純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『スライム・寄生』 > 柔軟剤『淀みの深淵、新たな犠牲者たち』

 一階まで下りてきた彩夏は、裸の姿でそのままお風呂に入る。シャワーを浴びて汗を洗い流し終わると、鏡で自分の姿を見つめた。
 今や平べったい身体が快感に疼いて女性ホルモンを分泌しているのか、胸の膨らみが現れてきた気がした。ピンク色の乳首は勃起し、触ると敏感に反応してしまう。

「イヤらしい。私ってこんなにイヤらしかったんだ」

 彩夏の性的開発を進める『スライム』男が嬉々した声をあげる。まるで彩夏が自分の性的開発を自分で悦んでいるようだ。ビリビリと痺れる身体。椅子に座り股を開いてクリ〇リスと弄ると、さらに熟れいた喘ぎ声を浴室に響かせた。

「ん・・・・・・くちゅっ・・・あんっ・・・ああ、あったかい」

 おま〇こからは濡れた粘液がキラキラと滴り落ちる。 指に付着したそれを彩夏(『スライム』男)が丁寧になめてみる。お湯に濡れて薄味になり、美味いとは言えないものの、彩夏の股間に目を向けると、まだひくひくとうごめいていた。 

「なんていやらしいんだ・・・・・・ん、おっ?これは・・・・・・」

 彩夏のアソコを弄っているうちに漏れだす尿意に気が付く。すると彩夏の表情がニヤリと笑った。

「女になったら経験しとかないとね!」

 彩夏(『スライム』男)は浴室でおしっこをするつもりだ。彩夏は座ったままの態勢で軽くお腹に力を入れた。
 溜まっていたのか、ちょろっと出た黄金の水は途切れることなく漏れだすと、勢いよく飛び出した。
 じょろろろ・・・
 シャワーを最大にして噴きだすように、おしっこは噴射して飛び出してくる。一部は彩夏のお尻にまで垂れてきていた。 

      
お風呂で処理

「うわっ、 なんて出方をするんだろ。せっかく洗い流したのにまた汚れちゃうよ」

 「うわぁ、うわぁ」と喚きながら彩夏のおしっこの勢いが弱まっていく。珍しそうに自分の股間から流れるおしっこを観察していた彩夏が、ソコから尿が出なくなったのを確認しておしっこが終わった。トイレならばティッシュで股間を拭かなければならないだろうが、ここは浴室。おしっこで濡れたタイルと一緒にシャワーで洗い流そうと自分の股間にシャワーを向けて蛇口を捻ると、無数の水滴が彩夏のアソコに当たり、部屋の余韻もあって身体が再び感じ始めてきた。

「ひあんっ!ああ・・・これじゃあ、またイキたくなっちゃうよ・・・」
 
 一度シャワーの水が止めると、我慢できなくなった彩夏(『スライム』男)は座ったままおま〇こに手を伸ばした。

 
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 鹿目真奈と別れた後、狩野彩夏は一人になった家で自分の部屋へと引き籠った。
 真奈とのプレイを引きずっているのか、余韻に浸りながら女性の快感を味わった『スライム』男は、彩夏の記憶を覗き始めた。
 中学生でありながらまた成長の見えない身体、真奈と違い小学生でも通じそうな幼さを残す彩夏は、そのことを気に止めることをしていないようだ。それもそのはず、彩夏の生活では未だに外を駆けだして遊んでいることの方が多く、夜に夜な夜な一人遊びをすることが稀であったのだから。
 
「へえ・・・、えっちに対して抵抗があるんだ。育ち盛りにしてはおしとやかなんだね、私って」

 当然、彩夏に彼氏はいない。友達の真奈と遊んでいる記憶をのぞいたり、彩夏自身が忘れているであろう、真夏のプールの記憶を呼びだしたりしていた。
 『スライム』男にとってこの程度のことは朝飯前。彩夏本人よりも狩野彩夏のことを知ることが出来る。
 そうして彩夏のすべてを奪っていく。
 『スライム』男が記憶を読み取り始めてからしばらく時間が経過する。『スライム』男が彩夏の記憶を読みこんだ。中学校の先生からクラスメイト全員の顔と名前が一致するまで記憶を植え付けたのだ。ここまでくると彩夏として中学生の生活をすることもできるだろう。

「ふ~ん、でも私ってやっぱり医者の子だね、頭がいいのは流石だね」

 彩夏は一人で家にいることが多く、暇があれば机に座って勉強していた。おかげで全国模試では最高で学年2位の成績を取ったことがあった。真奈はその偉業に褒めてくれたことに対し、彩夏の両親、真里と宗司は当然と言う態度で別段褒めることもしなかったエピソードがある。
 可哀想とは思うものの、『スライム』男にとってはどうでもいい話である。むしろ勉強なんて出来なくても構わないのだ。彩夏の記憶を読み取る事と、彼女がもたらす快感を味わえればそれで良い。
 彩夏の記憶に、もし男子との性行為があったとしても、『スライム』男にしてみれば、男子では絶対に立ちいることのできない女子更衣室でのクラスメイトの生着替えを覗いている方が有意義なのである。

「・・・ヤバい、濡れてきちゃった」

 頭の中でそんな光景を思い出していると、彩夏の身体が疼き始めた。『スライム』男が興奮しているせいで、彩夏の身体が熱を帯びていた。
 性欲に目覚めた身体を触りる様に、彩夏はゆっくりと衣服を脱ぎ始めた。


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 清進学院は既に『スライム』男の手に落ちていた。全校生徒の目ぼしい女子生徒を取りこんでしまったため、毎日保健室には中本良司の元へ女子生徒が伺いにやってくる。

「失礼します」

 今日は神埼志乃が三年B組の三浦公子―みうらきみこ―を連れてくる。志乃とは仲が良く、気品ある箱入りお嬢さんといった印象を持つ彼女。よく下校時に志乃と一緒に帰り、ウインドウショッピングを楽しんでいた場面を目撃していた。そんな彼女がこの度、志乃と供に良司の元へ訪れたということでだいたいの予想を察する。

「これはこれは、みなさん、仲よさげにどうしました?保健室は一度に大勢で訪れる場所ではないんですよ。俺は静かな時間が好きなんだよ。今度からは一人ずつで来てくれると助かるんだけどね」
「へえ、先生と一対一で話なんかしてたら、声を大にして痴漢を訴えるかもしれませんよ?それでもいいなら今度からそうしましょう」

 身も蓋もない会話が続く。互いが繕いながら会話をしているだけに本心が湧きでる様に滲み出てくる。疼いてくる衝動が抑えきれないように、公子が高揚した表情で身体をくねらした。

「それで、今回はどうしました?どこか怪我をしましたか?」
「ええ、そうなんです、先生。公子がですね……」

 志乃がその後の台詞を公子に言わせる。公子が場を一度静まりかえすように間を取った。

「実は私・・・・・・・・・しまいまして……」
「えっ?なんですって?」

 聞こえなかった。もう一回。

「・・・・・・のんでしまいまして……」
「飲んで?ナニを飲んだんです?」

 良司が焦れったく聞き返す。公子は我慢できなくなり笑いながら大声で語った。

「『スライム』を飲んでしまって、みなさんと一緒になることが出来たんです!」
「それは光栄じゃないですか!ようこそ、『こちら側』へ。歓迎しますよ」

 分かっていたと言わんばかりにはしゃぐ公子を冷静に迎え入れる。そんな良司に惹かれる様に公子は制服を脱ぎ始めた。制服から現れた黒の下着を身に付けた彼女は、普段とのギャップが激しい。お嬢さまといえど下着姿でここまで艶女―アテージョ―に変わることが出来るのかと、良司は公子の姿にそそられてしまった。

「はい、先生!それでですね・・・早速、私の身体を知りたいので、弄って頂けないでしょうか?先生しか頼める人がいないんです!」

      
・・・にんまり

「そうですか。私しかいないんですか。彼氏がとっくにいるかと思いましたが、世間は冷たいですね」

 冷静な口調で言うものの表情のニヤけが止まらない良司。エロ親父そのものだった。

「いいんです。これからは異性なんかよりも同性を愛することにしますから。でも、先生だけは特別。私のセックスフレンドとして時々相手して下さい」
「俺なんかでよければ・・・、女子高生とヤれるなら何時でも大歓迎だよ、うひゃひゃひゃ!」

 良司は公子を連れてベッドへ案内する。カーテンを閉めて公子の肌を好き放題に触る。

「せんせぃ・・・あっ・・んんっ!はぁ・・・そんな強く揉まないで、痛いの」
「そうですか、あまり触られたことがないんですね。いいモノをお持ちなのに開発していないなんて宝の持ち腐れじゃないですか、もったいないもったいない」

 大事そうに愛おしく乳房に掌を重ねて揉みほぐしながら、顔を近づけて唇を交わす。お似合いのカップルとは思えず、年もかけ離れた美女と野獣のセックス。唾液を相手に与えるように舌を絡ませて喉を鳴らしていくと、その表情を蕩けさせていく。学校の保健室で誰かに見られたらと思うと身体中の神経が敏感になっている。空間認識だけじゃなく、行為で得られる快感まで増幅させているように敏感に反応していた。

「ちゅっ、ちゅぷ・・・はぁん・・れる・・れろ・・・んあっ・・・はぁ・・せんせぃ・・・からだが、疼いて仕方ないの。沈めてほしいの」
「もちろんです。しっかり最後まで面倒みてあげますよ」
「本当ですか?だったら――」
『わたし達も一緒に面倒見てください!』

 そう言ってカーテンの奥から入ってくる志乃。志乃だけじゃなく、今まで『スライム』男が取りこんだ学園の美女たちがいつの間にかカーテンの奥から現れた。

「お、おおお・・おおいよおおおお!!」

 震えた声で歓喜する。逸物がキュッと縮こまるも、十人十色の下着姿を見せられると再びやる気を見せる様に太さを取り戻して硬くなっていた。

「さあ、ジャンジャン来なさい!一日で百人斬りでも達成しちゃおうかな?くひゃっひゃっひゃ!」

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 ベッドで戯れる先生一人と生徒たち。次から次へと押しかけ襲われたいように迫る生徒たちを召し上がっていく。
 若さゆえに性欲も盛んで、女子生徒たちは逸物を挿入されると簡単に喘いだ。ぐちょぐちょに濡れた膣内が締めつけて絶頂に達すると、今までイったことのなかった生徒たちがセックスに狂ったような表情でベッドに沈んでいった。

「あひぃ!しぇ、しぇんしぇえのおち〇ぽ・・太すぎて・・子宮にガンガン突かれてぇ・・・こわれちゃいそう!ひぃぃ――!いっくううぅ!!ふああっ!アアアーーーーーーーー!!!」

 潮を噴いて悶絶する女子生徒。良司も彼女の中で果てるものの、年の差を見せつけて不可能なはずの男性の逸物を即座に復活させて、次の女子生徒の相手を務める。次から次へと飽きることない女子生徒の追襲に負けることが出来ないとさらに意気込む良司。
 百人とはいかなくても、軽く相手にした生徒は二桁を突破する。
 そして、それは一日だけではなく、毎日続くのだ。
 毎日味わえる甘美に良司は性欲が満たされていった。

「たまらない!最高だ、この学院は!!ぐひひひひひ――――!!!」

 良司の高笑いが学院に響き渡る。
 そして『スライム』たちはいずれ街全体を浸食していく――



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 吉沢実琴が深夜勤務を休んだ翌朝――彼女は意欲的に通常業務に出勤してきた。 やはり、特別にもらった休暇が実琴にとっては気になったらしく、休みをもらったとはいえ満足に休息することことができなかった。

「そうよ。仕事を貰っている以上、休みが欲しくても業務はきちんとこなさないと――!」

 看護職は休みは不定期だ。休みが欲しくなる時だってある。でも、休みはしっかり業務をこなした後で得られるから開放的な気分に浸れるのだ。途中で投げ出すようでは看護として失格だ。
 後ろ髪を引かれる思いだった実琴は気分を変えるために誠心誠意仕事に打ち込むことが、患者たちとの恩返しになると考えていた。

「有紀さん!おはようございます!」

 そして、何気なく入った年の近い青年の部屋に入る。そこで実琴が目撃にしたのは――自分と全く同じ姿をした女性が美咲先輩を犯している異様な光景だった。

「むちゅっ・・・ぬちゃ・・・せんぱい~・・もっと身体を預けていいですよぉ。私がしっかり支えてあげますから」
「もぅ・・・まがらな・・・。・・・・・・・腰が・・・!」
「先輩、身体硬いですねぇ。おっぱいはこんなに柔らかいのにぃ」

 弓なりに仰け反らせてブリッジを要求しているもう一人の実琴。腰を支えてベッドの上で上半身だけを倒していく美咲の視界がすべて反転する。地面が天井を向き、上から覗いていたはずの有紀隆哉が下から見下しているように見えた。
 裸の彼がニヤリと微笑む。すると、目線の高さにそびえる逸物を近づけて、美咲の口の中にダイレクトに突っ込んだ。

「グボッ!・・・ゴフッ・・・ぐじゅり……」
「ああ、体勢が楽だと気持ち良さが半端ないな。その分、美咲が苦労しているんだろうけど」
「ボフッ!ゴッ・・グガッ・・・ふぐし・・・!」

 目に涙を浮かべて息をするのも苦労している美咲。身体を持たれ、逸物が口の中に押し込まれているせいで身動きが取れない。身体が痙攣するように震えており、口から溢れた涎が零れて髪の毛に伝っていった。

「口の中で溢れる涎がチ〇コを濡らして絡みついてきて・・・ふああっ、キモチイイ……」
「アハッ、先輩。有紀さん気持ち良いって言ってくれてますよ、よかったですねぇ」
「ふが、ふが・・・!」

 実琴が良く見ると、もう一人の実琴の腰に付けられた腰パンディルドーが、美咲のおま〇こに付きささっていた。美咲は正面と後ろから犯されているのだ。串刺しにされるように無残にその身体を肉棒に貫かれていると思うと、さすがの実琴を顔を真っ青にした。

「あっ・・・あっ・・・・・・!」

      
瞬間を目撃する。

 震える声をあげる。すると、ようやくもう一人の実琴が本人に気付いたように視線を向けた。

「―――――」

 驚くこともしない。その余裕を浮かべた彼女の笑みは、自分と似ても似つかないほどの淫艶な表情をしていた。


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 ――あれから、 
 狩野家では親子混じっての性行為が盛んになっていた。
 特に彩夏の性感開発に総出になってとりかかっていた。

「さあ、アナタ。今すぐ彩夏のおま〇こに突き刺すのよ」

 背後から真里が彩夏を持ち上げる。身軽な彩夏は女手一つで持ち上げられる。両足を抱えて無理やり脚を開かされてその初々しいほどの彩夏の淫唇を広げていく。

「ふああっ・・や、やめてよ、お母さん!こんな格好、恥ずかしいよぉ・・・」

 涙声になりながら両親に乞う彩夏。

「お父さんも、ほ、ほんとうに彩夏とヤるの?わたし、お父さんと、血が繋がってるんだよ?」

 肉親同士で犯されることに彩夏が抵抗を示す。それは当然のこと。娘ではなく親が指摘しなければいけないことだ。しかし、彩夏の助けの声を聞いた宗司が鼻で笑った。

「なにを言っているんだ?繋がっているのは血だけじゃないだろう?」

 血液よりもさらに濃い『スライム』同士で繋がっていると言いたいらしい。彩夏が舌打ちをした。

「わかってるわよ。そうした方が盛り上がるって言いたいんだろ?両親で子供を凌辱するなんて普通じゃ考えられないもんな!」

 すかさず真里が助け船を出す。そう、これは皆が了承していること。普通じゃ考えられない状況下で愉しむ性行為と性感開発。盛り上げようとする彩夏に余計なことを言ったと宗司が謝罪し、軽く咳ばらいをした。

「彩夏のことが可愛くて仕方がないんだ。だからお父さん、こんなになってしまったよ」

 深々と立派に勃起した逸物。彩夏だけじゃなく、それを見た真里ですら目を丸くしていた。

「アナタ・・・。わたしにだってそんなになったことないのに……本当に憎らしいわ、この娘ったら」
「ああっ、おかあさん!やめて!」

 開いた足をさらに開脚させようとする真里。これ以上開かないと彩夏が悲鳴を上げる。

「イタイイタイ!お母さん、ごめんなさい!ち、千切れちゃうう!!」
「おい、やめないか。嫉妬は見苦しいぞ」
「あなたも・・・もぅ、しらないわ!」

      
中身は全員同じです

 渋々脚を緩めて彩夏は痛みから解放される。しかし、今ので完全に開いた彩夏の淫唇は宗司の逸物を受け入れる様に口を開けて待っていた。
 滴り落ちる愛液。痛みを抑えようと溢れる粘液が膣内を充満させる。

「彩夏。お父さんを信じなさい」
「あ・・・あぁ・・・」
「逃げられないから安心しなさい。うふふ、覚悟しなさい。すぐに昇天させてあげるわよ」

 真里と宗司に言われるまま、嫌々ながらも身体を差し出される彩夏。そして、宗司の逸物が彩夏の膣内へと押し込まれた。

「ふぎゅううっ!い、たいよ・・・お、かあさん・・・!」
「しっかりしなさい、彩夏。安産で無事に子供を産むためには身体は少しでも柔らかい方がいいのよ」
「でも、わたし・・・こんなの大きいの、入らない・・・・・・」
「もう少ししたら楽になるぞ。ふっ、おおおう!」
「ぐっ、がっ!あああっ!!裂ける!おま〇こ裂けちゃうよおお!!」

 無理やり奥へと突き進もうとする宗司に彩夏が悲鳴をあげる。ゴリゴリと壁を抉りながら粘液を潤滑油にしてヌルンと奥へと滑りあがっていく宗司の逸物が、彩夏の細い膣を通って子宮口へと突き当たった。そこまで辿り着くと宗司の逸物がすべて彩夏の膣内に収まっているので、宗司の逸物の太さまでヒダが広がっていた。
 痛みはなくなったとはいえ、その太さに彩夏の眼には涙がにじむ。いつ気を失ってもおかしくないほどの激痛に耐えた彩夏には既にやりきった達成感があった。

「ほら、ここで終わりじゃないでしょう?自分で腰を動かすのよ、彩夏!」
「ふぎゃっ!ぎゃ・・、ふあああ――っ!!」

 彩夏の腰を持つ真里が腰を揺さぶり始めた。膣内に入る逸物が擦れて一度奥まで抜けるかと思いきや、腰が戻って一気に逸物を咥えこむと、その勢いのままに子宮口に逸物を押し当てる。目がチカチカするほどの電流が彩夏の身体の中を巡り、天を仰いで昇天した。
 一気に縮まる彩夏の膣内。逸物を押し潰すように締めつけて触手のようなヒダヒダを逸物に張り付かせると、吸いつくように逸物に刺激を与える。

「うおおお・・・さ、彩夏、これはたまらん……な、中に出してしまう・・・!」
「あぅぁ・・・はっ・・はっ・・!」

 呼吸を荒くして耐え凌ぐ彩夏。応答できない状況に宗司は困ってしまうも、本当は彩夏の返事として応える人物は別にいる。真里に聞けばいいのである。真里が彩夏の身体を持っている以上、彩夏に真里の拒否権はない。
 それを知っているから宗司が真里に目を向けると、真里は口元を釣り上げて笑って見せた。

「・・・仕方ないわね。あなたの好きにしていいわよ」
「そ、そうか。じゃあ・・・中に出させてもらうよ」
「そう、わかったわ。じゃあ私も、彩夏の腰を思いっきり振ってあげるわ」

 彩夏の腰を再び降り始める真里。膣内が再び蠢き、逸物が出し入れし始める。宗司が動かなくても彩夏の腰が動いてくれる。まるで立っているのに騎乗位をしている気分だった。無理やり突っ込まれる逸物に対して子宮口が幾度とぶつかる。その度に彩夏が喘ぎ、声を震わせる。

「ふああっ!ふがっ・・あっ・・・あんっ・・・んふぅ・・・んがあっ・・・ふひぃい・・・!」
「ああ、彩夏、お父さん気持ち良いぞ・・・あふっ、お、おおぅ・・・」
「そう・・・んっ、はっ、そう言ってくれて、私は嬉しいわ・・・んっ、んっ・・・」

 彩夏が喘ぎ、宗司が感極まり、真里が声を振るわせる。三人一体になって行う性行為。逸物を咥える彩夏の動きが良くなり、宗司くらいの太さなら咥えられるようになったことを察すると、宗司はいよいよ膣内に精液を吐き出した。

「い、イク・・・でるぅ・・あああっ!」

 膣内で精液を吐きだされる感覚に彩夏が悲鳴をあげた。

「あああんんっっ!!でてるぅ・・・・。お父さんの精液でてるぅ……。彩夏の膣内で、子宮に流れて満たされていく……」

 息を切らして快感に喘ぐ二人。膣内から零れる宗司の精液が滴り落ちてベッドシーツを濡らしていく。
 真里が彩夏から手を放すと、ベッドまで急降下して倒れる彩夏。バネがクッションとなって彩夏の身体を揺さぶりながら、お腹の中を刺激して精液が逆流して外へと溢れて零れた。

「はぁ・・はぁ・・・はぁ……うぇぇ…」

 お腹の苦しみと痛みに呻く彩夏。その身体で次に備えるのは難しそうだった。

「彩夏はそのまま寝ていなさい。快感だけは繋がっているな」
「はぁ………んっ…」

 コクンと頷きベッドで横になる。そう、『スライム』で繋がっている三人は快感は共有できる。彩夏の刺激は皆が受ける。もちろん、真里もまた未だに弄ってもらえていないのにアソコは大洪水状態になっていた。

「あなたぁ……わたしももうこんなになっちゃっているの。お願いだから私にも激しくしてぇ…」
「ああ、いいとも。来なさい真里。次はおまえを可愛がってやるよ」
「嬉しいわぁ、あなた……」

 彩夏の次は真里の相手を始める宗司。その逸物は際限なくそそり立っていた。『スライム』によって増幅した性欲に応えられるよう、宗司は真里を犯し始める。

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 後日――。
 会長による緊急の全校集会が開かれることになった。
 いったいなんの話をするのか誰も知らない。
 体育館に集められた生徒たちは、ざわめきながらもその話に耳を傾けていた。 
 そして、神埼志乃が舞台に立つ。

「皆さん。おはようございます」

 マイクのから通る彼女の声。はじめは普通の挨拶から入る。皆もまた続くように挨拶を交わした。

「今日この場に皆さまを集めたのは、今後校内の目標になりますいじめ対策と解決を導く、生徒会の一つの答えを提示するためでございます。我が校だけじゃなく、他校も問題視していますクラス内のいじめ問題。関わるものだけじゃなく、関わりを避けて見て見ぬ振りをするものまでいじめの対象として見られてしまう実態。いじめをするものの言い分、いじめをされるものの言い分、どちらにも非があり、どちらにも納得できるものがあり、すべてのいじめをなくすという目標は実際のところ難しいのが現状です。わたし達生徒会では、皆さま一人ひとりがいじめをなくすという信念を持つことと、いじめが起こらない環境づくり、そして、いじめを見た時に恐れず誰かに相談すると言うことを注意することしか出来ません――――」

 現状、わが校にいじめがあるのかないのかもわからない。会長の話を半分しか聞いていない者もいれば、しっかり耳に入れて忘れないようにじっと聞いている生徒もいる。
 いじめは現象だ。いつどこで起こるか分からないのに、昨今対策を言われても実態が思い浮かばないから皆困り果てた表情をしている。会長の話を聞いていて実際すべてを理解する生徒はいないのかもしれない。
 何故なら、私たちは個人であり、会長の話を十理解しようとしても、一理解できれば良い方だ。
 全部が全部理解できるわけもない。私たちと会長は他人なのだから。
 ――そうでしょう、会長?きっと先生に言われたから会長も話をしているのでしょう?本当は、面倒な役を押し付けられたと思っているんでしょう?
 ・・・・・・でも、だったらなんでいじめ対策の内容を、今まで誰の耳にも告げてこなかったんだろう?
 緊急の全校集会なんて開く必要があったのかな?話の内容的に隠す必要がないのだから、誰か一人ぐらい相談をする相手はいなかったのだろうか?
 私が顔を見上げると、会長が表情をほころばせた。
 いや、むしろニヒルに笑ったという方が適切だったかもしれない。
 普段会長が見せたことのない笑みで、この話の続きを語った。

「――――ですので、私はいじめを撲滅する対策として、皆さまとの協調性を高めるために、これから私の言うことに皆さま従って頂きたいと思います。――裸になりなさい!」

 理解が出来なかった。話を聞いていた皆全員が固まったように、ざわめきもその瞬間だけピタリと止んだ。
 しかし、誰かが悲鳴を上げるのと同時に皆が動きだし、騒ぎとなって体育館に木霊した。

      
強力タッグ

「これから皆さんは私と一緒になるんです。生徒会の一存にして生徒を尊重する声となるために、これから中本先生の力を借りて性行為をしてもらいます。それが完了すれば素晴らしい未来が待ってます」

 舞台に上がる中本先生を見て、さらに皆が悲鳴を上げる。決して好印象のない保健の先生ちお、なんで性行為をしなければいけないのか理解に苦しむ。
 女子たちは体育館から逃げるように翻すと、扉の前では先生たちが硬く道を閉ざしていた。

「先生!どいてください!なんで私たちがこんなことしなければならないんです!?」
「おかしいでしょう?!会長の言っていることが理解できません!やめさせてください!先生っ!!」
「早く裸になれ!!」

 先生たちの怒声が私たちを払いのける。先生たちもグルなの?会長と先生を前に生徒たちはなんて無力なんだろう。束になっても勝てる気がしない。
 でも、数は生徒の方が圧倒的に多い。先生の目を盗んで抜け出す生徒たちはいたものの、最後までつけこまれた私含めた女性の生徒は小さな円になって先生に囲まれてしまっていた。
 泣きだす生徒、震える生徒、まるで籠の中の小鳥のように、身動きが出来なくなった生徒たちは、先生や会長の前で裸にされていくのだった。


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 志乃を取り込んだ『スライム』。ぶよぶよした物体が体育館に居座るだけでも非常にまずい。
 せめて人間のカタチにでもなってもらわないと困る。志乃だけじゃなく、もし誰かが再び体育館へ訪れた場合のことを考えると、芹香に焦りの色が見え始める。

「おい、早く元の姿に戻れよ。なんなら梨佳でもいいんだからよ。その姿を誰かに見られたらどうするんだよ?」

 正体不明の『スライム』は他人に恐怖を与えるもの。いま恐怖を与えてしまったら、警察を呼ばれてしまう可能性がある。遊びではなく、本当に戦わなくてはならなくなる。殺し合いだ――。
 と、その時ようやく『スライム』の姿をしていた分裂した自分が形を復元するために集まっていた。
 ブクブクと太った液体を細身で背の高さを忠実に再現し、人のカタチを作っていく。
 再現できた箇所から白い肌が浮かびあがり、徐々に汚れた色した姿を見せられる姿に披露していく。
 髪の毛を生やし、胸を出して顔を整える。
 細い指に長い爪まで生えそろうと、『スライム』は先程取り込んだ神埼志乃と全く同形の成りを完成して佇んでいた。
 髪の毛を払いのけたその姿は、完璧に志乃本人と見間違えるほどの出来栄えだった。

「フフ‥‥おまたせ」
「遅いぞ、おい。待った時間がとても長く感じたぞ」

 完全に取り込んだ志乃本人と成り果てた『スライム』男。細胞をコピーしたのではなく、細胞が本物である。本物を奪い、オリジナルとなった『スライム』男は、自分の手を胸に宛がい揉みしだく。

「期待通りの良い身体ね。んっ・・・、やっぱり本物の方が征服した分だけ感じ方も大きいかも」
「いいなぁ。俺にも味あわせてもらいたいのぉ~」

 芹香の身体に飽きたように呟いた分裂した『スライム』男に対して、志乃は横目でニヤリと嗤った。

「こいつのカラダは俺が取り込んだからな。おまえだって姿を変えられるはずだぜ?」
「ま、マジかよ!?それならやってみるか」

 芹香が急いで自分の本体である『スライム』を吐き出す。芹香が嘔吐するように吐きだした液体が体育館に零れ堕ちると、それは『スライム』であった。ぶよぶよしたゼリー状のその身を変える様にカタチを作り替えていく。神埼志乃の素体に合わせて水分を調節し、筋肉や質感、感触を調合して一人の人物を完成させる。
 もう一人、神埼志乃が出来上がった。

      
オリジナル増殖中

「おおぅ!俺にも出来たぞ!」

 元芹香だった『スライム』男も無事志乃となってはしゃいでいた。生徒会長としての記憶を受け継ぎながらも、活かすことはまったく考えておらず、女性として美しいプロポーションを持つ志乃の身体を手に入れたことで、早速男子を誘惑したいと言う欲求に駆られていた。

「早く逝こうぜ!俺、もう誰でもいいから襲っちまいそうだぜ?生徒会長が淫乱会長としてのレッテルを貼られるのはそう遠くないだろうよ?」
「立場を利用することも考えようぜ?・・・いや、待てよ。せっかくだからまずは一人簡単な奴を落としていこうぜ」
「簡単なやつ・・・・・・あぁっ!」

 二人の志乃がある人物を思い描いて不敵に笑った。二人は一度制服に身を通してある場所へと向かい始めた。
 記憶が物語っている。保健室の先生は、落とすのが容易いと――。


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      そっくりさん?いいえ、本人です。

 私の目の前に現れた人物――私そっくりの、梨佳が化けた偽物。
 そうに違いない。そうでなければ説明がつかない。
 人間が、別人になり変わるなんて、そう簡単にあってはならない。

「いい加減にしなさい、『鹿目』さん!」
 
 私は目の前の人物を認めないように口調を強めていった。少しだけ驚いた二人であったが、微々たる抵抗をする私を嘲笑うように、二人でクスクス笑い合っていた。

「会長~。そんなに目を細めても誰なのか分かりませんか~?」

 目を細めているわけじゃない、睨んでいるのよ。

「アナタじゃないですかぁ!」
「違うわよ!私は絶対に認めない!」
「・・・・・・」

 体重も体型もそっくりに見えても、私は世界にただ一人。神埼志乃という女性なのだ。
 姿を私そっくりにしたところで、いったいなんの意味があると言うの?
 私の動揺を誘いたい?ほんと、お笑いよ。

「私は、あなた達なんかに絶対屈しない!!」

 生徒会長の放つ威厳を前面に引き出してはっきり宣言する。
 クスリと、鹿目さんが化けた私が小さく口元を釣り上げた。

「そうやって抵抗する娘、嫌いじゃないよ。どうやって堕としてやろうかと考えるのも一興だよ」
「――っ!」

 私の声でいながら思考も思想も全然ちがう。
 見た目は女性でいながらまるで下ネタ全開のおじさんのような私に鳥肌が立つ。
 近づいてくる『志乃』に向かって私は叫んだ。

「あなた、いったい誰なの!?」
「私は神埼志乃。18才の高校三年生。生徒会長をやらしてもらってます。身長が170cmでスリーサイズは上から83-60-85。オナニーはあまりしないけど、月に2、3回はやります。性感帯は、やっぱりクリ〇リスかな」
「な、なんで――?」

 口を開けても声が出ない。
 私の身長やスリーサイズだけじゃなくて、なんで私の私生活まで知っているのよ?
 私の全てを知っているの・・・?それじゃあ彼女は本当に『神埼志乃』そのものじゃない!?

「身体だけじゃないんだよ?記憶も知識も全部同じにすることができるんだよ。これでもまだ私を『志乃』だと認めないの?」
「認められるわけないじゃない!ぜったいに・・・」
「ふーん、なら、私が全裸になってこの体育館から外に飛び出しましょうか?生徒たちの目に曝されたら、いったいどういう反応を皆が示すかしら?」
「や、やめなさい!そんなこと、させないんだから!」

 震える声、震える足、まるで自分という存在を人質に取られているようだ。
 認めよう――。彼女は限りなく私に似ていた。でも、私だけは彼女を肯定するわけにはいかなかった。私が肯定してしまったら、私という存在は希薄になってしまうから。
 プライドも、威厳も、立場も、クラスメイトとの関係も全部奪われてしまいそうで怖かった。

「はぁ・・・はぁ・・・」

 体育館前で息を切らす私。息苦しく、1分1秒という時間がとても長い。
 私が二人いるという状況がとてもよろしくない。お願いが出来るなら今すぐにでも元の姿に戻ってほしいと、梨佳に戻ってほしいと頭を下げたいくらいだった。

「・・・・・・いいわよ、元に戻ってあげても」
「えっ?」

 私の願いが通じたのか、突然『志乃』が言い放った。しかし、それにはある条件を出した。

「私を気持ち良くして」
「な、なんですって?」

      
状況は最悪の方向に

「アナタの身体で感じたいの。減るものじゃないんだし、いいでしょう?」

 自分の手で胸をさする『志乃』。それだけでも不快なのに、挙句の果てに私を利用しようと言うの・・・?

「い、いいわけないじゃない!どうして私がそのようなことを――」
「まあ、自分で触ってもいいんだけど、この身体に慣れている人に触られた方が感じるんじゃないかと思ってね。イヤなら自分で触るから黙ってそこで見ていることね」

 制服の帯を解いて胸元を開く。ブレザーを脱ぎ始め、ワイシャツ越しに胸を揉み始める『志乃』。私に聞かせる様に喘いでみせてニヤリと微笑むと、悔しくて目を背きたくなってしまう自分がいた。

「オナニーだと思えばいいじゃない」
「あなたにこの身体を触られたくないのよ!」
「触ってもくれない、触らしてもくれない・・・。腹立つなあ。じゃあ、やっぱりこのまま鐘が鳴るまで待ちましょうか?鳴ったら全速力で駆けだして、誰でもいいからクラスの男性に身体を触ってもらいます」

 次から次へと条件が最悪な方向へ進んでいく。
 もし男性生徒にでもこの状況を知られたら、生徒会長どころか清進学院にすら登校できなくなってしまう。学園史上最低の淫乱会長なんてレッテルを付けられたら、家を引っ越さなければいけなくなってしまう。

「卑怯者……」

 私に拒否権なんてなかった。
 結局私は『志乃』の掌の上で踊らされているだけなのだ。

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「あなたたち、ここでなにやってるの!?」

 神埼志乃は二人を見て怒号の声を張り上げていた。体育館に大きく響き、誰か先生が飛んで来るのではないかと思うほどだった。
 裸になっている芹香と梨佳。隠すこともできない状況に二人はタイミング合わせて舌打ちをした。

      
威厳

「鹿目さん。あなたにこのような趣味が有るとは思いもしませんでした」

 志乃と梨佳は同級生、同じクラスである。

「宮沢さん。あなた今日は病院ではありませんでしたか?病院から帰ってきたのでしたら、私に連絡くらい寄越しなさい」

 志乃と芹香は生徒会委員会。特に志乃は生徒会長である。後輩の芹香は病院から帰ってきたら志乃に連絡することを心に決めていたらしい。

「こんなところで如何わしいことをするだなんて・・・生徒会の恥です!少し、宮沢さんのことを考え直さなければいけませんわ」

 学校をまとめる生徒会の役員が、学校を穢すようなことをあってはならない。
 志乃の芹香に対する嫌悪感は一層高まり、金輪際口も聞いてくれそうもない言い方だった。
 一対二。数では勝っているもそれを超える威圧感に臆してしまいそうになる。

「そんなこと言ったってぇ、好きになってしまったら止まらないですもの」
「言い訳は結構です」
「私を好きになってくれた想いを全否定ですか!」
「同性愛だなんて不潔以外の何ものでもありません。前提が既に間違っているのですから分かりあいたくもありません」
「じゃあ、生徒会長は誰かを好きになったことはないんですね?人から好かれることはあっても、自分が誰かを好きになることはないだなんて、可哀想」

 馬鹿にされたことに腹を立てた志乃が体育館の壁を叩いた。音は共振して体育館の壁全体に広がり、まるでバスケットボールを床に思いきり叩きつけたように音が二人を突き抜けていった。
 それほどまでに志乃は怒りを露出していた。

「今日のことは一度だけ目を瞑ります。誰かの耳に入ってしまったら、生徒会の立場が損なわれますから。しかし、もしあなた達の行為が誰かに見られたり、噂に立ったりした場合、私は責任を取りません。自己責任で対応しますので、そのつもりで節度ある生活を送ってください」

 二度目は容赦しないという脅しをかけて志乃は踵を返す。体育館から出ていこうとする志乃に、二人が一度顔を見合わせた。

「(言われっぱなしって言うのもなんだか癪だよな?)」
「(でも、腐っても生徒会長だしな)」

 自分たちの性的行為を認めようとしないことに腹を立てるのは、自己の存在を否定された気分に曝されるから。お遊びだと分かっていても、気分を害したことに不快感を示す『スライム』男に、また新たな標的を見つけてしまう。

「待って下さい。会長さん」

 梨佳はゆっくりと志乃のもとへと歩を進めた。


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 ふあ・・・。もう朝か。
 だるい身体を起こして眼を覚ます。
 時刻は既に10時を過ぎており、余裕で遅刻である。
 しかし、それでも欠席はしないと思えるだけマシである。不登校の多い昨今、こうして学校に行くのが楽しみで仕方がないと思える生徒なんて数えるほどしかいないだろう。

「学園生活なんて久し振りだな~。どんな女の子たちがいるのかな~」

 俺の媒体となった梨佳は未だにこの時刻になっても目を覚まさない。一夜漬けで弄んでやったのだから、意識は夕方近くにならないと戻ってくることはないだろう。だから俺が学校に行ってやるんだ。梨佳には感謝されないといけないな、くくく・・・。
 梨佳(俺)は制服を着こんで学校へと向かう。風でスカートが靡く。少し気温が低くなったのだろうか、それともスカートだからだろうか、気持ち的に肌寒くなったように思える。
 今まで分厚い脂肪で覆われていた身体だったからだろうか、『柔軟剤』を手に入れて他人の身体を使えるようになったからか、余計に気温に対する免疫力が落ちたように思える。特に女性は寒さに弱い。肌寒いのを我慢して涼しい顔しているのだから驚きである。
 早く肌を温めてほしいと、寒さを覚えると特に人肌恋しい。

「ああん、もう。男性でも女性でもいいから犯してくれないかなあ~」

 そう叫んでみるとまわりの視線が一斉に梨佳(俺)を見る。舐めまわすようにみる老人には興味ないものの、見られているというのはまた格別である。女子高生など特に男性の視線がイヤらしく突き刺さる。
 人生絶頂期――アゲアゲのテンションと親の反抗期が重なる天下無敵の高校生活。この時期の生徒は誰も止められやしないもの。
 真面目で地味なんて損している。やりたいことをやればいいのだ。

「その通りだよね!うん、うん、わかるわかる」

 母校、清進学院の前で俺の声なき会話に賛同する人物が立っていた。
 女性だ。同じ制服を着ているということは同じ清進学院の生徒であることは言うまでもない。清楚な姿をした彼女であるが、その瞳は俺と同じ色をしていた。

「・・・・・・・ふーん」

 瞳を見つめ合うだけで会話する。それだけで彼女の正体が俺には分かってしまった。

「それが今のおまえのカラダかよ?彩夏とはおさらばしたのか?」
「別にしてないよ?あっちはあっちでいつでも意識を移せるんだからとりあえず放置でいいだろ?」
「はっ、違いねえ――!」

 俺とまったく同じ考え方をする彼女・・・。真奈から梨佳に移動してきた俺と同じである。

      
再会するもう一人の自分

「――やはり元が同じだと行きつく場所も同じになるよな?」
「そういうことだな」

 芹香という女性に成り済ました俺と無事合流を果たした梨佳(俺)。同じ表情で校門前でニヤついている女子高生は、ゆっくりと校舎の中に消えていく。
 二人仲良く歩きながら、考えることは同じこと。

「せっかく別々のカラダがあるんだから、お互いの身体を味あわなきゃ損だよな?」
「そうだな、俺もおとなしそうな女の子を味わいたかったんだよな~。普段の姿からは想像もつかないくらい乱れてくれた方が興奮するんだよな」
「さて、どうしようかなあ?ウフフ・・・」

 俺たちは授業で使われていない小体育館へと勝手に忍び込むと、早速行動を開始した。

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