イったばかりだというのに准(蓮)は身体を起こした。自分の愛液で濡れたショーツとスカートを脱ぎ棄て裸を惜しげもなく見せつけた。

「どうだ。准の身体が目の前にあるんだぜ?」
「うん……」
「興奮するだろ?」

 ふくよかな乳房を押し潰すように揉みほぐす准(蓮)に目を奪われる。目を反らすこともできず、見れば見るほど目の前にいるのが准本人に見えてくる。
 高揚した表情でオナニーをしている准の姿に、さすがの俺も下半身を抑え出す。限界が近かったのだ。

「ふっ……っ!」
「ニヒヒ……。なんだよ、ずっと我慢してきたから触ってほしそうな視線を飛ばしてよ」
「そんなこと……ないけど……」
「隠すなよ。……いいぜ。触ってほしかかったんだよな?」
「あっ――!」

 准(蓮)の手が俺のズボン越しに逸物に触れる。
 白いしなやかな手で俺の逸物を撫でているんだと認識すると、「ふわあ~」とヘンな声が出てしまった。

「アハハ……麻生、おまえ面白いな」

 笑いながら俺の逸物を触る准(蓮)に、逸物をさらに固くしてしまう。
 わかっている。俺の逸物を触っているのは、准ではなく、親友の蓮だちいうことが――。
 でも、いま俺の逸物を触っている手が果たして男性の手触りと思えるだろうか?

「ん~?なんなら直接触ってやろうか?普段触っているもんだから俺は別にオチ〇ポに触ることにまったく抵抗ないしな」

 ズボンのチャックを開けてその手を直接トランクスの中へと潜りこませる。

「ふああ~!!!」

 俺の、俺の逸物が、俺以外の手で触られている!?その華奢な手で逸物を弄ぶには十分すぎるほど太く長くなっているので、好き放題にいじっていた。
 確かに、逸物を握る強弱や瞬間的に弱いところを責める准の手つきはとてもうまい。「何人の男性と遊んできたの?」と聞いてしまいそうなほど慣れている。

「あはは!!」
 
 そんなの当然だ。俺の逸物を触る准は、本人じゃないんだから。
 でも、それなのに、俺の身体はココロとは対照的に感じてしまっている。そして、身体に感化されてココロもまた准を受け入れようとしている。
 そこにアナがあるのなら挿入したいと思えてしまっている。
 獣のような本能。
 親友といえどこの場を抑えられる自身は、互いにありそうになかった。

「そうだ。せっかくだから口で咥えてやるよ」
「えっ、ええっ!?ほんとうに?」
「准に咥えてもらえるなんて幸せもんだろ?へへ……はむっ…………ちゅっ、ふぇら……んふ……」

 准(蓮)が俺の逸物を咥えてる。アイスキャンディーのように舌をペロペロと差し出して、お口に咥えて呑みこんでいく。口内に消える逸物に准の涎が絡みつく。口内は先程触った准の大事なところと同じ湿り気と温かみを帯びていて、気持ちが良かった。

「おち〇ぽ咥えて、平気なの?」
「んっ……へーき……へひうか、くわへてみたいってほもった……」

 咥えながら喋ると、口内が震えて絶妙なところに感じてしまう。ザラザラな舌の感触が逸物を本当にアイスキャンディーを溶かすかのように押し寄せてくるので、できることなら口の中で溶けてしまえればいいのにと思えた。

「んっ、んっ、ちゅる、ぢゅるぢゅる……ジュボジュボ……」
「あっ、准!それ、ヤバイ!」
「んっ、んっ、んんっ……はんっ……んふっ……んんっ」
「あっ、す、すごいっ……ああっ!……そんなに吸ったら……ああああっ!!」
「んんんっ!」

 生暖かい准の口に咥え込まれた俺の逸物は、限界寸前で外へと吐き出された。それでもカウパー液の味は広がったのかもしれない、准(蓮)は手で口を抑えながらも、その苦みを噛み砕くように味わっていた。

「はぁ~はぁ~……まい……おれ、我慢できねえよ」

 准(蓮)が俺を見つめる視線は、今まで准をみた中で一番艶やかな表情を浮かべていた。

 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・

 ガッチガチに固くなった俺の逸物の上に自らの性器を差し出す准(蓮)。俺の肩に手を置いて抱きつくまで近いその距離間の中で、准(蓮)は俺を真っ直ぐに見つめた。

「いいか、挿入れるぞ」
「う、うん……」

 二人で初めて味わう性行為の感覚。
 俺は男性として准の膣内の感覚を味わい、
 准(蓮)は女性として准の膣内の感覚を味わう。

 逸物が膣口から侵入する。すっかり欲情した准の膣内はねっとりとした粘液で覆われており、逸物の侵入を円滑にさせていた。

「あうぅぅ!はいってくるぅ……はう!」
「あっ、あっ、こすられてる」

 准の膣内は俺の逸物が通りには狭く、内壁を抉りながら進みながらも、そこにあるたくさんのヒダが亀頭を擦りつけてくる。指が1本通るかわからない茨の道を自ら開拓して広げていくと、途中で粘膜でできた膜のようなものを突き抜けた。

「ひぅっ!」

 准(蓮)が小さく悲鳴を上げた。そして涙を浮かべると強烈な刺激を受けて身体を震えさせた。
 その時俺は、それが処女膜であったことを知った。

「あああっ……い、いたい……のに、感じちゃうぅぅ~」

 泣きながら喘ぐ准(蓮)。その様子は本当に女性のようだ。

「すごいよ、あっぐ……いたみが、快感になって、疼きがとまらないんだ。もっと、奥まで、はやく進んでほしい……っ!」

 俺の肩にしがみ付く手に力が入ってくる。俺もまた准の身体を優しく抱きしめると、腰を振るい大きく突き刺した。

「ひああああ―――!!!こ、これええ!これが欲ひかっら!」

 歓喜に震える准(蓮)。快感が強すぎて呂律が回っていないようだ。でも、それでも俺は気にせずに腰を振る。

「はっ、はっ、はっ、はっ」
「あっ、あっ、あんっ、あっ」

 俺が腰を振りながら、准(蓮)もまた自ら腰を振り始める。そのことに准(蓮)自身が気付いているのかどうかわからないほど、今の准(蓮)は天を見上げていた。気を抜けば落ちてしまうのではないかと心配になるも、頭にまわった准の手がしっかりしがみ付いているので俺は一心不乱に腰を振るい続ける。膣内に分泌する液で逸物がビショビショになる。膣内にある広い空間を満たすその液の量に、准(蓮)も感じていることがわかった。

「すごく……まいのち〇ぽに満たされてる……」
「おれも……じゅんの膣内……たまらないよ……」

 本当に准(蓮)と恋人同士のような会話をしている。供に最高のオルガスムを味わうために、息を合わせているように同じタイミングで呼吸をはやめた。
 スピードを早める腰の動き。准の身体が上下に揺れた。

「はぁ……はぁ……あっ、あああっ―――!」

 すると、途中から子宮口を突いている感触があった。コツンと先端が当たると押し上げられた刺激が准(蓮)に直接送られるのか、さらに准(蓮)の喘ぎ声が大きくなった。
 ぎゅうぎゅうと締めつける准に、俺もようやく射精できるところまでやってきたのだ。

「准っ!俺、もう……」
「うっ……はぁっ、はぁっ……んんっ!」
「あっ、准!はやく……ふあっ!」

 抜かなきゃいけないのにその焦りがさらに感覚を昂る。もう限界だった。

「あっ、あっ、……イクっ!」

 滑り落ちるように抜け出た瞬間、今まで溜めてきた精液がすべて放出された。

「ふあああ!!!イク、イクッッッ――――!!!」

 そして、准(蓮)もまた逸物が抜け出た瞬間に激しいオルガスムに襲われて激しくイっていた。俺が精液を放出したように、再び准は愛液を放出させベッドシーツをビショビショに濡らしていた。

「ふあ……あぁあ……」

 全てを解き放ったかのように脱力した准はベッドに倒れ込んだ。息を絶え絶えに、身体を時折痙攣させながらも、虚ろな眼差しで俺に微笑みかけてきたのだ。

「凄かった……女性の快感って……」

 曰く、男性の十倍はあっただろうとのこと。オルガスムの到達と供に絶頂を迎えて射精、潮噴きすれば相当体力使うだろうが、それだけの報酬があるということ。しかもイきっぱなしでいける分、女性はやればやるほど快感を高めることが出来るのだからスゴイ。

「……いいなぁ。今度は俺にも変身させてくれよ」

 俺がそう聞くと、准(蓮)はフッと鼻で笑った。

「イヤだよ。良い思いをさせてやったんだから我慢しろよ」

 確かに良い思いをさせてもらっても、それ以上の欲が疼いて仕方がない。
 欲に対して忠実な俺。妥協できないものは確かにある。

「そうだ!今から准に悪戯しようぜ」
「いまから?」
「そうだよ。この姿で准に成りすますんだ。力貸せよ、麻生!」

 突然閃いた案を即実行に移す准(蓮)。『鏡』で変身し准になった蓮は、そのままの姿で学校に向かうようだ。
 俺以上に欲に忠実なのは、蓮の方だった。
 俺は言われるままに准(蓮)と行動を共にした。