純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

カテゴリ: グノーグレイヴ『洗脳』

 縺れる二人の女体。奈津子がイッタ後、茂美も逝ったようで、二人はベッドで荒い息を吐いていた。
 意識を失うかのような脱力と最愛な人と一緒に絶頂を迎えた達成感が至福の時間を知らせてくれる。

「気持ち良かったね」
「……うん」

 供に微笑む二人はいつまでも放れないように肌を合わせあっていた。

 ……と、『リモコン』で見ていた稲葉が遂に動き出す。教室から席を外して保健室へと向かう。その間に奈津子にかかっていた補正をすべて断ち切った。


 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・

 プツンと切れたかのような感覚があった。私の中にあった茂美に対する熱い感情が急激に冷やされていくのを感じていた。
 違和感である。どうして私は、あそこまで茂美に熱くなってしまったのか?
 どうして私は茂美を愛してしまったのか?
 どうして私は茂美と、愛してしまったのか……

「――――っ!!」

 息を飲んだ。

(そうだ。わ、私…………)

 我を忘れてしまった。絶対に踏み越えてはいけない一線を越えてしまった。
 やってはいけない行為をやってしまった。
 絶対に伝えてはならない好意を伝えてしまった。

「どうしたの?なっちゃん?」

 なっちゃん?私をなっちゃんなんて呼んだこともない茂美がそこにいた。先程の私のように、イヤらしい目で私を見つめる木下茂美がそこにいた。

「ねえ、こっち来てよ。せっかくだから、先生が来るまでもう一回してみない?」
「あ――」

 茂美?…………茂美!?そんなこと言うキャラじゃなかった。

「今度はショーツの上からじゃなくて、おまんこに直接いじってほしいなあ。なっちゃんの手だもん。きっと気持ち良いんだろうなあ。――来て、なっちゃん。指を舐めて濡らしてあげる」

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 茂美の方がやる気になっていて、まるで現実に戻ったのは私だけという感覚にとらわれる。
 立場が逆転している。私をとめるはずだった茂美が狂い、私が今度は茂美をとめる立場になっている。

「茂美。も、もうやめよう」
「ええ~?どうしてぇ?」

 トロンとした目で私を見ないで。本当に茂美が別人に見えるから。

「だって、ほらっ、頭が痛いって言ってたじゃん。私、それで茂美を保健室に連れて来たんだよ?裸になったら、きっと症状が悪化しちゃうよ」

 今更ながらに当然のことを伝える。今まで思い浮かばなかったのが不思議なくらいで、でも、その提案すら茂美には通らなかった。

「ああ。そうだったね。でも、大丈夫。アタマ、もう全然痛くないよ。だから、なっちゃんもショーツを脱いで♪」

 茂美がショーツを脱ぎだして愛液に濡れたおまんこを曝け出す。毛の生えている茂美の恥部を見てしまった。
 私は、たまらなくなって保健室を飛び出してしまっていた。


 どうして?どうして?


 今まで快楽だったものが、今では嗚咽を伴う苦痛に感じてしまう。
 煙草を吸っていた喫煙家が久し振りに吸ったら気持ち悪くなったと似たような感覚だ。

 あれは茂美じゃない。私の憧れる茂美じゃない。もう、茂美は別人だ。
 私の初恋はこうして終わった。

「ぅ……うう――!!」

 泣き声を隠したくて、顔を隠して涙と顔が見えないように廊下を走っていた。
 茂美になにがあったのか分からない。当然、私になにがあったのかもわからない。わからなのに昨日と全く違う場所で過ごしているかのようだ。
 パラレルワールドと言ったら信じたい。それくらい、茂美を失ったのが私にはショックだった。
 ――誰か教えて。茂美になにがあったのか、私に教えてよ!

「うううう………………!!!」

 嗚咽が苦しい声で漏れだし、なにを言っているか分からない。でも、そんな私の声を聞いたのか――、

「なにがあったか教えてあげるよ」

 ――稲葉くんが私に真実を教えてくれた。 


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 身体が動かない。自分の身体なのに、思うように動かない。
 まるで自分の身体に制御装置が入れられて、停止ボタンを押されて動きができなくなったようだった。
 頑張っても頑張っても動くことが出来ない。なんなのよ、これ。茂美に助けを求めたいのにそれもできない。
 謝りたいのに、それもできない。

 と、急に身体がふっと軽くなった。身体が動き出したのだ。助かったと思った。

 でも、大きな間違いだった。私の身体は思った通りに動いたわけじゃなかった。勝手にベッドに腰掛ける茂美に向かって、唇を交わしていた。

「んんん!?ん……はぁ!な、なにをしたの!?」

 驚く茂美の表情。キス、しちゃった……それが私の心情。
 憧れの茂美に対する私の思いを、誰かが勝手に答えを出す。

『好きなら、襲っちゃえばいいだろ?』

 好きだけど、それは何かが違う気がする。女の子同士でナニをさせようというの?襲うって、――ナニを?――ダレを!?

『手伝ってやるからさ』

 私の身体は勝手にカーテンを閉め、制服を脱ぎ始めた。私の意志じゃない。身体が勝手に動いている!?帯を外してボタンを外し、首から一気に脱ぎ去ってしまった。
 ブラまで外し、上半身裸を茂美に見せつける。この上なく恥ずかしかった。

(見ないで、茂美。――やあっ!!?)

 茂美の制服を脱がし始める。私が脱いだから茂美も脱がせようと、そんな意図を感じてしまう。そして、その役割を私に押し付けている。

(ごめんね、茂美――!!)

 細い身体にほどよく染まった桃色の乳首。茂美は私の思った通りの綺麗な子だった。

(お願い。これ以上、茂美に何かしないで!お願い!!)

 その願いが届いたのか私の両手が、乳房を揉みだす。こんなことしたくないのに、自分の手なのに誰かにいじられているかのような刺激に敏感に反応してしまう。
 茂美が見ている。言葉をなくし絶句していながら、高揚した頬を染めて真っ赤になっている。
 私の手が下に降りる。

(ダメ!!それ以上は――!?)

 自分への抑制も出来ず、心の中で叫ぶしかない。驚きが隠せない。茂美の前で、お、オナニーをするなんて、シミを作るくらい感じているだなんて、死にたくなるほど恥ずかしかった。

「その、わ、わたし……あまり、こういう状況、得意じゃないんだけど……どうして、わたしなの?」

(ち、ちがうの、茂美。わ、わたしは――)

「こんなことされると――」

 私は茂美に抱きつくと、耳元で叫ぶ。

「た、すけ、て……からだが、かってに動くの……しげみ、たすけて……」

 はっきりと叫んだはずの私の声は、機械的で時々途切れるほどの、苦しげな声だった。



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 次の授業の時に驚くことが起きた。茂美が急に体調不良で授業中倒れたのだ。
 場は騒然となって先生が保健室に行くように勧めていたので、菜津子は率先して茂美に付き添い、保健室へと連れて行ったのだ。

「今日あんまり体調が良くないんだ」
「そうなんだ。保健室でゆっくり休んでよ」
「ほらっ、朝からびっくりしちゃったでしょう?なんか、身体が火照るんだ」

 ドキッとすることを軽く言う茂美である。

(それって私のことだよね?潔癖すぎるよ茂美ぃ。でも、ちゃんと謝んなきゃ)

 保健室で茂美をベッドに休ませる。先生も会議ですぐにいなくなったためか、茂美と菜津子だけが保健室にいた。謝るタイミングは此処だと思い、茂美に頭を下げた。

「ごめんね。茂美。本当にごめんね!」
「あはっ。いいですよ、そんなに謝らないで」
「あ、ありがとう!茂美!びっくりさせてごめんね!」
「ほらっ、また。謝らないでって言ってるのに」

 茂美も笑ってくれると菜津子にとってようやく心から笑うことができる。

「じゃあ、仲直りの握手しましょう。これで仲直り」
「うん。ありが――」

 差し伸びた手を菜津子は掴むはずだった。いや、そうしたかった。
 でも、菜津子の手はまたも、自分の意思とは無関係の、茂美の胸を揉んでいた。

「きゃあ!」

 朝と同じようにびっくりした茂美が身を強張らせる。

「えっ、あ、ごごご、ごめん!そんなつもりじゃ……」
「う……唐澤さん。わたしに何か恨みでもあるの?」
「な、ない!ないよ!わ、わたしは……えっ?」

 ベッドの上に乗って茂美との距離を縮めていく菜津子。手を這い、膝で布団を押しつけて、茂美の顔を瞳いっぱいに映しながら、菜津子は茂美と口づけを交わした。



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 今月お金がなくてピンチ。これで13日連続晩飯抜き。明日の朝も朝食抜かせば夜と朝連続飯抜き記録更新となる。うあ、辛すぎる。喋る気力すらなくなってしまう。
 学生は昼食だけ出るのでそれで餓死だけは免れているが……どうしてうちの親は何もしてくれないのだろうか。他のみんなは親の敷いたレールの上を歩けば何とかなってしまう道を進んでいる。それに気づかないで毎日楽しそうに笑っているのだから羨ましい。
 親の七光とか、浮き沈みが激しいとかじゃなく、きっといま、夜の7時に家に俺以外に誰もいないことがきっとさみしいのだろう。
 冷たい家庭だ。引きこもりたくなるよ。パソコン見て自作自演で釣るのを楽しんだり、成功者を小馬鹿にしてみたり、とにかく馬鹿をやることが楽しかった。無駄な時間かもしれないけど、無駄って大事なことだと思うよ。だって、今の時間も結局無駄なことなんだ。
 将来なんて結局、自分の思うようにならないものなんだから。
 世論と同じだ。周りに流されて削られて、反発して、負けて……出る杭は打たれて希望をなくしたものが今の自分だ。だとすれば、今の俺は…………もう、なにも残っていないんだ。

 だからこそ声を大きくして言う。
 俺だからこそ出来ることがある。人生の勝ち組になりたければ、世論を自分のものにすることだ。
 全員はできないかもしれないが、一人くらいだったら、レールの上から突き落とすことくらいは簡単だろう。
 部屋に閉じこもって時刻は23時。作業していたものが完成した。
 あとはこれを――

 ぐううぅぅ~と腹の虫が鳴った。ここまで食べないとお腹が鳴ると激痛が襲ってくる。
 結果は翌日出すとして、今夜は就寝しようと布団をかぶった……。
 翌朝、学校に来ると、

「お誕生日、おめでとう~!」

 「ありがとう~!」と、みんなに歓迎されている唐澤菜津子―からさわなつこ―の姿があった。クラスのリーダー的存在で明るく人気もある。自分の意見も言うが、独占しているわけではなく相手の意見をちゃんと聞く。その結果が今日、みんなに祝ってもらえているという結果になっているのではないだろうか。

「はい、なっちゃん。お誕生日おめでとう」
「ありがとう、しぃちゃん。うわあ!手帳じゃん!わたし欲しかったんだ!」
「ふふ、よろこんでくれてよかった」

 葛原椎子―かはらしいこ―から貰った手帳を大事そうに抱える菜津子に続いて男子テニス部に所属している橋爪勇樹―はしづめゆうき―が名乗り出た。

「俺のはこれだ!軟式ボール!」

 男子テニス部らしいプレゼントである。というよりも汚れ具合から使用済みである。

「ええ。なんか即席で作ったっぽくない?」
「馬鹿!お前怒ったら何でもかんでも投げつけるじゃねえか。だから、軟式ボールなら痛くないだろう?」

 そういう理由でプレゼント決めちゃう男の人って……

「それはどうかしら?……試してあげようか?」
「か、唐澤さん……どうして距離を縮めてくるんでしょうか?ちょ、待て!!!話せば分かる!!けっこう苦労を!!ぎゃああああ!!!!!」

 ボールを投げたと同時に廊下に飛び出す勇樹。廊下で軟式ボールが凄い勢いで跳ねていた。(実はスーパーボールだったとは……勇樹は策士だ)
 さて、一通りプレゼントが出なくなったところでいよいよ俺が菜津子のところへ顔を出す。手には昨日作ったモノを持って――。

「唐澤さん」
「あ。なに?稲葉くんまで用意してくれてたの?いやあ、まいっちゃうなあ私」

 分かる様にチラッと包装したプレゼントを見せると、菜津子は満面の笑みで喜んでいた。

「俺のは、これなんだけど」

 菜津子に手渡し蓋をあけると、緑色のイアリングが入っていた。

「なに、これ?ピアスじゃん?チョイ悪って感じするよね?」
「うん。でも別に耳に穴をあけるわけじゃないから安心してよ」
「そうなんだ…………どう?うまくできた?」

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 俺に向けて早速イアリングを付けてくれたようだった。怪しく光る緑色の光沢。俺もうっすら笑みを浮かべた。

「うん。ばっちりだよ」

 第一関門通過。後は自分の席について『愉しむ』だけだった。

「ああ、稲葉くん」

 背を向けた途端に菜津子から声をかけられて驚く。何事かも思ったが、菜津子は俺に対して優しく微笑んでくれていた。

「ありがとう。でも、ちゃんとご飯食べないと駄目だよ?」
「……うわあ!今ので一気に空腹感が襲ってき……ぎゃああああああ!!!!!」

 トイレに急いで駆けつける。その光景を菜津子含めた女子大半が笑って過ごしていた。 

 人をレールの上から突き落とすには、自分が新たにレールを敷けばいい。
 枝別れが多ければ多いほど人は魅力のある大きなレールを歩きたくなる。
 堅実な意見を聞く耳を持たず、若さ故の失敗という理由に逃げての挑戦を繰り返させるような魅力あるレールを急ピッチで造り上げる。
 世論を支配するというのはいささか無理でも、一人を傾けることぐらいならやってやれないことはない。
 そして、大きなレールを敷いたら、相手にも大きなレールを歩かせればいい。
 他人の力を使ってでも、自分の腕を使ってでも――

 なに、準備はもう整っている。
 目の前を走るプラレールが、進路変更するにはもう俺の力に頼る以外方法がないように。

 ――彼女はもう、俺の『リモコン』に操られる。
 
 最後に唐澤菜津子に近づいたのは、委員長の木下茂美―きのもとしげみ―だった。普段はまじめに過ごす茂美もクラスメイトの誕生日を宣伝されて(唐澤本人が)いた為に、先生に内緒でピれ前途を忍ばせていた。

「唐澤さん。誕生日おめでとうございます」
「茂美―しげみ―ありがとう。今日みんなから貰ってばっかだよ、あはは」
「そう言う日だし、いいんじゃないの。もらっておきなさいよ」
「んじゃあ遠慮なくー♪」

 俺が上げたピアスが怪しく光る。差し伸ばした手は茂美の手渡すプレゼントを通り越し、茂美の豊満なバストを鷲掴みしていた。

『え?』
「へ?」

 その場にいた皆が固まっていた。菜津子は確かにウィットにとんだジョークをかますことは会っても、下ネタで笑いを取るような子ではない。菜津子の行動は意表を突き、また、潔癖症でもある茂美のバストに触るという行為に、触られた茂美本人すらしばらく唖然としていた。

「…………………………きゃああああああああああああああ!!!!!!!!」

 驚いた茂美は手に持ったプレゼントを宙へ放った。そして、そのまま床に叩き落とされた。
 ――ガチャンと言う音が無情に響いた。

「あ……」

 箱の中で息を止めてしまったプレゼント。ガラス細工の置物であったことを菜津子は知ることはなかった。

「急に何をするんですか?びっくりしてしまいました」
「ち、ちがうの!今のは私の行動じゃなくて、急に手が伸びたんだって!」
「……プレゼント。また、違うの買ってきますね。今度は割れないのがいいかなぁ」
「あぅ……」

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 申し訳なさそうに茂美が菜津子から放れていく。最後のプレゼントがまさかこんな結末に繋がっていることは菜津子も想像もしていなかった。
 後味の悪い菜津子の誕生日祝い。無情に響く鐘の音が、クラスの悪い雰囲気を散らす絶好のタイミングで鳴り響いた。

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「主よ・・・私をお許しください・・・」

 早速、豊は自分の邪気を払うべき、教会へとやってきた。
 夕暮れ時の陽の傾き始めた時間帯、一人だけで行う神への御祈りに静まりかえる教会に、小さな足音が豊の耳に届いてくる。

「・・・・・・おお、神よ・・・」

  それは、神と思えるほど綺麗な女性だった。夕陽に映える金色の髪の毛。白の衣装を身につけた教会のシスターが顔を出したのだ。

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「三上五十鈴―みかみいすず―です。どうなされましたか?」
「小坂豊と申します・・・。実は・・・」

 優しい口調で諭される豊は、元凶である魔自吉のおみくじを手渡す。経緯を説明しながらありのままに伝えていくと、五十鈴が言葉を失っていた。

「・・・これには、邪気があるかもしれません。あなたに罪はありませんわ!すべて、このおみくじが悪いのです」
「ですよね~!」

 急にぱぁっと明るい笑顔を見せる豊。まるで香奈を犯したのは自分ではなく、おみくじのせいにしてる逃げ口上をシスター自ら承認したかのような口振りに喜んでいた。

「では、これから私があなたに取り憑いた邪気を追い払うため、一種の浄化を執り行いたいと思います」 

 シスターが豊になにかを行おうとしていた。自らのショーツを下ろし、長いスカート丈から白のショーツを外してしまうと、スカートを持ち上げて自らの秘部を豊に見せつけていた。

      浄化されるんですね(ムスコが

「私の秘部へあなたの逞しい逸物をブチ込んで下さいませ!!!」

 豊はシスターの態度に口元を吊り上げた。魔自吉のおみくじは、五十鈴まで完璧に洗脳することに成功していた。



 
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 香奈を床に座らせて、豊の逸物の先だけを丹念に舐めさせる。亀頭をペロペロと舐める香奈の口の中にゆっくりと逸物を押しこんでいく。

「ん・・じゅぼじゅる・・・じゅぷ・・じゅぷぷ・・・」

  喉の奥まで逸物をねじ込ませ、香奈の口内の深くまで味わう。苦しそうに咽る香奈が咳き込むが、健気に豊の逸物を包み込む様に受け入れる。
 口内を犯されることに香奈はまだ慣れていない。しかし豊が香奈に気遣う必要はない。そして、香奈は豊に必死に奉仕していた。

「俺のチ〇ポの味をよく覚えておくんだ。コレが香奈ちゃんの処女を奪う記念のモノになるんだ」
「ん・・ふぁい・・・じゅぶじゅる・・・」
「おふっ、そ、そうだ・・・。舌で丁寧に転がす様に舐めて」
「れろれろ・・・」

 豊の言われたとおりに舌を使って逸物をしゃぶる。強弱をつけさせたり、吸引をたっぷり取ってフェラのねっとりとした快感を堪能する。

「ああ~・・・このまま香奈ちゃんの口マ〇コに出すよ。吐き出さずに飲み込むんだ」
「んぐぅっ・・んっ・・ぶぶっ・・・じゅる・・ジュボジュボ・・・」
「あ、い、イク――――ッ!」

 豊の精液が吐き出され、香奈の口内に注がれる。
 熱く滾った白濁の汁が瞬く間に口内に広がっていった。

「ンンッ!ん・・・んふ・・・んんっ――――!」

 苦味にしかめる香奈の苦悶の表情を堪能する豊。生臭い精液で口の中がいっぱいになっている。

「んはぁ・・・ん・・んんぅ・・・」
「よく味わったら飲み込んでいいよ」
「ン・・・にちゃにちゃ・・・んぐ・・・・・・ゴクッ・・・ゴクッ・・ゴックン・・・」

 香奈が喉を鳴らしながら豊の精液を飲み干していく。懸命に苦汁を飲む姿に興奮を覚えた豊は、一度滾ったばかりの逸物が、休むことなく次のステージを急かす様に憤りを見せていた。

「ケホッ、ケホッ・・・あっ・・・」

 香奈の背後に回った豊は香奈の小さな身体を羽交い絞めにすると、一気に逸物を突き通した。



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「はぁ・・去年はなにもいいことがなかった・・・」

 小坂豊―おさかゆたか―は厄年に見舞われた25歳。女性に告白して玉砕し、仕事をやめていま無職、親と喧嘩して一人暮らし。
 金もなく、生活もままならない。来年には生きているのか分からない不安な夜を過ごしている。

「今年が本厄なんて、いったいどうすればいいんだ・・・」

 恐怖と不安で生きる希望が見つからない。豊がこうして初詣に来たのは、既に元旦から5日過ぎた後のことだった。
 神を信じるわけじゃないけれど、神を信じずにはいられない。

「そうだ・・・厄が全部悪いんだ。去年の厄は全部片付けるんだっ!」

 去年の厄を全て拭い落とすためには、神様を信じてお参りするしかなかった。
 なけなしの千円札を持ってお賽銭に投下する・・・が、その手は千円札を放すことができなかった。

「あぁぁっ・・・手が寒すぎて千円札が手から放れたくないって言ってる・・・千円札の温もりが俺から放れたくないって、そう言ってるんだなっ!?やっぱ普段通り、『五円(御縁がありますよう)』にしようかな?――――あっ!!?」

 風に吹かれて千円札が空を舞う。最悪なことにお賽銭にすら入らず千円札は消えていった。

「か、風えぇぇ!!俺の千円札をなんてことするだあぁぁぁ!!」

 怒り状態の豊。しかし、これもすべて豊の身勝手さが原因である。全て他人に責任転嫁する人に幸運は訪れないと、神様がいるとしたなら訴えているだろう。その声に気付くことのない豊には神も見向きはしなかった。

「はぁ・・・帰るか・・」

 最悪な初詣になった豊は、神社を後にしようとした。しかし、最後に豊が目にしたのは、おみくじであった。今年最初の運だめし。そして、今年の運勢を占うおみくじに豊は心惹かれていた。

「100円だろ?やろうかな・・・」

 ふらふらとおみくじを買いにやってきた豊にアルバイトの巫女さんが対応する。

「おみくじをお願いします」
「番号を言ってください」
「28番」
「・・・・・・・・・」

 巫女さんが手際よく番号のおみくじを用意する。手渡されたおみくじを見て、豊は一瞬理解できなかった。

「ね、おみくじって・・・大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶だけじゃないの」
「さあ?大凶ってないんですかね?」

      
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 あっけらかんと怖いこという巫女さんである。しかし、豊が引いたおみくじには、大凶よりも恐ろしいことが描いてあり、耳に入っていなかった。

「・・・・・・・・・魔自吉?まじきち・・・・・・まじ、吉・・・マジキチ~っ!!!?」

 一人絶叫する豊の声が境内に響き渡った。

「なんだこれはっ!?マジキチって俺はマジキチなんかじゃねえよ!ぶっ〇すぞ!」
「マジキチ的発言でございます」
「こんなもん用意して不快にさせてるのはそっちだろ!なんだよ、マジキチって!?」
「さぁ・・・」

 首をかしげるだけの巫女さん。全然話にならないが、巫女さんに怒ったところでどうしようもない。
 豊が渋々そこに描かれている内容に目を通す。


 第二十八番 魔自吉

 後悔せずひた走れ。強い信念を持ち、思考を重んずれば周囲の人の協力を得られ思い通りに事が進む。
 その力、一念岩をも通す。



「・・・・・・普通にいいこと描いてある」

 中吉並みに褒められている気がする。さらに、詳しく見ていく。


"

『願望』 願えば叶う
『学業』 疎かになりがち。自らの力では成果は得ない
『待人』 紹介こそ吉
『失物』 戻らない
『旅行』 遠くに行かぬが良し
『商売』 買えば損。売って儲け
『争事』 積極的に起こして勝つ
『転居』 今が好機
『縁談』 責めるが良し
『病気』 治らない

"

「・・・・・・今年は勝負の時なのか?」

 はっきり良悪が分かれたものである。他人の力を借りることこそ今年勝ち組になれる鍵みたいなことが描かれているが、豊にとって重大で決定的な欠点が一つあった。

「友達いねええぇぇぇ~!」

 分かっていたけど、実らない占いもあるってこと。
 他力本願で物事がうまくいくのなら、どんなに世の中楽なことか。
 世界が自分中心に回っているなら、自分は果たしてどんな存在なのか――そう、たとえば――

「お客様。ご用が済んだのならお帰りください」

 豊に声をかける巫女さん。彼女を思い通りにさせることができるのならと、豊は思ったことを膨らませた。
 
「(願えば叶うのなら、俺を連れてエッチなことさせてくれ。エッチなことをさせろ――!)」

 視線で彼女を犯す。豊の信念こめた熱視線は一念岩をも貫いた。

「ン――ッ」

      
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 彼女の身体が微かに震え、瞳の中の輝きが失われていく。
 それはまるで、彼女が思考をなくしてしまったのように考えるのをやめてしまったように見えた。巫女である故に神の声を聞き、否応なく受け入れるかのように彼女は微かに頷いた。

「お客様・・。私と一緒に、社の中にお入りください・・」

 彼女は俺を誰にも入れない社へと導く。急に態度を改めた彼女に戸惑いを覚えた豊だが、彼女の後ろをついて歩くように、社の中へとあがっていった。


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 夏休みが終わり、皆が再び『ロリコ』に通い始める後期。
 夏の暑さもおさまり始め、秋の到来を感じ始めた日。『ロリコ』では忙しく活動を始めている生徒たちでにぎわっていた。
 明日は『ロリコ』の修学旅行なのである。

「いよいよ修学旅行も明日になりましたね、校長……校長?」

 綾女が先程まで隣で歩いていたはずの校長を見失う。と、振り返ってみると、玄人はいつの間にか着ている服を脱ぎ棄て、夏休みで鍛えた身体を惜しげもなく綾女に披露していた。

「ふぅ~。見ろよこの鍛えられたカラダの彼方此方!女性ファンは体育館裏に集合かい?」
「気持ち悪いです、校長」

 綾女が急いで玄人に服を着せる。なんとも突拍子もない行動である。

「しかし、校長。大学生にもなって修学旅行を企画していると言うのは我が校だけではありませんか?しかも自主的ではなく強制的なのは、些かやりすぎでは――」

 大学の旅行と言えば、友達と卒業旅行に海外というのが定番になりつつある。バイトすることのできる大学生にとって、義務教育ではない学校の『修学旅行』など既に苦行でしかないのかもしれない。

「チッチッ。これから社会に羽ばたくとね、みな一人で生きていかなければいけないわけよ。誰も助けてはくれないし、誰もが見て見ぬ素振りが当たり前になっていまうのよ。そんな社会に出る前に、一時の思い出を作ってやることが、大学に来る大きな意味になるわけよ。大学自体が思い出作りとはよく言ったものよ。しかし、行動を起こさなければなにも起きないのならば――、校長が一肌脱いで、修学旅行を企画しちゃうって寸法なのよ!」
「そういうことですか、校長!大人です」

 綾女はようやく合点がいく。綾女が見つめる生徒の輪は、どこかしらに未だ溶け込めないわだかまりのようなものが見え隠れしている気がした。
 生徒たちの精神的不安やストレスが彼女たちの身長促進を阻害しているのならば、こうした外部からの取り組みによって解放させていくのはとても良い案だと改めて気付かされたからだ。

「生徒たちのことを誰よりも考え(自称)、誰よりも生徒たちを愛している(自称)大石玄人――さあ、いざ行かん!エロマンガ イロマンゴ島(注:諸事情により島名の表記が現地よりに変換された模様です)!」

 玄人の叫びを聞きつけ、とある生徒が姿を表した。

「そんなあなたの目論見は分かっているんだからね!」
「むっ、そ、その声は――!」

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「現れたな、――学(まなび)!!」

 玄人に戦慄が走る。風紀委員の紋章を付けて校庭をまわっていたのだろうか、空気の汚れた場所にいち早く敏感に嗅ぎつく西野学―にしのまなび―の存在は、玄人にとっても厄介な相手だった。
 既に学は玄人に対して冷ややかな視線を送っている。修学旅行に仕組まれた『裏の仕組み』まで嗅ぎ付いたと言うのだろうか。

「パソコンがあればどこでも行ったつもりになれるのに、わざわざ足を運んで、時間を浪費して行く理由は一つしかないわよね?」

 ぶわっと校長から汗が滝のように流れ落ちる。冷静に告げるその口調は、一言一言重みが加わり、重圧に押し潰されそうになっていた。

「ナ、ナンノコトダカ、ボク、ワカラナイ」

 状況は悪い。学に根負けされていることに玄人自らが理解していた。そしてさらに悪いのは――その言葉を綾女が聞いていることだ。

「校長!どういうことです?」

 綾女の心境が再び玄人を揺さぶる。もう少し、もうあと一日で完成する『修学旅行』を――邪魔されてなるものかあぁ!!
 玄人が決意を込めた叫びを放つ。

ヤキマンコ ヤキマンカ!……ヤキマンコ ヤキマンカ !ヤキマンコ ヤキマンカ!(注)実在する地名です。現地寄りに変換されたもようです)」
「…………」
「…………」

 女性二人から同時に玄人の頭めがけて鉄拳が飛んできたのだった。


 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 玄人が目を覚ますと、既にそこには学の姿はなかった。綾女が一人解放するように膝枕で玄人の頭を冷やしているのであった。
 校長を殴ったのを教師ながらに悪いと思ったのか、別の理由があったのかはともかく――

「くそぅ、学めぇ・・・。俺があとちっと本気を出せば、勝敗はわからなかったはずだ」
「既に負け犬の遠吠えです、校長」

 膝枕から起き上がる玄人。既にその視線は敵視している学に向けられていた。『ロリコ』という巨大な檻の中で過ごす小鳥を、どのように飼育するかを思考する表情を浮かべていた。

「覚悟しろよ、学びぃ。修学旅行は強制的というのは確定的に明らか」
「確定的に明らか・・・?」

 文脈がおかしいのか、それともキャラを間違えたのかはともかく――、


「皆と親睦を深めるためにも、同じ行動をとってもらうぞ、まなびぃいぃぃ!!」

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 成子が生徒会室へと戻ってみると、粛々と予算会議を進めるなか、変化をしはじめていた生徒が出始めていた。

「れろ・・・はぁ・・・ちろちろ・・・・・・」

 バナナを食べ咥えている綺羅美の様子が明らかにおかしい。
 剥いたバナナの先端に舌を伸ばして、舐め始める。その舌で唇を舐めて、綺羅美の唇にバナナの先が触れると、その唇がバナナを包み込むように 少しづつ開いていく。

「ん~・・・」

 唇とバナナの間に隙間が出来ないよう、口を絞りながらバナナを咥えていく。
 口にバナナを入れたと思ったら、噛まずにその形をまるまる残して口から吐き出し、そしてまた同じように口へとバナナを送っていく。
 そんな行為を延々に繰り返していた。
 

「ちゅ・・・んんっ・・・・んんっ・・・・はんっ・・・」

 小さな口で奥まで咥えようと頑張っている綺羅美の表情が赤くなる。そして、バナナを見つめる瞳が次第に潤んできていた。

「い、十六夜さん。そんな無理してバナナを咥えなくても――」
「無理なんかしてないもん!よく、見てよー」

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 そう言って再度同じようにバナナを口の奥まで咥えこんだ。

「ふぇら。ふぁあふぁふぁふぁはーほはぁ?(ほらっ、なんてことないでしょう?)」

 みんなに言ってみたところで、はたして綺羅美がなんて言ったのか分かる人はいなかった。ただ、彼女を見た生徒たちは、バナナを咥える綺羅美の様子に、頬を赤らめ恥ずかしがっていたのだ。

「はぅ・・・ふぇぅ・・・むちゅくちゅ・・・」
「(十六夜さん・・・。バナナをなんて愛おしそうに舐めてるんだろう・・・)」
「んっ・・・・んっ・・・んっ・・・・」
「(そんな表情されると、ダメよ・・・)」
 
 綺羅美の可愛い声が漏れ、少し頬を赤くしながらバナナを見つめるその表情は、見た目より大人びた雰囲気を漂わせていた。 それを見ていた生徒たちが、綺羅美におねだりするように――、

「あの、わたし達にもバナナくれないかな?」

 一房のバナナを貰えるように頼んだのだ。

「え~。綺羅美のバナナ残り少ないんだよ?」
「おねがい、十六夜さん」
「ん~・・・。校長先生にも取られたんだから、同じ仲間の生徒にあげないわけにはいかないわよね。ハイ」
「ありがとう~!」

 綺羅美からバナナを受け取った生徒たちは、 同じようにバナナの皮を優しく剥き、形を崩さないように唇を十分に濡らすと、噛みつくことをしないで、バナナの形に添って隙間をきっちりと埋めるようにすぼめて上下にバナナを動かして舐めていた。

「んっ・・・はんっ・・・んちゅ・・・ちゅるちゅる・・・」
「えろ・・・れろ・・・・はぁ・・・れろ・・・んん・・・」

 綺羅美と同じように喉の奥まで咥えるものから、中身の外枠に添って舌を這っていくものまで、まるでフェラの仕方を様々なかたちでするように、バナナを舐めていた。

「みんな、バナナをそんなふうに食べるのはやめなさい。ふ、不謹慎です!」

 舘川里緒が一括するも、生徒たちの耳には入っていないように、行動をやめない。気付けばバナナを咥えていないのは副会長の舘川里緒と会長の長友唯だけになっていた。
 唯は普段の無表情を崩さずに、言葉を発していない。ただ皆の行動を黙って見つめているだけだった。しかし、生徒会長である唯がなにも言ってくれないとこの場が困ると判断した里緒は、唯にこの場をまとめるようにお願いした。

「会長。こんなおかしな状況をやめさせてください。みんながしているそれは、バナナの食べ方ではありませんわ!」

 嘆かわしく里緒は叫ぶ。
 生徒の数名はよだれが顎の下から零れ落ち、着ているコスチュームにシミを作っていた。

 この様子を見て、ようやく唯が立ち上がった。そして、「みなさん――」と声をかけた。
 いったいなんと言ってくれるのか、里緒は神妙な面持ちで聞いていた。

「そんな一定間隔でバナナを咥えるのではありません。誰か、私にバナナを――」

 そう言って、綺羅美が唯にバナナを渡す。唯が受け取ると、綺麗な手でバナナの皮を裂くと、バナナの中身が、唯に頭だけを覗かせていた。

「バナナは最初、こんなものです。ゆっくりと味わうように、少しずつ舐めていきましょう。・・・ちゅっ」
「会長っ!?」

 唯もまたバナナに魅入られてしまったかのようにバナナを舐め始める。アイスキャンディーのように舌舐めづりさせ、時々口の中で製造した涎をバナナの先端にかけ、吸い取るように音を立ててしゃぶりついていた。

      
注)バナナ(ry

「ちゅるるる・・・んっ・・・ごくっ・・・ほのふふぁじも、におひほふぁじふぁっふぇ・・・ふぁんじふぇくらふぁい(このあじも、においも確かめて感じてください)・・・」

 バナナ全体を味わうようにして、さらに唯はバナナの皮を捲った。手で擦りながら下にずる剥けるようにはがれたバナナを、皆がしていたように一生懸命に喉の奥まで頬張った。

「んちゅっ・・・むくっ・・・ぅぇっ・・・ぐむっ・・・ふっ、ふええ・・・」

 生徒会長の口は誰よりも小さい。元々無口で大きな声で喋る生徒ではないからか、まるで、喉の奥までバナナを入れるのが苦しそうに一度むせていた。それでも、目に涙を溜めながらも懸命にバナナを咥えた。

「会長、表情がイヤらしい・・・」
「本当はこういうの好きなんじゃない?」
「なんだか手慣れている気がするわね」
「ねぇー?」

 会長へのヒソヒソ話も聞こえないのか、唯はバナナを頬張る。出したり入れたりしている内にバナナが涎にぬ濡れてべちょべちょになっていた。芯だけしか硬さを保てなくなったバナナになって、ようやく唯はバナナを口から取り出した。

「じゃあ皆さんも・・・、バナナを堪能しましょう」
「たん、のう・・・?」

 里緒が疑問に思う。
 バナナは楽しむものとかうなら理解できるが、堪能するとはどういうことだろう?バナナでお腹をいっぱいにするつもりなのだろうか・・・それこそバナナを10本は食べないと堪能できないだろうと考えていた。
 しかし、里緒の予想は強ち的外れではなかった。
 唯はスカートをめくり上げて自分のショーツを脱ぎ下ろすと、椅子に座って足を机の上において開くと、今まで咥えていたバナナを自分の性器へと宛がいだしたのだ。ぱっくりと開いていない唯の性器では大きすぎるバナナの輪郭。しかし、ぐちょぐちょに濡れているせいなのだろうか、唯が力を入れて挿入すると、ぬるりと輪郭を抉りながら、バナナを膣内へと押し入れていった。

「あっ・・・はいってくる・・・んっ、つめたぃ・・・」

 バナナが唯のおま〇こに吸い込まれるようにぬるんと入っていく。そして、性器に入ることが出来なかったある程度の量が愛液と供に流れ落ちていった。ぐちゅぐちゅのバナナが一体どこまで突くことができるのかわからない。かたちを維持できずに折れてしまったら一体どうなってしまうのだろう、ということまで想像していないのか、唯はただバナナを性器のアナに出したり入れたりしていた。

「んあっ・・・か、たちが軟らかいから…、私のかたちに合わせてすっぽり入ってるのがわかる・・・・・ぅぅっ…。なんだか、ゾクゾクします・・・」

 「はぁ、はぁ」と息を吐きだす唯に、生徒たちも真似をするようにバナナを自分の性器に入れ始めた。
 スカートを捲り、ショーツを脱いで、足を机の上に置いて広げて――

「ひあっ、・・・なに、この感覚・・・新感覚ぅ・・・」
「柔らかくて、気持ちがわるいのに……ゾクゾクくるよ」
「あっ、ち、ちぎれちゃいそう・・・ひぃぃ・・・!」
「きゅうりならやったことあるのに・・・ぜんぜん違うわ」

「あんっ、あんっ、とバナナを性器に咥えている生徒の姿を見るのは圧巻を通り越して狂気だ。どうして、誰も不審に思わないのか、里緒には分からない。
 こんなの、生徒会のすることじゃない!

「みんな、おかしいわよ・・・。こんなのバナナじゃない・・・。バナナでするものじゃない……」
「そうね。その通りだわ、舘川さん」

 成子が里緒に対して声をかける。里緒は自分に賛同してくれる成子の姿を見つけると、安心したのか目に涙を浮かべていた。

「せんせい・・・みんなが・・・おかしくなってしまいました・・・・・・」
「大丈夫よ、舘川さん。あなたはなにも間違ってないわ」
「はい」

 優しく里緒を守るように成子は里緒を連れて生徒会室を出ていく。廊下に出てすぐに、ガタンと言う大きな音が生徒会室から聞こえてきたのだった。
 
「そうよ・・・。私はなにもおかしくない・・・。みんな、みんながおかしいのよ・・・」

 独り言のように自分を正当化する里緒。しかし、成子にしてみればそれは真逆。催眠電波によって拡張しても効果の薄かった場違いの生徒。
 自分だけはおかしくないと頑なに催眠を拒んだ里緒を選んだのだ。

「すぐにあなたが正しく認知するようになるわよ」

 笑顔の裏で悪魔のように嗤う成子は、里緒を校長室へと運んだのだった。


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      会長さまは無愛想が良い

「――と言うわけで、秋の修学旅行は、『美利県』にいきます。各自当日忘れ物がないようにしっかり予習、予行してきて下さい」

 『ロリコ』内の決められた人しか入れない扉がある。
 生徒会室である。多くの生徒の信頼を勝ち取り、代表として集った生徒たちは、大人顔負けの討論を繰り返しながら、修学旅行への最終調整にはいった。
 各々自由なコスチュームに着替えて。
 生徒会室では制服が自由に変えられるようになっている。それは、この場では生徒ではなく、代表として一席身を置くことで、制服から着替えることができ、各々好きな格好でありながらも精神を議論へ集中させることによる合意的な考えによるものである。
 しかし、それも今や生徒会に入りたいという一つの理由になっており、好きなコスチュームに着替えられる生徒たちは、他の人よりも一目置かれる存在であった。
 なので生徒会長である長友唯―ながともゆい―以外は、巫女の姿をイメージしたり、かたやアメカジの私服で議論にはいっている生徒もいた。
 まるでその場は『世界』を表したかのような議論であった。

「あそこって、『新世界』って呼ばれてるんですって。一度行ってみたかったの」
「食べ物も美味しいし、賑やかだって聞いていますわ」
「楽しみ~」

 一つの案が終わり、生徒たちも息抜きをして笑みを零す。張り詰めていた空気が解放され、生徒会室では一息ムードが流れており、配られたお茶を飲み始めていた。

「続きまして、今年度の生徒会の予算につきましてですが――」

 そんな中では唯の口調に気付く生徒もなく、談笑しながら話し始める生徒たちを見ながら唯は小さく溜め息をついた。
 しかし、生徒たちよりももっとくつろいでいる人物が生徒会室にいた。

「はむっ・・・。くちゃむちゃ・・・」

 バナナを口に咥えてむしゃぶり尽くす、校長の大石玄人である。長いフィリピン産バナナを一口で食べる玄人に、生徒たちは会話をやめて玄人に白目を向けていた。

「ふぅ・・・。校長のことは構わず続けてくれたまえ」
「その子供のように音を出してバナナを食べるんことをやめて頂きますか?」
 
 副会長の舘川里緒―たちかわりお―が代表して言う。巫女をイメージした袴を見事に着こなす里緒が玄人に向けて強気な態度で嫌悪感を示した。

「神聖な生徒会で、バナナを食べるだなんて・・・」
「バナナに罪はなぁい!」
「飲食はおやめくださいと言っているんです、校長先生」

 怒りを見せそうになる里緒に変わり、先生である大塚成子―おおつかせいこ―が諭した。入るなら静かにしてくださいと言われているようで、玄人にとっては面白くない。

「まるで、校長の威厳がなにもない。ここはひとつ、あっと言わせるような知恵を持って、校長の信頼回復に努めなければぁ~!!」

 意気込んで生徒たちの前に出た玄人は、一房のバナナから一本失敬して断言した。


「みなさん、知ってますか?宇宙に行けばバナナで釘が打てるんだぞー」

 
 あの、柔らかいバナナがぁ!!宇宙に行けば釘が打てる!!?・・・という印象を持たせてみたところで、あまり生徒たちの心には響かず、好印象を与えることはできなかった。

「それ、綺羅美のバナナぁ~!」

 生徒会の一員である綺羅美が泣き喚く。バナナ一本でもおやつを奪われて憤慨しているようだ。
 と、ここで誰かの携帯電話が鳴り響く。
 ここぞとばかりに大石の目が鋭く光った。

「誰だね、校内に携帯電話を持ってきているキャツは!?」

 罰が悪そうに生徒たちは頭を下げる。まるで叱られているかのように、玄人との距離が近づくことはなく、むしろ離れていく。

「(これでは生徒たちに悪い印象しか与えていないではないか・・・。)ええい、うるさい!」

 そう思った玄人は徐にバナナと一房から一本ぬきとった。


「この電話番号は、ただいま貴様のようなイエローモンキーに対しては一切使用されておりません!クソおかけになった電話番号を、もう一度そのミニマム脳味噌と節穴EYEでクソお確かめの上、クソ改めて……ってなんだ無言電話ではないか」


 ギャグなのか、生徒たちは困りかねていた。ひとりだけ、綺羅美だけが玄人に詰めかかっていた。

「それ、綺羅美のバナナぁ~!」
「なにぃ! ― ― ソ ン ナ バ ナ ナ ! 」

 ――ぐちゅぅ
 目の前で握りつぶされたバナナが、皮の中でぐにゅりと柔らかくなって、わずかな隙間から細い糸のように流れだしていた。

「ああぁ!!綺羅美のバナナぁ~!!!」

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 二本もバナナを失い涙を流す綺羅美。玄人は気にすることなく握りつぶしたバナナを皮ごといただいた。

「後でちゃんとあげるからね」
「この場に校長先生は些か不似合いですわね」
「それもそうだね。席を外すとしますか」

 そそくさと退出する玄人。成子が頭を下げながらも、生徒会に玄人は良い印象を与えることが出来なかった。

「(うーん、馴れないことはしない方がいいね)」

 しかし、生徒会室にこっそりと『水晶』を置くことができた玄人は、早速暗示となる一言を残した。


「きみ達も、『バナナ』が食べたくなったら校長のもとを訪ねるんだよ。わかったね?」


 返事もない生徒たちを残して、玄人は校長室へと戻っていった。

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