麻理子の身体でオナニーをした俺は自分の部屋へとやってきた。
 そこには、幽体になった時に垣間見た一成‐おれのからだ‐が眠っている様子がありのまま映されていた。麻理子(俺)が入ってきても気付かないくらい爆睡している。それは当然だ、いまこの身体は幽体がない、空っぽの器みたいなものだ。
 目を覚めることもないし、言葉を発することもない。客観的に見るもう一人の麻理子(俺)だ――。
 そんな俺は床に転がっている荷物をもう一度漁った。実は荷物の中には『飲み薬』だけじゃなく、俺が頼んだモノはもう一つあるはずだからだ。
 それはすぐに手の中に収まった。――『接着剤』だ。
 相手とくっつくことで身体の一部を取り替えたりすることも出来る『接着剤』は『飲み薬』と使えばさらに面白いことが出来るのではないだろうか――そんなことを考えながら麻理子(俺)はニンマリと不敵に笑い、ベッドで眠っている一成₋じぶん₋の身体へと歩み寄っていった。
 俺は『接着剤』を手に落とす。これを使い、自分の身体を母親の身体に取り込もうと考えたのだ。幽体離脱すれば、眠ったままになる空っぽの器をどこに放置するのかは『飲み薬』を使用する者にとって一番悩ましいところだ。変に誰かに見つかることがあったら警察や医者にお世話になりかねない。
 大事になることを避けたいなら、自身の身体を隠す場所を最初から決めなければならないはずだ。
 だけど、俺は違う。眠り続ける身体を隠すのではなく、持って歩くことを決めていたのだ。
 自分の目の届く範囲から外さないようにするためには、常に持ち歩くことが一番手っ取り早い。そうすれば、誰にも俺の身体に気付くようなことはない!
 とはいうものの、身長162㎝、体重96㎏。巨漢の一成‐おれ‐の身体を常に持ち歩くなんてことは普通なら出来るはずがない。持ち運ぶだけで相当骨が折れる作業だ。
 しかし、そんなことを可能にする方法が一つだけある。――その方法を叶えるのが、『接着剤』という代物なのだ。

「さあ、私と一つになりましょう」

『接着剤』を手に付けた俺は、自分の顔に塗りつけていく。ベチャベチャと、透明な『接着剤』が顔につけられていくも、当然一成は目を覚ますことはなく、ぶよぶよの頬に大量の接着剤を塗していく。
 顔が済んだら次は身体。服にそのまま『接着剤』を塗り込んでいく。粘液が服について濃く変色していくが、麻理子(俺)は構わずに『接着剤』を塗りこんでいく。麻理子の手で首に、太股にと伸び、さらにパンツを引き下ろすと、お尻に、そして股間にも塗りこんでいった。足の先、手の甲、そして、もう一度たるんだ脂肪のついたお腹と両胸にも『接着剤』を一本丸々使って塗り広げていった。
 まるでオイルマッサージをするように念入りに塗り込み、麻理子の手で全身に隈なく塗られていった。
 やがて『接着剤』がまんべんなく一成₋おれ₋の全身に塗り広げられた状態で10秒ほど待った。すると、先ほどまで触れることができた身体がくっついて放れなくなっていた。まるで底なし沼のように足掻けば足掻くほど、俺と麻理子の身体は近くなっていき、まるでくっつくようにズブズブと沈んでいった。

「う、うわあああっ!!?」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 俺は思わずびっくりして目を閉じてしまった。しかし、目を開けてみるとそこが沼の底ではなく、自分のベッドの上だった。先ほどまで眠っていた一成の身体だけがなくなっており、空になった『接着剤』の容器だけが残されていた。

「お、俺の身体はどこ行ったんだ・・・?」

 麻理子の声で素っ頓狂な声を荒げた俺は、なくなってしまった一成の身体に慌てて姿見に身体を映す。すると、麻理子の裸体が映しだされている中で、先ほどとは両腕と両足のバランスがおかしくなっていたのである。麻理子の肢体に付いた似つかわない太い腕と足は、今まで見てきた俺でなければ半狂乱の悲鳴を上げていただろう。どこか見覚えのあるたるんだ二の腕や脹脛の毛深さを見てあることに気付いたのだ。
 それは俺の両手と両足だったのだ。麻理子の身体に俺の身体の一部分が生えていたのだ。
 いや、生えていたという言い方は語弊である。切り替わっているというべきである。
 今の俺は一成の身体と麻理子の身体を両方使えるようになったということだ。麻理子の身体をパーツ化して、両手と両足のパーツを一成の身体で表示しているようなものだ。
 目を閉じて意識すれば俺は一成にも、麻理子の身体にも一気に変わることが出来た。

「おお!すごい。俺の身体になることもできたぞ。そして――母さんの身体に切り替わることもできた!へへ!一人二役も出来そうだ」

 鏡の前で瞬時に身体が切り替わる親子。そして、これは身体を切り替えるだけじゃなく部分的にも変えることも出来た。

「うっはぁ!すげえ!俺の身体に母さんの胸が付いてるよ。やっぱり女の身体は違うな。同じくらい胸の厚さがあると思ってたのに張りがあるのとないのじゃ全然違うぜ」

 俺は自分の身体に戻った後、胸だけを麻理子のもとに切り替えると、男性なのに女性の胸を持つ不釣り合いな身体になることが出来た。そんな不釣り合いな身体に興奮し、チ〇ポを扱きながら胸を揉むことも出来た。

「ハァ、ハァ・・・んああ!おっぱい揉みながらち〇ぽ扱くのたまんねぇ。癖になりそうだ、ハァ・・・」

 普段は逸物を扱くだけのオナニーが、たわわに実ったおっぱいを揉みし抱く行為を追加しただけで幸せな気持ちになる。その高揚感に包まれてすぐにイきそうになっていた。

「んああああぁぁぁ・・・・・・!!!」

 麻理子の乳首を抓った瞬間、自分の声で初めて喘ぎ声を漏らしてしまった。かなり恥ずかしかった。
 我慢できなかったとしても、やっぱり男性としてのプライドで喘ぎ声を聞くのは居た堪れない。
 それだったらと、俺はパーツを逆転し、麻理子の身体で再びオナニーを始めることにした。




 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 麻理子の容姿、麻理子の身体に戻った俺。『飲み薬』を飲んだせいか、麻理子の意識が戻ることはない。麻理子の身体を見ながら鏡に姿を映し、視線をおろしていった。
 股座に生えている逸物。性器のみ俺のモノに切り替えており、母親のふたなり姿を曝していた。そして、麻理子の手で逸物を握ると、先ほど自分が握った以上に逸物が硬くなった気がした。
 女性の手はしなやかで柔らかいのか、ドクンドクンと脈打つ様子まで感じ取れるのだ。

「はぁ・・・はぁ・・・なんだこれ・・・女に握られるとこんなに気持ちいいのか・・・・・・すご・・・・・・んはぁ・・・」

 麻理子が俺の言いたいことを代弁していってくれる。一度手を放しても勃起した状態は維持し続けており、ズル剥けになった亀頭がぷっくりふくれながらこちらに顔を向けていた。

      息子が近い・・・

「くふあぁ、あっ、おっぱいもっ、やぁん、あっ、あっあっあっあっ、チ〇ポっ、チ〇ポおおぉぉっ」

 麻理子(俺)が興奮しながら乳房を揉みし抱く。

      母親も顔が近い

 乳首はしっかり勃起している。生で見る勃起乳首に、麻理子(俺)は思わず息を呑んでしまう。乳首の突起部分が円柱のように飛び出していた。
 すごく生々しくて、えっちだった。
 ピンク色も濃くなっていて、それをみているだけでドキドキする。

「すごい・・・めちゃくちゃ乳首大きくなってないか?」

 巨乳なだけ乳首のサイズも大きいのだろうか。オナニーの時も軽く勃起していたけれど、今の方が断然大きく、色濃く見えた。
 硬くてコリコリしている乳首を指の腹ですり潰し、女性として感じるだけで触っていない逸物がビクンビクンと感応して震えていた。

「あっ、乳首っ、ちくびダメよぉぉ!!!乳首、弱いのぉ!あっ、あっ、あっ、また、くるぅっ、ちくびぃ!クリクリされるとすぐにお乳が溜まって出したく・・・出したくなるぅっ!ミルク出したくなるうっ!」

 母乳なんか齢30年来出してなんかいないのに、まるで再生産されるかのように神経が敏感になっていくのを感じた。このまま弄り続ければ、母乳が噴き出るのではないかと思うくらい乳首が張って痛くなっていた。

「ああ、へああっ、ああ・・・イク、おっぱいイクぅっ、いくぅぅっ、恥ずかしいっ、恥ずかしくて、いくうっ!だめっ、おっぱいいくっ、おっぱいいくぅうっ!」

      母親も絶頂が近い・・・

 ちゅぷぷぷぷっ・・・と、少量ではあるが、乳首を弄っていた指に滑り感があった。少量だが、間違いなく母乳が噴き出たのだ。
 おっぱいから流れる白い母乳が、赤く染まった麻理子の肌を滑り落ちる。
 未だに母親の生殖器官が死んでいないのだと知り、俺はさらに興奮を高めていた。
 というか、チ〇ポが痛いくらい疼いているのだった。女性からすればクリ〇リスが肥大化したようなものだ。散々使い込んでいる逸物は他の部分と違って黒ずんでいるけれど、真っ赤に膨張した亀頭は今まで以上に苦しさを訴えているようだった。
 俺は麻理子の手でしっかり握りしめ、熱く滾った逸物を上下に扱きあげていった。

「お手てでシコシコシコシコ、自分のチ〇ポをセンズリ・・・シコ、シコ、シコ、シコ」

 わざと声に出して逸物を扱く。自分に生えている逸物を愛でるように眺める麻理子の姿が鏡に映しだされている。

「ああ・・・ダメぇ・・・きもちいい、気持ちいいわぁ・・・。私、自分のチ〇ポシコシコ扱いて、すごく気持ちがいくなって・・・る・・・。いいっ、いいっ、いいぃぃっ!」

 その気持ちよさに、麻理子の手で扱いてもらう感覚に陥っている。しかも、俺が麻理子に言わせているはずなのに、本来麻理子自身が言うはずもないあり得ないことを嬉々として言っているように聞こえてくる。そんな母親の快感に溺れる声を聞いているうちに、逸物を扱く手が激しく動き始めた。

「おおおお!!おちりゅうぅ!おっぱいもち〇ぽも、好き勝手されて、感じる変態、なっちゃうよぉ・・・あっ、あっ、また、また、イクっ!またイクのぉ!チ〇ポ溶かされちゃううっ、くひぃっ!あっ、あ゛あ゛っ、チ〇ポォぉぉぉ!チ〇ポ!チ〇ポチ〇ポ、チ〇ポぉ・・・チ〇ポおおぉぉぉぉぉ~~~~っ!!!」

      白いのと近い・・・

 激しく喘ぎ続ける麻理子(俺)。そして、ついに限界に達して腰が浮いて弓なりに仰け反った。そして、精液が勢いよく迸り、顔に届くほどの距離の長い糸を発射させていた。

「あぁあああ~!も、もう、らめぇっ!らめぇ~!チ〇ポミルクでちゃうぉぉぉ!!んお!おおおっ!!うああっ、でりゅ・・・チ〇ポミルクでりゅううぅぅ!はしたない、センズリでチ〇ポミルク射精しちゃうぅぅああぁっ!あっ、あ゛あ゛あ゛~~~!!!」

 女性の身体で男性の快感を味わう麻理子(俺)は、今までと比べ物にならないオナニーを体験してしまっていた。熱く火照った身体に付いた濃い精液は粘着力が強く、ドロッとした塊がいくつもあるほどそのオナニーの刺激の強さに溺れてしまっていた。

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・・・や、ヤバイ・・・・・・。こんなに気持ちいいオナニー初めてだぁ・・・・・・ふ、フヒヒ・・・・・・」

 一歩も動けない快感に酔っていた麻理子(俺)は身体を一成へとシフトすると、少し体力が戻ったのを感じた。今の俺は麻理子と融合したのだ。いつでも俺は麻理子に成りすますことが出来るのだ。
 そう思ったら、自然と笑みが零れてしまう。
 明日、麻理子の身体で外に出てやろうかな。久し振りに外を堪能するのも良いかもしれないと一休みしている時に考えていた。