純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ:グノーグレイヴ『挿げ替え・融合』 > 塗り薬『奪われたOPI』

 渉がおっぱいを揉んでいる。自分の身体についたたわわに実ったおっぱいを、オナニーするかの様なイヤらしい手つきで揉んでいる。
 その手付きで揉まれ、感じているのは、実結だった。

「あっ・・・あんっ・・・・・・・」

 渉の身体についているおっぱいは実結のおっぱいだ。しかも感覚だけは繋がっており、渉の手に揉まれてる感覚だけが実結に流れて震わせる。

「んーー。実に柔らかい。おっぱいが大きいほど感じるというのは本当なのかな?」
「し、しりません……はぅっ」

 渉が胸を寄せればまるで実結の胸が寄せられたような感覚に襲われ、ないはずのおっぱいから切なさだけが訴えかけてくる。触りたくても実結の身体にはおっぱいがないのだ。渉の胸と入れ替えられているから、その部分を擦ったところでそこは空を切る場所だ。

「(ち、ちくびがせつないよぉ……)」

 渉(実結)の胸に突いている乳首が実結の言うとおりに勃起していた。自分の胸なのにイヤらしく見える。実結は悶々としていた。
 渉の手によって乳房だけが弾かれ、揉まれている。乳首だけを弄らないのは渉の戦略だ。持ち上げるおっぱいから実結に乳首を見せつける。
 イヤらしく勃起している乳首。舌を伸ばせば届きそうになっている距離を、思わず顔を近づけそうになるも、グッと堪えて渉の戦略に乗らないようにうつむいた。
 プルンと弾ませて渉(実結)の胸は綺麗なお椀型に戻っていった。

「はぁ・・・はぁ・・・」
「声が弾んできたね。私にはよく分からないから感想を聞かせてほしいんだけどね。それはまた次回かな?」

 渉がクニッと乳首に爪を立てた。

「ひうっ!」

 実結が声を荒げた。あまりの痛さに身体が痺れて実結は床に転げ落ちてしまった。

「へえ、佐倉さん、ひょっとして乳首、弱いのかな?」

 今までで一番大きな反応を見せた実結に渉は冷静に分析する。乳房から乳首に責める方向を転換し、今度は乳首を摘まんで潰すようにコリコリと指のお肉で転がし始めた。
 渉の加減で乳首から送られてくる刺激が強弱迫ってくる。実結はその一つ一つに感じて身体を悶えさせていた。

「やっ、だめぇ・・・これいじょうされると・・・・・・」

 実結がなにかを言う前に身体の中でなにかが始める。すると、驚いたことに貧乳の実結の乳首から母乳が溢れて来たのだ。

      
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「おう。佐倉さん、きみはまさか、これって……」

 渉が顔を近づける。そして実結の乳首から噴き出した母乳に口を付けて舐め出した。

「……母乳だ。出る女の子がいるって聞いたことはあったけど、まさか佐倉さんが出るなんて思わなかった」

 強く張った渉(実結)の乳首は、今もなにかを噴きだしそうなほど硬くシコリができている。つまんで潰していると、目の前の実結(渉)の貧乳の方から激しく母乳が噴き出してくる。触られているわけでもないのに、まるで抽出されるかのようにその勢いは止まることがなかった。

「(母乳が出るなんて恥ずかしくて誰にも言えなかったのに……)」

 この年で母乳が出るなんて悠子にも言えない、実結だけの秘密だ。それを渉に知られたことに恥ずかしくなってくる。
 かつて先生に全てを知ってもらいたいと思ったこともあった実結だが、今では渉に知られることが恥ずかしく思ってしまう。渉の裏に潜む欲望が実結には怖かったのだ。

「実に良いサンプルだ。きっと多くの『男の娘』は喜んでくれると思うよ。それにしても俺の乳首から母乳が出るというのも不思議な感覚だな」

 実結の母乳が噴き出る感覚が渉には伝わっている。乳首から放出する液体の快感にいままで感じたことのない興奮が高鳴ってくる。
 ピュッ、ピュッと実結(渉)の乳首から母乳が噴き出す感覚に、渉は悶々としてきた。

「ヤバいな……」

 渉は制服を脱ぎだすと、自らの逸物をとりだした。
 実結が初めて見た男性の性器だ。
 とても大きくて逞しい逸物だった。

「せ、せんせい……」
「俺の逸物がもう限界だ。せっかくだ。佐倉さんももう我慢できなくなっているんだろう?こんなに乳首をおっ勃ててるんだ。やってみようか、二人でセックスを」

 渉は実結の身体を抱くと、保健室のベッドに運んでいった。




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 実結は自分の大切なおっぱいを失っていた。翌日も、元には戻らず、学校を休もうと本気で考えたものの、性格、性分あわせて、結局学校に登校してしまったのだった。
 制服をきてもどこか物足りない実結の胸元を不審がる男子生徒も多く、

「佐倉さん、なんか胸がない――」
「このセクハラ発言がぁ!!!」
「ここ学校なんですけど、ぐはあ!!」
「社会としてはおんなじよ!」
「ふえええ~」

 悠子に助けられながらも、実結は泣きそうになり顔を伏せる。
 授業にも力が入らない実結は、悠子に頼んで一時間目だけでも授業を休みたいと言ってきたのだ。

「わかった。先生に連絡入れとくね」
「ありがとう、悠子~」
「そんな気を落とさないで。すぐに元に……」

 悠子も声を掛けながらもそれ以上先が続かない。
 結局どうしたらいいのか分からない悠子は、実結の後ろ姿を眺めることしか出来ないのだ。
 

 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 保健室に行って身体を休ませようとした実結。しかし、ふと思えば実結のおっぱいがなくなる前に足を運んだ場所も保健室だったことを思い出していた。

 飯山渉に薬を塗ってもらい、そこからおっぱいがなくなった。

「……まさかね」

 薬でおっぱいがなくなるなんて夢物語を実結は頭を振って薙ぎ払う。そんなはずがないと、飯山先生を信じているからこそ強く拭い去ってしまう。
 どこか別の原因があるとして実結は相談を兼ね保健室に入ろうと思った。

「しつれいします」

 実結が入ると飯山先生は何食わぬ顔で普段通りの笑顔を実結に見せていた。

「佐倉さん。二日連続で一体どうしました?」

 椅子に座る様に促すと、実結は座り、先生と面と向かった。

「せんせい……」

 先生の顔を見ていると癒されるからか、既に涙を溜めている実結はしばらくして重い口を開いた。

「信じられないかもしれないんですが、聞いてほしいんです。先生だから話せることなんです」
「そうなんですか?ありがとうございます。いったいなんの相談でしょうか?」

 いっかい頷いた実結は、静かに自らの制服を捲りあげた。昨日見せた乳房の今日も渉に見せた。
 変わり果てた貧乳のおっぱいだ。

「せんせい!わたし……おっぱいがなくなっちゃったんです!!」

 告白よりも力を入れた実結の悲痛な声が保健室に響いた。

「どうしてこうなったのか私にもわからないんです!わたし・・・どうしちゃったんですか?何かの病気ですか?」

 今まで誰もなったことのない新種の病。それだったら実結はどうすることもできない。
 不治の病よりも恐ろしく、さらにそれが空気感染でうつるものだったらパンデミックである。実結によって世界中のおっぱいがなくなるとすれば恐ろしいことである。そんな恐怖からか、実結は涙が止まらないのである。

「佐倉さん――」

 そんな実結を救えるのは渉だけである。保健室で起こったことを優しく話す。

「そんな心配しないで大丈夫ですよ」
「ほ、ほんとうですか?」
「ええ。そんな恐ろしい症状じゃありませんから」
「や、やっぱり先生は知っているんですね。いったい、わたしになにがあったんですか?」

 実結が真実を知りたくて渉を見る。
 渉を今日はじめて真っ直ぐ見て、目線にある胸板をじっと見つめた。

 ――やけに大きく出ている先生の胸板が、実結にはとても気になった。

「……ふえっ?」

 男性でもこんなに大きく盛り上がるのだろうか。Tシャツを奥から持ち上げるように見える先生のおっぱいは、ブラが必要なくらい大きく見え、乳首のところがTシャツからポッチんあって浮かんでいた。
 青ざめていく実結。その不釣り合いな渉のおっぱいは、実結の理想に亀裂を入れていく。

「佐倉さんにお見せしましょうか」

 実結の前で先生は実結と同じように上半身を脱ぎ始めた。立ち上がった先生はとても大きく見え、それでいて、脅威であった。
 意気揚々と服を脱いでいくと、下から見上げる実結には渉のおっぱいが既に見えていた。
 明らかに男性とはかけ離れ、異常なまで膨らんだおっぱいがあった。

「よいしょ」

 渉がTシャツを脱ぎ終わると、おっぱいがブルンと飛び出してきた。
 渉には女性のおっぱいが備わっていたのだ。

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 実結が教室に帰ってくると、授業が終わっていたからか、制服に着替えていた悠子が飛んできていた。

「実結~!大丈夫だった、みゅ~!!」

 フェレットを可愛がるかのように抱いて騒ぐ悠子に、実結は声を掛ける。

「別に大丈夫だよ、このくらいのケガ」
「私が言ってるのはそんな小さなケガじゃなくて、心の傷をおってないかと思って」
「ふえ?」

 実結の目が点になる。悠子が目を細める。

「先生に変なことされなかった?私の大事な実結に変なことした男子は絶対許さないんだからね!」

 どうやら悠子は既にアッチ系の話に向かって一直線らしい。そのための御膳をされていたので実結は赤い顔をするが、思い出して話すべきか迷っていたものの、結局話さないことにした。

「先生におっぱい触ってもらえたなんて、言えないもんね」
「なによ?いまなんか言った?」
「ううん。別に~」

 嬉しいのか恥ずかしいのかどっちつかずの笑顔で誤魔化す実結。思い出は自分一人で味わうのが格別である。

「そうよ!実結は私だけのものなんだからね!その柔らかな抱き心地にもう一度飛び込ませて」
「わたし、悠子の抱き枕じゃないんだけど~」
「今度保健室に行くときはいっしょに行こうね。ベッドと一つ、枕は二つ・・・」
「わたし、枕扱い~!」
「違うでしょ!この頓珍漢!意味分かりなさいよ!」
「……布団は三つ?」
「暑苦しくて眠れないでしょうが!!」
「丸椅子は四つ」
「そんなに大勢に寝顔見られたくない~!」
「アハハ!」

 珍しく悠子がボケる。なんだかんだで悠子と実結のペアは抜群である。
 次の授業まで時間がある。お手洗いに行こうとした実結が視線を逸らした瞬間――

「――隙あり!」

 電光石火の如く、血走った目をした悠子が実結のおっぱいを後ろから抱きついた。

「きゃ!」

 普段のことではあるがこのときのびっくり感は未だ実結は馴染めない。
 ぶにょんという柔らかな弾力を待ち望む悠子が、しばらく手をワシャワシャと動かして、そして止まった。

「…………………………あれ?」

 楽しい会話が途切れる。
 悠子が低い声を唸った。

「……あれ?……あれ?」
 
 悠子の手がゆっくりと放れていく。しばらく悠子は自分の手の平を見つめて、味わった感触の虚無感を悲痛な目で訴えていた。

「実結……あなた……」

 悠子が血相を変えて青白くなっていた。悠子だけじゃなく、その表情は実結にまで浸透する。そして二人は大慌てで女子トイレに駆け込んだ。
 誰もいないのを幸いに実結は体操服の裾をつかむ。
 震える指先が裾をつかむことをおぼつかなくしている。
 それでも実結は自分の身に起きたことを自分の目で確認しなければいけない。

「―――――」

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 勢いよく捲りあげた体操服の奥に、実結のバストが綺麗に盛り上がっているはずだった。
 しかし、今の鏡に映る実結には、そのバストが完全になくなってしまっていた。


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「イタっ」

 佐倉実結―さくらみゆ―がグラウンドで大きく転んだ。もともと運動神経が鈍い実結が学校で転ぶことは大変珍しいことではない。

「またやった。大丈夫、実結?」
「うぅ……痛いよぉ~」

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 友達の悠子―ゆうこ―に起こしてもらった実結の足から血が出ている。

「これぐらいなら大丈夫!」
「大丈夫じゃないよ~歩けない~」
「走れ!」
「また転ぶよ~」

 傷口が膿んで痛々しい。実結は何も言わないが、潤んだ目でこれ以上走れないと悠子に猛烈アピールしていた。

「……そんな目で見ないでくれるかな?」
「ふぇ?」

 天然なら仕方がないとはいえ、女性であっても実結の泣き顔は可愛い。捨てられた子猫のように、置いていかないでと甘えてくるのがさらに可愛い。
 そして、抱きついた時に味わえる、実結の弾力ある大きな胸が気持ち良い。これが思いの外心地良い。柔らかい実結のおっぱいは、温かい包容力と慈愛に充ち満ちているかのような心地が味わえる。
 いずれ実結に彼氏ができれば、イヤって言うほど彼氏は味わえるのだろうが、今の実結には私しかいない。
 そうなれば私はいつでも実結のおっぱいを味わえるのだ。彼氏―いせい―とは違い、親友―どうせい―の私は好きな時、好きな場所で実結のおっぱいに抱きつけるのだ。
 躊躇いなんかしないよ?異性なら絶対躊躇しちゃんだろうけどね、フッフッフ……。私が抱きつけば実結は困りながらも受け入れてくれるんだし、谷間の中でくんかくんかし放題だもん。だから私は実結のことを等身大のクマのぬいぐるみの様なにおいを――

「……悠子?」
「ふぇ!?」

 実結の声で現実に引き戻された。あちゃ~。ついつい暴走しちゃった。時間にして10秒未満の空白があったとしても、実結の視線が私に突き刺さるよ。

「そんな目で私を見ないでよ、もう~」
「とにかく、保健室行く?」
「ほ、ほほ、保健室?!」

 途端に保健室と言っただけで急に実結の様子が慌てだした。コロコロ変わる実結の表情やっぱり可愛い。

「どうしたの?飯山先生のところいってくればいいじゃない?」
「そ、そうだけど~」

 そわそわして顔を真っ赤にしている実結。決して転んで泣いたからじゃないよ。

「愛しの飯山先生に絆創膏貼ってもらえばいい――」
「きゃあああああああああ!!!!」

 慌てて実結が私の口を塞いだ。やっぱり走れるんじゃん!!
 実結が私の口から手を放し、赤面して蹲った。

「ヒドイ~、ヒドイ~。私の秘密ばらした。もう私、泣いちゃうから~」
「そお?」

 実結、顔にすぐ出るから。おそらく飯山先生含めたクラスメイト全員知ってると思うよ?

「行く理由が出来たんだから行ってくればいいじゃない。全校公認だよ?」
「保健室行くだけで全校生徒の認印が必要なの?」
「他にも『話す』だけとか、『治療を受ける』だけとか――」
「全部に認印が必要なの~?レベルが高すぎるよ~」
「そう思えばレベル高いと思えるでしょう?葉〇珪だよ?」
「私には攻略むり~!」

 先生と生徒の時点で攻略不可能だろ、jk。

「可愛いところアピっちゃおう♪」
「可愛く言ってるだけだよ、それ。私に可愛いところなんてないもん」

 天然っ娘かわいいわぁ~。

「弱点を味方につけよう♪」
「短所を長所にするってこと?」
「そう。実結の長所は、何もないところで転ぶことです」
「頭わるい子だよ~!」
「すぐ泣くところです」
「メンヘラ、乙ッ~」
「おっぱいが気持ちいいことです」
「それ、本当に弱点だからだめえ~!!」

 私のボケに突っ込みを頑張って入れる実結、高ポイントです。

「そんな弱いところ見せられないよ~」
「あんたは十分弱い!!」

 ――体力も、――お頭―つむ―も!

 ビシッと刺された実結がまた泣きそうになっていた。

「ヒドイよ、悠子~。もう知らない!!」

 怒ったのか、それとも私に愛想つかしたのか。……それとも、字のごとく、――当たって砕けろ、神風特攻隊?
 実結はひとり、体育の先生に許可を取って保健室へと向かっていった。

「……本当に手がかかるんだから」

 悠子はひとりため息をついたのでした、マル。

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