「一成。ちょっと来なさい」

 俺、久遠一成₋くおんかずなり₋は母親の麻理子‐まりこ‐に呼ばれて下に降りてきた。手には俺がネット販売で注文した荷物を持っていた。

「・・・はぁ、いい御身分ね」

 麻理子は怒りと呆れを同時に見せて深くため息を吐いていた。

「食事代も家賃も私持ち。カズが夜中やってるゲームの電気代や夜食、そしてネット代も全部私が払ってるのよ?生きてるだけでも金を使ってるんだから、いい加減働いてほしいもんだわ」

 俺は所謂ニートである。8年間引き籠っており、気付けば20代後半になっていた。その年になると今まで「働きたくなったら働けばいいのよ」と俺を可愛がっていた麻理子でさえ白い目を向けていた。

「働く気はないの?」
「あるよ!働く気はあるんだよ。でも、いまは働けない」
「なんで働けないのよ?」
「例えば遅刻すると会社行き辛くてその日一日会社休むことになるじゃん。で、1日休むと次の日会社に行き辛くなって次の日も休むじゃん。そうなると会社にもういけないよね?」
「はぁ・・・」

 最初はちょっとした寝坊が発端だ。学生の時遅刻常習犯だった俺が社会で遅刻癖が治ると思ったら治るわけもない。だいたい、何処の会社も始業が8時だ9時だ早いんだよ。頭働かねえよ。酸素足りてねえよ。もっと寝かせてくれよ。

「あ~あ、どっかに正午から始まって夕方に終わるような会社ないかな~!そしたら本気出すんだけど」
「お母さん、もう寝るから静かにしてね。お隣さんが夜中奇声を聞いたって騒いでたわよ」
「こっちは夜中だけど、海外は昼間だ」
「はぁ・・・どこで間違えたのかしら・・・」

 聞くのも疲れたのか、麻理子は荷物を俺に預けて自分の寝室へと向かってしまった。
 廊下に取り残された俺は苦々しい顔をしていた。

「社会不適合者は社会に出ない方が世のためだ。俺が生んでくれって頼んだわけじゃねえんだから死ぬまで俺に貢げよ、ばばあ」

 大学の講師をしているだけ麻理子に金はたんまりある。一人ぐらい養ってもノーダメージの癖に粘着質で腹が立つ。働くことに生き甲斐を見出す人もいれば、遊び呆けることに生き甲斐を見出す人もいる。
 価値観を一緒にされると我慢できない。
 自室に戻り、届いたばかりの荷物を雑に開ける。母親に見つかったことは想定外だが、注文していたものがようやく家に届いたのだ。
 俺は中に入っていた『飲み薬』を手にした。

「これを使って俺が死んでも、それはそれで本望だ」

 この『飲み薬』を飲めば幽体離脱できるらしい。身体から幽体が抜け出して宙を浮くことが出来るらしいが、それで死んでしまったら元も子もない。しかし、いまの俺が死んだところで悲しむ者は誰もいないだろう。だったら、俺がやることは一つだ。

「・・・絶対に諦めない!」

 俺は意気込みながら喉を鳴らして『飲み薬』を飲み干していく。
 中身を全て飲み込んだ瞬間、すぅっと意識が薄れていくのが感じ、身体に力が入らずベッドに倒れ込んだ。そして、そこから俺は幽体だけが飛び出してきた。
 ベッドに倒れ込んでいる一成を俺が見下ろしている。話に聞いた通り、本当に幽体離脱出来たみたいだ。宙を泳ぐことができるようになり、幽体に重力も関係ないのでスイスイ加速して部屋の中をグルグル回ることが出来た。こんなに身体が軽いのは久しぶりだった。

「凄いな、コレ!本当に幽体離脱出来たんだ!」

 テンションがあがる俺。そう思ったら、次に俺がしようとしたことを思い出す。ただ幽体離脱して部屋のまわりをグルグル泳いで遊ぶために買ったわけではない。
 幽体離脱したら、『憑依』を体験するつもりだった。
 他人の身体に乗り移る行為。幽体になった俺が他人の身体を使えるようになる『憑依』をやってみたかったのだ。
 家にはちょうど麻理子が寝ている。俺は寝室に忍び込み、スヤスヤと寝息を立てている麻理子に早速乗り移ることにした。
 俺が部屋内に居るだなんて夢にも思っていないだろう、麻理子は無防備な寝顔を見せている。こんな間近で母親の顔なんか長年見たことがなかった。俺はベッドに寝ている麻理子に身体を重ねるように静かに降りていった。
 俺の幽体が布団をすり抜けてそのまま麻理子の身体に重なっていく。

「ぅぅん・・・」

 幽体が触れて苦しそうに麻理子は身体を震わせていた。思わず逃げようかと身体から離れようかと思ったが、このまま身体に入ったほうが早いと判断してこのまま麻理子の身体に入り込んだ。

「っン・・・んぅ、ンん・・・・・・んあああっ!」

 麻理子の口から苦しそうな声を漏れたが、それが麻理子の最後の断末魔であり、次の瞬間には麻理子の身体は俺が支配していた。羽毛布団が暖かく、マットレスが柔らかい。息子の俺とは違い良い素材を使って眠っているものだ。
 そっと目を開ける。薄暗い天井が見える。俺は手を伸ばし、ベッドに備え付けてあるスイッチを点けると寝室全体が明るくなった。俺はむくりとベッドから起き上がった。そんなに体型も変わらないはずなのに、起き上がる時のダルさは一切感じなかった。しかし一番に感じるのはそこじゃない。胸に重みを感じるのである。視線を下ろしてみると、麻理子は裸のまま寝ていたのだ。疲れて服を着るのも面倒だったのかはわからないが、俺の目にはふくよかなだ二つの乳房が見えたのだ。
 それはなんというか、胸が近いというか、麻理子が近いというか・・・その距離感は俺と麻理子が一体化している何よりの証拠だった。

「ふ、フヒヒ・・・母さんに憑依しちまった・・・」

 俺は嬉しくなり手の平を歓喜で震わせていた。先ほどまで俺を怒っていた麻理子に憑依できたのだ。そして麻理子の身体を支配し、いま麻理子の特大のおっぱいがすぐそばにある。ぷくりと膨らんだ乳首が自分の身体に付いているのがすごく生々しい。
 俺が興奮しているせいか、乳首はツンと勃起して、自己主張している。その形にも興奮してしまう。

「ああ、やべ・・・。いまの俺にチ〇コが付いてたら、絶対勃起してるわ」

 母親だとわかっていても、年増だとわかっていても、俺は女性の甘い匂いにやられてしまう。
 恵まれた美貌を持つ女体だ。あぐらをかいた俺は早速麻理子の胸を触れた。
 むにゅっ。
 おっぱいが直接、手に触れる。どこまでも指が沈みそうなほど柔らかく、ぽよぽよと弾むような弾力がある。そのおっぱいはしっとりと手のひらに吸い付くようだ。こんな感触を味わうのは初めてだ。

「お・・・おおぉ・・・すご・・・ハァ、ハァ・・・」

 母親のおっぱいだと分かっていてもつい手が動いてしまう。滑らかで柔らかなおっぱいだ。
 肌と肌が触れ合う感触だけで興奮してきてしまう。興奮が高まると同時に俺は大胆におっぱいを揉みし抱く。

「んっ・・・んんっ・・・・・・はぁん」

 メロンほどの大きなのおっぱいは、指の間から乳肉が食み出るほどだ。次第におっぱいで感じてきた俺の口からは喘ぎ声が漏れ出していた。

「んあっ、あっ・・・・・・も、もっと強く揉んでみても、大丈夫か・・・・・・あ、はぁっ・・・!」

 おっぱいマッサージをするようにおっぱいを根元から搾るように揉んでみる。大きなおっぱいがさらに飛び出して滅茶苦茶エッチだった。
 麻理子の身体を俺の支配下において好き勝手に弄ることに圧倒的な征服感を覚えていた。






 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

「あ、あぁ・・・すごい気持ちいい。もう我慢できない。オマ〇コも触ってみようかな」

 体温が上がり、息が荒くなり、性的興奮を感じている麻理子(俺)は、足を開いて太腿の間へと手を伸ばしていった。

      ふとましい・・・

 指先にシャワシャワと陰毛が触れる。ちゃんと処理をしているので恥丘をなぞって頭だけ出ている分だけが手の平に感じることが出来た。その感覚がすごく大人っぽかった。陰毛を弄りながらも、お目当ての部分の割れ目へと指を下ろしていく。触れたアソコはすごく温かかった。

「これが・・・・・・母さんのオマ〇コ・・・・・・」

 俺は言葉では言い表せないまま、初めて触れたアソコの感触を確かめた。厚めの襞と襞が合わさっているのがわかる。人差し指をマン筋に沿って何度も上下に擦り続けると、指が少しずつ筋の合わせ目の谷間に沈んでいった。そこには粘膜のぬめりを感じ、まるで濡れた唇に指を食べられているようだった。

「あふっ、ん、んん・・・んふ、ふはぁっ・・・」

 麻理子(俺)はビクッと肩を震わせて喘ぎ声を漏らした。しかし、割れ目に宛がった指をゆっくりと前後させていった。

 くちゅくちゅ・・・

 麻理子のオマ〇コから水気の音が鳴り始めた。

「ヌルヌルして、触っているだけで気持ちいいぞ・・・!」

 俺は夢中になって指をピストンし始めた。濡れた唇に咥えられたように指がビチャビチャになっていく。

「もっと、もっといっぱい・・・お母さんのこと気持ちよくして!」

 麻理子の身体が俺の指の動きでゾクゾクしてしまう。魅力的な肢体を持つ母さんが喘いでいる。こんな姿を見れば男性の股間は勃起不可避だ。もう少し奥を突けば簡単にイケそうだ。しかし膣穴に指を入れるのは硬い爪もあるし、傷つけてしまいそうでちょっと躊躇してしまっている自分がいた。むしろ俺はオマ〇コよりも割れ目の上に存在感を見せ始めた膨らみに興味をそそられた。
 クリ〇リスだ。ぷにっとした硬さを持つそれは乳首のようなものかとおもったけど、その敏感さは比べ物にならないものだった。

「んぁあああっ!しゅごい、コレぇ・・・クリ〇リス・・・・・・チ〇コと同じで、全然ちがう・・・」

 粘膜質なクリ〇リスはコリっとしていて、結構大きいイメージがした。膨らみに宛がった指を持ち上げて包皮を下ろしてクリ〇リスを剥き出しにした。

「っぁ、あぁんっ!しゅごい、敏感ぅ~・・・」

 直に触れた肉芽は熱く、ぐっしょり濡れている。慎重に軽く押してみると、コリコリと硬さが確かにある。形を確かめるように撫でまわしていくも、

「ひぁ、んひっ!んあっ!あぁっ!あひっ!ひぃっ!」

 思いの外敏感すぎて、触るたびに悲鳴を押し殺す様な声を荒げてしまった。ひょっとしたら麻理子はあまりオナニーをしないのかもしれない。
 割れ目もすっかり潤んでおり、粘っこい液体に指がニュポニュポと滑っていった。麻理子(俺)はそれほど敏感なクリ〇リスを狙い撃ち、指の腹で勃起したお豆を擦りあげていった。

「ああ、あぅっ!いい・・・・・・クリ〇リス、いいっ!」

 麻理子の身体はしっとりと汗が浮かんでおり、火照り、汗ばんだ肌は真珠のように艶を帯びていた。少しずつ濃密になっていく女の匂いがたまらない。麻理子(俺)の指の動きは激しくなっていった。

「ああぁっ、あっあっ、もう、すぐイッ・・・くぅぅ~!」

 年甲斐もなく甘い声を荒げ、割れ目の奥からとめどなく愛液が溢れてくる。麻理子の手がびしょびしょになっているのを見て、女性って濡れると凄いというのはしっていたけど、ここまで凄いとは思わなかった。そんな指で勃起クリ〇リスを摘まみ、オチ〇ポみたいにシコシコ扱いていった。
 麻理子の身体が大きく震えた。

「あぁん・・・きもち、いいっ!イク、イク!クリ〇リス、シコシコされて、イっちゃうぅぅっ!!ふああああぁぁっ!!!」

 だらしなく緩んだ唇。紅潮した頬、潤んだ瞳。
 普段とまったく違う母親のもう一つの姿を垣間見ながら、身体を突っ張らせてアクメに達してしまった。
 その衝撃に内股がギュッと狭まって、また手が挟まれてしまう。びくびくと背中を震わせながら、股間から愛液を溢れさせて自分の手をぐしょぐしょに濡らしていた。

「っはぁ、はぁ・・・・・・イっちゃった・・・・・・はあぁ・・・・・・」

 アソコに添えていた手に収縮と痙攣を強く感じる。小さなヒクつきはしばらく続いていた。女性の絶頂の余韻がこんなに長いのだと、母親の身体で知ることになってしまった。