここ毎日ずっとだ。
 一人になったことに対する怒りを俺にぶつけてくるかのように容赦をしなくなっていた。

「あんた人の話聞いてた?迷惑だから学校くるなって何度言ったら分かるのよ?」
「おまえだけの言い分で学校休めるかよ?」
「私がイヤと言ったらイヤなの!名誉棄損で訴えるわよ」
「おまえがかよ!?」

 普通訴えるのは俺の方だろ?

「月妃も長閑も改心させたからって妬いてるんじゃねえよ、ぐふぅ!?」
「ほんと、調子のらないで!あなたがニヤニヤすると気分が悪いのよ!何様なのよ!」

 くぅ…くそう。どっちが調子乗ってるんだよ。
 俺は知ってるんだぞ。おまえが俺に言えない大事な隠し事をな。

「いいかげん体操着返せよ(ボソッ」
「――――っっっっっっ!!!!!」

 次の瞬間、再び砂埃に塗れて地面に倒れていたわけだ。
 一矢報いたとはいえ、身体がいてえ。
 愛夏は相当苛立っていたのが分かる。身体の自由を奪われて今も俺の体操着でオナニーしていると考えるとちょっとは興奮するが、それでも普段の性格が変わるわけもない。
 俺はなんとか愛夏の鼻っ柱をへし折るための作戦を決行することにする。

「覚悟しろよ、愛夏。これでおまえの心も俺に染まることになるだろうよ!」

 いじめられる役はもう終わりだ。今度から俺は愛夏の主になるのだから。


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「……わたし、さっきまでなにやってたんだろ――?」

 私が目を覚ましたのは外だった。ソファーの上でも、ベッドの上でもなく、外で普通に歩いていたときに、はっと我に返ったのだ。
 日も暮れて夜も深まる時に、一人でぶらぶらと外出していた私は慌てて自分の部屋へと戻ってきた。
 一人でいるときを誰かに見られたくないから。その時、私の頭の中には、手の内にある俊明の運動着が入った袋が握られていたことはなんの意識もしていなかった。

「――ひょっとして夢遊病の気があるのかしら?」

 外出するときにおかあさんに言ったらしいけど、私の記憶はいっさいない。抜き落ちているようでちょっとだけ怖かった。

「早くお風呂入ってちゃおうかな」

 鏡の前で「?」を浮かべている私はふと、自分の手に握られていた袋を見たのだ。私が袋の重さを感じたのはこれが初めてだ。自分の手に袋が握られていることも気付かなかった私は、目の高さまで上げて袋の存在を確認した。
 紺色の学校指定の袋で見覚えがある。運動着の入った袋だ。

「なんでこんなもの……?誰のかしら?」

 袋を開けて誰の運動着なのか確認する。女性用より一回り大きい運動着は、当然私のものではなかった。
 運動着を取り出し、冬用の長そでジャージに描かれた刺繍入りの名前を見て、私は血相を変えてびっくりした。
 それは、大っ嫌いな俊明のものだった。

「俊明!?なんであいつの運動着を私が持ってるのよ!?」

 家も近くであるのは分かるが、運動着を盗んで持ち逃げしたのではないかと思う状況に、私は動揺を隠せなかった。
 好きでもなく、むしろ嫌いの部類にいる俊明の運動着を持ってなにをするつもりだったのかもわからない。それでも、実際に運動着を持って帰ってしまって、私の手の中にある以上、俊明に返さなければいけないことも考えた。
 面倒なことが一つ増えたのだ。

「サイアク。こんなものをなにするつもりなのよ?」

 自問自答するように、あまりに情けない発言に苦笑すら浮かんでくる。運動着を床に投げ捨て、私服を脱いでお風呂に入ろうとする。

「ひぅ――っ!?」

 ビクンと身体を硬直した。私の頭の中に、なんか、急に運動着に着替えたい欲求が湧いてきた。

(運動着を着るにゃ。汗のにおいがいっぱい詰まった、運動着を着るニャン!)

「運動着を着る……」

 独り言のように呟いた私が、急に運動着を手にとって着替え始めた。なにも着ていなかったので運動着を手に取ればすぐに着替えることができたので、私はタンスの中から紺色のブルマを見つけて脚を通して穿き始めた。普段身につけているだけあってするすると上にあがっていくブルマは、太股を跨いで臀部を覆い隠してぴったりと張り付いた。
 伸縮性のあるポリエステル素材のブルマ。さらに上着の体操服に腕を通して、身なりを整えて運動着に着替え終わった。
 鏡に映す運動着の私。でも、いったいなんで運動着に着替えたのかよくわからない。

(違うニャ!ご主人さまの服ニャ!ニャンで自分の運動着を着ているニャ!信じにゃれなーい!!)

 頭が割れそうなほど痛みが襲ってくる。耳元でうるさいくらいに叫んでいる鳴き声が私にダメ出しをする。
 床に転がる俊明の運動着をちら見する。着たくもないはずなのに、「着ろ、着ろ」って、誰かが言ってくるみたいで気持ちが悪かった。

(ご主人様の運動着を着るニャ。今度こそちゃんと着がえるのニャ!)
「ぅぅ…ぁ……。そうだ。俊明の運動着を着るんだった……」

 『スライム―ネコ―』の意志に負け、棒読みでつぶやいた私がようやく俊明の運動着を着る。自分の運動着を覆うほど大きい俊明のジャージを、上から羽織ってチャックを締める。
 白の半そでの運動着が隠れて青いジャージが愛夏の上半身の大半を占める。下に履いたブルマが申し訳程度に見え、その下には愛夏のピッチリとした太股が見えている。

      
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「…………」

 なにも言わずに呆然と鏡に映す私。俊明の汗臭いにおいに包まれた私は、早速身体を丸くしてにおいを嗅いでいた。
 鼻がヒクヒクと動いて、俊明のジャージのにおいを嗅いでいる。

「くっさーい。スンスン……はぁ…なんで男の子ってこんなにおいが平気でいられるわね!」

 私にとって夏の運動は大嫌いだ。部活なんか絶対やりたくない理由として挙げるほど、汗の纏わりつくジャージが大っ嫌い。それなのに、愛夏はいま大嫌いな俊明のジャージを着ているのだ。
 しかも、俊明から盗んだジャージをだ。

 自分の運動着に俊明のにおいがついてしまうのを懸念しながら、力いっぱい力を入れて胸を押しつけて生地をのばした。

「ほんと、意味分かんない。くんくん…ぅぅ……こんなことしている……はぁ…私も意味分かんない」

 イヤなのに、においなんて嗅ぎたくないのに……
 嗅覚が身体を刺激して快感を生みだしてくる。意志と行動が噛み合わないことに不満を覚えるのに、ふつふつと湧きあがる怒りにも似た憤りが込み上げてくる。

(さっきみたいに、身体を弄りながらにおいを嗅ぐにゃ)
「ぅぅ……ぁ…」

 今度は頭の中からオナニーしたいと言う欲求が込み上げてくる。運動着の格好のまま、気を抜けば始めてしまいそうで身体が震えている。抵抗を強くして、欲求に負けないくら理性を働かして踏みとどまる。
 愛夏の頭の中にはオナニーがしたいと言う欲求が覆ってくる。汗まみれの身体ベッドになんか行きたくない。

「お風呂入りたいのに……そんなに我慢できない女の子じゃないわ!」

 逆らうのではなく、時間稼ぎをしているように、
 私は部屋から飛び出してお風呂に向かっていく。そうすれば、お風呂場でオナニーをすることもできる。
 私の意志と『スライム―頭の中の声―』が両立できる場所で、逸る気持ちを抑えきれないように脱衣所へ駈け込んでいた。



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『こちらキャット!チャットで失礼するニャ。ご主人さまの憎き女の内部に侵入したニャ。今から潜伏した女体の身体を確かめるニャ』


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「ちょっと!どういうことよ!」

 愛夏が俺と一体一で話をしに来たのは久しぶりだった。当然、俺はその時、愛夏に殴られ砂埃に塗れていたのだが。

「月妃も長閑も、急にあんたに優しくなったのよ!あなた!二人になんかしたでしょう!?」

 なんだ。
 俺が普段からいじめられるだけの存在だと思っていたのだろうか?いじめをしなくなったことがさもおかしい様な愛夏の口調は、裏返せば自分に対する焦りのようにも聞こえる。

「おまえなぁ。いじめている側が急に優しくなったらおかしいって、その発言の方が狂ってるだろ?いじめがないクラスに越したことない」
「そんなことは分かってる!でも、あんただけは――あんただけは絶対に許さないのよ!!」

 幼馴染の再会を許さないと切り捨ててしまっている愛夏にこれ以上の会話は通じないだろう。
 そう、例えるならそれは猫だ。
 可愛い、癒しが欲しい。飼いたいという衝動に駆られる愛くるしさの裏側で、捨てられた猫たちがいることだって忘れてはならない。
 飼いたいだけじゃ動物は飼えない。
 分かりあいたくても、言葉だけじゃ理解できない。

「お互い不幸だよな、俺もおまえも」
「――っ?」

 理解なんかいらない。ただ知ればいい。
 憎しみ合うだけでしか愛夏と分かり合えない。そう教えてくれたのは月妃と長閑だった。
 二人と違い一方的の攻撃を加えるのは愛夏だった。だから、俺は愛夏に対しては猶予も同情もしないつもりだ。
 どちらかが相手に堕ちるまでの真剣勝負――それだけが愛夏を許す唯一の方法だ。

「なにを言ってるの、きも―――ひゃぅっ!?」

 木の上からダイブした最後の『スライム―ネコ―』が、愛夏に取り憑いた。ズブズブ…と、他の猫たち同様に愛夏に沈んでいく『スライム―ネコ―』を見て、成功を確信してガッツポーズを作った。

「よし……、愛夏。俺の身体に抱きついてこいよ」
「あ…ぁぁ……」

 トテトテと、小幅で苦しそうに歩きながら愛夏が近づく。俺は身体を抱きしめようと、両手を広げて迎え入れる。

 ――ドスッ!

「ぅっ…」と、小さな呻き声をあげたのは自分の方なのか、そう思った時には俺は地面に倒れて脇腹を押えていた。
 激痛にうなされる。無防備からの零距離正拳突きは俺の体力を一撃で玉砕した。

「ばっかじゃないの!!誰があんたなんかに抱きつくもんか!べぇー!!」
「あれぇ……?」

 おっかしいな。『スライム―ネコ―』が乗り移ったはずなのに、愛夏に何の影響も及ぼしていないのか。
 うぅむ…困った。話が進展せず先に進まないじゃないか。

「仕方ない。しばらく様子見だな。イテテ……」

 俺は地面から起き上がろうとしたが激痛で無理だった。愛夏が走り去ったのを目で追いながら、動けない身体をどうにかしなければならなかった。
 今は癒しと看護がほしい。
 仕方ない、月妃と長閑を呼ぶとするか。


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 マズイ…
 猫語を喋らず、正気に戻った長閑。自分の状況を見て、背後に俺が立っていることに気付いたら――

「あっ、……やあっ!?なんですか、これは!」

 四つん這いになっている状況で動揺した声を荒げ、下腹部で感じる振動と快感の余韻が、スローモーションに長閑の顔を振り向かせる。
 俺の顔を見つめ、おま〇こに突き刺さっているバイブを見て、長閑は顔を引きつった。

「きゃああああああああああ!!!?」

 庭の中で響く長閑の悲鳴。誰か一人でも林の中にやってきたら、この状況を見て何を思うだろうか。

「あなた!やって良いことと悪いことがありますわ!」
「いじめはやっていいことなのかよ!!?」

 まったく、月妃の時もそうだが長閑も勝手である。またも俺の心に手加減という枷が外される。ここまで惨劇をやってしまったのなら、やれることまで犯してしまった方がサッパリする。
 容赦はしない。
 だが、その前にだ。

「早くその不適切なモノを外しなさい!こんな状況を誰かに見られたら……あなたの学園生活は即効終わりです」

 長閑はいつまでも四つん這いの恰好のまま、お尻を突き出し、バイブを挟んだ状態のまま俺に指図していた。バイブなら自分で動いて取ればいいだけなのに。俺に命令する以前にその格好だと滑稽である。

「長閑、おまえ……まさか、動けないんじゃねえだろうな?」
「っ――!!?」

 図星だ。身体がビクンと動いたと思っても、草むらに付いた拳をわなわなと震わせているだけで終わっていた。
 つまり、それが――『スライム―ネコ―』の成果だ。
 意識は残していながら、身体が動かせないなんて実に面白い。

「そうなのか?じゃあ今この場に誰かやってきたら、俺もまずいけど長閑も相当マズイわけか!ま〇こにバイブ挿した淫らん女なんてイメージ最悪だもんな!ファンクラブ解散の危機だ」
「どうなっているのですっ!なんで身体が動かないのです!?くぅぅ!」

 踏ん張ってもがいてみせても、長閑の身体はピクリとも動かない。恥ずかしく四つん這いになっている長閑を見ていれば、有利な状況にいるのは俺の方だ。

「な、なにするのですか!?」
「バイブを抜いてほしいんだろ?俺が手伝ってやるよ」

 長閑の膣に挿れているバイブを掴むと、俺はおもむろにスイッチを入れた。

「やんっ!やっ、なにっ…あっ……ちがぅ……ふぁ、あぁっ!」

 再びバイブが動きだし、膣内を掻き混ぜる動きに長閑が喘ぐ。膣内をぐちゅぐちゅに濡らしているのか、バイブをひっこめたり押し込めたりすると、水気の湿った音が林の中に木霊する。

「ん?おいおい、長閑。おまえバイブで気持ち良くなってるのかよ?淫らんで変態じゃないか」
「ち、ちがいます!身体が勝手に濡れて……」
「ほぉっ。よほど感じやすい身体みたいだな。いろんな男の性器を咥えてよがっちまったわけだ!」
「さ、最低!私をどんな目で見ているのですっ!いやんっ!」

 少しでも強気な態度に出せば、俺はバイブを操作し喘がせる。膣に沈めたバイブを放さない長閑だ。相当気持ちがいいに違いない。

「ほらっ。逃げたければ逃げれば良いだろ?じゃないと、俺はおまえをイかせるぞ」
「やっ、あっ!やめっ、ハァ!だめ……身体が、うごかないのに……そんなところ、あっ…あっ…」

 動かないのをいいことに、俺はバイブを好き放題に弄べる。長閑の子宮口にまで届くバイブの先端に狂い、次第に長閑に余裕がなくなってくる。

「ひぃぃっ!お腹の中で暴れて……コツンって当たってるぅ!ひやぁぁ!やだぁ…奥まで、あたって…あっ、イクっ……イクッ!」

      
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 ビクンッ――ピョコッ!

 と、ばかりに、長閑の絶頂と供に猫耳と尻尾が長閑から生えたのが俺には見えた気がした。そんなはずがないとわかっている。長閑の身体に何も変化はなかった。だけど、――長閑は確かに絶頂へ達したのだ。

「ミャア……ミャア……みゃ?みゃによ、この喋り方!!?」

 長閑の脳がまるで猫へ退化していくように、急に口調が猫口調へと変化していった。

「みゃあぅん!!」

 自分に悲鳴をあげたのに、ただの鳴き声にしか聞こえない。これはこれで面白いものだ。猫へ成っていくのが自分でもわかるというのは、プライドの高い長閑にとって耐えがたい屈辱であろう。

「アハハっ!長閑その方が似合ってるぞ!愛夏たちもきっと可愛がってくれるだろうよ」
「あ、あなた……みゃさか、なにか知ってみゃすわね!!?」
「あなたじゃないだろ?『ご主人さま』だろ?」
「ご…主人さみゃ……みゃあ!?」

 俺のいいなりに口が勝手に動きだし、猫の言葉で優雅に語る。途端に長閑の顔が青ざめていった。

「どうだ、長閑?自分が『猫』へ成り下がっていく気分は?最高だろ?」

 人間から猫への退化。いじめによる対価を受け取り、悔しさよりも悲しみの色に染まっていく。これ以上の屈辱を受けたくないと、長閑は目に涙を浮かべて四つん這いになって頭を下げた。

「お、お願いしみゃす……ご主人さみゃ……それだけはどうか、ご勘弁ください。……今まで行為、全部あやみゃりみゃすから……」
「知ったことかよ。おまえなんか猫になっちまえよ」
「いみゃ!それだけはやめて!なんでもしみゃすから。ご、ご主人さみゃ……長閑を、許して下さいみゃせ……」

 まるで捨て猫のように冷たくあしらうと、長閑は必死に食いついてきた。行かないでとしがみ付く想いが、俺にふつふつと感情を湧き上がらせた。

「なんでもするっていったよな?」
「は、はい!なんでもするミャア!」

 愛情に飢えた雌猫のように、愛くるしい笑顔を向けていた。そんな長閑を俺は自由にできると思うと、今までにない優越感に浸ることができた。
 ファンの声援なんかよりも俺一人に愛されれば良いと、長閑が告知しているようなものだ。気持ちが悪いわけがない。
 いつも見下していた長閑を、今度は俺が見下す番。最も耐えがたい屈辱で、長閑を服従させてやりたかった。
その為に俺は長閑の目の前でズボンを下ろし、いきり立った逸物を取り出した。

「じゃあ、早速やらせてくれよ」
「そ、それは――!」

 汚いモノを見る目をしていたかつての長閑。それはあながち間違いじゃない。
 汚物を見せつけ、目をパチクリしている長閑に、敢えて見せつけている下衆野郎さ。だけどな、下衆なりのプライドが俺にもある。
 プライドを傷つけた奴にはそれなりの報復で仕返しするしか、俺は方法を知らなかった。
 美しいモノを汚すために――

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「ど、どうぞ……長閑のおみゃ〇こに、ご主人さみゃのおち〇ち〇入れてくださいミャ……」
「それでいい。うらあ!」
「ふみぃ!!」

 甲高い声を荒げながら、長閑は俺のチ〇ポを膣内へ挿入することを受け入れた。


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 長閑の身体に乗り移った『スライム―ネコ―』は、三匹の中で一番幼い猫だった。
 ようやく一人で散歩に行けるくらいになった長閑(ネコ)は、芝生に膝をついては、草木のにおいを嗅いでは、好奇心旺盛に自然の中を走り回っていた。

「みゃあみゃあ……みゃ!」

 ネコのような鳴き声をあげながら、でかい図体で駆けまわっている長閑を見て爆笑してしまう。普段とは比べ物にならないほどのギャップである。

「くんくん……ぅー…みゃあ!」
「アハハ!本当に面白いな、長閑!この写真をファンクラブにばら撒いてやろうかな」

 目の前を横切るバッタに飛び付く長閑(長閑)の写真をバッチリ納めた俺はご満悦になる。普段気取った物言いしか出来ない長閑が、感情より行動で動く様を見るには気持ちいい。長閑の中の可愛さが浮きあがり、綺麗と相まってフツフツと欲情が汲みあがってくる。

「それじゃあ、俺は好き勝手にさせてもらうとするか」

 俺のことなどお構いなしに、未だにバッタで遊んでいる長閑の身体を後ろから弄らせてもらう。
 動き回る長閑(ネコ)にとって運動着というのは実に好都合だった。動きやすさや汗の吸収を効率よくあげてくれ、尚且つ服が邪魔でじれったく思うはない。
 服だけじゃなく、俺すら気にすることなく遊んでいてくれるのだ。だから俺も長閑(ネコ)に気遣うことなく弄ぶことができる。
 長閑の運動着やブルマを捲り、下着を露出させる。肌に擦れながらも捲れる運動着がとてもイヤらしい。
 身体が大きいだけあり、お尻も乳房も大きい長閑。プリッとしたお尻がショーツに包まれているも、俺に向けて突き出すように持ちあがっているのでとても瑞々しく大きいお尻が目の前に現れた。

「うはあ~っ!イヤらしい下着をつけてるよな。今日は紫かよ?大人の下着たまんないぜ」

 ショーツに包まれたお尻に頬擦りしながら、モチモチした長閑のお尻の感触を肌で確かめていた。
 逃げる素振りは全くなく、俺はさらに長閑のお尻にしゃぶりついていた。

      
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「ふみゃふみゃぁ……んみぃ……」
「ふがふが…ふひぃ~!…んっ?長閑のお尻、ちょっと汗掻いてないか?ショーツが濡れてるじゃないか。体育の後だから染み込んだのか?それとも、感じやすくなってるのか?へへっ、なんだかイヤらしいなぁ」

 お尻を弄ればショーツのシミがさらに大きく広がっていく。
 汗ではなく、それが長閑のま〇こから染み出た愛液だと知ったのはすぐだった。

「はっ!なんだよ、長閑ってめちゃくちゃ感じやすいじゃん。乳首もこんな硬くなってるし」
「みぃッ!?」

 急に乳首をつねられてゾクゾクとしたのか、長閑(ネコ)がヘンな声を出して震えだした。それでも、俺の手から逃げることや退こうとするつもりはなく、ただ固まって快感を身体の中に蓄積しているようだった。
 これ幸いとばかりに長閑の乳房を弄んだ。ブラを外し、乳房を露出させると、重力に従い大きく下に零れた長閑の乳房はまるで牛のように大きかった。それでも形を崩さず、釣鐘形を残しているので見た目も素晴らしい。
 たぷんたぷんと揺れる乳房を、俺の掌の中で弄んでいるだけで、柔らかく気持ちのいい快感が包み込んでいった。

「あぁ、きもちいい。やわらけえ、長閑のおっぱい。こんなこと、ファンのメンバーに知られたら殺されるかもな」
「ふみゃあ……ふみゃあぁぁ……!」
「なんだよ、おまえも気持ち良くなってるのか?」
「みゃぅん!」

 長閑の快感を味わい、ネコにとっては強すぎる刺激だったかもしれない。既に顔を真っ赤にして欲情している長閑(ネコ)を、俺はさっさとイかせてやることにした。

「ハハっ!それじゃあ、とっておきのモノでおまえを気持ち良くしてやるよ」

 長閑(ネコ)が喜びそうな物を今回はちゃんと準備していた。男性の性器のカタチをした玩具、バイブを手に、俺は器用に長閑のショーツを下ろしていった。

続きを読む

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「あ、あらっ?」

 体育の時間が終わり、皆が運動着から制服に着替え直している時、押尾長閑が声を荒げたのを萩野月妃は聞いた。

「どうしたの、長閑?」
「……私の制服がなくなってますわ」

 汗をかいた運動着のまま、次の授業に臨むわけにはいかず、困り果ててしまった。月妃も驚きながら、長閑のロッカーをくまなく探してみると、一枚の紙切れを見つけた。

「長閑。これっ!」
「なんです……っ!これって……」

 月妃の顔を見ながら、長閑は慌てて紙切れをポケットに隠す。そして、コソコソと皆から放れて、更衣室から外に出ていってしまった。

「……のどかじゃないニャ。ニャハハ……作戦は成功かニャ」
「ん?どうかしたの、月妃?……あれ、長閑は?」
「知らないニャ……ううんっ!知らないよ!」
「?」

 一人になった月妃が八重歯を輝かせながらこっそり笑う。親友の月妃がまさか裏切っているとは愛夏も長閑も思わない。
 長閑にとって、既に俊明の罠にはまっていることに気付くことはなかった。


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