「おはようございます!」
『おはようございます』
「皆さん。声が小さいわよ。おはようございます!」
『おはようございます!!』

 風紀委員長の水橋哀‐みずはしあい‐を筆頭に、校門の前で風紀委員が挨拶週間の時期に合わせて登校してきた生徒に対して全員で挨拶をしていく。
 寝ぼけ眼でだるそうな生徒たちも、あまりにも威圧的な挨拶に思わず「おはようございます」と挨拶を返して校舎へ入っていく。それでも、

「おはよう・・・」

 一定数、空気を読まずに哀に対して気だるげな様子で欠伸を噛んで返事をする生徒もいる。脳に空気が届かず状況を理解せずに返事をする男子生徒の挑戦的にも挑発的にも取れる態度に、哀は眉間に皺を寄せていた。

「・・・なんですか?今の挨拶は!声が小さい。やり直し!」
「うへ・・・委員長は手厳しいなぁ」
「もう一度。おはようございます!」
「ごきげんよう!」
「ふざけないで!あっ、こらぁ~!」

 麗しくも高貴な威厳を持つ哀をからかう生徒を見ながら、俺、内山将平‐うちやましょうへい‐も適当に校舎の中に入ろうとする。

「おはようございます」
「ういーっす」
「はぁ~。これだから男子って・・・。どうして挨拶の一つくらいまともに出来ないの?」

 哀は頭を抱えながらも、嫌気が差したように校舎へ入るよう促した。
 しかし、校舎に入ってからも風紀委員の生徒たちが出張っており、普段誰とも挨拶をしない俺に向かって「おはようございます」と挨拶をしてきたのだ。その度に適当に返事を返しながらも、挨拶はやっぱりいいものだという感慨に耽るのだった。

「おはよう、内山君」

      再登場です

 そう言って声をかけてきたのは、風紀委員会をまとめる指導員で担任の松村杏‐まつむらあん‐だった。

「おはようございます」

 俺は風紀委員と同じ挨拶ではいけないと、ちゃんと先生に対しては真面目に挨拶をしたつもりだった。しかし、松村先生は怪訝な顔を見せていた。

「私との挨拶はそうじゃないでしょう?」
「・・・へっ?」

 すっ呆ける俺にあきれて先生は手をつかんで人気のいない教室へと入っていく。
 誰もいないことを綿密に見極めて、先生は俺の目の前で
手を器用に使いタイトスカートに忍ばせ、ショーツに隠れている秘部を撫で始めた。

「あっ、ああんっ・・・い、いいわね・・・このくらい濡れていれば・・・・・・」
「せ、先生!?」

 驚愕する俺の前で先生は象徴する白いタイトスカートを捲りあげて、ストッキングと供にショーツを下ろしていった。
 そして、教壇に腰を着き、自らの濡れている女性器を覗かせてきたのだ。

「さあ・・・今日も私のおま〇こに内山君のチ〇ポを入れるのよ」

 はっきりと松村先生はそう言った。真面目な先生が言うには明らかにキャラが崩壊していることに、俺は戦慄を覚えると同時に寝ぼけていた脳が活性化すると一緒に本能が目覚めていくのを感じていた。



 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 ――昨夜、俺は目を覚ました。目覚めたというより、覚醒したという方が正しい。ここは誰かの身体の中。目覚めた俺の辺りが暗いのは、俺を飲みこんだ者の支配がまだ完全にできていないことを指している。つまり、目がまだ開いていないと言う事だ。しかし俺は覚醒し、相手の意識に邪魔されることなく身体の重みを感じることが出来るようになってきた。次第に相手の身体の所有権を手に入れることも出来るようになるだろう・・・。
 どうやらうまく行ったようだ。
 今朝、内山将平が渡した『錠剤』を松村先生は食べたらしく(ブ〇スケアと言って渡していたものだ)、俺は村松先生の中で生まれた。その後すぐ松村先生は眠るつもりだったのか、ベッドで横になった先生はすやすやと寝息を立ててしまった。
 だが、先生が眠ってからすぐ後に、勢いよくパチッと目を覚ました。いや、『錠剤』で閉ざされていた将平の成分である俺はベッドから起き上がると背伸びをしてみせた。

「がはは!どうやら先生は眠ったようだな。毎日お疲れだな、先生って。だけど、ここからは俺だけの時間だ!」

 松村先生は急に目覚め不適な笑みを浮かべた。よし、先生の身体を俺が動かしていること認識して、ベッドから下りて電気をつけてまわりを明るくした。
 明かりを付けてみると部屋の内観が見えてくる。そして俺は驚いてしまう。部屋作りや寝具、家具、机も全てが一級品の高価なものが置かれていたのだ。

「うへえ。広いな~先生の家。家具にもすごい金かけてそう。独身の先生じゃなきゃ変えなそうな高価なものばかりだ。こんな家に住みたかったんだよな~。金持ちは惚れ惚れするよ」

 無駄遣いを極力減らし、人付き合いを極力減らし、残業をして溜めてきたお金で贅沢品を買ってきたなら、さぞや着ているものにも期待できそうだ。
 下着を漁って大きなクローゼットを物色すれば、出るわ、出るわ。百点を超える衣服服の数々。アメカジ、カジュアル、綺麗系、可愛い系、黒コーデ、カーキコーデ、夏ファッション、冬ファッションetc・・・
 流行と言うものに全部乗ってきたとばかりに種類が豊富で、資金力にものを言わせて全力で揃えた雑誌に紹介されていた一品まで用意されている。ここに置いてある衣服全て売りに出せば、数百万はくだらないと考えてしまう。貧乏性な俺には考えられない世界だった。
 さらに、クローゼットを漁ればそれだけじゃない。その倍はあろう下着の種類も魅力的だ。むしろ、俺にはこちらの方が断然魅惑的だった。

「いやぁ~目移りしちゃって、どれがいいのかわかんねえなぁ~。全部着ていくのも時間かかりそうなくらい多いな、おい」

 嬉しい誤算に、先生のクローゼットから一枚一枚取り出しては鼻の下を伸ばしていく。着せ替えるように、着ている衣装を全て脱いで下着観賞会を始めても良かったが、先生と一体化した初日は、先生のお気に入りの一着を着てきたいと思ったのだ。
 先生の成分を強くしていくと、身体と脳が覚えている松村杏の情報が頭の中も流れてくるようだった。

「私は、松村杏35歳。身長164cm、血液型はA型。3サイズ97-60-93のGカップよ。うふふ・・・やだ、私ったら、先生の記憶を読んだら喋り方まで変わっちゃったわ。でも、これが今まで通りだし、なにもおかしいことはないわよね?」

 自然と女口調になっていることに不審を抱かず、今は男口調に抵抗がある。自分が松村杏だと言う事が当然で、内山将平であることを忘れそうになっている自分がいる。なるほど、どれだけ先生の性格を表に出すか、どれだけ俺の性格を表に出すかで人格は大きく変わりそうだ。俺の成分を無くせば完全に松村先生となり、逆に俺の成分を強めれば見た目は先生だけど性格は俺になる。
 塩梅が大事だと言う事を理解したところで、俺はしばらく先生の性格を強く残しながら、下着の物色を再開したのだった。

「これは胸が大きくなった時にPAPICOで買ったブラでしょう?これは今年の春に倉敷先生と買い物に行ったときに買ったやつでしょう?それに、これは・・・・・・」

 下着を物色しながら、その当時の記憶を思い出していく。松村先生の大盤振る舞いの買い物を読み返しながら下着の想い出を盗み見ることで、本当に松村先生になってしまったのではないかと思ってしまうほど楽しい記憶が蘇る。
 と、一着の下着を手に取った俺は今までと違う趣向の一品に思わず驚いてしまう。
 それは刺激的な一品だ。乳首も股間も丸見えの、ハーネスタイプのボンテージだった。

「(うわ、すご・・・。ポリエステル生地のハーネスベルトじゃん。こんなの本当に着れるのかよ?っていうか、なんでこんなの先生が持ってるんだよ!?)」
「はい・・・これは普段の、お、オナニーに飽き飽きした時に、衝動買いしたもので・・・し、新鮮さが欲しくて・・・ネット通販で・・・仕方なく・・・」
「(へえ~。先生もこういうの買っちゃうんだ。それに先生って見た目だけじゃなく、心もエッチだな)」
「はい。私は、週に4回は必ずオナニーする、エッチな先生です」
「(でも、先生って彼氏いないの?こんなに金も美貌はあるのに)」
「あっても、ヘンな男に捕まりたくない・・・。そんなこんなで気付いたら三十路は越えてるし・・・未だ処女を守っちゃって、婚期を逃しちゃった」

 先生の本音と鏡越しに会話して、一人二役で先生の表情をころころ変えさせる。これは面白い。

「(大丈夫だよ、先生。先生ならいつでも俺が拾ってやるよ)」
「ほんと?嬉しいわ。先生、内山君が大人になるのをいつまでも待ってるわ」
「(はい!)」
「じゃあ、今日は久しぶりにコレを着て、内山君のことを想いながらオナニーしようっと!」

 徐々に俺の性格が強くなってきて人格が崩壊しているも、気にすることなく先生の身体にボンテージを着せていく。
 鏡の中に映るボンテージ姿の松村先生。たわわな乳房はもちろん、滑らかな肌はほとんど隠れておらず、それでいて全裸でいる以上に卑猥な様相になっていた。
 着るのも恥ずかしいとんでもない衣装を松村先生が持っていたのだ。普段は風紀委員の指導員として分かるように、真面目でしっかりしている先生の裏の一面を知ってしまい、理性が利かなくなってきていた。
 さらに先生のクローゼットからアームグローブとストッキングの組み合わせも見つけ、それをハメることでまるで奴隷娼婦のような格好になっていた。
 俺は欲望が籠った視線で鏡の中に映る松村先生を舐めるように肢体を眺めていた。男だったら勃起不可避の姿だった。

「ああぁ・・・そんな、内山君見ないで・・・・・・先生、恥ずかしいわ・・・・・・」

 自分の格好の卑猥さに羞恥を煽られる。

「(うへへ・・・なにを言ってるんだい?自分で買っておいて誰かに見られたら恥ずかしいなんて都合がいい女だねぇ~)」
「そ、それは・・・」
「(それとも、こういうプレイがお望みなのかい?それなら、いっそのこと俺は構わないけどな)」

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「ああ、か、勘弁して、内山君。あああ、か、身体が勝手に!?」

 俺は先生の手でボンテージからはみ出した乳房を揉みし抱いた。まるで先生の手が誰かに操られるようにイヤらしく自らの乳房を揉み解している。俺がやらせているようでも、鏡の前では先生が一人で自ら胸を揉んでいるのだ。

「あ、ああ・・・ああんっ!これが先生の・・・生おっぱい・・・!」

 波打つように揺れる先生の豊満な胸が手の中でムニュムニュと動く様は極上だった。

「た、たまらない!も、もう我慢できないわ!」

 演技は面倒になり、ベッドに腰を下ろして先生のオナニーを垣間見る。自らの乳房を擦りつけながら、谷間を深く刻ませるように左右から両手で挟んで見せたり、解放させたりして乳房をいたる方向へ弾き飛ばしていた。

「いやぁん。乳房がはみ出て・・・食い込む・・・・・・、くぅぅ~ん・・・」

 圧巻の揉み応えある肉質に震え、Gカップの山の中央に突起する二つの乳首がさらに大きく乗り出していた。アームグローブを付けた両手が先生の乳首を突いて弾く。

「あっ、んっ・・・!」

 ビクンビクンと、それだけで感じる先生の身体は、片方の手で乳首を摘まみ、コリコリと硬くなった乳首を押し潰していく。思わず零れる先生の喘ぎ声に感度が良すぎて下半身も疼いてきてしまった。
 同じようにボンテージから露出している先生の女性器。ソフトタッチに撫で始めると、すぐに愛液が染み出してきた。

「あんっ、気持ちいい~。私のクリ〇リス、すっごく敏感っ。私の身体ぁ・・・こんなに気持ち良いいのねぇ・・・いやぁ、あはあん!」

 俺は姿見の前で先生の口調を真似て、卑猥な言葉や喘ぎ声を発し、ボンテージに包まれたまま胸と秘部を同時に責め続けた。

「あん、あああっ、気持ち良すぎて!!これぇ、これが・・・いく、イク・・・間違いない・・・・・・い、イクぅ~~!!はんっ、いぐうううぅぅぅ~~~!!!」

 俺は女性のアクメに達してしまい、愛液により下着はビショビショに汚れてしまった。

「あ、あらっ、私ったら。こんなに汚しちゃって~。まぁ、いいっか。どうせこの身体は俺のモノになるんだしね・・・・・・うへへへ!」

 そう呟いて俺は汚れたボンテージを洗濯物の中に入れ、ついでにシャワーをして身体の汚れを洗い落とした。
 明日も学校だ。しかし、その間も先生の常識を俺の常識で改変していくことは出来る。俺好みの性癖を覚えさせて、もっと先生の感度を良くしていくとしよう。
 今夜は時間が許す限り、部屋の物を物色して、他にも先生の身体でいろんな服に着替えたりして姿見の前で恥ずかしいポーズを取らせていった。


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