純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『挿げ替え・融合』 > 接着剤『二人で一つの存在』

 宏美の身体を持つ浩志と果てるまでセックスを堪能した俺。
 びっくりしたのは宏美が処女じゃなかったこと。浩志まで驚くほどのその早い性行為に浩志まで宏美に対して幻滅していたみたいだった。
 まあ、そのおかげで……

『ああんっ…おち〇ぽ頂戴!おま〇こぐちょぐちょに掻き混ぜてぇ。もっと気持ちよくなりたいの!』

      
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 浩志が宏美の真似をした時に純情なイメージから一転して淫乱少女への要望を応えてくれたのは非常に興奮したものだ。

「はぁぁ……休憩!もう立たねえ!」
「だらしねえな。もっといっぱいセックスしようぜ」

 俺より浩志の方がセックスに嵌ってしまっていた。しかも女性側の方がセックスは気持ちよく、体力が続く限り何度でもイク事が出来る。
 浩志の性欲は俺より強いのかもしれない。

「なんだったら俺が今度男の立場になるから、輝和が宏美と合体しろよ。そうやって交互に入れ替われば何度でもイけるぞ!」
「おまえ、強くなったな……」

 宏美に知られた時が怖くないのだろうか。まぁ、その案はとても美味しい響きに聞こえるものの、俺は女の立場に興味がなかったせいで、丁寧に断ることにした。

「それは残念。じゃあ早く体力回復しろよ」
「まぁ、待てよ」

 俺の体力回復を待ちながら、俺もまた浩志に対して要望を言う。

「せっかく合体したんだ。ちょっと宏美を呼び出せよ」
「はっ!!?」

 俺の要望に浩志が発狂した声を荒げた。
 この状況で宏美を呼び起こせというのは正気の沙汰じゃないと思ったのか、兄妹の関係に深い溝を作るような提案に浩志は良い顔をしなかった。

「違うって。宏美もセックスが好きなら、きっと俺たちの行為を受け入れるに違いない。だいいち浩志と合体してるんだから逃げることなんか出来ないんだ。悲鳴をあげそうになったらおまえが無理やり抑えつけて声をあげなくすればいい。そういうプレイをして見たいんだ」
「……おまえ、鬼畜でドSだな」

 宏美本人を嫌々セックスさせる俺の意図を汲んだ浩志が思わず笑みを漏らした。流石親友で悪友だ。
 浩志もまた今回の一件で一皮剥けた男になったように、俺がしたいことを進んで了承してくれるようになった。
 実にいい傾向だった。

「じゃあ、宏美を呼び起こすぞ」
「おう」

 浩志が意識を静める――。
 ここからは俺の力量も試される。
 セックスしたくない女性をセックスさせる方向へ持って行かなくちゃいけないのだ。
 無理やりにさせるのは信条に反する。お互いがどれだけ気持ちよくなれるかがセックスの醍醐味だ。
 片方じゃ駄目だ。宏美も気持ち良くなってもらわないと、俺が満足できないのだ。

「……やってみせるさ」

 俺は一人自分に課す。そして、宏美が覚醒する。

      
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「わたし………お風呂に入ってたはずなのに、なんでこんな格好してるの?」

 意識をなくしていた宏美が、気付けば赤のゴスロリ服を着ていたことにびっくりしていた。
 普段身に付けたこともない服に包まれて驚いている。

「気に入ってくれたのなら嬉しいよ」
「えっ…、き、輝和さん?」

 俺からのプレゼント。宏美にとってはあまりにサプライズの告白だ。

「これ、輝和さんがプレゼントしてくれたんですか?」
「そうだよ。ありがとうって言って喜んできてくれたじゃないか」
「えっ!?私がっっ!!?」

 身に覚えのないことに素っ頓狂な声をあげる宏美。自分が喜んで服を着たと言われても意識がなかったせいで記憶にも無い。さらにそこで気付いたように、宏美が慌てて服の上から身体を触り始めた。
 そして、赤い顔をして言葉を失ったのだ。

「(下着を身に付けていない―――)」

 そう表情が物語っていた。宏美は服の下になにも身に付けていない。
 つまり裸のままゴスロリを着ているだけだ。胸の大きさも服の上から輪郭が露わになっているし、乳首が服に擦れて痛いはずだ。
 俺は宏美の考えがまるで手に取る様に分かった。
 混乱していく宏美の表情が俺にとって心地良かった。

「輝和さん……まさか……っ」
「じゃあ、宏美が喜んでくれたところで始めようか。セックスを」
「ひっ――!?」

 俺が口元を釣り上げながら身体を倒していくと、宏美は目を大きく見開いて俺の下敷きになった。


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「やっぱり浩志か……。びっくりさせるなよ」
「びっくりしたのはこっちだ。本当に、宏美の身体と合体しちまったんだから」

 宏美の身体を触りながら、思ったことを呟く浩志。首から上が浩志だか、声帯は宏美の声になって喋っているせいで、双子の浩志との違いが全然わからない。
 本当に宏美のように思えて仕方がない。

「これが宏美の身体なんだ。なんだか恥ずかしいな」

 双子といえど身体の作りは全然違う。浩志の細い身体ではなく、宏美の身体はしっかりと女性の凹凸が出始めていた。
 ぷっくりと膨らむ乳房の形も整っていて可愛らしい。濡れている身体は水滴を滑らせて床にまで流れ落ちていった。きめ細やかな肌、モチモチの肌の触感。白い宏美の肌をじっくりと観察している浩志に、俺は一人悶々としてくる。

「そういえば、身体を洗ってたんだろ?さっさとその続きやっちまえよ」
「あっ。そ、そうだよな」

 浩志が思い出したように身体を洗うことを引き継ごうとする。汗を流すためにプラスチックの椅子に大股を開いてドカッと座り、壁にかかったスポンジを手にした。

「俺が洗うのか……」

 突如呟く浩志の小声。ようやく浩志も自分の状況が理解してきたのだろう。
 自分の身体であっても、もともとは宏美の身体だ。宏美の身体を洗うことに対して性的興奮を覚え始めていた。
 スポンジにボディーソープをつけてよく泡立てて、ゆっくりと身体をなぞる様に洗い始めた。
 キュッキュッと傷つけないように身体を洗うものの、その身体を洗う遅さに呆れてしまう。

「お前はそんなに身体を洗うのが遅いのか!?」
「だって……慣れてないし……どう洗っていいか分かんねえし」
「普段通り洗えばいいだろ?こう、ゴシゴシと」
「わかってるっ……」

 まるで人生初のお風呂のように、身体を洗うことの緊張感を露わにする。
 子供に戻ったかのような険しい表情だ。これじゃあ何時になってもセックス出来そうもない。
 見るに見かねた俺が手伝うことにする。

「仕方ねえなぁ…」

 浩志の背後に付いた俺は脇の下から手を滑りこませて、いきなり浩志の胸に触れた。

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 舘浩志―たちひろし―と宏美―ひろみ―は双子である。
 一卵性双生児から生まれた二人は容姿はそっくりで、とても男女で区別あるとは思えない。

「しっかし、よく似た双子」
「双子なんだからそりゃあ似るだろ?」
「似ない双子だっているだろ?」
「似てるのは顔だけだろ。性格まで似やしないよ」

 俺、福井輝和―ふくいきわ―が浩志と会話をしていると、ちょうど宏美が帰ってきたようだ。

「お兄ちゃん、また学校サボった。先生に怒られるの私なんだけど」

 学年も当然一緒で、クラスも同じ二人。俺と学校をサボった浩志に宏美は帰るや早々怒りを露わにしていた。

「もっと真面目にしてよね」
「うるせえな。部屋から出てけよ」

 同じ声でも口調が違えば男女違いが出てくる。それにしても、性格は口調を変える。
 宏美はなにも言わずに部屋から出ていき、自分の部屋へと入っていった。

「似てねえ双子」
「似てたらお前とつるんでねえよ」

 どっと笑いだす浩志。宏美とはまるで俺が釣り合わない言い方にムスッとする。

「馬鹿言え。こう見えても俺は宏美とも親しいんだぜ?『兄を心配する妹にアドバイスする親友』という、確立したポジションにいるんだぜ?」
「ほぉ。俺を通じて仲良くなったって、そこからの発展は俺が許さない!」
「おまえが最後の砦かよ!?」
「妹の彼氏が親友とかマジ勘弁」
「そんな、お兄さん…」
「マジで勘弁…」

 双子だからだろうか、宏美に対する保護が強い浩志である。・・・この、シスコンめ。

「どうせなら抱いてみたいねえ?」
「はっ!!?」
「なんだよ、その反応はよ?宏美だってもう立派な女性だろ?出るところは出てきているに違いない!なあ、そうなんだろ?まだお風呂一緒に入ってるんだろ?おっ?おっ?」

 詰め寄った瞬間に裏拳が飛んできた。クリティカルヒット。

「キモい」
「おぅ・・・いてえ」
「風呂なんか入ってねえよ。だいいち、もうひとりの俺とふろなんか……」
「なに声が小さくなってるんだよ?」

 浩志もまた宏美に興味がないというわけではないのだろう、表情がそう物語っている。

「おまえだって興味あるだろ?宏美がどれだけ成長したか。…そりゃあそうだよな?もう一人の自分がどれだけ立派に成長したか興味あるよな?」
「俺、なにもいってねえ…」
「おまえがまだ幼い分だけ向こうが成長してるってわけだ」
「俺が幼かったらおまえなんか赤子だろ?」
「なんだと!!」
「なんだよ!!」

 二人で立ち上がり、早速宏美のもとへ向かおいとする。俺はポケットから『接着剤』をだして浩志に見せつけた。

「よし、これを使おうぜ」
「なんだよ、それ?」
「『接着剤』。これで宏美の身体と合体しろよ」
「合体!?」

 『接着剤』による身体の融合だ。浩志に手渡し、宏美と合体するように言うと息を飲んだのが分かった。

「もともとお前ら一つのもんだろう。それが二つに分かれて生まれてきただけじゃねえか!」
「ぜんぜん違う・・・・・・」
「その間、宏美の意識もないから安心しろ」
「……」

 俺への当てもない自信に表情が強張る浩志だった。

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