純粋とは矛盾色-Necronomicon rule book-

夢と希望をお届けする『エムシー販売店』経営者が描く腐敗の物語。 皆さまの秘めた『グレイヴ』が目覚めますことを心待ちにしております。

      主役・・・

千村拓也

HP75、MP0、攻撃50、防御45、魔攻0、魔防0、速さ55

職業:営業(旧世界も営業)

age  23  sex 男 voice 日野 聡

 金持ちの長男として生まれ、大学卒業して一流企業に就職して結婚して幸せな家庭を築いて、そんな一般的な夢を持っていた少年。
 握出紋に営業センスを見こまれ、エムシー販売店へ入社するが、ブラック企業と顧客を人として見ない上司に精神的ストレスをため込み、鬱状態一歩手前まで追い込まれていた。
 握出が少しずつ営業課長という威厳を催眠により埋め込むことで、無意識に握出を慕う姿が窺えたが、最後は元彼女である高橋由香による告白で正気に戻る。

 グノ―商品『アンドロイド』を目の前で消された瞬間、内からグノ―商品『振り子時計』を取り出し、世界に対して催眠をかけ、全ての人類が抱いた新世界―トラディスカンティア―を作りだすことに成功した・・・・・・はずだったが。


グノーグレイヴ:『ただの線を描く画家―アンドロイド・ツアー・コンダクター―』


 多重世界に干渉し、強制的に拓也の見る現実に引き連れる能力。二次元だろうが、未来の道具だろうが、なんでも可能。現実に存在することを許す。つまり、現実に存在することを否定する能力ではないので、握出をあと一歩のところで取り逃がし、新世界へ連れ込んでしまったのだ。


「あ……」

 見つかったことに驚愕する寛太(有紗)。自分の身体が見下しているという恐怖感は誰に襲われるよりもおぞましい。

「まってたんだぁーなぁー。歓迎するよ、吉澤さん」

 引っ張られるように寛太(有紗)を保健室内に入れると鍵を閉めてこれ以上誰も入らなくさせる。寛太(有紗)が俺に助けを呼ぶより早く、有紗(寛太)が背後から抱き締めにかかった。
 有紗の乳房が寛太の背中に押し付けられて潰れるくらい強い抱擁だった。意識させるように胸を擦りつけて、寛太(有紗)の様子を愉しんでいる有紗(寛太)。

「ほらぁ、自分の身体の感触なんだなぁー。たまんないだなぁなぁー」
「ううぅ……いやぁ……」
「そんな硬くならないで、ってムリな話なんだなぁー。だって、僕は吉澤さんのこと、ずっと好きだったんだぁーなぁー」

 突然告白した有紗(寛太)。寛太(有紗)が異常なまで欲情している理由を明かすことで意識を有紗の身体へ促す。 

「そんなきみが僕に抱きついてくれたら、たまんないんだぁなぁ?そうでしょう?」
「ち、ちがう……わたしは、寛太くんじゃない……」
「ちがわないんだぁーなぁー。その証拠に、こんなにおちんちん大きくさせちゃってるんだぁなぁー」
「――っ!!?」

 有紗の手が寛太のスク水をおろした。見た目とは裏腹にはちきれんばかりの寛太のおち〇ぽがそびえ立っていた。

「吉澤さんの声が耳をくすぐられる度に、顔が赤くなってるんだぁなぁ。吐息がかかって身体が反応しちゃうんだぁなぁ」
「~~~~」
「じゃあ、吉澤さんの手で触られたら、どうなっちゃうのかなぁー?」

 ゆっくりと、ゆっくりと、焦らす様に有紗の手が寛太のおち〇ぽを握った。

「ひぃ――!!」
「アハ!触っちゃった!吉澤さんの手で僕のおちんぽ触っちゃった!」

 喘ぎ声を洩らす寛太(有紗)。男の子でも甲高い声は出る。一度握ってしまえば、あとは一気に扱きあげる。有紗の手が上下に動き、しごかれている寛太の表情は、完全に蕩けてしまっていた。
 男子としての快感を初めて受ける有紗。女の子とはまた違う快感に強い衝撃が襲いかかってた。

「気持ち良いでしょう?自分でするより女の子の、好きな人の手でしごかれた方が数倍感じちゃうんだぁなぁ。もうすぐこの気持ちが募ってたまんなくなっちゃうんだぁなぁー」
「ハァ……あん……すごい、あっ!!」
「我慢すればするほど気持ちよくなっちゃうんだぁなあ。女の子より男子の方がずっと我慢できるんだぁなぁー。だから、簡単にいかないで欲しいんだぁーなぁー」
「ああ……そんなの、ムリ……いっちゃう、いっちゃううう……!!」

 寛太(有紗)が叫んで爆発させようとする。その瞬間に有紗(寛太)は身体を前に出して正面から扱き始める。有紗にとって自分の顔が正面にある。自分がおちんぽを扱いている姿を見て興奮は最高潮に達する。

「逝きそうなの?じゃあ、私のお口の中に出して」
「――――っ!!?」

 寛太が有紗の真似をし始める。表情を高揚させて淫らにおち〇ぽをいじって悦んでいた。自分では絶対しない表情、おち〇ぽ見て欲情している表情に目が背けられなくなっていた。

「大きなおちんぽ、私大好きなのぅ。いただきますー。……はぁむ」
「~~~~!!」

 有紗の口がおち〇ぽを吸い始める。中を掃除するように舌を伸ばしてカスを取るように隅々まで舐めまわしていた。その舌の感触や温かさに有紗は声も出なかった。――気持ち良かった。

「ちゅぶ、はぁん……どう?私のお口、ヌルヌルして気持ちいいでしょう?舌で掬って、絡めて舐め取ってあげる……つぶ……ちゅば……ごきゅ……んふぅ……」
「やめて――!わたしの口、よごさないで!!」
「れろ……だったら我慢すればいいじゃない……フフフ……でも、できるかぁなぁ……」

 口をつぼめて一気に吸い上げる有紗(寛太)。伸ばされて体内にたまったものまで全部吸いだされてしまいそうな刺激が襲いかかる。

「うああああん!!!」
「カウパーの味が入ってくる……もう少しだね。頑張って、寛太くん!!」

 寛太(有紗)の前で有紗が首を上下に動かしてフェラをしている。涎をこぼして一心不乱におち〇ぽを吸う姿に、何かが破裂してしまった音を聞いた。

「あ……も、もう、だめぇ、なにも、かんがえられなくなっちゃう……いっちゃうーー!!イクウウウウウ!!!」

 寛太(有紗)が遂に爆発させてしまった。有紗の口内から大量の精液が零れ堕ちた。それでも有紗は最後まで口を放すことを止めなかった。元々自分の精液になんの抵抗もないのか、有紗が倒れ気を失っても、最後の一滴まで絞り取るように、有紗は寛太の精液を啜った。

「ゴク……ゴク……ゴク…………ふぅ…、濃厚……とっても美味しい、寛太くんの精液……」

 口を放して微笑む有紗(寛太)。俺はこの一部始終をただ見ているだけしか出来なかった。

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「いや、まだだ!!」

 きっとまだの気がする!先走って早まったら目も開けられない!チャンスは一度だ。じっくり、焦らず、考えろ。

 ――ドボン、――ジャボン、――ザッパーン

 次々と男子生徒たちが飛び込んでいく。そろそろ逝くか、――俺!?

「雅弘……」

 考えるだけで汗をかいていく。余計なことを考えてしまい、さらに手が後退する。

 と、俺の横を誰かが立ち塞がった根暗で一人ぼっちの戸田寛太―とだかんた―だ。友達が出来ないのは、仕方がないと思う、こいつの喋り方は独特で聞いてるだけで面白く、馬鹿にしやすいからだ。怜治たちのいい玩具にされているのを見てきた俺だ。可哀想だと思ったが、助けたことは一度もない。そんな彼が初めて笑った。――ニタアと嗤った。

「おいっ――!」

 寒気がした。声をかけるが寛太はプールに飛び込んでいった。小さな身体が水の中に消え、十秒ほど経ってからゆっくり浮かび上がってきた。
 ピンク色の髪をした、有紗と姿となって。

「あ…………」

 加奈(圭祐)が息をのんだ。動けない。俺も、圭祐も。チャンスは一度きり、その一度が終わってしまったのだ。逃してしまったのだ。

 有紗(寛太)は岸まで辿り着いてプールから上がってくる。濡れたスク水姿を肌に張り付け、ロングヘアーをかきむしって水滴を洗い落とす。
 目の前に立つ有紗をみて愕然とする俺に対して、有紗(寛太)はニヤリと嗤った。そして、あっという間にプールから逃げ出していく。

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「――――ま、待って!!!このやろうううう!!!」

 ここで我に戻れたのはファインプレーだと思う。有紗がどこにいくか見失う前に、俺は有紗を追う事が出来たのだから。

「…………あ、あれ……わたし……」

 寛太になった有紗がプールで茫然としていた。

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 俺は飛び込んだ。しかし、それは本当に――

 有紗を助けたかったから飛び込んだのか…………?

 ほんとうはもう、既に――俺も、女子の身体を…………

「――――っ!?」

 ジャバーンと沈む身体、誰かと混ざりあい、混濁する感覚。自分の身体を意識が放れ、別の身体に吸い込まれる。陽の光がまるで粒子のように輝き、そして――

「ぷはあ!!」

 俺は身体を浮かび上がらせた。軽い身体だ。肉がなくなり、細くなったその腕で水をかくと、静かに流れて道が出来る。波に打たれ、女子用のスク水をすり抜けて乳房にあたる。くすぐったく流れていく波に何度も当たり、ようやく俺は岸まで辿り着いた。

「ハァ……ハァ……」

 ちゃぷちゃぷとプールに浮かぶ細い身体。自分の身体がまるでウソのように熱く火照る。普段の短い髪の毛が今ではポニーテールに縛られており、後ろ髪を引かれるように漂っていた。
 誰と見なくても分かっていた。クラスで一番泳ぎがうまい、服部千尋の身体だった。男子の中で人気の高い女の子だ。水泳部でもある彼女には無駄なお肉はなく、細い身体なのに筋肉は人一倍付いている。それでいて女性としての発育分の脂肪も蓄えているのだから、理想的なプロポーションを持っていた。

「おれ…………服部さんになったんだ……」

 可愛い声が俺の口から発せられる。俺が動けば千尋が動く。自ずとその手は胸に運ばれる。揉んで良いと聞くこともなく、無意識に千尋の胸を揉んでいた。

 柔らかい。スク水越しでも分かる千尋の柔らかさと温かさ。そしてスク水が擦れて波に打たれて頭がぼうっとしてくる。

 今だに夢見心地である。千尋の顔が高揚しながらもその行為を押さえることが出来なかった。
 でも、ここにいたらダメだ。もうすぐ千尋が意識を取り戻して、俺の身体で這い上がってくるだろう。そうすれば加奈(圭祐)が気付いて千尋(俺)のところにやってくるだろう。

 (……逃げなければ――)

 男子生徒と全く同じ思考になっていることに気付かない。千尋の身体でプールを上がると、加奈(圭祐)に気付かれないようにそっとプールから抜け出していった。

「なんなの!?いったい、なんなのよ!!」
「雅弘!?って、ことは――――!!!」

 加奈(圭祐)が気付いた時には、俺は千尋の制服を持ってプールを抜けだした後のことだった。

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「有紗――!!」

(ここだ――!)

 と決めた瞬間、俺の身体は宙に浮いた。一歩踏み出し、前に出るのが軽くなった気がした。これは俺の選んだ道だからだ。たとえこの先、どんな結末が待っていたとしても――

 薬なんかに人生を壊されてたまるか!俺は俺の想いで、有紗を救う――

 ――俺は全てを受け入れる――


 ジャバーン、と水の中に沈んだ、ゴーグルを付けずに飛びこんだせいで、周りが何も見えない。水の中は陽の光がまるで粒子のように光って見える。

 ――その中で、俺は有紗を見つけた気がした。
 
 水と同化した有紗が、俺を見つけて近づいてきた。光のせいでピンク色の髪の毛が黄色く輝いて見えたが、手を伸ばして有紗手繰り寄せると、確かにその身を抱きしめることができた。


「有紗、きみを絶対に放さない」

「―――――!」

 水中の中で呟いた、あまりに寒い告白だった。



「ぷはぁ――!」
「きゃは――!」
「雅弘!……有紗!」

 一緒に上がってきた二人に加奈(圭祐)は胸をなでおろした。

「有紗……!そうだ!有紗!!どこだああ!!」
「雅弘……」

 雅弘(有紗)が呟く。そうだ。有紗の姿が見えないのは、俺が有紗と入れ替わっているからだ。有紗の身体がすぐ目の前にあり、俺の顔が真っ正面にあった。そして、雅弘(有紗)は俺に顔を寄せると、唇を奪って抱きついてきた。
 有紗の身体では雅弘の身体を受け止められず、口づけを交わしながら水中に沈んでいく。突然のことに驚いて、俺は身体が動かなくなった。
 二人の口づけを隠す様に気泡を吐き出しまわりからは一切見えない。とても冷たいプールの温度。温め合うように二人の唇だけ温かさが広がっていた。

「聞こえたよ、雅弘……わたしも、雅弘のこと――」

 有紗が何かをつぶやいた。俺の耳には気泡を吐き出す有紗の口の震え以外何も聞こえてこなかった。

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