純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『幽体離脱・透明』 > 漂白剤『私を掬う見えない相手』

 鳥居をくぐり、石段を登った俺の目の前に、この世のものとは思えない美女を発見した。
 思わず口笛を吹いてしまうほどの格好の獲物。今まで誰も話題に上らなかったのが不思議なほどの少女であった。

「神隠しか?これはまさに運命の出会いだな」

 早速俺は少女に近づき、掃除している少女の背後から近づく。少女が俺に気付いた様子はなく、竹箒で掃除を続けている。
 当然だ。俺に気付く奴などいるはずがない。それが『漂白剤』の力。俺がなにをしても気付かなくする能力。
『 そ こ に 居 な い の だ か ら な に も 起 こ ら な い 』
 だから、俺は好き放題に少女たちを弄ぶことができる。――こんな風にな!!

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 正面から思いきり少女の胸を揉んでやる。発展途上の少女の胸は実に揉み応えがある。
 ほどよく大きすぎず、それでいて揉んでやると柔らかさを感じる。
 少女はブラを身に付けていないのか、袴の上からまるで直に揉んでいるかのような柔らかさを感じることができる。少女の胸を揉んでいるだけでも興奮するのに、あどけなさの残るその表情はたまらない。

「んっ……」

 とはいうもののさ、声を荒げられると驚くよね?
 揉んでいると急にあげた少女の可愛い声に、動きが躊躇してしまう。

「…バレタか?」

 そんなはずがないと分かっているのに、少女が何故か俺を見ているようにまっすぐ目を合わせているから困る。
 『巫女』という不思議な能力で俺の存在を敏感に察知できるのか?
 職業を超越した能力者……まさか……まさか、そんな事があるはずが――――!

「ぁんっ…っぁ……はぁ……!か、みさ……ま…」

 ――かみさま、だと!?
 お、俺の存在に気付いているのか!?この、赤西神さまを――!!?

 どうする?やめておくか?彼女は危険だ!俺の中の警告音がけたたましく鳴り響く。
 姿は見えない者同士、見えない葛藤が続いている。
 引くか、否か――!
 今更引いたところで後戻りはできない。素性が分かっているのならいっそのこと少女を犯してしまうのが得策じゃないか。
 だが、それは俺の社会的抹殺を意味する。また月曜日からツマラナイ仕事に勤しまなければならないからこそ、この一時を愉しみたいと思っていただけだ。
 それが社会のルールだ。それを破ったら俺は仕事がクビになる!!『漂白剤』など使わなくても、社会的地位の俺の存在がなくなってしまう!!
 少女に手を出してはいけなかった。
 でも、今も揉んでいるこの両手に収まった胸の柔らかさが気持ちいい。少女も俺の手の動きに合わせて小さく喘いでいるのがまた可愛い。
 俺を油断させるためなのか、逃げずに成すがままにされているのがまた歯がゆい。
 結果、俺はいまだ動くことが出来ずに少女の胸を揉み続けるしかないわけだ。どちらかが動けば終わるはずだ。
 少女が境内にかけ込めば、その隙に俺はダッシュで逃げ出せる。
 何故それをしない――!?わからない!!?

「もっと……触ってください…」

 な、んだと…?
 サワッテクダサイって言った?……えっ?もっとサワッテイイノ?
 少女の表情が物語る。俺の行動に抗ず、拒否を見せないようにじっとしている。
 まるで操を差しだしているようだ。これは一体どういうことなのだろうか…?

「ふぁぁぁっ…ぁ、くぅ……ん、んぅ……」
「ふんぁ…ハァ、ハァ……」

 モミモミと、揉んでいる度に少女の声が響き渡る。
 よほど気持ち良くなっているのか、顔まで赤くしてその場で恐怖を我慢していながら胸を差しだしている。
 俺は袴から乳房を出して上半身を肌蹴けさせた。色白の肌がとても清らかで美しい。
 ほんのり染まったピンク色の乳首が、勃起していて存在感を見せつけていた。
 俺も興奮し始めていた。

「ふあっ、ふぁぁぁっ!!」

 乳房に顔を押しつけて少女のにおいを嗅ぐ。香る少女の汗。恥ずかしがりながらも朱く染まっている胸の周辺に俺の鼻息がかかる。良いにおいだ。もう、色々考えてきた俺だが、今更後に引ける余裕もないほどに興奮が冷めやらなくなってしまった。

「もう無理だ。お前が悪いんだ、お ま え が な に も し な い か ら!!!」

 社会的地位とか、抹殺とか、そんなのもうどうでもいい。
 プラスだったものがゼロに戻るだけ。なんの『デメリット』がある?
 むしろ今は、少女を抱くと思っただけで今までで最高潮の幸福が押し寄せていた。
 俺が少女を食う!!そのためならなにを恐れるか!?

「あ……あぁぁ…」

 少女を抱き上げて下半身を露出させる。そして、俺は少女の操をいただいた。


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「ヤハハ――!」

 赤西神―あかにしじん―は高笑いを一人あげていた。下校時刻の夕暮れ差し迫る時、人の動きも活発になり、夕食の買い物に出掛ける人や遊ぶ子供たちで商店街は賑わっていた。
 そんな中で神は笑っていた。独特の笑い声にその声は多くの人の耳に入り非難の視線を浴びるものだと思うだろう。
 それだけじゃない。神を見れば多くの者はその姿に固まってしまうだろう。
 なにせ、神は裸だったのだ。全裸である。猥褻物をこれでもかと大衆に見せている罪は到底償われるものではない。警察所もすぐそばにあるのだ。

 しかし、まわりは誰も神の事を気にしない。目に映らないように全裸の神を無視し、通り過ぎていく主婦や子供たち。

 視えていないのである。全裸であっても、その姿は光のコーディネートを纏って乱反射し、全方向から視界を屈折させる。そのような原理ではないのだが、『漂白剤』とは誰の視界にも映らないようにする魔道具。
 神の姿は誰にも見えないのだ。

「こーんな姿になっても、だーれにも気付かれませーン!!!」

 まるで社会、法の枷から解放された様に清々しく言い放つ。神の姿だけでなく、声すら聞こえなくなっているのだ。大声で叫ぼうが誰にも迷惑がかからない。誰の目にも入らないから他人の目を気にする必要もなく、誰の耳にも入らないから、イヤな噂がたつこともない。

「私は自由だ!!!」

 そう、自由だ。
 自由を手に入れた神。法律から外れ、真の自由を手に入れた神のすることは、法から外れた行為を実行することだった。
 冒涜だった。

      
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「ほーれほれほれ」

 道路で信号待ちしている女性の顔に自らの性器を押しつけて頬を叩いている。柔らかい女性の頬が性器に押されて引っ込んでいるのに、女性はそれを気にする素振りも見せずに神の成すがままにされていた。
 信号待ちの間、まさか性器を顔に押し付けられているなど夢にも思っていないだろう。
 信号が赤から青に変わり、その女性は動きだす。顔には男性が感じて出したカウパー液を付着させたまま帰路へと消えていく。

「やや……やはっ…ハハハハア!!!」

 法の下の自由は限界がある。本当になにもかも自由といったらウソだと神は言う。

「罪を犯したら罰せられる。社会に暮らす人々に『自由』などありはしない。一生働き、苦汁を飲み、労し、絶望する。『自由』はそれすら超越する。なにもかもがやりたい放題のわたしの世界!!――我は全能なる神である!!」

 真の自由を味わう神に、もはや人智の感性はなくなっていた。
 裸のままダッシュし、次の標的を探していた。

「あひゃ!?」

 神の前から手を繋いで仲良く帰る女子生徒が向かってきていた。良く見れば可愛いと、神は舌舐めづりしてその生徒たちに近づく。

「商店街の中に新しいお店がオープンしたんだよ?可愛いグッズがいっぱいあるんだよ!」
「そうなんだ。いってみたいー」
「うん、行こうよ」
「でも、今日はこれから塾だから、明日なら時間が開いてるんだけどいい?」
「いいよいいよ。わたしなんかいつも暇だもん。優佳―ゆうか―に合わせて全然オッケーだよ」

      
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 神に話の内容を聞かれながらも二人仲良く会話に花を咲かせている。
 神はそんな二人にちょっかいをだす。二人のスカートを掴んでは中を覗いてショーツを拝見しているのだ。
 傍から見れば成人男性が女子生徒のスカートに覗きこむという変態極まりない姿である。
 しかし、当の本人も神の行為を認知できない。ショーツを見せびらかせながら歩く二人に、他の男性たちからの視線が集まっていた。

「…ねえ、さっきからわたし達のこと見られてない?」
「だよねぇ。男子の目が怖いよ」
「それは、きみ達がそういう格好をしているからさ!!」

 神は二人の制服を徐々に脱がして行っている。裸にされていくにも関わらず、抵抗もなく成すがままの二人は、神に脱がされていることすら気付いていなかった。普通に帰宅するだけの道なのに、道草をくっている感覚で足を遅くして会話を増やしている。
 少女たちにとって普段通りのことをしているだけなのだ。法の下で自由に帰る生徒たちには、神のいる地点まで到達することは出来ない。

「素晴らしい。綺麗な肌だ」

 二人を神同様に裸にさせて思わずため息を吐く。
 スベスベの白い肌とモチモチの肌触り。
 ぎゅっと抱きしめるだけでいい香りのする少女たちを、好き放題に舐め始める。

「すぅ、はぁ……くんくん、汗のにおいがする。ペロペロ、今日は暑かったもんね。はむっ、むしゃくちゃ…んぐぅ、むぐぅ……」

 右と左、交互に抱いては舐めてを繰り返す。
 二人の身体は神の唾液でベトベトである。ぷくりと膨らむ小盛りの乳首を口に含んで、唾液を絡まして艶を出す。

「むぅ……今日、ちょっと疲れたよね?」
「そうだね。今日は気温が高かったから」
「日差しも強かったしね、あはは…」
「はぁ…身体は無意識でも感じているのかな?弄られていることに反応してくれるのは嬉しいな」

 少女達も神の行為に気付かないだけで感じていないわけではない。どうして身体が火照るのか分からないまま会話をしているのである。少女たちにとってお互い火照っていることを喋るのは抵抗があるせいで、愛想笑いでごまかす程度しかできない。
 家に帰るまで我慢しているしかないのである。

「じゃあ私、こっちだから」
「う、うん!じゃあ、眞子―まこ―ちゃん、また明日ね!」

 二人がなんとか分かれ道までやってきた。このまま別れさせたら、どっちかが裸であることに気付いてしまう。

「おっと、まだ別れちゃ駄目だ」

 神は自由だ――。
 視えない姿、聞こえない声を使って、二人の耳元に囁いた。

『私の声はきみ自身の心の声だ。きみはまだ友達と一緒にいたい。だから別れたくない』
『私の声はきみ自身の心の声だ。きみはまだ友達と一緒にいたい。だから別れさせたくない』

 視えない姿を模倣し、聞こえない声を聞こえるように変声させ、二人の耳に言い聞かせる。
 別れるはずの二人の動きがピタリと止まる。二人は見つめ合ったまま固まっており、神の声が心に響いた頃になってようやく笑みがこぼれた。

「ねえ、もうちょっと一緒にいない?」
「うん。私も眞子ちゃんとまだいたい。今日の塾はお母さんに行って休みにするから、眞子ちゃんが言ったお店に行ってみようよ」
「うん!そうしようよ!」

 裸のまま、嬉しそうに友達に抱きつく。

「私も嬉しいよ。まだきみ達を放さずにすんで」

 神は少女たちの横を並んで歩きだす。少女たちの顔の横で、神の性器がムクムクと大きく膨らんでいるのだった。

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「澄子!どこにいるの?」
「なんですか、お母さま?」

 田中澄子―たなかすみこ―は母敦美―あつみ―に呼ばれて神社の外回りの掃除をやめて鳥居前までやってきた。
 敦美は澄子がやってくると、巫女装束を整えて出掛けようとしていた。

「今日は親友の麻衣―まい―の悩みを聞いてくるから、しっかり留守番を頼むわね」

      
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 敦美は前から約束していた親友の悩みを解決する、というのは建て前で、久し振りの外に遊びに行くということに心を躍らせているようだった。
 普段厳格な敦美が今日は笑みを浮かべているのをみて、澄子もまたうっすら微笑みをみせた。

「わかりました。お気をつけていってらっしゃい」

 神社で生まれ、神を崇拝する巫女として生命を育まれた。そう教えられてきた澄子は見た目だけではなく言葉遣いも綺麗だった。ただし、外に出ることは極端に少なく、その姿は境内でしかみえない。本人はまったく不便に思っていないようで、一日神社の掃除に勤しむことに精を出す。
 完全な『箱入り娘』なのであった。
 敦美が石段を降りていった。一人になった澄子は春から夏へと変わっていく季節の変化を見回して、一度心を落ち着かせてから掃除へと戻っていった。

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